2006年12月31日(日)
   「今年も大晦日」

 早いものだ。今年も大晦日になった。
 今年は春から単身赴任になって,犬達にはなかなか会えなかったけど,それでも,家族に犬がいることで幸せを感じた。
 そして,仕事で帰省できないけど,リリー&セーラが単身先に来てくれて一緒に年越しが出来ることが嬉しい。

 犬達が病気もせずに元気に1年間を過ごしてくれたことが何よりだ。
 来年も健康でありますように。


   
     まさか屋久島で年越しをすることなんて思いもしなかったリリーとセーラ。 (安房川の船着き場)
           拡大画像→オンラインアルバムの「写真の一覧」の1ページ目



 今年1年,地味がモットーのこのHPを訪問していただいた皆さんに感謝を申し上げます。
 では良いお年を!



















2006年12月30日(土)
   「お父さん,頑張って」


リリーです。 
 屋久島は暖かいな〜。
 こうして寝ていると気持ちが良いいな。
 「今年も後1日だー」と言ってお父さんは掃除やらなんやらでドタバタしているけど,
 あまり無理しないで。歳なんだから。
  



 
セーラです。
 起こさないで・・・ 
 ぐー。
         














2006年12月29日(金)
   「去年のヒット商品」

 今年も後二日で終わろうとしている今頃になって昨年の話ではあるが,昨年,我が家が買った商品の中で,一番買って良かったと思わせた商品,それは,

 生ゴミ処理機!

 昨年の2月に購入したナショナルのMS−N47,満足の買い物だった。

 この製品,こんなメリットがある。
 何と言っても,有機肥料が自家製でできちゃうのだ。
 このお陰で,我が家の庭木の勢いが素晴らしい。大好きな紅ハナミズキも真っ赤な花をつけるし,どの木も生き生きしている。
 生ゴミ処理機を購入する前とは全然違う。

 しかもエコである(笑)。
 生ゴミをゴミに出すことが無くなり,生ゴミは新たな命の源に生まれ変わっている。

 ただ一つ問題なのは,肥料化した生ゴミが,ほのかな良い匂いがするために,セーラが掘り返して食べてしまうことだ。
 このため,掘り返されないように見張っているか,その上に重たいものを乗せるかの対策をとっている。
 何故,セーラが食べたのかが分かるのか。それは,ウンチの色で(笑) 
 頭隠してウンチ隠さず,だ。


 
 











2006年12月28日(木)
   「屋久島のイングリッシュ・セター」

 屋久島にイングリッシュ・セターが1頭いる。
 散歩をしているのを時々見掛けて,「あれ?イングリッシュ・セターだ。珍しいな」と思っていた。
 大好きな犬なので,いつか飼い主さんとお話したいと思っていたら,
 先日,リリー&セーラと散歩をしているとき,そのイングリッシュ・セターとバッタリ遭遇。
 その後は飼い主さんと長々と楽しい立ち話(笑)
 屋久島にイングリッシュ・セターがいる話を以前,kassuさんに話したら是非写真を見たいとのことだったので,
 飼い主さんにお願いしてパチリさせてもらった。
 女の子で4歳。名前は・・・忘れたしまった。だはは。 
 とても大人しい子だった。
 セーラは尻尾を振り振りして遊ぼうポーズ,リリーは「何者?」と興味津々でクンクン。イングリッシュ・セターちゃんは迷惑そうだった(笑)
 

            
         優しそうな性格が表情に表れているイングリッシュ・セター



 今日は仕事納め。
 ま,仕事柄,関係はないけど,一応,1年の締めくくりの日だ。
 何だかんだとあった1年。でも,こうやって仕事納めの日を迎えることが出来たことに感謝。











2006年12月27日(水)
   「犬猿の仲だけどね」

 屋久島には屋久島にしか生息してないヤクザルがいる。
 そのヤクザルにご挨拶して,一緒に記念写真に収まるリリーとセーラ。

 でも,こんな大きなヤクザルはいない。この猿,ニホンザルだ。いや,それ以上の大きさかも知れない。ヤクザルの屋久島なのに,どうしてこんなに大きなお猿さんにしてしまったのだろう。


   
          屋久島の春牧にある公園のお猿さん親子。













2006年12月25日(月)
   「世界遺産の島に現れた2匹の犬」

 屋久島に来たリリーとセーラを連れて,あちこち散歩に出掛けている。
 土曜日と日曜日は,どちらも3時間近く散歩した。
 屋久島は世界自然遺産の島でもある。その世界遺産の島を,リリーとセーラが闊歩している。
 世界遺産とリリー&セーラ,どうも合わない組み合わせであるが,そんなことにはお構いなしに,今朝も早起きをして暗いうちから散歩に出掛けた。こんなに早くから散歩に出るなんて,犬達が来なければ絶対にないことだ(笑)
 
 下の写真は昨日の散歩のときのもの。
 雲一つ無い快晴の素晴らしい屋久島の朝をリリー達と歩く,う〜ん,これ以上の幸せはない。


         
              屋久島の安房港にある石碑の前でパチリ。
        拡大画像→オンラインアルバムの「写真の一覧」の1ページ目
    















2006年12月24日(日)
   「サンタクロースがやって来た!」

 クリスマスイブの今夜,先ほど突然,我が家にサンタクロースがやって来た。
 私はビックリ,屋久島に来たばかりの犬達は大喜び。
 
 このサンタの訪問,職場の若手グループの秘密の企画だった。
 予告無しで今夜は各家庭を回ってくれている。
 いや〜,何とも心憎い同僚達かな。楽しい仲間達がいて嬉しい限りだ。
 それに,リリーとセーラに早くも屋久島の良い思い出が出来た。

 
      
 左側 サンタがプレゼントを取り出そうとしている袋の中を覗き込むリリー(笑)
 右側 記念写真のとき,サンタの勢いに圧倒されて縮こまるセーラ。カメラの角度のせいもあるが,体重30キロのドーベルマンがちっちゃなわんこに見える(爆)   















2006年12月23日(土)
   「我が家の犬達,遂に屋久島に上陸」

 昨日,遂にリリーとセーラがフェリー屋久島2で屋久島にやってきた。

     
         リリーとセーラを乗せて屋久島の宮之浦港に入港するフェリー屋久島2。


 屋久島に単身になって苦節9ヶ月。リリーとセーラが来ることを,ああ,どれほど待っただろうか。
 この日がくることだけを心の支えにして,単身生活に耐えてきた辛い日々が走馬燈にように蘇る(呆)
 
 風が強かったので,フェリーが揺れ犬達が船酔いでもしていないか心配していたが,妻の話ではほとんど揺れなかったとのこと。
 もっとも妻は,眠り薬の成分が入った船酔い止めの薬を飲んだため,船に乗って直ぐに眠り込んだそうだから,揺れたかどうか,あまり分かっていない(笑)
 いずれにせよ,犬達は私を見て大喜びしていたので,船酔いは無かったのだろう。
 お互いに元気で再会,これが最高。
 
 さあ,19日間,屋久島の生活を楽しんでもらおう。
 

  
 さっそく夕方の散歩へ。安房川の船着き場でまんてん橋をバックに記念写真。あらら,セーラ,どこ向いてんの!
 シャッタースピード:50分の1秒,絞りF値:4,ISO:200,レンズ:ニコン35mmF2















2006年12月22日(金)
   「いよいよ犬2匹,屋久島上陸」

 さぁ,今日のフェリーでリリーとセーラが屋久島にやってくる。
 5分前に,妻から「今からフェリーに乗ります」とのメール。
 もうすぐリリー達と会える。
 犬達の爪で床に傷が付かないように,家の中にカーペットを敷きつめたし,受け入れ準備も完了。
 














2006年12月20日(水)
   「いよいよカウントダウン」

 いよいよ,あさって,リリーとセーラが屋久島にやってくる。
 鹿児島市から屋久島への交通手段は,結局,フェリー屋久島2にした。
 フェリー屋久島2にした場合,犬をロビーやデッキへ持ち込むか,車に乗せたままにしておくのかの,二つの選択肢があったが,車に乗せたままの方を選んだ。
 我が家の犬達は,車でのお出掛けが多いので車には馴れており,加えて,車の中で待つことができるので,4時間程度の航行時間であれば,車の中に乗せたままで屋久島に連れて行っても,犬達にそれほど大きなストレスはないと考えたからだ。
 それに,19日間も屋久島にいるので荷物がそれなりに多い。なので飛行機よりも,また,車無しでフェリーに乗るよりも,車ごとフェリーに乗る方が良いとなった訳だ。

 妻はリリー達を屋久島に連れてきたら,その後,東京の実家に帰省。あとのことはよろしくね,である(笑)


    
                 「イヤッホー,お父さん,もうすぐ会えるね!!」

             


              
                「お父さん,屋久島でも良い子にするから散歩に行こうね」
                 (後幕シンクロ撮影)
 














2006年12月19日(火)
   「条件付き出発って何?」

 一昨日の日曜日,鹿児島発→屋久島行きの「フェリー屋久島2」が悪天候のために欠航になった。
 さらに,同じく屋久島行きのジェットフォイル船「トッピー」も「条件付き出発」になった。
 そのことがテレビニュースで流れ,これを見た妻が,屋久島に単身赴任中の私に電話で,
   「ねぇねぇ,ニュース見た?すごいわよね,トッピーは条件付き出発だって!!」
と言ってきた。
 え?何がすごいの?と聞き返すと,
   「だって条件付き出発でしょう。
    沈没しても構わないなら乗船して下さい,という条件付きってすごいわ。
    私だったら怖くて絶対に乗らないわ。」
と興奮してしゃべるではないか。   
 あのね〜,条件付き出発って,そんな意味な訳ないでしょう。
 飛行機と同じで,悪天候のために目的地に着陸できない時は,引き返すか,他の空港に着陸する,それに同意する方は搭乗してくださいという,あれと同じ。
 トッピーの条件付き出発もその意味だと言うと,
   「へぇ〜,そう。」
とのこと(爆)
 やはり親子は似ている。
 
 結婚することなんかまだ全く考えていなかった頃,妻の実家に近い新宿御苑の近くの公園で線香花火で遊んでいたとき,
 妻の母も一緒に線香花火をしていたら,母が,
   「あらまぁ〜,この花火,ポタポタとよく落ちるわね。逆さにしたら良いかもね。」
と言って,線香花火を逆さにしようとした。
 実は,線香花火の火薬部分は,足に落ちたら足の甲に穴があくほどの高熱を持つ危険なもの。
 そのためビックリして「ダメですよ!」と直ぐに止めた。
 義母も天然なら「条件付き出発」でズッコケさせてくれたその娘も天然だった(笑)
















2006年12月17日(日)
   「犬の流し撮りテク」

 犬達が生き生きと走る姿を見るのはとても楽しい。飼い主にとって至福のときでもある。
 そして,できれば,その姿を写真に残しておきたいと思う。
 でも,犬の動きは早い。動き回らない状態なら問題は無いが,走っている犬をファインダーに納めるのは難しい。
 しかも,うまくファインダーに収まったとしても,手振れ,被写体ブレ,ピンぼけの連発になることもある。
 写真は,先ず手振れ,被写体ブレ,ピンぼけ,この3つをいかに無くすかが,特殊な撮り方をする場合以外は基本になる。せっかくの写真がボケ,ブレではガックリだ。これらの基本を克服しつつ,フレーミングや露出,ホワイトバランスなどをマスターすることになる。

 私は,一眼レフのカメラ歴だけは30年と長いのに,未だに素人の域を出ておらず,写真に関してうんちくを垂れるには恥ずかしいレベルだ。しかし,デジタル一眼の登場も相まって,犬を飼い始めてから写真を撮る機会が格段に増えたことによって,失敗の中から多くの経験を積むことが出来るようになった。
 ちなみに,最近,私がお伺いしているHPやブログに素晴らしい写真が掲載されているが,これはデジタル一眼(レンズ一体型も含めて)の普及によるものだろう。
 一度購入すれば,ランニングコストが銀塩と比べ驚くほど少なくてすむデジ一眼は,色々な設定で試し撮りをすることが出来るから,表現力という部分は別にして,写真撮影の技術に関しては誰でも一定レベルに向上することが出来る。私もその恩恵に預かっている訳で実にありがたいことだ。

 話は元に戻って,写真を撮るときの手振れと被写体ブレの問題。
 単に手振れ,被写体ブレを解決するのであれば,シャッタースピードを早くするだけで大抵は解決する。 
 エコノミークラスのデジ一眼でも4000分の1秒とか8000分の1秒といった高速シャッター機能が普通についているので,この高速のシャッタースピードで撮れば良い。
 だが,シャッタースピードを上げれば上げるほど,絞り値(F値)は小さくなる。
 絞り値が小さくなる(=絞りを開く)と被写界深度が浅くなり,犬にきっちりとピントを合わせなければ被写体の対象である犬がピンぼけになってしまう。
 風景写真を撮るときに,絞り値を大きく(絞りを絞る)するが,これは被写界深度をうんと深くして,手前も遠方も全体にピントが合ったシャッキとした絵にするためで,この場合はもちろんシャッタースピードが遅くなり,手振れ対策が重要になる。シャッタースピードを上げるということは,この逆になって,手振れ・被写体ブレは少なくなるが被写界深度が浅くなるということだ。
 だから,シャッタースピードを上げて犬を撮るときには,ジャスピンを徹底的に意識しなければならない。
 特にF値が2.8などの大口径の望遠レンズでは,数センチの違いでボケてしまう。犬の顔を撮ったとき,鼻はくっきり写っているのに,目がぼけてしまっていることもある。
 また,いつも高速シャッターで撮れるとは限らない。高速シャッターを使えるのは,屋外で晴天の時ぐらいに限られている。
 室内では無理だし,屋外であっても曇天や夕方では出来ない。こういうときはストロボを使うことになる。ただし,ストロボは遠くまで光が届かないので,離れた犬を撮ることは限界があるし,そのままでは自然光に比べ柔らかさが欠ける。

 次に,ピンぼけの問題。
 これは簡単と言えば簡単,単に被写体にしっかりとファインダー内の合焦点を合わせるだけ。
 それと,先ほどの被写界深度の話のように,シャッタースピードとの兼ね合いを考えながら,被写界深度をちょっと深くしてやる,そんなところだろうか。
 とは言え,動き回る犬にピントをしっかりと合わせることは最初は難しい。でも,ちょっと経験を積めば何とかなる。経験あるのみだ。
 ピントについては,デジ一眼にはAFの合焦点が複数あり,それを1点固定,あるいは一番手前の距離にあるものに合焦する機能など,いくつかの合焦機能がある。私は被写体をどのようにフレーミングするかによって,11点あるAFの合焦点のうち1点だけを固定し,その間,他の合焦点は機能しないようにする。いわゆる1点固定。
 例えば,右側を向いている犬の横姿を,胴体が画面中央に,顔が画面右側になるように撮る時は,ファインダー中央の合焦点ではなく,右側の合焦点を使うようにする。中央の合焦点で顔にピントを合わせてから,それをAEロックしてカメラの向きをを左側に動かし胴体が中央にくるようにする撮り方もあるが,もしF値を小さくしているときはコサイン誤差が生じることになるので,できればファインダー内の合焦点をフルに活用する方が良い。このやり方は被写界深度が極めて浅いマクロ撮影のときは必須になる。

 また,動き回る犬を撮るときのAFモードは,シングルではなくて,シャッターを押し続けている間はシャッターが切れ続けるモード(ニコンでいうコンティニュアスAFモード)が良い。
 カメラによっては,ピントが被写体から外れても,AFが被写体を自動的に追い続けるAEロックオン機能が付いているが,私は今は使っていない。使っているうちに,動き回るスピードが速く,しかもその動きが定型的でない犬には向かないことが分かったからだ。

 動き回る犬を撮る時の手振れ,被写体ブレの対策として,高速シャッターがある訳だが,それで撮れば確かにある程度はきれいな写真が撮れる。しかし,高速シャッターは犬の動きを止めてしまうので,生き生き感や躍動感がどうしても物足りない。
 そのような生き生き感,躍動感を出すなら,今度は,今までの高速シャッターとは全く逆の低速シャッターによる流し撮りがお勧めだ。
 当然のことながら,低速シャッターだから手振れ,被写体ブレとの闘いになる。
 手振れの防止は,自分の体を三脚化(笑)して,しっかりとカメラをホールドして構えること。両脇を締め,カメラはおでこか頬に強く押し当てる,できれば片膝を付いて安定した体勢にする。これで上半身ごとカメラを動かす。カメラだけ,首から上だけ,ではブレることが多い。
 その体勢で,犬の動くスピードに合わせて体ごとカメラを振る,そうすれば流し撮り成功だ。
 
 流し撮りで最も重要になるのがシャッタースピード。
 撮影モードをシャッタースピード優先(ニコンならSモード)にして,シャッタースピードを決める。
 流し撮りのシャッタースピードは,被写体によっても違ってくるが,一応125分の1秒,これが基本と言われている。
 私の場合,更に犬達の躍動感を出したいので,100分の1秒で撮っている。ただし,1段分遅くしただけで,被写体ブレが顕著になる。
 特にリリーは,走るときに首が結構動くので,ピントは合っても顔がぼけることが多い。下の一番上の写真がそう。同じ距離にある胸はぶれていないが,顔がぶれている。
 セーラの走りは首が安定しているので,100分の1秒にしても顔がぶれない。頭の中はボケているのに,写真を撮ってもらうときはしっかりしたヤツだ。2枚目,3枚目の写真。
 我が家の犬達を撮る場合,80分の1秒以下になると被写体ブレが激しく,かなりシビアになる。私の腕では100枚撮って使えるのは数枚。被写体の上下の動きは如何ともし難しである。

 また,手振れについては,手振れ補正機能が効果を発揮する。
 ニコンとキャノンはレンズ内手振れ補正,そのほかのメーカーはカメラ内手振れ補正,これが今のメーカーの流れ。それぞれ長短がある。
 下の写真も手振れ補正レンズを使用したもの。流し撮りのときは横の動きの補正は行わず,上下の手振れの補正のみを行ってくれる優れもの。だから,私のような素人でも取りあえず流し撮りが出来る(笑)
 なお,手振れ補正機能といえども,被写体ブレの補正まではできない。




      
               走ることが楽しい,楽しいリリー。嬉々として走る。


      
             そこまで目をつり上げるな!と言いたいほど夢中になるセーラ。


      
         走り出したら脇目も振らず突進するセーラ。この子には「待てよ?」という思考回路はない。

             3枚ともSS100分の1秒,絞りF2.8,焦点距離はほぼ200mm付近。




 AFの合焦速度はカメラの性能によることになるが,私の持っているカメラの合焦速度は,我が家の犬の縦(手前に走ってくる)の動きについていけない。
 まぁ,絞りを絞って被写界深度を深くすれば,何とかピントが合うが,それでは背景を少しボカすことができず,何がポイントなのか分からない写真になる。
 これを解決するにはメーカーのフラッグシップ機を購入するしかない。だから諦めよう。あ,いや,諦めるものか!宝くじを当てて買うのだぁ〜(笑) 
 



 ここまできちんと読んで「今日の日記は何でこんなに長いの〜?」なんて文句を言っている律儀なアナタ、風邪で外にも出掛けられず、単身のために犬もおらず、悶々と過ごしている私のストレスに思いを致して下さいな。こんなつまらない日記を書くしかないのです(笑)














2006年12月14日(木)
   「屋久島にも牛」

 屋久島と言ったら,ヤクザルにヤクシカ,ヤクスギ,その中でも縄文杉,あと宮之浦岳,こういったものが観光ガイドブックでは紹介されている。
 しかし,牛牧場があって,牛がたくさんいることを知っている人は少ない。
 それはそうだ,屋久島に牛?,どうも合わない。
 どちらかと言えば北海道のイメージ。
 でも,確かに屋久島にも牛の牧場がある。
 ここの牛たち,ほとんど人が来ないから,あまり人馴れしていないのだろうか,警戒心が強い。

       
        私の方を一斉に見る牛たち。「あいつ,何者?」という顔で(笑)












2006年12月13日(水)
   「まさお君,旅立つ」

 旅する犬として有名だったまさお君が死んだ。
 7歳。
 リンパ癌だったとのこと。 
 歳も同じの,ノーテンキなセーラと似たところがあって,憎めない犬だった。
 
  毎日新聞
 















2006年12月11日(月)
   「屋久島の夜明け」

 今日は屋久島の山々を縦走。
 本来は二日掛かりの一泊二日のコースを日帰りの強行日程。
 このため,朝3時過ぎに起床。まだ夜更かしで起きている人もいる時間だ(笑)
 4時50分に淀川登山口をスタート。
 もちろん真っ暗闇なので,ヘッドライトを頼りに歩く。
 7時に着いた投石平で朝食。ここで夜明け。下の写真。

 更に登ると1,500m辺りから降霜,霜柱,凍結,つららが見られた。登山道がスリップしやすく気を遣いながら歩く。
 3時間40分後に九州最高峰の宮之浦岳に到着。1,936m。 
 そこを通過し,永田岳側に一旦下りて,永田岳と縄文杉方向への分岐点を右折して縄文杉方向へ進行。
 12時10分,縄文杉に到着。
 12月の平日にもかかわらず,予想以上の人達が縄文杉を見に来ていた。
 「やっと会えた。」と言って感動している人,「もうここに来ることはないのね」と涙声になっている人を,「いつかまた再び来れますよ。」と慰めている人。やはり縄文杉は存在感が違う。見た人を引きつけてやまない。
 ここで僅かだが3分ほど小休憩をして出発。
 ゴールの荒川登山口に3時40分着。10時間50分の登山が無事に終わった。
 
 ということで,本日は疲れてヘロヘロ。
 10時には寝よっと。



    投石平から見た屋久島の日の出。雲海の向こうから太陽が顔を出そうとしている。




      上の写真の続き。太陽が上がると屋久島の山々の稜線が浮かび上がってくる。悠久の時を感じる景色だ。















2006年12月10日(日)
   「犬や猫の毛皮剥ぎの実態」

 ぷーままさんが掲示板で取り上げた,中国で行われている犬や猫などの毛皮剥ぎの実態を紹介しているサイトを見た。
 
 恐ろしいものを見た気がする。
 残酷とはこのようなことを言うのだろう。
 生きたまま毛皮を剥ぎ取られる動物達・・・
 皮を剥ぎ取られた後,苦痛に苦しむ動物達・・・
 犬や猫達までもが皮を剥ぎ取られる・・・
 シェパードの皮剥ぎ・・・
  
 ショッキングなビデオと画像なので,見る人は,それ相当の覚悟が必要。
 しかし,見て欲しい。
 見なければ毛皮産業の実態は分からない。
 アジアでは毎年、犬と猫だけでも200万頭が皮を剥ぐために殺されているそうだ。そして、その多くを日本が輸入しているという。
 日本人が毛皮製品を買うから、こんなにも多くの犬や猫、そのほかの動物達が生きたまま毛皮を剥ぎ取られていることを、私は知らなかった。

 私にできること。

  毛皮のコートやアクセサリー、縁取りのついた衣類を買わないこと。
 
  このサイトを友人・知人に知らせること。 
 
      毛皮はいらない連絡網
      毛皮は動物のものFUR
      中国毛皮養殖場の内側
 
目を覆いたくなるけど,現実を直視して実情を知ることが求められると思う。











2006年12月8日(金)
   「リリーちゃんの疑問」

 単身先から帰省した私を見つめるリリー。
 首をかしげているリリーは,
 「どうしてお父さんは,この頃たまにしかお家に帰ってこないの?」
 と思っているのかもしれない。
 






 妻が前回リリーのシャンプーをしたときに,
 「リリーの毛が少なくなってきている。」
 と言っていた。
 少しでも長生きして欲しいと思っているが,犬は人よりもどんどん年をとっていく。
 リリーの年を人間の年齢に例えると,今年で既に私を追い越したことになる。
 来年1月,つまり来月で9歳になるリリー。












2006年12月6日(水)
   「どこへ行く?アークエンジェルス」

 崩壊した広島ドッグパークに取り残された480頭とも580頭(結局,現在まで正確な数は発表されていない。)とも言われた犬達のレスキューに入った大阪の保護団体「アークエンジェルス」(AA)の動きが,ここに来て、にわかに怪しくなってきた。
 AAの代表者H氏が,広島ドッグパークの元経営者から恐喝未遂の事実で刑事告訴されたが,ま,このような告訴は,自分の立場を有利にするための手段としてよく使われる方法だし,報道で知る範囲では事実がどうなのか分からないので,それは今の時点では特に問題視はしない。
 それと、ムーブによるAAの疑惑報道も,取り上げている点の検証が充分でないので,今の時点では客観的報道としては見ることが出来ない。
 しかし,広島ドッグパークのレスキューに参加したボランティアの人達から,数々の疑惑と批判の声が上がっていることは無視できるものではない。何故なら,推測や伝聞ではなく,実体験に基づく話であるから,極めて真実性がある。
 
 ボランティアの人達が指摘する点をまとめれば,だいたい次のことになる。

○ 全国から集まった約6千万円の莫大な支援金がほとんど使われていない。
   使われたのは10分の1の600万円余りだけ。残金をどうしようとしているのだ。
○ 同じく全国から集まった支援物資の出し惜しみがされている(高価なものは出さず,安価なものを出している)。
○ 支援物資がトラックで運び出されていくのが目撃されているが,どこに持って行った?
○ 犬の数が合わない。いつの間にか仔犬がいなくなっているという声がある。どこへ連れていった?
○ ここにきて,急遽,残った犬達のうち元気な犬を連れて広島を撤退し,大阪に戻ると決めたが,最後の1匹まで里親を探すと公言していたではないか。
○ 何故,残った65匹の犬達の譲渡会をしないのか,一刻も早く里親を探すことが犬の幸せではないか。
○ レスキューに入った後に死んだドーベルマンは,立っていることも出来ず胃捻転の可能性があったのに,迅速な医療措置を行わず,素人判断をして措置が遅れ,結局死なせてしまったのではないのか。 
○ 現在でも軟便の犬達がいるのに,何故治療を行わないのか。資金はあるのに。
○ 支援金の会計報告(途中経過の)がされておらず,資金の使途が不明瞭だ。

 と,こんな内容だ。
 
 AAが広島ドッグパークのレスキューに入った時,多くの人がそこの惨状に驚き,そして,それを助けるために立ち上がったAAに拍手喝采を送った。私もその一人だった。
 この先,きっと色々な障害や妨害があるだろうけど,それらを乗り越えて最後の1匹まで助けて欲しい。そう願って,多くの人達がAAの呼び掛けに応じて支援金や支援物資を送り,そして,遠くは北海道を始めする全国からボランティアの人達が集まった。
 マスコミもこぞってスレキューの状況を取り上げ,多くの国民が関心を寄せる事件になった。
 さらにAAが呼び掛けた,広島ドッグパーク関係者の刑事告発のための嘆願書への署名要請には20万人もの人が応じた。
 AAは色々な形で多くの人の協力を受けている。
 だからこそ,AAには情報公開と説明責任がある。
 特に
   会計状況
   支援物資の使途
   犬の数
   里親を募集するための譲渡会を開かない理由
この4点を正確かつタイムリーに公開しないのは,支援を呼び掛けた者として,その説明責任を果たしているとは言えないし,ボランティアのみならず,支援金・支援物資を送った人達,嘆願書に協力した人達に対する背信行為とのそしりを受けても仕方がない。

 レスキュー初期は,応急措置を必要とする犬達,現場の混乱,人手不足,資機材不足などがあるのは当然で,そのことが分かっているから誰も最初から情報公開をせよなどどは言わなかった。
 しかし,1ヶ月が過ぎても具体的な途中報告がなされず,この時期になっても説明責任が果たされていない。だから疑惑騒動にまで発展している。 
 AAには,レスキューと情報公開は同時進行すべきものとの認識で,早急な具体的説明が求められる。
 今は,明確な説明をすることが,放置された犬を助けてもらおうと思って,AAの行動を支持した人達の思いに対する応え方ではないか。
 特に,最も優先すべき残った犬達の里親探しについてどうするのか?

 厳しい冬はもう目の前だ。
 
 

 広島ドッグパークのレスキューにボランティアで参加した人のブログ
  黒ラブおとめの気まぐれ日記
  わんだふるLIFE 物資ボラ ナナパパさんのブログ









2006年12月5日(火)
   「ドーベルマン,ストーブ占拠!」

 世には色々な占拠事件がある。
 古くには安田講堂占拠事件なんてのもあった(笑)
 占拠とは,その場に力ずくで居座り,他を排除して入れないこと。

 鹿児島市の自宅に,今年もストーブ占拠事件の季節がやってきた。
 自宅では寒さに我慢出来ず,昨夜からストーブ(ファンヒーター)のスイッチを入れた。
 すると,お約束どおりにセーラがストーブの前に張り付いて動かないそうだ。
 いつもなら,水タイムでは,自分の水を飲み終わって,それでも足りずにリリーが水を飲むのを見ているというのに,
 ストーブに火が点いた途端に,自分の水さえ途中で飲むのを止めてストーブの前にまっしぐらに向かったというから,よほど寒いのだろう。
 でも,約7ヶ月振りのストーブなのに,それを覚えているなんて,頭の中は空っぽのセーラにしては,たいした記憶力だ(笑)

 屋久島も今朝から遂に最低気温が10度を切って8度。この冬一番の寒さだ。うう,さぶい。
 











2006年12月4日(月)
   「ウルトラ・ドーベルマン誕生」

 テレビの「ウルトラマン」シリーズの実相寺監督が先日亡くなった。 
 「シュワッチ!」で遊んだウルトラマン世代の私としては寂しい限りだ。
 だから,とういう訳ではないが,我が家のノーテンキ犬セーラに監督の弔いをさせた。
 耳をくっつけて,ドーベルマンのウルトラマン出来上がり。ウルトラ・ドーベルマンだ。実相寺監督も喜んでくれるだろう。
 でも,この顔じゃウルトラマン兄弟には入れてもらえないな。やっぱり悪役しかない(笑) 
 
 
       
 鼻の先の白い部分は原因不明の怪我。「どこで怪我したの?」とセーラに聞いても何も答えない。きっとセーラも分かっていないのだろう(笑)














2006年12月1日(金)
   「キッス?そんなのずるいぞ!」

 リリーとセーラに食餌をあげるのは妻の担当。
 単身赴任の私は,たまに帰省したときぐらいは自分であげたいのに,妻は譲ってくれない。
 頼むから私にもあげさせて,とお願いしても決して首を縦に振らない。 
 何故か,
 それは犬達がキッスをしてくれるから。
 リリーとセーラは,キッスをしてからフードを食べるようにしつけてある。
 そのキッスを独り占めにしたい妻なのだ。
  

            
        キッスをしたらOKが出てフードを食べることが出来るので,犬達はブチュッ〜とキッスをしてくれる。











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