ブログの中にエレーに弾丸を買いに行くとありましたが、実際のロットの選択はどのようにやるのですか? |
自分たちの銃をマシンレストに挟んで実際に撃ちますが、レストそのものは最高のものではなく(エレー、RWS、ラプアいずれも)絶対精度の比較はできませんので比較論の相対的な評価となります。挟み方によってもグループのサイズが変化しますので銃を慎重にセットし狙点の変化をレーザーで確認しながら行います。
在庫が豊富な時期でないと選びようがありませんので、メーカーの指定する時期に訪問しますが、2回行ったエレーの場合は40-50ロット程度の中から選別しました。(1日では終わりません)
以下行った手順の概要
全ロットをスクリーニングとして2グループ射撃し、良いものを仮選別します。2グループでは統計学的に平均グループの0.7-1.3の範囲の数値を示しますので科学的根拠としては薄弱ですが、テスト対象が多いので現実的に選択します。
仮選別したものを更に2グループ射撃します。合計4グループのグルーピングを比較して購入対象を絞り込みますが、更に1グループ射撃して最終的に選別します。5グループの射撃ではそのグループのサイズの分布が0.8-1.2程度に収まるのでそれほどクズはつかまないものと思われます。
肝心なのはこの後で、夜の食事のときに遠慮がちに…「XXのナショナルチーム用においてあるやつがあるでしょ?」なんて聞いてみます。相手が酔っ払って気が大きくなったタイミングを狙うが肝心で、うまく行けば「それを二つほど日本に送ってあげるよ」なんて言わせると大成功となります。このロットはテストの必要はありません。(勿論その留め置き在庫が無い場合もありますが)この作戦は藤原紀香を秘書として連れて行くか、ワールドカップなどに遠征したときに仲良くなっておかなければ通用しませんです。 |
この様な自分の銃に合うロットをエレーに探しに行く事は、
現在でも行われている、又は可能な事なのでしょうか?
それと
>〜このロットはテストの必要はありません。
とありますが、他人の銃に合うロットが自分の銃に合うんですか? |
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(誤ってひとつ投降を削除してもた。すまん。)
本来はナショナルチーム用に時々実行すべきでしょうが、資金と手間が必要で近年は行ってないと思われます。(私は1999年にラプアに行ったのが最後です=写真はラプアのSB用バイス)
ある銃砲店が行って試射して買ってくるという話ですが、毎回ではないでしょうね。ヨーロッパのナショナルチームの主だったところは数年ごとに行くようですし、契約選手などの人は銃を送って会社に選別させるケースもあるようです。
》他人の銃に合うロットが自分の銃に合うんですか?
このケースは数百ロットの中で最も良いクラスのスーパーロットですので特別扱いです。他の銃でも最低限very
goodのランクにはなるでしょうね。 |
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