ライフル射撃競技関係Q&A 72
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1670-1689


 STOP  2009年10月22日(木) 12:18
7.4.6.2   すべての射撃ジャケト、射撃ズボンおよび射撃グローブは、自由に曲がる材質で通常の射撃条件下で固さや厚さが増加するなどの物理的性質が変化しない物で作られていなければならない。 

とルールブックにありますが、ジャケットの材料になるものはどの程度までが許されるのでしょうか・・・例えば硬さゲージが合格するなら金網のようなものでもOKなのでしょうか?

    2009年10月23日(金) 21:49
規則には
6.4.2   射手はISSFルールに合った用具と服装のみを使用しなければならない。他の射手より不当に有利になるかもしれない物でルールに言及されてない物、またはISSFレギュレーションとルールの精神に反する物 (銃器、装置、用具、アクセサリー等)の使用は禁止される。

という条項があり、ジャケットは衣服としての認識が全規則の根底にあります。 したがって布、皮など通常”衣服”で使用される材料の範囲を超えたマテリアルの使用はISSF規則の理念の外にあり認可されないと思われます。 キャンバス生地もこの点では怪しいものですが、25年前からなし崩し的に常態化した既成事実と考えて差し支えありません。

 教習銃について ルガー原理主義者  2009年10月19日(月) 22:13
兵庫の国体のときはお世話になりました。
今は次女(高1)がAR射撃をしております。
今年の新潟国体に出場させていただきました。
さて、12月から銃刀法が変わるようですが教習銃の扱いがよくわかりません。
自分の所属している協会に問い合わせても「日ラから聞いてない」と協会の方も混乱しているようです。
年少者講習が始まるようですが、内容を教えていただけたら幸いです。

  ルガー原理主義者  2009年10月20日(火) 21:28
2008年12月10日のてるさんの書き込みを見ました。
18歳以上が教習銃が撃てなくなり、18歳未満は年少者射撃講習を受ければ教習銃を使えると解釈していいのですね?

    2009年10月20日(火) 22:58
今後はいわゆる”教習射撃”は存在しなくなりますので、従来の教習射撃はできなくなります。協会役員の銃を会員に対して鎖等で固定して教習に供することは、対象が誰であれ違法行為になります。

年少者講習修了者で射撃ができるのは、公安委員会指定射撃指導員が年少者指導の目的で所持した銃に限られ(自己の射撃目的の銃ではない別の専用許可)、当該許可に際しては被指導者(14-17歳)も限定されるそうです。 エリート推薦で自己の許可銃を所持するものも、18歳未満であるので法の定める保管業者に保管を委託する必要があります。年少者射撃を行っているものも18歳になった日からは法の定める年少者ではなくなるので自らの許可銃でしか射撃ができません。 

現在お父様の銃で教習を実施している場合、まず”教習射撃”の制度は存在しなくなりますので12月3日までに中止してください。 その後娘さんがAR射撃を行う場合は年少者講習後、射撃指導員の年少者射撃用の許可を取った銃で実施することとなりますが、詳細は私も不案内につき協会で聞いてください。 各県警で協会に対して説明会が開かれているようですし・・・。

しばらく高校AR射撃は混乱するかもしれません・・・。私も良くわかっておりません、すんません。

  ルガー原理主義者  2009年10月21日(水) 12:24
ありがとうございました。
本当に混乱状態です。
とりあえずは、ビームライフルで射撃を続けるしかないようです。
でも、日本の法律ってめちゃくちゃ・・・オリンピックのメダルなんて夢のまた夢になりますね。
では、またお会いするその時までお元気でお過ごしください。

  中年太り  2009年10月15日(木) 11:23
最近、伏射のとき、左腕の角度が怪しいんじゃないかと、
隣のおじさんからご指摘を頂戴しております。

一度計測してみたのですが、競技開始時でぎりぎりですから、
へばってきた後半部分は、おそらく違反しているかもわかりません。
是正しようと、いろいろ試していますが、
なかなかしっくりきません。
一般的に姿勢を上げるには、どのようにしたら良いのでしょうか?

また角度ですが、姿勢をとったあと、地面とコートの袖の部分で計測
してますが、腕はセーフでも、袖に余裕があるために角度が微妙な
ような気もしております。
いっそ左肘の接点から上の部分を切ってみようかとも考えたことも
ありますが、恥ずかしくて挑戦しておりません。

恐れ入りますが、何かアドバイスを頂戴出来ましたらと考えております。
よろしくお願い致します。

    2009年10月16日(金) 21:46
総論的には銃の床からの高さを上げる方向で考えますが、ハンドストップの後方にスペースがあるならば現在より手前を持ってスリングを短くした上で、右肩のポジションをあげて行きます。右ひじの位置は体側に近づいてくるのが通常です。 体の小さい人はべっとりと寝転ぶのではなく、上半身をやや反り上げ気味にポジショニングして力を抜いて銃とスリングに上から重量をかける感じになります。

前腕の角度は衣類の状態には関係なく、前腕の実態(前腕の骨)の床からなす角度を前腕の上からの投影ラインの位置(腕の出ている方向の床からの角度)で計測しますので、真横からポジションを見た場合より大きめの角度が計測されます。 イメージ的には写真の上はぎりぎりかアウト、下は余裕でセーフといったところでしょう。

  中年太り  2009年10月18日(日) 22:09
アドバイスありがとうございます。

>ハンドストップの後方にスペースがあるならば現在より手前を持ってスリングを短くした上で、右肩のポジションをあげて行きます。

とりあえず、ハンドストップを1cm手前にして、試しています。
ところで、銃の長さはそのままが良いんでしょうか。
バッドプレートは調整しましたが、、、

写真を見させていただいたところ、前の状態では微妙のようです。

    2009年10月20日(火) 22:36
右ひじを置いてグリップがちょうど握れる位置になる長さに来るように調整するのが基本です。 右ひじの位置(体側からの距離)が変化した場合グリップの自然に届く距離も変化しますので合わせなおしてください。(もちろん以前と同じ場合もあります)

  青年痩せ細り  2009年10月15日(木) 8:18
下の方の関連ですが、ジャケットの前あわせ7cm引張りの件ですが力を入れればいくらでも引っぱれると思われますが、どの程度で引っぱるのが正解なのでしょうか?

    2009年10月15日(木) 10:35
手またはオーバーラップゲージで6-8kgの力で引っ張れということが本年の規則に入っています。 読むほどに適当な規則ですので、どうしても正確にやりたい場合はゲージを買うか(要らんと思う)ばねばかりを使用することでしょうね。

  中年太鼓腹  2009年10月14日(水) 13:36
ぐさま。
2006 年1 月1 日ISSF 規則変更(Amendments November 2005
>ウェストバンドの厚さが2.5mm を超える場合、ベルトの使用は許可され
ない。ズボンの着用の際ベルトを使用しない場合は、ウェストバンドの最
大の厚さは3.5mm とする。

2006年以前のズボンは要注意って事でしょうか?
最新の規則集を、持ってないので、現在は、よくわかりませんです(質問する以前の問題?)

ところで、ウエストバンドって、何じゃらホイ?

この場合、サスペンダーなら、OKという事でしょうか?

また、一般論として、立射には、ベルトの併用が有利ということでしょうか?

    2009年10月14日(水) 22:12
》ウエストバンドって、何じゃらホイ?

スカートやズボンの一番上の部分の腰に当たる位置のある補強材おなか一回りの事を指します。ズボンの場合そこにベルト通しのループがつけられていますが、そのバンドの部分の厚さが、

ベルトを使う場合2.5mm以下、使わない場合3.5mm以下に規制されています。サスペンダーの場合は3.5mmでかまいません。

ウェストバンドの幅は70mm以下、ベルトループの幅は20mm以下となっていますので古いズボンの中には改造を要求されるものがあります。 写真のクルトのズボンはベルトループが問題となります。

多くの男性はベルトをした方が左肘の置き場所ができてよいように思えますが・・・ベルトをきつく締めたほうが有利とはいえません・・・パルス動を拾ってしまったりする可能性もあります・・・重量挙げではありませんし

 反動 なん  2009年10月13日(火) 20:59
初歩的なことで申し訳ありませんが、SBの反動が真上に上がるほうが斜めより好ましいという理由がいまひとつわかりません。毎回同じであればそれでよいような気がしますが・・・

    2009年10月14日(水) 22:05
》毎回同じであればそれでよいような気がしますが・・・

物理的にはそのとおりですが、経験的には斜めに反動が上がる据銃では高得点が難しいことをわれわれは知っています。

反動の上がる方向は銃に対する外圧のバランスポイントが銃の真ん中にあるかどうかということで決定されますが、類推として左右のバランスが良い据銃状態では反動が真上に上がることが期待できます。そのような据銃は銃口の動きも小さいく10点を中心に一定であることが多く、仮にエラー撃発があった場合も外れる距離が小さいので、姿勢やセッティングの完成時期の調整のポイントとして取り上げられます。

反動の大きさは体の(左肩や胴体)のリラックス度とバットプレートの銃身軸からの上下の距離により決定されますが、上級者はともかくまずはリラックスして反動がゆっくり跳ね上がる感覚を求めることが重要だと考えます。

  けら  2009年10月13日(火) 18:18
プロンの照準のとき、リラックスしていくと照準の最中に同心円が崩れてゆきます。セッティングが違うのでしょうがどのような方向で修正すると良いでしょう?

    2009年10月14日(水) 21:55
据銃の完成後、照準中に同心円が崩れてゆく原因は多数ありますが、もっとも多い(大きい)と考えられることは、据銃の完成時とされる時点で必要なリラックス状態に無いか逆にオーバーリラックス状態にあることかもしれません。

例えばPKで照準中に首の左側と左肩の範囲が据銃完成時の状態からだんだん力が抜けるような場合同心円はフロントが左側に移り気味に思えます。この状態ではセッティング(これも重要ですが)そのもの以前にポジションが良くないか、プロセスの中でポジションの完成を見ずに照準に集中が移行してしまっていることが考えられます。

ポジションはサポートとバランスが良い場合、据銃完成後集中が他に移行しても崩れるようなことは無く、少なくとも1分の単位ではその格好が維持できなければ射撃にはなりません。そのため、立射では長時間はお勧めできませんが、PKでは5分10分の据銃練習の必要性が出てくるわけです。

まじめに取り組んでいる人たちでも、据銃練習が筋力トレーニングになってしまっている人がほとんどで、それゆえ日によって得点が乱高下したり、試射をいくら撃っても決まらずに仕方なく本射に入ってしまったりしています。

同心円や銃口の方向がずれていてもいいですから体や頭が同じ位置で長時間保持できるポジションを求め、その後にそのポジションに銃をセットする方向で考えてみてください。

 下着 ぴちぴち  2009年10月7日(水) 15:25
例えばアンダーアーマーのような高機能下着を着用して更にジャージや射撃用セーターを着用しても総厚みが2.5mm以内でしたらルール違反にはならないでしょうか。


    2009年10月7日(水) 21:46
7.4.7.10.2  射撃ジャケット、射撃ズボンの下には、射手の脚、体、腕の動きを固定したり、過度に制限したりしない一般の下着やトレーニングウェアのみが着用できる。これら以外の下着は禁止される。


体を固定するような機能の無い一般の下着やトレーニングウェアが使用できますが、CWXのようなものや一般のスパンデックス、エアロビのパンツなども許されますのでアンダーアーマーも問題になるとは思えません。 その上にジャージを着たら2.5mmに収まるかどうかは心配ですが・・・。

  ぴちぴち  2009年10月8日(木) 18:30
ありがとうございます。
例えばライフル射撃専用のCWXがありますが、あれの使用方法はCWXの上に射撃ジャケットを着るのが正しいのでしょうか。またCWXの内側には下着は着けない?のでしょうか。
現在は「一般的な下着+上半身射撃セーター下半身ジャージ+射撃ジャケット&ズボン」という組み合わせなのですが、CWXやスパンデックスの着用方法が良く分かりません。

    2009年10月8日(木) 22:08
まず私はいわゆるスポーツ用高機能下着の有効性を余り信じていませんので一般論としてください。

射撃用とされるCWXは明らかにピストル用ですので(サポートが前部を中心に裁断されている)使えるとしても下だけだと感じています。ズボンの下にスポーツ下着を着用し、ジャケットの下は射撃セーターというのが世界でも一般的です。スポーツ下着の下はパンツまたは上半身も着用する場合ブラだけで、ほとんど素肌に着用しているのが一般的です。 何のために着るかということですが、サポートを求めることに過大な期待は抱けません。 むしろ保温性を求める要素の方が大きく、ヨーロッパではX-BIONICのアキュムレーター(日本でも売っている=検索してください)というモデルが流行しています。(以前はスパッツ系のスパンデックスがほとんどだった)

個人の下着の問題ですので好みで見つけるしかありませんが、ヨーロッパは寒いので結構使用されています。 上記のアキュムレーターも37℃に体温を保つというのがうたい文句ですが、日本のような高温国では夏は暑くて使えないような気もします。(想像です) 

  ぴちぴち  2009年10月9日(金) 23:15
大変参考になりました。
ありがとうございました。

 デジカメ toshisan  2009年10月4日(日) 16:26
観的スコープにデジタルカメラをつけて 接眼レンズの代わりにディスプレー画面を見る様にすると姿勢を崩さずにすむと思うのですが、規則上問題がありますでしょうか。

試していないので、解像力の問題やカメラの電池が持つかどうかは分かりませんが。

ご指導よろしくお願い申し上げます。

    2009年10月5日(月) 16:23
規則上特に問題は無いと考えます。

10年ほど前、ビデオカメラやCCDカメラを使って自作された人たちもいますが、解像力が不足していることや液晶が小さいことで実用にならなくてやめたということを聞いています。
KOWAのTSNフォトアタッチメント(1200mmf/15.6)というのを所有していますが重量が結構あってそこにデジカメなどをつけた場合、スコープの土台(三脚・雲台)から考えなければならず結構面倒だと思われます。デジカメの後ろの液晶は小さすぎるでしょうし・・・月の写真はうまく撮影できますけど。
想像で申し訳ありませんが、人間の眼の自由度の方があらゆる点で優れているのではないかと思います。

参考  http://www.digisco.com/guide.htm

  toshisan  2009年10月5日(月) 22:00
ご多忙のところ早々にご指導下さり有難う御座いました。

確かに射場で見かけないということは、うまくいかないからかもしれませんですね。
有難う御座いました。

    2009年10月6日(火) 18:08
ちょっと大がかりですが、ご参考までに。
 http://www.ibaraki-rifle.jp/Archives/Target-Scope/50m-target-video-scope.html


(外部リンクですが、ご本人様のようですので残しております=ぐ)

 御礼申し上げます toshisan  2009年10月7日(水) 21:43
2009年10月6日(火) 20:46

い様、貴重な資料有難う御座います。

確かに十分良く見えますが、チョット大掛かりで、電車で通う私には無理な規模のように思われます。
それにしても対戦車砲のようで迫力が御座いますね。
相当の専門知識が無いと難しそうな気もしますし・・・・・
色々と試される熱心さには心からの敬意を表します。
本当に有難う御座いました。

(整理の都合上スレッド編集いたしました)

  右より3時方向  2009年10月2日(金) 12:03
ARやPでおおむね良しの撃発にもかかわらずなんとなく同じ方向にグルーピングが寄ってしまう場合、クリックを動かすか姿勢を調整するかの判断基準はどのように考えれば良いでしょうか?(サイトは合っています)

    2009年10月3日(土) 9:14
もともとサイトのゼロがあっていることを前提として:

良しの弾痕の中心が移動している場合、おそらくこの場合は10点圏内で数クリックの範囲ですが、サイト修正するのが一般的です。だんだんセンターから離れていく場合はその途中で決断を持って修正したほうが良いと思います。1-2クリックだけ修正してみる保険クリックという考えもあります。(これだとゼロ点が元に戻っても10点が獲得できるという意味です)
9点やそれ以上に変移してグループする場合は姿勢を点検するか、再構築する選択肢だと思われます。

  ピンチ  2009年10月2日(金) 11:18
国体お疲れ様でした。質問させてください。
1. ジュリーが姿勢や用具をチェックする場合、本射中でもかまわず行うことは世界的には常識なのですか?
2. 射場役員が手順を間違えた場合などで、全員一からやり直すようなことはありうることなのでしょうか?
3. 立射のときの足の位置決めのマーカーは置いても許されるものなのでしょうか?

よろしくお願いします。

    2009年10月3日(土) 9:07
1.  ジュリーは常時姿勢や用具の検査を実施する権限がありますので時々あることです。 用具検査でOKされているものでも新たに違反事項が発見された場合は是正を求められます。立射や伏射の姿勢についてはしょっちゅうありますよ。

2.  公平性が確保されていればあることだと思われます。 ファイナルの試射時間が1分短く号令され、『ごめんごめん、後1分あります』などというのがありました、日本人と違って皆さん笑っておしまいです。

3.  許されます。

 ジャケット ナイスミドル  2009年9月22日(火) 14:56
昨年仕立てたA社のジャケットを使用してますが、シロウト採寸のせいかあきらかに失敗で、フィット感出すのに難儀してますw
右肩を締める2本のバンドの端が、Pのときに頭側に倒れてきて邪魔なので、3mmのビスで背中に留めてしまいました。
「図に示された以外の留め具」ということで、7.4.7.8.3に抵触するでしょうか?

    2009年9月22日(火) 23:29
細かいことですが、ビスで表地と裏地が留められている状態なら服装規定7.4.6.2(本年版)に反します。表地に縫い付けてはどうですか?

  ナイスミドル  2009年9月23日(水) 6:50
あっ、そっちの規定もありましたか・・・
早速に対処してみます。
ありがとうございます。

  とんま  2009年9月17日(木) 11:27
アンシュッツのボルトですが、合宿中に3人で分解掃除をしたところ3丁のパーツが混じってしまい、どれが誰のボルトか解らなくなってしまいました。全部弾丸は出ているのですがこのまま使い続けて大丈夫でしょうか?

    2009年9月19日(土) 4:02
ボルトのボディ(本体の筒)の先端に銃番号の末尾が刻印されていますのでそれであわせてください。 小さいパーツが混じってしまっていらこすれ後などで類推するしかないと思います。 ボルトハンドルでヘッドスペースが変わってきますが・・・安全性の問題点は考えにくいです。

  ERI GOLDEN  2009年9月21日(月) 7:50
ヘッドスペースについては、これを測るゲージがありますので、それで確認出来ます。GO-ゲージ/NOGO-ゲージでチェックします(買うとそこそこ高いものです、1万円〜2万円くらい?)。
ベテラン射手で持っている人がいるはずですから、借りて測るのもいいですね。ご自分の通う射場で、それらしき射手に聞いいてみたら、いかがですか?



  田舎者A  2009年9月20日(日) 17:40
新潟国体に出発するのですが、SBの新型電子標的に対してスコープは不要でしょうか?

    2009年9月20日(日) 19:37
新潟で使用されるMAYTON社の標的は紙ロールやゴムロールを使用しない光学式ですので動く部品がなく、スコープでの監視は不要です。

 Kの上方向への飛ばし Vapor  2009年9月7日(月) 16:54
Kについてご質問です。

時々良しの射撃で10時〜2時方向の8点を撃ってしまう事が有ります。
(ちなみに下方向にはほとんど8点は出ていません。)
この8点がかなり得点に対し足をひっぱているの何とかしたいのですが中々直りません。

スリングの張りやニーリングロールの位置を少しずつ変えて試したり、
姿勢の写真を撮ってもらい見た目のバランスと自分の中で感じているバランスなどを
確認しながら試しているのですが上手く行かないのが現状です。
(写真を見るとニーリングロールの真上にちゃんと頭が来ています。)

スリングは腕の高い位置から出し、テンションはかなり強めに張っています。

10時〜2時方向に飛ばしてしまう原因としてどう言った事が考えられるでしょうか?


  Vapor  2009年9月7日(月) 16:59
すみません、忘れてました、質問はSBのKでの話です。

    2009年9月8日(火) 11:44
》10時〜2時方向に飛ばしてしまう原因としてどう言った事が考えられるでしょうか?


明確には解りません。一般論になりますが;

毎回違う姿勢になっている場合はまずそれを修正する努力をするのですが、ポジションが正しいとすれば内的技術の優劣ということになります。毎回姿勢の中身-特にリラックス度が違っていたり、照準を進めていく過程でリラックス度が過度に増したりすると、例えば右肩の位置が下がりますので銃は上方に向きたがります。 呼吸の残量の多寡や照準しながら肺の空気がどんどん抜ける状態(誰でも少しはそうなのですが)が急速な場合も同様になります。内的姿勢が変化する場合、基本的に自然狙点は上下変化しますので毎回体を使って銃口の方向を調節しているわけです。 

http://www11.plala.or.jp/guutara/bbs_pictures/kneel_npa_high.wmv

動画は膝射で狙点の高い状態での撃発のパターンと上級者の銃口の動きのひな型ですが、12時方向に発射している弾痕は撃発練習だけでは除去できません。銃口が上を向きたがっているわけですから、照準で10点を認識して集中が引き金に移行した途端銃は行きたがっている方向に移動します。(10点を認識した後の実際の発射点は移動しますが、実は自然なことです)

総合的には、照準中からフォローに至る時間帯で内的バランスを一定に維持し続けることと、姿勢の上下調節を綿密に行うことに尽きると思います。リラックスしながら上から銃口を下げてくるような照準過程には論理性はありませんので、標的上で銃口の高さがあってから最終段階に至るようなプロセスをお勧めします。

  Vapor  2009年9月9日(水) 14:18
縦方向に対する自然狙点をもっとシビアに調整してみます。
ありがとうございました。

 ズボン AIG  2009年9月9日(水) 11:12
ライフルルール7.4.7.8.1によると、ズボンのベルトループは幅が20mmを超えてはならない。とありますが、これはベルトを使用、不使用にかかわらず付いているループの幅が20mm以上あっては駄目ということでしょうか?現在ちょっと古いクルトでサスペンダー使用です、幅を計ってみたら23mm位です。ルール文の解釈ではOKのような気もするのですがご教授下さい。

    2009年9月9日(水) 12:47
原文です;

If a waist belt is not worn, the absolute maximum thickness of the
waistband is 3.5 mm. Each belt loop (keeper) must not exceed 20 mm width.

接続詞や関係代名詞が無く文節が独立していますので単独の意味を表し、つまりOKではありません。 私がジュリーならくだらないので見てみぬ振りをするかもしれませんが、もう少し旧モデルのループが台形をしているやつは加工しなければならないでしょうね。

  AIG  2009年9月9日(水) 13:21
有難うございます。
ある国内競技会の用具検査係はベルト不使用ならOKと言ってましたが気になっていました。早速対応処置したいと思います。

 アブ ナイスミドル  2009年9月8日(火) 12:19
CO2の排出量が多いのでしょうか?
夏場はよくアブにたかられます
先月は長瀞で半日で20数匹撃墜しました
試合などでエイミング中に「ちくっ」とやられて「いてっ」とか暴発してしまった場合、審判に訴えても見逃してくれないんでしょうか?
同様に地震や、ギャラリーが突如尋常でない大声を出した場合なども疑問に思っておりますので、ご回答いただければ幸いです

    2009年9月8日(火) 22:00
全部ジュリーが裁定しますので人次第ですが、一般論としてまず救済されるようなことは無いでしょう・・・。 

お亡くなりになった大先輩で7点を撃った直後射座から出てきて、「今、チリで地震があった」とおっしゃったそうですが・・・成績はそのままでした。

  KK200  2009年9月6日(日) 17:41
いつもお世話になってます。新調したマークマンのコートですが、検査とおりません。軟らかくするには、どのようのな方法がありますか?古いクルトの使用も考えてます。

    2009年9月7日(月) 16:02
正しく計測された場合、去年以降そういうことはあまり無かったはずなんですが・・・。

糸の繊維をほぐして柔らかくするのが一般的です。どの程度固いかにもよりますが、

軽度の場合はたたく、もむ等です。相当気合を入れてやら無いとすぐに数値が戻ります。 ジャケットの下に溝のふたに使用されているグレーチング(長瀞のSBの外の側溝にあるやつ)を敷いて上から木槌でたたくと効果があります。 同様にステーキ用のハンマーや剣山を使用して生地の表面を破壊する方法があります。

重度の場合は上記に加えて、表地裏地に穴を開けて測定器の沈みを期待しますが、ドリルで穴を開けていくのには気の遠くなる作業が必要です。重度の中でも2.0しか沈まないといったひどいものは、裏地をカッターで短冊状に切るのが一般的です。

いずれにせよ、過度に加工するとサポートが悪くなりますので測定器で検査しながらできれば安心なのですが・・あります? 余談ですがジャケットの下部の部分に所属チームの名前など(例えばJAPAN)はいっているとそこは計測されませんのでおまけになるんですけど・・・。(そのため名前など入れるんです)

 撃発の瞬間 ぐわ  2009年9月1日(火) 23:41
いつもHPを見させていただき参考にさせてもらっています。
ARでPとSをやっているものです

Pでは銃口は良く止まり、目の疲れがなければセンターに入ります

問題はSです。
少し前から撃発に違和感を感じるようになりました。
撃った瞬間、納得のいかない撃発で10点・センターに当たったり、自分で『よし』と思った撃発の時には10時から2時方向に飛んでいます。
自分のミスでわかる撃発であれば次に直しようがありますが、先に書いたようなことが目立ち訳がわからなくなることが多くなってきました。

何人かの人に『姿勢は580くらい当たりそうな姿勢』『引き金の重さ、シアー、遊びは良い』と言われました
PとSとで引き金周りを触ったりはしませんし、Sでは特に変わったセッティングもしていないと思います。
若干、人より右手首が曲がっています。

毎回構える時に、バットプレートの当たりぐあい、頬付け、左手の位置、は特に注意をしています

メンタルの問題もあるのでしょうか?


なにかご指導いただけたら幸いに思います。
長文失礼しました。

    2009年9月3日(木) 11:24
ご質問の内容は程度の差異はあれ中級者のレベルで頻繁に観察されます。また初級者はほとんどの撃発が同様の症状を見せていますが銃の動きが大きいので気が付かないといった性質のものと思われます。伏射では銃の静止が良好なので銃口を10点に置いてその状態を変えないようにリリースに至り、うまく引ければ見たところと同じ場所に着弾します。上級者では立射でもほぼ同様なのですが、中級以下の方は銃が動いているのでどうしても銃口が10点にある間に撃発を完了しようという努力が第一義的に必要です。その結果、照準には多大な努力を要し、照準判断で指を動かす要素が最後の段階の技術要素の大部分を占めます。
図(ラインは4秒間の動き、黄色1秒前から、赤0.2秒前から)はあくまでも中級者(90-95)のひな型に過ぎませんが、図Aでは銃口が落ち着いてそのまま撃発に至り10点を獲得しています。Bでは良好な静止が得られた後撃発にいたる時間帯で銃口の動きの速度が増加しています。 Cは10点の静止に成功しながらもあわてて脳の撃発命令が発令された途端銃口が大きく動いています。 DはCのましなやつで中級者の多くの撃発がこのような傾向にあります。 Dのようなエラーは上級者では15%以下(様々ですが)中級者以下では30%以上、時には50%を越える場合も稀ではありません。

さてこのような様々なエラーすべてに対応することは合理的なトレーニング目標とはいえません。多くをAのような撃発にしてゆくにはトレーニングでは時には10点を放棄することも必要になるかもしれません。 据銃の最後のもっとも銃口の落ち着いたときに、その動きを変えないような撃発技術の獲得がレベルアップの最も重要なポイントとなります。 練習では撃発のイメージ化とともに最後の動きのラインの中に着弾させる意志力も必要になると思われます。 引き金の練習だけを行っても効果は低いと思われ、どう撃っていくかという意志力も必要と考えます。


》自分で『よし』と思った撃発の時には10時から2時方向に飛んでいます。

据銃から引き金に集中が移行した途端銃口が動きたがっている可能性がありますので、自然狙点の上下関係を再考してみてください。 少し上目が良いとか、下目が良いとか。


》若干、人より右手首が曲がっています。

症状と大きな因果関係があるようには思えません。

  ぐわ  2009年9月4日(金) 23:47
ありがとうございます
あしたいろいろと試してみます

  Fu  2009年9月2日(水) 19:34
膝射を構えると左右のバランスは良いと思うのですが頭が前のほうに突っ込んでしまいます。射撃を続けるとスコープに顔が引っ付きそうになるくらいです。 良い解決策はあるでしょうか? お願いします。

    2009年9月3日(木) 11:37
ブーツとかかとの当たり点を変えておしりを後方に落とすように座ってみてください。チークを付けに行くときの頭は前にではなく、下方向に行くように変化するはずです。

過去の関連記事(http://www11.plala.or.jp/guutara/html/guestbook31.html
を再掲しておきます。(図はリンク先を見てください)
(基本的にロールは使用したほうが良いと思います)

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ニーリングでの据銃の目標とする2大要素は、1)からだの安定と2)銃の安定、の2点ですが姿勢を考える場合1−2の順になります。すなわちロールを使用した場合としない場合を比較して、上半身がリラックスしてバランスが取れた静止状態を求めるとき、どちらの場合が優れているかで判断します。

上半身のリラックスは換言すると腹筋と背筋の使用をいかに最小にして上半身をゆれることなく保持するかということです。いすに座ってこれを実現させようとすると一般にだらしなく態度の悪い姿勢になります。(どういうこっちゃ?)このときの脊椎と骨盤の角度を見てもらうと、体の真横から見た骨盤と脊椎に30度ほどの角度が付き、しかも脊椎が前方に湾曲しているのがわかります。湾曲が大きい場合骨盤と脊椎の角度は45度に達する場合もあります。これは立位でお辞儀をした場合の骨盤と脊椎の角度では最敬礼に近いものになります。(上場企業の受付のお姉さん状態)=左写真上

この骨盤と脊椎の角度を持ってすわれれば基本的に上半身がリラックスして座れる(だらしない状態でも安定してバランスが保てる)基本要件となるわけですが、ロールを使用しない場合この角度が過度に大きくなり、上半身を立てた状態で維持するために筋肉を使用したり、無理に前傾したり、またリラックスすると後方に転がろうとしたりする場合が多いです。ロールと靴を正しく使用するとこの角度が調整できリラックスした状態でバランスよく座れる位置が発見できます。ロールを使わない場合、言い過ぎかもしれませんが、体型によって左右される要素が強く、多くの場合ロールを使用することでより良い条件が求められるというのがロールの使用が推奨される理由です。ロールを使用しなくてもお尻の上に上半身がだらしなく載ってリラックスできればそれは良い選択といえるでしょう。ロールを使わないこと自体にデメリットはありません、そういう状態を作れる人が小数であるということです。==左写真中

多くの人はコーチなしで射撃をする状態でどうしてもサイトを覗いて事象を判断してしまうので、このような基本的な部分を忘却した状態で姿勢を構築してしまい、特に膝射ではロールの後方に充分お尻を落として骨盤を後方に傾斜させることに成功していません。骨盤がかかとの上に直立気味に載って、その結果リラックスすると頭が標的方向に突っ込んでしまったり(これを前傾と誤解する人が多い)、重量をお尻に残すために上半身のリラックスがうまくいかなかったりして悩んでいます。

ロールの上でもお尻をロールの後方に適度に落とすと骨盤が後方に傾斜し、上半身は見た目直立気味でも充分前傾角度を持っていて、だらしない内的姿勢の状態で姿勢が安定して保持できます。体が動かなければ銃のコントロールは飛躍的に向上することは誰しも了解できることですので考えてみてみ。
ロールを使用するかどうかはだらしない状態で座ってからだがじーっとしてるかどうかで判断してください。ほとんどの場合ロールを使用したほうが調節がきくので現状となっています。またロールによって靴をお尻の固定感が出ることもプラス要素でしょう。

  Fu  2009年9月3日(木) 16:35
ありがとうございました。座り方を変えてみます。