ライフル射撃競技関係Q&A 53   戻る このページは過去のQ&Aでございますです。

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  ぽんた  2007年3月14日(水) 14:09
ブログの中にエレーに弾丸を買いに行くとありましたが、実際のロットの選択はどのようにやるのですか?

    2007年3月15日(木) 19:48
自分たちの銃をマシンレストに挟んで実際に撃ちますが、レストそのものは最高のものではなく(エレー、RWS、ラプアいずれも)絶対精度の比較はできませんので比較論の相対的な評価となります。挟み方によってもグループのサイズが変化しますので銃を慎重にセットし狙点の変化をレーザーで確認しながら行います。
在庫が豊富な時期でないと選びようがありませんので、メーカーの指定する時期に訪問しますが、2回行ったエレーの場合は40-50ロット程度の中から選別しました。(1日では終わりません)

以下行った手順の概要

全ロットをスクリーニングとして2グループ射撃し、良いものを仮選別します。2グループでは統計学的に平均グループの0.7-1.3の範囲の数値を示しますので科学的根拠としては薄弱ですが、テスト対象が多いので現実的に選択します。
仮選別したものを更に2グループ射撃します。合計4グループのグルーピングを比較して購入対象を絞り込みますが、更に1グループ射撃して最終的に選別します。5グループの射撃ではそのグループのサイズの分布が0.8-1.2程度に収まるのでそれほどクズはつかまないものと思われます。

肝心なのはこの後で、夜の食事のときに遠慮がちに…「XXのナショナルチーム用においてあるやつがあるでしょ?」なんて聞いてみます。相手が酔っ払って気が大きくなったタイミングを狙うが肝心で、うまく行けば「それを二つほど日本に送ってあげるよ」なんて言わせると大成功となります。このロットはテストの必要はありません。(勿論その留め置き在庫が無い場合もありますが)この作戦は藤原紀香を秘書として連れて行くか、ワールドカップなどに遠征したときに仲良くなっておかなければ通用しませんです。

    2007年3月15日(木) 19:57
この様な自分の銃に合うロットをエレーに探しに行く事は、
現在でも行われている、又は可能な事なのでしょうか?

それと
>〜このロットはテストの必要はありません。
とありますが、他人の銃に合うロットが自分の銃に合うんですか?

    2007年3月15日(木) 22:36
(誤ってひとつ投降を削除してもた。すまん。)

本来はナショナルチーム用に時々実行すべきでしょうが、資金と手間が必要で近年は行ってないと思われます。(私は1999年にラプアに行ったのが最後です=写真はラプアのSB用バイス)
ある銃砲店が行って試射して買ってくるという話ですが、毎回ではないでしょうね。ヨーロッパのナショナルチームの主だったところは数年ごとに行くようですし、契約選手などの人は銃を送って会社に選別させるケースもあるようです。

》他人の銃に合うロットが自分の銃に合うんですか?

このケースは数百ロットの中で最も良いクラスのスーパーロットですので特別扱いです。他の銃でも最低限very goodのランクにはなるでしょうね。

 冷たい風 K  2007年3月9日(金) 20:42
1. SBの射撃中に前方から冷たい空気が銃身の中を流れた後は着弾が変化するような気がしますが本当でしょうか?
2. 陽炎の発生する日は標的もゆれて見えていてその分グルーピングが大きくなると思いますが、どの程度の広がりが予想されるでしょうか?
よろしくお願いします。

    2007年3月9日(金) 23:57
1> 多くの銃で射撃中の銃腔内の残ガスが完全に吹き飛ばされると変移着弾が現れます。その程度は実用上気が付かないものからとんでもないものまで様々ですが、8点圏程度に飛んでいくことは珍しくありません。原因は温度にあるのかガスの密度にあるかは知りませんです。前から風の吹き込む日の競技中はなるべく風が銃腔内を吹き抜けないようにした方が良いです。SBのファイナル後の競射の開始まで5分以上時間が経過した場合は30秒のウォーミングアップショットが許されているのはこのことによります。またファイナル中に薬きょうを薬室に残しておくことが許可されているのも同じ理由によります。

2> プラスマイナスがありますのでグループが小さくなる場合もありますが、一般に陽炎の激しい日にタイトなグループを作るのは難しいです。固定された銃にスコープをつけて照準するとよくわかりますが、陽炎が少し出ている日で標的は0.2点程度の幅でゆらゆらしています。激しい日には0.5程度の幅でゆれることもありますし、標的全体が上方にずれて見える場合もあります。グループがどの程度広がるかははっきりいえませんが、全弾センター圏で撃発できなければ100点の保証はないといった言い方が適当なところでしょう。その気持ちが飛ばしを誘発して得点が下がっているというのが多くの人の実情かもしれません…長く狙っていてもろくなことは無いですよ、陽炎の日は。

  716(SB初心者)  2007年3月4日(日) 15:00
先日SBのKを初めて構えて、9点平均以上となかなか良いポジションを見つけたのですが、丸1日練習した後、2日経っても左手小指とその下部の痺れが取れません。(キーボードの「A」を打つ度に、ビビッと変な感じがしている次第)

スリング長は短め(キツめ)、左肩のベルトは短い方から3つ目に留めています。左手は(銃床の)右にローリングさせて、ちょうど腕の真ん中あたり、小指側面から真っ直ぐ下ろしたあたりにスリングが当たっています。

神経圧迫が強すぎるのだと思うのですが、キツめのスリングの安定感は捨てがたく、この場合どこをどう変えて回避するのがセオリーでしょうか?

    2007年3月5日(月) 10:07
》丸1日練習した後、2日経っても左手小指とその下部の痺れが取れません

とっても良くないことなので、そのままの状況で練習しないようにあいた方がいいですよ。

》この場合どこをどう変えて回避するのがセオリーでしょうか?

ポジションを見てないので一般論に過ぎませんが、
*左腕の捻りが異常に強い場合、腕をストレート気味に使う
*スリングの腕に巻く部分が小さすぎる場合、大きくする
*スリングを巻く左腕の上下位置を変える
*ジャケットの下着を変える(どこが押しているかが問題)
*ポジション全体を変える(スリングだけ強い感じがするのであれば問題があるかもしれません)
といったところから考えます。

  716  2007年3月5日(月) 15:05
ありがとうございます!
3日目になってもまだ痺れているので、不安になってきたところです。色々試してみます。

←当日の写真です。
写メなので粗いですが・・・何かこれで分かることがあればお願いします。

    2007年3月5日(月) 22:46
写真を見る限り骨格構造体の捻り(ポジション構造体)によるというより、スリングの巻き方のほうが怪しい感じがします。=保証の限りにあらず。
右半身を、上半身が標的側や胸の前の方向に倒れないように(右肩が標的方向に回転しないように)、より脱力してロールの上に荷重がかかるようにしてください…スリングにはリラックスの結果として銃と頭の重さがかかって強く張られる感じで、スリングだけ強く張って止めてやろうと思いすぎないほうが良いですよ。

 尺骨神経 ナイスミドル  2007年3月6日(火) 12:24
↑の障害ですかね
一昨年、コートとグローブを新調したらなっちゃいました
小指全体と薬指の外側が四六時中痺れるので、肘のレントゲンから首のMRIまで撮って調べましたが、特に骨や神経の変異はなかったので、ビタミンBの服用と、肘サポーターでしのぎました
ゲーマンの指なしですが、Pのとき指の股にグローブが食い込むのが原因だったようで、人差し指から小指まで、ミトンみたいに縫い目ほどいちゃいました
今もなんとなく痺れてますが、日常的に不自由はなくなりました
ご参考になれば

    2007年3月6日(火) 22:52
尺骨神経麻痺

どんな病気か
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 尺骨神経のはたらきは、手首の屈曲(正中神経と共同で行います)、小指と薬指の屈曲、親指を人差し指の根元にぴったりつける運動(内転)、親指以外の4本の指を外に開いたり(外転)、互いにくっつけたりする運動(内転)です。知覚神経は小指、薬指の小指側半分と手のひらの小指側半分を支配します。尺骨神経には2カ所、圧迫を受けやすい部位があります。最も多いのは肘関節部で、机の上で肘をついていて手がビリビリした経験は多くの人がもたれていると思いますが、その部位を長時間にわたって圧迫したり、無理に肘を曲げる姿勢をとることで症状が現れ、肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)と呼ばれます。
 リウマチや肘の骨折などで肘関節に変形のある場合には、とくに誘因がなくても圧迫症状が起こりえます。次に多い圧迫部位は小指側の手のひらで、長距離自転車選手、繰り返す腕立て伏せ、タイル張りなど長時間の床仕事などで手のひらを圧迫することにより症状が現れ、ギオン管症候群と呼ばれます。

症状の現れ方
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 尺骨神経が侵されると、小指と薬指が伸びにくくなったり、親指以外の4本の指で内外転ができなくなります。日常生活で気づくことには、ポケットに手を入れようとすると小指が引っかかってしまうこと(小指の内転困難による)、親指と人差し指で新聞紙などをはさむ力が弱くなること(親指の内転困難による)などがあります。また小指と薬指にしびれや感覚障害を起こします。
(gooヘルスケアより http://health.goo.ne.jp/medical/search/10880800.html

かつて選手の中でこれになって、痺れが進行して指に力が入らなくなりお菓子の袋も開けられなくなりました。ピストルに転向しましたが、回復までに2年近くかかりました。 よく症状を観察してください。(医者に行ったら必ず射撃をやめなさいといわれますが…やめるやついないですよね)

 お医者 ナイスミドル  2007年3月7日(水) 12:19
最初に診てもらったは医者は、肘つくの止めなさい、でした
次に行った医者は、神経の圧迫が少ないポジションを探すことと、神経障害で筋肉が落ちることもあるので、手の筋トレを薦められました
肝機能やメタボもですが、人は耳障りのいい医者を探すものです

  716  2007年3月9日(金) 22:52
>ぐ様、ナイスミドル様
返信ありがとうございます。左手首の捻りを弱くして、リストバンドを巻き、主に左腕右側面への圧迫を減らしたら多少はマシになりました(相変わらず痺れていますが・・・痺れに慣れただけかも?)。下着の変更、スリングの取り付け位置の変更では改善は見られませんでした。
ご指摘の通り、スリングに頼り過ぎているのもあると思います。グローブの食い込みと、肘周りの圧迫についても、今度確認してみます。
Pでも同様の症状と、あと別の新しくSBを始めた後輩もまったく同じことを言い出して驚きました。どこの圧迫で引き起こされているかがいまいち分からなく、いろいろ模索してみます。

 長期保管 SB  2007年3月8日(木) 20:51
SBを1−2年撃つことなく保管する必用がある場合の注意点はどのような点でしょうか、お教えください。

 RE:長期保管   2007年3月9日(金) 15:16
鉄の部分は油付けにしてビニール袋に入れておくと安心ですね。銃腔内は完全に掃除して防錆油を充分塗布してください。めったにありませんが、銃腔内が真っ赤にさびることがあります。一度だけパッチが通らないほど錆びた(さびが成長して銃身内部にコケのようになっていた)銃身を見たことがあります…これは1−2年の放置ではありませんが

  2部  2007年3月3日(土) 14:15
先輩のARを譲ってもらう場合バウC60(ただ)というのはどうでしょうか?お金はSBのために取っておく作戦なのですが。

    2007年3月5日(月) 9:55
経済的な作戦はどうにも答えようが無いですが、炭酸ガス式のARは現在ではお話にならないと思いますよ。
あくまでも段級をとるためだけの目的になると思います。

  学生  2007年2月28日(水) 22:25
鉛の害が問題になっていますが射撃場を持つ大学の射撃部はどのようにして鉛を処理しているかご存知でしょうか?
私の大学では特にどうするということも決まっておらず溜まっていく一方なのです・・。

    2007年3月1日(木) 9:11
かつては金属商に引き取ってもらってましたが、紙くずが混ざっているの産廃処理と聞いたことありますが…すんません実態は知りませんです。

  716  2007年3月4日(日) 0:55
ウチのAR射場は、年に1〜2回の大掃除の際にせっせとビニル袋に小分けして詰めて、大学の学生部(課外活動課)に引き取ってもらいます。
その先は知らないけど、理学部の産廃と一緒に業者に処理してもらうのだと思う。

 SB空撃ち ニイハオ  2007年2月26日(月) 12:57
SBの空撃ちについて
・空撃ち用のダミー弾は、何回位使用出来ますか?
・空薬莢を使用した場合に注意することは有りますか?

 

    2007年2月26日(月) 22:49
》空撃ち用のダミー弾は、何回位使用出来ますか?

叩く位置を回していけば5-10回発程度つかえると思いますが…抜けなくなるかもしれません。ドライバーの先で引っ掛ければ抜けますが銃身を傷つけないように注意してください。あまり神経質になるのことはありませんが、叩く場所1箇所について1発と考えてください。

》空薬莢を使用した場合に注意することは有りますか?

雷管のかすが銃腔内に飛び散りますので、練習終了後洗矢で除去してやってください。同じ薬きょうを複数回使用する場合は上記と同様に少しずつ回転させて撃針が薬きょうの打撃痕の無い位置で当たるように空うちしてください。
それから何よりも、自宅での練習の場合そばに実弾を置かないようにしてください。同じケースに実包と空薬きょうが混在しているなどの状況は問題外です。

  なんでも  2007年2月25日(日) 0:33
イギリスの人から射撃に関して「ダミーアンボール」という言葉を聴きましたが、意味をご存知でしたらお教えくださいませんでしょうか。

    2007年2月25日(日) 13:11
それはたぶん DUMMY and BALL のことだと思いますが…。

兵隊さんの射撃訓練で模擬弾と実弾を混ぜて行うやり方のことです。

  メタボリック  2007年2月20日(火) 21:25
SB弾もさらに高くなり、一般シューターにはよりいっそう厳しくなってまいりました。そこで節約のため、一発毎の空撃ちを実施しております。
その場合、実弾発射数が半減しますが、上達効果はあるでしょうか?
それとも空撃ちを減らして、実弾数をもう少し増やした方が良いのでしょうか?




    2007年2月21日(水) 11:44
》その場合、実弾発射数が半減しますが、上達効果はあるでしょうか?それとも空撃ちを減らして、実弾数をもう少し増やした方が良いのでしょうか?


実弾ばっかりより効果は高いと思います。ドライファイアの際長めのフォロースルーを取ってください。実弾数をもっと減らしても構いません。(風の学習、試合練習を除く)


  メタボリック  2007年2月21日(水) 23:43
いつもながらアドバイスありがとうございます。参考にいたします。
空撃ち実施で分かったことは、実弾射撃と感覚がかなり違うことでした。
感覚が合致したときは10点ですが、少しでも違うと8点になって
しまいます。とても難しいです。。。
どうも実弾が入ると身構えてしまうえに、トリガリングで
動かしてしまういけない癖があるようです。

    2007年2月21日(水) 23:54
》どうも実弾が入ると身構えてしまうえに、トリガリングで動かしてしまういけない癖があるようです。

それは非常に宜しくないことですので、実弾+空撃で完全排除を目指してください。そういう撃発がまったく無くなれば現在が95点だとしてもそのまま練習すれば全部10点の道筋がつきますです。空撃でカチンといったときに撃針の振動を感じるくらいになるとすばらしいのですが…(情緒的表現です)

 堅さゲージ 地公認  2007年2月21日(水) 18:11
新型のゲーマン製の堅さゲージは厚さも計測できると聞きましたが本当ですか?

 RE: 堅さゲージ    2007年2月21日(水) 23:15
本当ではありません。固さと厚さの計測はかける圧力が違いますので同一の機械では計測できません。

cf: 固さ 20mmφの円盤で1kgの圧力 = 1000/1πg /平方センチ
   厚さ 30mmφの円盤で5kgの圧力 = 5000/2.25πg /平方センチ

  へっぽこ射手  2007年2月19日(月) 10:34
SBプローンですが、上級者の最終パルスは10点圏よりはみ出ず、ミス無く射撃が成功すればぐ様の20Xの画像のようなグルーピングになると思うのですが、世界レベルの試合での上級射手のグルーピングも600点等記録する人はまさに60Xという感じなのでしょうか?
SBプローンの最終目標は10点というよりもXを確実に取る技術を身につける事でしょうか。

    2007年2月19日(月) 20:02
》世界レベルの試合での上級射手のグルーピングも600点等記録する人はまさに60Xという感じなのでしょうか?

一般論ではそんなことは無いと思います。しかし技術的なエラーの多くは10点圏にとどまるサイズに収まっているでしょうし、照準能力を60x発揮できたとしても弾丸の精度は相当な程度でそのレベルを下回っていますので想像を絶するというほどのグループばかりではないと考えます。また風や光線の変化などの阻害要因も常時存在しますので良い100点のグループが安定して発現するという感じでしょうね。無風状態での良しの撃発は100%10.5以上を食う弾痕になるでしょう。

@ http://www11.plala.or.jp/guutara/images/mpeg/prone_sample_y.fedkin.wmv

@は世界チャンピオンレベルのパルスを拾った空うち状況ですが、良い撃発と悪い撃発の代表を編集してあります。エラーを起こした撃発でも10.2当たりで止まっている状況がわかります。しかしこの据銃状態のようにパルス動がはっきり出ている据銃は満足すべきものとは言いがたいでしょう。パルスが出ているようですと、598は困難かもしれません。

Ahttp://www11.plala.or.jp/guutara/images/mpeg/prone_sample_t.goldobina.wmv

Aはパルス動が無い据銃状態で、世界レベルを目指す人の目標値といえるかもしれません。 

》SBプローンの最終目標は10点というよりもXを確実に取る技術を身につける事でしょうか。

レトリックとしてはそのとおりでしょうが、技術論としては姿勢による小さい動き(静止)の実現と、その状態(銃口の方向)に変化を与えない集中力の養成ということになると考えます。アマチュアのレベルでも動きのサイズとしては10点圏よりはるかに小さいサイズであり、リラックスした状態で銃口がセンターから逃げていかないことを追求すべきかと思います。

  へっぽこ射手  2007年2月20日(火) 16:18
ノプテルの動画はイメージ的に非常に参考になりました。
ありがとうございます。よりいっそう精進していこうと思います。
@の見事なパルスを伴う動画ですが、この程度のパルスは照準時には認識できないほど小さいものでしょうか。ノプテルを使用しないと発見できないものですか。
又実射でパルスと銃の反動と着弾点になにか関係はあるでしょうか。例えばパルスが10点圏内を12方向へ移動している時に撃った場合、例え10点圏内で発射できたとしても着弾点は更に12時方向に変化しやすいとか(的外れな質問でしたらもうしわけありません)
パルスの大部分は右射手の場合左手の脈が原因でそれを改善するのにまず行うのはスリングの位置調整でしょうか。

    2007年2月20日(火) 21:09
》@の見事なパルスを伴う動画ですが、この程度のパルスは照準時には認識できないほど小さいものでしょうか。

目には見えないけれど感じているといったレベルのサイズと思います。はっきりと目に見えるようなパルスが発生していればコールと着弾が一致することは困難で、100点は無理です。(気合を入れれば出ることもあるでしょうが)

》実射でパルスと銃の反動と着弾点になにか関係はあるでしょうか。

経験談として捉えてください。パルスを拾っている最中に撃発があった場合、撃発点が10点圏だとしても非常に高い確率で9点に着弾します。またパルス動を押さえにかかると高い確率で9点に行きます。
パルスとパルスの間に撃発する技術は自然と身について来て、おそらく着弾の予測と弾痕位置の関係のフィードバックから得られるものと思われますが、意識的にその時点で指を動かすというより照準の中でそれを潜在意識的に感じて判断しているといった方がいいかもしれません。そのためには正照準を早く完成させその状態を維持しながら撃発に至る(引金を絞る)技術が基本になると思われます。10点探しをする射撃では進歩に時間がかかるんじゃないかと考えています。

》パルスの大部分は右射手の場合左手の脈が原因でそれを改善するのにまず行うのはスリングの位置調整でしょうか。

第一にそうです。
他に、左手のひら、(銃の位置やグローブ)頚動脈、腹部(ひねりの大きいポジション、小さすぎるジャケット)などが考えられます。

  自然条件  2007年2月17日(土) 22:49
SBの競技では天候に対処する能力が成績を左右すると思われますが、満点を狙うような上級者は温度や気圧に関しても考慮するようなことはあるのでしょうか。

    2007年2月18日(日) 22:17
》上級者は温度や気圧に関しても考慮するようなことはあるのでしょうか。

理屈で言うと、(SBの場合)低気圧が来たり標高が上がると着弾は12時方向にずれます。また気温が上昇しても着弾が上がってきます。
しかし射距離が短いのでその差はわずかですし、(せいぜい50mで5mm以下の単位)パーフォーマンスの変化による着弾移動をクリック修正する考え方の方が健全ですので、ご質問にあるような対処はまったく考慮しないといっても過言ではありません。試射がありますし…。天候に対しては光線関係と風への対処が中心となります。

  tu  2007年2月14日(水) 22:28
バットプレートの規則に
垂直方向から見て平行に左右15mmを限度としてオフセットさせるか,またはそのかわりに中心軸にパッドプレート全体を回転させてよい。水平軸に対してパッドプレートを回転させることは禁止される。

とありますが、垂直方向とは何に対して垂直なのか分かりませんし、中心軸と水平軸の違いが分かりません。詳しく教えてください。
よろしければ、画像つきで説明してくださると助かります。

    2007年2月15日(木) 11:10
規則7.4.3.1.1図があります。

1 はバップレを縦の軸を中心に回転させてますので許可されます
2 は縦の軸を中心にバップレを回転させてますが、同時にバップレを銃の内側に平行移動させてますので許可されません。
3 は銃身に対して水平軸を中心にバップレが回転してますので許可されません。(銃身に並行の軸線がプロペラの軸のようになってバップレが回転している)

  tu  2007年2月15日(木) 23:56
バップレをスライドか折るの内のどちらか一方だけならよくて、両方同時と回転がダメなんですね。
有難う御座いましたm(_ _)m

  通りすがり  2007年2月17日(土) 9:40
最近ルールブックを普通に読めば解る質問内容が見受けられます。
ぐ様は真摯にお答えになっておられますが、ルールブックもちゃんと読まない人が競技に携わるのは如何なものかと思います。
ぐ様らしく「ルールブックを読め!」って感じで切り捨てるのも、
愛情のように感じます。

  tu  2007年2月17日(土) 15:54
ルールブックを読んでも分からなく、ネットで調べても詳しく書いてあるものが見つからなかったため質問したのです。大抵のサイトの図は、提示していただいた図の左側しかなく、これだけでは”中心軸にパッドプレート全体を回転させてよい”が分かりませんでした。また、右側の図が載っているサイトもありましたが、白黒の絵であったため、このタイプのバップレではない私にはバップレのどの部分かが分かりませんでした。アルミストックを使っている方にとっては簡単かもしれませんが、アルミストック使い始めの私にとっては分からなかったのです。その点、ぐ様の回答は分かりやすく大変助かりました。

  ナイスミドル  2007年2月18日(日) 8:30
通りすがりさんのご意見も、ごもっともなところはあるとは思います
それはそれとして、ルールブックは直訳すぎて、意味不明な日本語も多いとも思われますので、ワタクシなんぞは、ぐ様の寛大なご判断におまかせして、甘えさせていただいております
また、日ラも含め国内の試合の多くは、必ずしもISSFどおりではないようですので、運用がからむと解釈は複雑ですよね
ちなみにバップレですが、ARの場合、厳密にやるとかなりの数がはねられる気がするのは気のせいでしょうかね

 測定方法 P70  2007年2月14日(水) 23:02
現在、エアーライフルのセッティング中です。

フォアエンドの高さの調整ができるモデルで
確か、ルールでは底面から銃身の中心までが90mm以内だったと思います。

それと、マイクロサイトの高さ調整
銃身の中心からアイピースの中心までの60mm以内

これは国内の試合では測定している所を見たことがありません。
しかし、ルールはルールなんで正確にやりたいと思っているのですけど
定規を当てた程度ではきちんと測ったとは言えないですよね


ワールドカップレベルだときちんと銃検査があると思いますが
どのように測定しているのでしょうか?

よろしくお願いします

    2007年2月15日(木) 11:18
》ワールドカップレベルだときちんと銃検査があると思いますがどのように測定しているのでしょうか?

銃の規格(銃の絵)を書いた板(テンプレート)の上に銃を載せて、テンプレートに書かれた規格の線の範囲内に銃の各パーツが収まっているかどうかを見ます。怪しい場合は定規で測定します。銃口軸線をすべての規格の中心としてテンプレートに線が引かれています。(写真ではその線や数値は見えませんが、雰囲気だけ)

》定規を当てた程度ではきちんと測ったとは言えないですよね

ご期待に反しますが…定規を当てて計測します。なお60mmの計測はマイクロサイト(アイピース)ではなく銃口のセンターからフロントリングの中心までを計測します。(ピープの高さではありません…リアの高さ>フロントの高さ)

 タイムラグ P  2007年2月14日(水) 17:45
http://www11.plala.or.jp/guutara/html/kyousitu/homeroom/gijutu_training_gairon.htm  に「スキャットやノプテルが使用できれば興味深いトレーニングが実施できるし、ノプテルでは撃発から表示までのタイムラグを設定できるので使いこなせれば有効なツールとなる。」とありますが、どのボタンで設定できるのでしょうか? お教えください。

    2007年2月15日(木) 11:04
》ノプテルでは撃発から表示までのタイムラグを設定できるので…どのボタンで設定できるのでしょうか?

アプリケーションからは設定できません。イニシャルファイルを開けて起動のパラメータを書き換える必要があります。テキストエディタでnos.iniを展開して;FTF=0の;を削除して0の変わりに数値(ミリセコンド)を代入後上書き保存してからアプリケーションを再起動してください。

”実際の射撃では撃発後ミリセコンド単位の遅れで弾丸が銃口を離れるのでこの設定によってより実射に近づく”という考え方は意味をなさないと思います。そのタイムラグの中で銃口を動かす原因は反動によるものだからです。しかしながら表示のタイムラグはフォロースルーの確認についてはトレーニングとして効果が大きいものと思っています。代入数値は40〜100程度でいいんじゃないでしょうか。パーフォーマンスの分析に後日定期的に数値を利用するならこのパラメータの追加は不要と思いますよ。

 シリンダー ナイスミドル  2007年2月13日(火) 12:34
射座でのシリンダー交換はできないことになっていますが、射座以外での銃器の操作もできないことになっていると思われます
試合中にシリンダーの具合がおかしくなった場合、どこで交換するのが適当なのでしょうか?
そういう射場では細かいことをいわれないと思われますが、整備室みたいのがない射場も多々ありますので・・・

    2007年2月13日(火) 17:29
規則7.6.5.4.3で定められるとおり競技中にシリンダーを交換する場合は射場役員の許可を得た上で、銃を射座より持ち出して交換しなければなりませんが、回答の雛形は銃器手入れ所で行うということになります。
しかしながら現実的には銃器手入れ所で採点を実施している等の場合も想定できますので、射場係員の指示に従うということになるでしょうね。自分で判断することはろくな結果になりませんから、特にジュニアの選手には役員の指示に従うと覚えてもらうのが健全だと思います。銃器手入れ所ですと空気だしができますが、音がしないようにやった方がよけいな文句を言われないので無難でしょう。射座への復帰後、試射など貰えませんから競技前にエアの残量を確認する癖をつけてください。
尚、本当に故障した場合は認定されれば時間延長、追加試射が貰える場合がありますのでジュリーの決裁を求めることとなります。単なる空気の残量不足ですと救済されません。

  ナイスミドル  2007年2月14日(水) 12:06
よくわかりました
ありがとうございます


  ポイント9  2007年2月12日(月) 13:58
左手の持ち方ですが。銃の重さをまっすぐ骨盤に伝えるという範囲での使い方を守る限り、左手の持ち方で銃口の高さを調整しても構わないものでしょうか。立射です。

    2007年2月13日(火) 0:16
左手の形を変えると銃口の高さが大きく変わりますが、ご質問にあるようにサポート状態が良好なら手の形で高さを変えるのは標準的な考え方です。左手の前後の位置を小さく調整して銃口の高さの微調整を行うことも構いませんが、気が付かないうちに手首に力を入れて上下を調整したりすることが無いように注意してください。

 最近 よっち  2007年2月6日(火) 13:37
SBの練習中に時々不発が出ます。もう一度ボルトを上げ下げすると大概は発射されます。ボルトのヘッドがすり減ってきている証拠でしょうか?
もしファイナル中に不発が出た場合は、すぐに射場長を呼べばいいのでしょうか?それとも時間内であれば射場長に言わなくても撃つことが出来るのでしょうか?
あと、不発って故障の部類に入るのでしょうか?教えてください。

    2007年2月6日(火) 21:04
》SBの練習中に時々不発が出ます。もう一度ボルトを上げ下げすると大概は発射されます。ボルトのヘッドがすり減ってきている証拠でしょうか?

そういうことはほとんどありません。何10万回も開閉を繰り返すとボルトハンドルの付け根が磨耗することはありますがヘッドは大丈夫と思われます。

次のことを試してください。(優先順)
*ボルトを分解して撃針の破損やひび割れの有無を確認する
*弾丸のロットやブランドを変える
*銃床からアクションをはずして引金ブロックの取り付けを1mm程度後方に変える
*ボルトのスプリングを交換する
*ヘッドスペースを検査する

》ファイナル中に不発が出た場合は、すぐに射場長を呼べばいいのでしょうか?

時間があればボルトを上げ下げしてもう一度撃発して発射してください。申告しなくて構いません。(故障にはなりませんが時間切れのリスクがある=2回目も不発の場合は手をあげて故障申告でしょうね)。 

時間が無い場合ボルトを上げずに撃針が落ちた状態のままジュリーを呼んでください。(許容される故障として再射できますが1回目だけで2回目は許容されません=故障に対する安全マージンがなくなる)ボルトを上げてしまうと故障認定の可能性はゼロですので上げてしまった場合は慌てて発射してください。

》不発って故障の部類に入るのでしょうか?

申告すれば許容される故障として認定されます。申告せずにもう一度たたいたり、弾丸を入れ替えれば故障ではありません。(規則では明記されていない国際的解釈=慣例規則)

  よっち  2007年2月7日(水) 9:35
ありがとうございます。
分解をして調整してみます。

 銃のメンテについて てっぺい  2007年2月5日(月) 17:55
APについて質問させてください。
プロによるメンテは、どれくらいの頻度でやるべき(或いは不要)なのでしょうか。
自分で適当にメンテしておいて調子がおかしくなった時に修理に出す、という人が周りではほとんどなんですが、これだと試合中に故障してしまうリスクもありますよね(実際には私はFPの氏市中に故障してしまいました。購入して数ヶ月だったのにもかかわらず)。
いろいろ聞いた結果「趣味で撃つならともかく、上位を目指すならメンテは必要」ということだと理解するにいたりました。
もしそうであるとすれば、ではどの程度の頻度でするべきなのでしょうか。年に1度程度は出した方がよいのでしょうか?
最も基本的な質問で恥ずかしいのですが、宜しくお願い致します。

    2007年2月6日(火) 10:30
》プロによるメンテは、どれくらいの頻度でやるべき(或いは不要)なのでしょうか。

銃砲店によるメンテナンスという意味では2年に1度程度が標準ではないでしょうか。この場合パッキングは劣化の有無に関わらず交換するという意味です。それでも故障の発生率は劇的に下がるとは言い切れませんので、調子が悪くなったら出す、という意見に大して一方的に批判することもできません。故障による危険回避という意味では国際競技を目指すレベルですと同じものを2丁持つことがポイントになってくると思われます。これはメンテナンス後数年経っているけど機械的に好調な場合は何もしない、という方法を成立させるためでもあります。

》自分で適当にメンテしておいて調子がおかしくなった時に修理に出す…

これはメンテナンスとは言わないかも…しかし自分で調整できるようになるにはそれに挑戦する必要がありますので、最初はやむをえないことかもしれません。

  zzz  2007年1月27日(土) 13:47
高校で射撃をやっているものですが、将来進学して射撃を続ける希望を持っています。射撃で推薦を貰うにはどのようなことに気を配ればよいでしょうか、お教え願えれば幸いです。よろしくお願いします。

    2007年1月29日(月) 18:41
射撃で成績を出すことはお考えのとおりですが、大学が決めている学業の評定をクリアすることがより重要です。評定が足りないと多くの場合入学を審査する教授会でダメが出ますので話にならないということです。普通に勉強してください。大概3.0-3.5の範囲を要求します。それから何よりも卒業する意思があることが重要視されますので、希望の学部とスポーツ推薦をとってくれる学部が一致していることも大事かもしれません。射撃だけが好きで授業に行く気持ちがあまり無い場合進学はお奨めできません。

希望の大学があれば自分から進学の希望がある旨大学に知らせることも重要です。射撃が上位でも積極的に希望を出さないと対象にされないところもあります。

 セレクション ナイスミドル  2007年1月31日(水) 12:16
うちの協会の若いのは、学生時代に推薦対象の高校生の家庭教師をさせられたそうです
zzzさん、評定は殆どの大学で全科目の平均を対象にしますから、体育とか音楽とかも含んだ平均です
得意科目は5をとって、苦手科目でも赤点とらなければ3以上はなんとかなります

    2007年2月1日(木) 0:15
体育だけだったら5.0だった…失礼