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 SBのSの姿勢で右太ももが・・・ 空飛ぶうさぎ  2007年11月8日(木) 10:12
はじめまして、ライフル暦は長いですが、技術はまだまだの 空飛ぶうさぎです。

質問ですが、SBで立射の姿勢で練習していますと、右太ももがジンジン、しびれが切れてきます。

これは、右太ももに変な体重がかかているのでしょうか?
構えが、後ろへそりすぎているのでしょうか?

すいません、基本的な質問で・・・。

よろしくお願いします。

    2007年11月9日(金) 21:29
ポジションを見てないので的外れになるかもしれませんが、体重のかかり方だけではそのような痺れが来ることは少なく、血流の阻害が起こっている可能性が高い気がします。勿論筋の収縮による血管の圧迫から来るものですと体重を左足により多くかけることがソリューションになりますが、元来左右の荷重の差はそこを出発点とすべきではないので良い考え方とも言いがたいです。

*スタンスの幅が広いなら少し狭めて左右の脚を比較論として現在より直立的に使用する。
*右足の置き方(脚の捻り)を変化させる
*左手の支点をトリガーガードに近づける

などを実験してみてください。いずれにせよパーフォーマンスのためには骨格サポートが犠牲になっては元も子もないので、多少の妥協は必要かもしれません。 また、射撃の合間に右脚の血流を確保することを実施すことと、ズボンを脱いで射撃してみて痺れが来ないかどうか検証をしてみてください。

 AP射撃のスタンスについて てっぺい  2007年10月30日(火) 21:29
AP歴2年と数ヶ月で、550−570点辺りをうろついています。
首と腰に変形性関節炎があり、それと関係があるのか分かりませんが、腰と首のねじりに痛みを感じています。
色々と試しているのですが、以下のスタンスのうち、どのスタンスが一番適切なのでしょうか(あるいは一般論として絶対に勧められないスタンスなどありますでしょうか)。
@的に対して90度を向き、体はそのままで首のみを的に向ける。これが一番腕の安定がいいように思うのですが、首への負担が非常に大きいので避けたく考えています。
A的に対して90度を向き、腰を思いっきり的のほうに向ける。首の負担がほとんどないのですが、腰の負担が大きいと感じます。また腕が左に引っ張られるように感じることもあります(結果、左に着弾しやすいように思います)。
B的に対して90度を向き、上半身を的の方に向ける。腰も若干ですが的の方に動きます。腰の負担は減りますが、首も@ほどではないですが負担があります。
C的に対して45度を向き、首のみを的に向ける。首への負担は少ないですが腕の固定がしにくいと思います。また世界的な選手はこのスタンスは取らないと聞いており、やはりよくないのでは?とも感じてます。

教本などでは@が基本となっているように理解しておりますが、同時に「銃口が自然と的の方向に向くようにする」旨が必要とも書かれています。そうすると私の場合Cになってしまい、相反してしまいます。それに加え腰と首の痛みがあるため、質問させていただいた次第です。

細かい質問で申し訳ございませんが、アドバイスいただければと思います。

    2007年10月31日(水) 21:33
専門外で申し訳ありませんが、トレーニングを重ねた上でのバイオメカニクスと現状で物事を考えることとは若干相違があると思われます。また故障のある方はそれとの付き合いがありますので教条的に考える必要もないかと思われます。
銃を持たないで体を標的と90度の方向に向けて、目を閉じて右腕を自分の感覚でまっすぐに上げたときの体幹と右腕のなす角度を中心に考えてはどうでしょうか。その位置がベストということではなく、そこから若干の角度を変更し、首への負担と腕の固定感の最も優れた位置・角度を模索してみてください。腰椎への負担はスタンスの幅やその変化から来る脊椎の後傾角度、骨盤の前後位置にもよりますので、銃を持たないで研究する方が容易かもしれません。
個人的にはAとCの優先順位は低いような気がしますが、自分の体ではありませんので明言できません。

  短筒撃ち  2007年10月31日(水) 23:28
↑ウェブマスターのように、専門的には答えられませんが、参考になると思いますので、私の経験を少しお話させてください。
APを初めて、最初は我流で撃っていましたが、腕の安定を求めた結果、自然に@に近い姿勢を取るようになりました。
その姿勢で続けていたところ、腰が痛くなり、整形外科で見てもらったり、針を打ってもらったりしたのですが、Dr.は、「今やっていることを止めれば痛くなくなります。」でした。
そのことがあって、Aの姿勢で痛さをカバーしようと練習に励みましたが、銃の横揺れがひどくなり、成績は落ち込むばかりでした。
そこで、私の場合は、腰の強化のために、腹筋・背筋を鍛え、腰の負担を軽減させることに重点を置き、姿勢を元の@のように戻したところ、成績も上昇し、楽しく射撃が出来るようになりました。
体が固い人は、@の姿勢は止めたほうが良いと思います。
若い時のような高得点は出ませんが、@のような、拒銃の楽な姿勢で撃っているので、年齢を重ねても楽しんでいます。
長々と理解しにくかったと思いますが、一人でも多く射撃を楽しむ人が増えることを祈って・・・
「射場長、15的終了しました。」

  やはり海外のレベルは高いですね  2007年11月2日(金) 1:43
ちょっと長文ですが失礼致します。

>>AP歴2年と数ヶ月で、550−570点辺りをうろついています。

素晴らしい成績じゃないですか。先般行われた朝霞の全国夏期ピスならNSの中重選手と1点違い(571点で11位だった)のスコアですよ、そんな「うろつく」なんて謙遜は不要でしょう・・・

 実は勤めが医療関係なもので、この件に関しては少し情報を提供出来るかもしれません。

A,まず何でもいいですから任意の建築物の壁面に寄りかかり、背中と壁との接面積が最大になるような(背中全体を『べったり』壁に押しつけるような感覚)状況を作ります。

B,次にその状態を保持したまま(絶対に崩してはいけない)頭部を90度回転(右射手は右手方向・左射手は反対側)させ、耳の穴が『ぴったり』壁面に遮断されるような状況を作ります。

古代エジプトのミイラ製造以来、連綿と積み重ねられてきた解剖学的な経験則によると、(何某かの不幸な事故や運命の悪戯による先天的な疾患を除いて)人間の眼球及び単眼視基線はほぼ九割九分サジタル面と平行であり、また外耳道開口部はほぼ九割九分サジタル面と垂直であるそうです。

 従ってA-Bの「背中べったり耳の穴ぴったり」という状態が「てっぺい」さんの仰る「的に対して90度を向き、体はそのままで首のみを的に向ける」射形のFigとしてあてはまるわけです。しかし各位が実際にやってみてすぐ分かると思いますが、特別躯が柔らかい等でないかぎり「背中べったり耳の穴ぴったり」の実現は難しいでしょう(個人的には20人に1人レベルだと感じています)。

 この「的に対して90度を向き、体はそのままで首のみを的に向ける」モデルは「スクェアスタンス」等と名付けられ、数多のピストル射手が最初に思い描き、また最終的な理想型と捉えるられています。ですがこのモデルは人体の骨格構造と照らし合わせた合理的判断とは明らかに別儀のもので、正直これの形而上学的追求はドンキホーテ型蛮勇と同義である、旨思われます。

 三野卓也氏が著書「オリンピックシューティング」のなかで提唱しているモデルはこのスクエアスタンスを現実的に咀嚼したもので、てっぺいさん曰く「的に対して45度を向き、首のみを的に向ける」モデルの45度を、バイオメカニクス的に可能な範囲で90度に近づける、このようなアプローチから生まれたものと考えられるでしょう。

 

  てっぺい  2007年11月2日(金) 6:11
ぐ様、
ご回答ありがとうございます。
やはり、「これが1番」というスタンスはないのでしょうね。
体のこともありますので、試行錯誤してみます。

短筒撃ちさま、
アドバイスありがとうございます。
単に実射のみでは上達しないと思い筋力もつけるように努力しておりますが、上半身に重点を置いていました。腹筋及び背筋にも注意し、射撃に長く付き合えるようしたいと思います。

やはり海外のレベルは高いですねさま、
詳しいご説明ありがとうございます。
三野卓也氏の著書をじっくり眺め、「必ずしも顔面が的に対して真っ直ぐ向いていなくてもいい」ということを自分なりに解釈しました(首のねじりを最小限に止めることも可能?)。
ただしその場合若干横から照準を合わせることになると思うのでグリッピングの角度が微妙にずれるような気がしたりするのですが。
コーチに一から十まで細かいことを教えてもらわないと間違った癖がつくのでは、という超日本人的(?)な性格なもので色々と不安ばかりなのですが、まずこの性格改善をして射撃に臨む必要があるのかもしれません。

皆さん本当にありがとうございました。

 Pの呼吸時の銃口の軌道 民夫  2007年11月1日(木) 8:41
2つ質問があります。

@Pで呼吸をすると銃口が上下しますが、私はそれが垂直に上下せずに若干左下→右上という感じで銃口が動きます。やはり垂直に上下するほうが望ましいのでしょうか?

A試合では着弾は一発ごとに確認すべきでしょうか?。練習などで、5発に1回等のタイミングで確認する時はいいのですが、どうしても何回も続けて10点を打っていると、意識が技術よりも的にいってしまうからか、その後外してしまう事がよくあります。

 RE: Pの呼吸時の銃口の軌道    2007年11月1日(木) 17:20
呼吸時の銃口の上下は据銃状態での銃への外圧の方向と姿勢の安定性が現れているということなので、とりわけ伏射では上下に小さく移動することがかなり重要な要件となります。正確に上下するようでないと真上に小さく跳起させることは困難なので、この要素は静止・リラックスに続いて重要と考えます。100点を目指すには「望ましい」と言うより基本的な要件と考えるべきと思います。傾きの性質や量にもよりますが、大きい場合は体の角度、中くらいの場合は左肘の入れ方、わずかな量の場合は銃の傾き(セッティング)かチークピースの調整で対処するのが指針といえます。

》試合では着弾は一発ごとに確認すべきでしょうか?

正確な射撃姿勢が再現できているならば、”毎回確認しなければならない”ことではなく、”おかしな時に気がつく”といった技術要素ですので言葉で表すとすれば低いレベルでの注意力で気がつく程度にまでトレーニングで確認訓練を行わなければならないと言えるでしょう。完成期の技術は、その意味では毎回確認は実施しますが、自動化された技術の中で行っているので意識しなければならないレベルではないといえるでしょう。

》意識が技術よりも的にいってしまうからか、その後外してしまう事がよくあります。

それは集中力の問題かも…的の真ん中を探すよりもスムーズに指を動かすことに集中されることをお奨めします。

 射場と動作の自動化   2007年10月28日(日) 21:55
今日試合をした射撃場が、10mで屋外(SB用の射座を半数AR用に改造したもの)でした。
秋の気持ちいい風を受けての射撃でふと思ったのですが、10mでも風を読むなどは必要なのでしょうか?
また、10mでも弾は風の影響を受けるのでしょうか?
SBの経験がなく、屋内の競技だけだったのでちょっと戸惑いました・・・


もう一つお願いします。
これはメンタルの面かもしれませんが、試合の最中に自動化できている(無意識のうちの)撃発の動作が、突然『引き金ってどこで、どんな感じで引くんだっけ?』などと思ってしまって、遊びを引ききるのも『こんな感じかな?』、撃発も『ここだったかな?』と今まで自動だった動作が手動になってしまって困ってしまいました。
こういう場合、途中で空撃ちなどを入れて思い出させる(再び覚えさせる?)ものなのでしょうか?

お忙しい中とは思いますが、よろしくお願いします。

    2007年10月29日(月) 20:11
》10mでも風を読むなどは必要なのでしょうか?また、10mでも弾は風の影響を受けるのでしょうか?

エア・ライフルはインドアで使用することを前提としていますので設計そのものに自然条件は要素に入っていません。弾速も遅いですし風には非常に弱いです。また射距離も短く風を読んで撃つことは非常に困難なので、できるだけ風の弱いところで撃つ努力をするといったことしか対処できないと言っても過言ではないでしょう…。風に合わせてクリッキングすることもまわす量が10とか20の単位になりますので現実的ではありません。

》こういう場合、途中で空撃ちなどを入れて思い出させる(再び覚えさせる?)ものなのでしょうか?

それが基本的な対応と考えます。自動化された技術の発揮は多分に精神状態に左右されますが、どれかひとつの技術要素に集中することをトレーニング指導されたらいかがでしょうか。

http://www11.plala.or.jp/guutara/html/kyousitu/homeroom/mental_program.htm


    2007年10月29日(月) 22:42
ありがとうございます。
短い距離ですが、やはり影響を受けるものなのですね。

メンタル面を軽視していた部分があるので、メンタルを一から出直したいと思います。

 視力の回復方法について チベットのガンマン  2007年10月28日(日) 21:57
初めての質問です。
国体に挑戦をしようと思っています。

加齢とともに、視力の低下が目立つ今日この頃ですが、視力の低下を軽減させる方法はご存じありませんか?


    2007年10月29日(月) 20:15
》視力の低下を軽減させる方法はご存じありませんか?

同じ状態にあるものとしては、こっちが聞きたいです…すんません。

民間療法的な話ですが、伸脚(開脚)のストレッチをものすごく沢山やれば目のスタミナが続くようになったとか、軽い心肺トレーニングを続けると目が長持ちするようになったという経験談は良く聞きます。いずれも、視力低下に抗すると言うより目がぼけるのを遅くする対策といえるかもしれません。

  チベットのガンマン  2007年10月29日(月) 22:14
早速のお返事ありがとうございます。
体を柔らかくしたり、ジョギングをしてみます。
成果は後日お知らせします。

 AR弾 ホールズ  2007年10月27日(土) 22:19
ARの弾のサイズは銃身のサイズによって適合・不適合があるとのことですが、実用上大きな差が出るものでしょうか? 例えば立射で95点程度の技術ではあまり気にすることはないといったような指標はあるでしょうか?

    2007年10月28日(日) 17:27
AR弾のサイズは同じブランドで3-4種類販売されていますが、この差は銃身の規格に公差が容認され銃によって銃腔の内径に差があることに起因しています。一般には練習で当たったサイズを適合サイズと認知してよいと思われます。実用上の差といわれますが技術に関係なく精度差は存在しますので、正確な回答は”どのレベルでもあった弾丸を使ってください”ということになります。

》立射で95点程度の技術ではあまり気にすることはないといったような指標はあるでしょうか?

ありません。(実際には撃っても差が判らない場合が多いですが) マシンレストのグループ(10発)は写真のような散らばりを見せますが、これらの差をどう捉えるかはともかく(SBをする人は弾丸のセンターの誤差を50mに換算してみるとイメージがわくかもしれません)、少なくとも満点を目標にする人は気にしていると思いますよ。

  J  2007年9月28日(金) 11:10
ライフル射撃の競技規則で制限されていないものは原則として競技では使用できるのでしょうか、それとも禁止されるのでしょうか?

    2007年9月28日(金) 20:44
7.4.1.1 射手はISSF規則に合致した用具・服装のみ使用できる。他の射手より不当に有利になるいかなるもので規則に記載されていないものや、ISSF規則およびISSF規則の精神に反する物の使用は禁止される。

ですから原則は使用できないと考えるのが健全でしょう。

ISSF規則に書かれていないことの例に、引金を口で引くようにしたらどうだという話もありますが、7.4.2.4に電気トリガーの項がありそこに”右射手の場合は右手で操作されること”とあります。これは規則の精神(理念)が表現されていると解されますので、口で引く引金は禁止されます。また、7.4.7.1.2の服装規程のなかに”技術が人工的に向上されるように…特別な装置、方法、衣服の使用は禁止される”とありますので、理念上は銃に装着する部品の中で理念に反する器具の使用は禁止されるわけです。パームレストやスリングの使用は除外規定と解されます。

尚、これらの判定はジュリーが行います。

  1  2007年10月15日(月) 0:15
「J」氏質問に便乗させて頂く形で恐縮ですが、以下のような局面ではどのように解釈されるでしょうか?

1.制限されていないものの使用はプレパレーションタイム開始までで、以
 降は使用しない。

2.制限されていないものの使用はプレパレーションタイム終了までで、以
 降は使用しない。

 具体的な例を挙げて説明すると、

3.前射群終了後射手交代した際に巻き尺で射座幅を計測しセンターを出す

4.前射群終了後射手交代した際に黒点圏の左半分を白く塗った自作の標的 
 をセットし、プレパレーション終了まで使用する

                 以上宜しくお願い申し上げます。

    2007年10月15日(月) 16:41
1.+2. 制限されていないものの使用についてはそれが規則の理念に反しないのであればいつでも使用できます。許可されていないものという意味では競技開始後はつかえませんが、常識的にはプレパレーション開始で競技が開始されますので、例えばMP3プレーヤーの使用はプレパレーション開始とともに禁止されるでしょう。

3. 経験的には問題ありません。
4. プレパレーションは規則上競技のプロセスに含まれますのでそのようなことは許可されないと考えますが… 

  1  2007年10月25日(木) 1:10
 ご回答有難うございます。

で、上記を受けて更なる疑問が湧いて参りました。長文&繰り返しになって誠に恐縮とは存じますが、再度質問させて下さいませ。

 「制限されていないものの使用についてはそれが規則の理念に反しないのであればいつでも使用できます」とのご回答ですが、ここで言う「規則の理念」とは、具体的に競技規則のどの条項のどの文言から読みとって解釈すれば良いでしょうか?
 手元に2003年版規則集の第2巻があり、それの6.1.1かなぁ?と思ったのですが、どうも違うようなので・・・

 ご回答中に「プレパレーションは規則上競技のプロセスに含まれますので・・・」との文言がありますが、これは「プレパレーション開始以前であれば許容される」という解釈で宜しいでしょうか?(勿論限度や程度問題だということは認識した上で、ですが)


 いつの号だかは失念しましたした、ライフルスポーツ誌の巻頭言に
「柳田選手は射撃に良いと思われることは何でも試したという、でもモノになるのは10のうち2つか3つだったと本人は語っていた」
という旨の文章が載ったことがあったと記憶しております。
 果たして柳田選手がその10の事柄を射場に持ち込んで、逐一ジュリーに
「これ違反っすか?あれ大丈夫っすか?」
とお伺いを立てていたとは考え難く、やはり「規則の理念」が具体的に何を指すのかを熟知したうえで、それに叶うものだけ取捨選択していたのだと思います。

「規則の理念」とは具体的に何を指すのか、何卒具体的にご教示願います。


    2007年10月26日(金) 11:27
》具体的に競技規則のどの条項のどの文言から読みとって解釈すれば良いでしょうか?

6.1.1や7.4.1.1などが相当するのでしょうが、全体の中での総合的なものなので、どこかの国の偉い人が言えば知らない間に変わるような性質もあるでしょうから確固たる説明が付かないあやふやなものといえるかも知れません。ダブルキャンバスのジャケットが容認されていますが7.4.7.2に照らすと明らかにおかしなことで、「規則の理念」とは全体のコンセンサスのことを意味するとも言えるかも知れませんね。

 リラックスと緊張 遅い参入者  2007年10月17日(水) 14:47
ARSで頭をピークピースに乗せる時、両肩が緊張で上がるのを修正するために一度伸ばしてから頭をチークピースに乗せているのですが
そのまま自然に頭を傾けて乗せるのではなく意識して頭を少し前方に置くようにすると銃の揺れが減少するのですがこの姿勢を取ると首の右側が緊張しています。(首の筋が延びている感じ)
リラックスを求めていくのが理想ですと明らかに作為的に首が緊張しているのですがこの姿勢は止めたほうが良いのでしょうか?

また首を素直に置くと片づけが弱くなり銃が前方に逃げていきますが
頭を前方に意識して置くとバットプレートもずれなくなるので銃が安定します。右手で銃を引いて肩付けを強くするより良いと思って頭の位置でバランスを取っていますが間違った方向でしょうか?銃のセッティングで銃の固定を求めるべきでしょうか?
リラックスと意識して作る緊張はどの程度のバランスで
取るのが良いのでしょうか?

初歩的?な質問で申し訳ございませんが教えてください。
方向が根本的な間違いなのか全然分かりませんです。。

    2007年10月18日(木) 19:47
首の緊張の度合いにもよりますが特に悪いということは無いと思います。左手の位置に関してもう少し手前に余裕があれば保持位置を手前にして銃の位置を高くすることにより首の緊張を緩和させることが可能になるかもしれません。力が入るということは筋が縮もうとしていることで、首の角度による左右片方の筋の伸びとは本質的に違いますので、同じ緊張感でも両者の性質が違うことを意識して程よい程度を探すことが重要です。

》銃のセッティングで銃の固定を求めるべきでしょうか?

セットと同時にどの程度左肘からの重量を腰に伝えることができるかも銃のずれに関しては大きく影響しますので、より骨格サポートが向上するようズボンのはき方なども検討に入れる必要があるかもしれません。リラックスと意図的な緊張の関係は、ほぼ完全にリラックスした姿勢で銃口が標的をむくことが前提で、この状態をより強固なものにするためにどこかにほんの少し緊張を入れているという状態であることに留意してください。どこかに力をいれる場合、その入れ具合によって銃口の方向が比較的有意に変化するようですと、その前提姿勢に改善の余地があるといえるかもしれません。尚、筋緊張と強い摩擦による体と銃とのコンタクトは別物ですので(摩擦によるものは筋を使用しているとは解さない)、その当たりも検証してみてください。

意識的に体を使用する場合も、持ち上げたり肩を上下させて銃口の高さを調整したりしているようであればその使い方は良くないと理解する方が良いと思います。

 ありがとうございました 遅い参入者  2007年10月18日(木) 22:37
多分それなりの良い姿勢になって来たようですので暫く
この姿勢で練習して行きたいと思います。
また?と思う事が有った時も質問させて頂きますのその節は
よろしくお願いいたします。

ありがとうございました。


  プヨプヨ  2007年10月15日(月) 23:02
Pの姿勢で、脈拍対策で右足を大きく曲げてる人と、
曲げずまっすぐ大きく開いている人がいますが、
それぞれメリットデメリットなどあるのでしょうか?
また、体型的な向き不向きなどあれば教えてくださいませ。

    2007年10月16日(火) 23:25
伏射の右膝の曲げ具合には様々なものが見られますが、目的は体の左側への荷重の実現と、確実な腹式呼吸の確保にあります。 左腕とスリングの構成体(三角形)に銃と体重の一部が真上から垂線方向にかかり、腹式呼吸をした際に銃口が完全に上下に移動することを目的に左脚の状態を変化させます。また、人によっては膝を曲げることにより下半身のリラックスが容易になる場合もあります。また、おなかの大きい人は据銃時の腹圧を下げてパルスの軽減を図るという要素も含まれます。

上記の目的を達成するために右脚を曲げますが、その曲げ具合だけを見てメリット・デメリットを特定することは論理的ではありません。目的がより高度に達成できているかどうかで判断すべきと考えます。したがって、一般的表現では目的が理解できていればどちらでも良いということになります。

 SBでトリガーがひっかかったときの処置 覆水盆にかえらず  2007年10月14日(日) 20:14
アンシュッツの2013です。
たまに、本射中にトリガーの遊びを引いたところで引っかかってぶらぶらになってしまう事があります。
もう一度構えなおしたいのですが、次にトリガーに触れると撃発してしまうので仕方なくそのまま撃ってしまいましたが、もしかしてそっとボルトのハンドルを上げて再度下ろしてやればよいのでしょうか?
とりあえず今回はそれでなんとかなったのですが、運が悪いと出てしまうものでしょうか?
本来はこんなことの無いように整備するべきなのでしょうが、緊急時の避難方法を伝授ください。

    2007年10月15日(月) 16:21
》緊急時の避難方法を伝授ください。

基本的には緊急避難は困難と考え調整しなおしてください。私が以前所持していたアンシュッツのトリガーも同様の症状があり、その銃の場合はボルトを丁寧に上げれば復帰しましたが、症状の実態や個体によっては振動で発射されることも充分考えられますので、「引金の調整が良くない」と考えてください。

改善策として考えられるのは、
1 プルを5g-10g重くする
2 シアのかかりを、調整ねじで1/16-1/8回転多くする
で確実に修正できます。
また、トリガーの掃除、注油を実施し調整しなおすことが最も進められます。いずれにせよ放置することには反対です。

  覆水盆にかえらず  2007年10月15日(月) 20:02
ありがとうございます。掃除して調整してみます。

  すぎっち  2007年10月13日(土) 0:02
ARの試合中誤って弾丸を2回(2発)こめてしまったときはどういう対処が正しい処理でしょうか?

    2007年10月13日(土) 23:32
まず、気が付かないで撃ってしまった場合ですが、
1.標的に2発とも当たらなかった場合…0点
2.標的に2個弾痕があった場合…上位点
3.標的に1個弾痕のあった場合…その弾痕の得点
が採用されます。

発射前に気が付いた場合は
4.競技役員の監督の下、標的をしまってからバックストップに発射処理します。規則で決められた処理なのでジュリーの立会いは必ずしも要しませんが念のためジュリーを呼んでもらうのが得策です。

1-4のいずれのケースもペナルティはありません。

 Pにおけるズボンと靴   2007年10月8日(月) 0:18
こんばんわ。
SBのPで585〜590を彷徨う射手です。
ISSF TVを見ているとPのファイナリストの大半がズボンと靴を着用していますが、
Pにおいてズボンと靴を着用するメリット、あるいはデメリットは
どんなことがあるのか教えていただけないでしょうか?

    2007年10月9日(火) 10:10
Pにおいてズボンと靴を着用することについては基本的に各人の感覚によるもので、履く履かないに関しては技術的に有意な根拠は薄弱と考えます。履いた方が銃の静止が良好であればそれでいいといった程度のことです。

ズボンをはけば腰の部分でのジャケットとのコンタクトが強まり、ジャケットのずれが少ないとともに上半身と下半身の固定感が得られると感じる人もいるでしょうし、逆に下半身が持ち上がって腰の辺りのリラックスが難しいと感じる人もいるでしょう。3Pの人はSに移るときの準備時間が節約できるのでズボンと靴ををはいて伏射を撃つ人が多いです。

靴単体では、靴の直線で足が床面に固定されますが、反面左足首に重量がかかりますのでこれを嫌う人もいます。また靴を履けば腰の反り返り感が大きくなります。(腰椎へのストレスが大きくなる)

履く履かないの判断はどちらが銃が静止できるか、どちらが長時間リラックスした状態を保てるかで判断されるのが良いと思います。

    2007年10月12日(金) 19:59
レスありがとうございます。

なるほど。参考になりました。
一度履いてみてどんなものか試して見たいと思います。

  みゃー  2007年10月8日(月) 12:08
PやKのときジャケットの袖口がストックに触れてしまいます。袖をまくるようにして姿勢をとればクリアできるのですが撃っているうちにスリングがずれるような気がします。ジャケットのスリング止めを加工するなどの何か対策はあるでしょうか。

    2007年10月9日(火) 10:20
良いポジションがとれているのなら、袖をまくらずに袖をハサミで切ってください。

 SBのS ロンドン  2007年10月8日(月) 9:03
ARでは時々満射が出ることもありますがSBの立射がARほど当たりません。漠然としていて恐縮ですが、根本的に押さえておかない要素にはどのようなことが考えられるでしょうか。ちなみにSBでは90点程度です。

    2007年10月9日(火) 10:19
SBの立射では構えてる状態での体の動きが小さく(銃が無い状態での据銃姿勢がゆらゆら動かない)、銃の重量がより完全に骨盤に伝わることが重要です。ARですと多くの人が上の条件を完全に満たすポジションをとることが難しいのですが、この点50mライフルでは高い完成度の据銃が可能です。

SBは発射時に銃が後退しますので、ARに比べて一層のリラックス状態ができていなければ着弾とコールが一致しません。これはどのポジションでも同様で、ノプテルと実射との得点の差の要因のほとんどはここにあるといえます。銃を向けることよりも先に体の状態を向上させてからセッティングにより銃口を標的に指向させることが基本と考えます。

 銃砲安全規程 あれれ  2007年9月26日(水) 18:34
銃砲安全規程という規則が日ラから出されていますが、それによると試合中射座を離れる場合「銃を安全な状態にしてケースに入れる」とあります。国体でもこのルールは適用されるのでしょうか? ビームライフルも専用の保管庫が必要と書いてありますが、国体でも預けることになるのですか?

 RE:銃砲安全規程   2007年9月26日(水) 21:22
あくまでも注意喚起の目的で(だと思う)理事会で決定した規則ではないので”規程”という用語は不適切ですね。

》国体でもこのルールは適用されるのでしょうか?

ルールではありません…試合中は装備が銃に装着されていますのでナンセンスな話ですね。

》国体でも預けることになるのですか?

なりません。たぶん・・・

  ナイスミドル  2007年9月27日(木) 21:41
脇から失礼します
秋田ではBRBもBPDもウロウロ持ち歩いてます

 練習 小遣い3万円(昼飯込み)  2007年9月25日(火) 13:55
近所の射撃場が、諸般の事情で来月から一日使用したら、
なんと7,000円(社会人)に値上げするらしいです。

決まってしまったものは仕方ないので、その論議はともかくとして、
一念発起して家で練習するかと考えたのですが、どういった方法が
あるのでしょうか?
また6畳で練習するのは、あまり現実的でないでしょうか。
よろしければ、アドバイスお願い致します。

射場使用量7,000円+玉4,000円+高速代2,000円
=約13,000円
一回あたりは安物のゴルフ場より高くなってしまいました。(笑


    2007年9月25日(火) 19:53
能勢は来春まではそのような状態のようですね。

当たり外れの基本的要因は銃の静止状態の良否ですから、3Pで1140、Pで590程度以下の人は据銃・からうち練習でかなりの射撃要素の向上が期待できると思われます。
姿勢の洗練のための据銃練習と、からうちをするなら撃発後標的の上に撃発ポイント(着弾点)を記入しながら行ってみてください。弾が出ませんので失点の印象は弱くて良いのですが、良い撃発のフィードバックも無いので撃発の観察に重点を置くことが効果的と考えます。


 bau  2007年9月25日(火) 1:26
すいませんもう一つ14系のトリガーを19系に交換出来るのでしょうか。
何か加工とか気を付ける点はありますか、教えて下さい。

    2007年9月25日(火) 19:46
http://www11.plala.or.jp/guutara/images/ans_triger.JPG

にある撃針キャッチ・リンクを交換すれば19のトリガーを14のボルトに取り付けることができますが、パーツがあるかどうかは不明です。おそらくアンシュッツから取り寄せることになるのではないでしょうか。(15年前には手に入りにくくなっていた)

  bau  2007年9月25日(火) 1:19
アンシュッツのライトバレルとヘビーバレルがあるのは重量と太さと長さの
違いだけですか。
それは、非力な人向けと理解していいのでしょうか。
12より13方が有利な点とか、不利な点とか、あるのですか。
ベンチテストとかで、集弾率とかに違いはあるのですか。
男なら13とか、女なら12とか何を基準に選べばいいのですか。

    2007年9月25日(火) 19:43
元来はスタンダードライフルに付いていたのがライトバレル、フリーに付いていたのがヘビーバレルでした。重さ(太さ)と長さの違いだけです。
現在では同じ銃床でバレルドアクションが選択できますが、一般論では体格による選別が必要といえるかもしれません。身長160cm台の人は選択の分かれ目になるでしょうし、筋力より据銃した際のバランスが重要と考えます。
精度面では太い方が集弾が良い場合が多いですが、個体の問題なのですべての比較ケースには当てはまりません。選択の基準はポジションとバランスですが、一般論では身長165cm以下の人はライトでいいのではないでしょうか。伏射しか撃たない人はヘビーを勧めます。

 引金 st  2007年9月21日(金) 9:40
ARとSBを両方行うとき引金の違いはどういう練習で克服するべきでしょうか。同時に練習することはお互いの種目にとって問題を生じさせるものでしょうか?

    2007年9月21日(金) 19:43
重さ、ひき味、できればトリガーブレードを近いものに調整してください。それ以上は考えない方が健全です。引金の引きは特別な例を除いては自動化されたアクションの中で処理されますのでその自動化の中では近似の引金特性であれば特に問題は生じないはずです。完全に同じにしようとする考え方の方が問題を自ら創生してしまう可能性があります。

》同時に練習することはお互いの種目にとって問題を生じさせるものでしょうか?

各種目の練習時間が減るということ以外問題は生じないと考えます。

  bau  2007年9月21日(金) 0:15
SBでフロントサイトに付けるレベルは有効でしょうか。
知人は10点上がったと言ってました。

    2007年9月21日(金) 19:39
姿勢を確認する目的では有効と考えますが、水準器の泡が寄っている状態を体を使って修正する動作が入るとすれば逆効果も考えられます。あくまでも確認手段と考えてください。