ライフル射撃競技関係Q&A 51   戻る このページは過去のQ&Aでございますです。

1276-1295
 SB立射の構えっぱなし コピーキャット  2006年12月25日(月) 9:45
ISSFビデオを見ると、発射後銃を肩からはずさず、微調整だけしてそのまま撃つ選手がいます。なんだか有利そうに思えますが、どうなんでしょう?
40発くらいなら時々微調整すれば、自然狙「圏?」の大きな崩れもなく、全く苦痛なく構えっぱなしでいけるので、ちょっとまねしてみようかなー・・・とか思っているのですが。
 

 RE:SB立射の構えっぱなし   2006年12月25日(月) 17:14
それって時間に追われたファイナルのときだけじゃないでしょうか。

》なんだか有利そうに思えますが、どうなんでしょう?

年間1000時間のトレーニングを5年間続ければそのような要素が出てくるかもしれません。

》ちょっとまねしてみようかなー・・・とか思っているのですが。

ふーむ、まねをして360台を撃たれているならおそらくこう発言します。
「1発ずつ丁寧に据銃しなおして、早い決断で撃てば380台の平均が取れますよ…」
腰や膝によくないです。

 よこから ごめん  2006年12月26日(火) 20:34
伏射の場合は構えっぱなしで射撃することに優位性があることは事実でしょうか?

    2006年12月27日(水) 15:29
伏射の場合は姿勢が比較的容易に安定しますので、テンポある射撃や風の日の射撃を考えると構えたまま装填することに有利性が出てくると思います。姿勢のずれが少ないからという理由が登場するのは、初弾を60回射撃して、ほとんど10点に入れられる技術がついてからの話でしょうね。570程度の人はそもそも姿勢やプロセスができてない状態ですので、1発ずつ最初から丁寧に各プロセスを踏んだ射撃をした方が安定度が増すでしょうし、上手になりやすいと思いますよ。
初級者や姿勢の導入のときにこのうち方を採用するのは学習効果の上で間違いと判断します。

  温故知新  2006年12月24日(日) 21:53
過去は過去で世界的に強かったとは思えないのですが、今のアジア大会の成績を見ているとあまりの惨状に情けなくなります…ぐコーチはかつてのように代表チームを率いるチャンスやお気持ちは無いのですか?どうしてこうなっちゃったんでしょう…

    2006年12月25日(月) 17:11
昔のことを言ったって…今の選手はそんなこと知らないでしょうし…でもひどい状態が続きますね。

》どうしてこうなっちゃったんでしょう…

そりゃ年がら年中試合で評価されるので基本的なものを練習する暇が無いんですよ。上手にはなりにくいシステムだと思います。逆に強くない選手には有利な状態かもしれません。携わっている人々は懸命でしょうが、方向が違ってるかもしれません。(これは時の経過とともにわかってくることで、方向転換そのものの評価をするのは筋違いと思っていますが)変えにゃきゃ…

》かつてのように代表チームを率いるチャンスやお気持ちは無いのですか?

年間200日の外泊をしてましたが、あれと同じ生活をすることはできないです。おそらく現在誰もそういうことはやらないと思いますので、今後ナショナルトレーニングセンターの設置は必須事項となっているでしょう。

 ARSのセッティング うろ  2006年12月24日(日) 15:41
最近SBの重さに体がなれてきたのですが、ARを構えると妙に軽く感じふわついた感じで左右の揺れが以前より大きくなってしまいました。
一般的にはARの先に重りをつけて重くする方向で対処した方がよいのでしょうか。
それともARの練習量が減ったことが原因と考えてセッティングはいじらず、例えばARとSBの据銃を交互に行なうなど練習メニューを工夫したり、原因を姿勢に求める方が近道でしょうか。

    2006年12月25日(月) 17:01
SBは重量やフック、フォアエンドの高さでARに比較してよいポジションを取ることは容易です。これは重量が比較的簡単に骨盤に伝達されることが原因です。その状態でARを構えるとご指摘の感覚がよく出ますが、これはARの重量やARの標的の高さに起因することが多いです。
良いポジションが獲得できているならばARの重量を増加させても良いと思います。この場合、銃口側でも良いですが、左手の真上辺りに重量を持ってくることも実験してみてください。前ばかり重くなると肩付けが外れ気味になり難しくなるだけかもしれません。また、重量により狙点が下がった場合スタンスや左手の位置の変更も視野に入れる必要があるかもしれません。

》例えばARとSBの据銃を交互に行なうなど練習メニューを工夫したり…

両方撃つなら当然と考えます。ライフルは4種目(P-S-K-AR)と考えるのが妥当です。

 からうち mimi  2006年12月24日(日) 9:18
自宅で空うち練習する場合の標的の位置は姿勢に合わせて取り付けることで宜しいでしょうか。空うちでの距離は5mですが何か法則のようなものはありますでしょうか。ちなみにARです。

 RE: からうち    2006年12月25日(月) 16:53
》自宅で空うち練習する場合の標的の位置は姿勢に合わせて取り付けることで宜しいでしょうか。

そんなもので良いと思います。一般的には良い姿勢が取れたときの銃口の高さを射場で計測しておき、自宅ではそれに合わせて標的の位置を決めますが、これも体の形が変化すれば科学的な方法とも言えません。
空うちの主要な課題が姿勢そのものの洗練にあるなら、当初はむしろ標的の設置は薦められません。最初は骨格構造とバランスに着眼し、以前より体も銃も揺れないポジションを求めるのが順番です。その場合、照準目標は不要で、内的姿勢に集中するため部屋の電気を消してしまっても構いません。(真っ暗な中で据銃しながらうふふふふなどと笑うと不気味だけど)
良い姿勢の取り方や姿勢そのものが安定したら標的を出してからうちを実施しても構いませんが、標的に姿勢を合わせるようなことにならないように注意してください。射場に行けばセッティングの調整が必要になるかもしれませんが、微調整は自宅ではできないと考えて、あくまでも自分の感覚を進歩させることが重要と思われます。

》空うちでの距離は5mですが何か法則のようなものはありますでしょうか。

という訳でそんなものは存在しません。

  ちょこ  2006年12月18日(月) 18:34
SBのボルトハンドルの付け根にグリスを使用しているのですが。夏冬の季節によってグリスを変える必要は無いのでしょうか?

    2006年12月19日(火) 23:00
通常、季節によって潤滑油を変える必用はありません。バウのグリス、CRC556、WD40などの潤滑油は氷点下10℃でも性能に変化は認められません。

  ちょこ  2006年12月22日(金) 20:39
ありがとうございました。ところでバウのグリスは経年で粉になりますが、氷点下でも性能に変化が無いとは意外に思いました。

    2006年12月22日(金) 22:44
市販の潤滑油は仕様によると氷点下30度辺りまで性能は維持するようです。バウのグリスは以前バイアスロンに携わったときにトリガーブロックに塗布後、冷凍庫(-15度)に24時間放置して引金検査をした結果で、科学的ではありません。引金の重さ、ひき味とも良好でした。(しかし結露後再び冷凍庫に15分入れるとダメでした…当然といえば当然だけど)

  射手  2006年12月19日(火) 19:18
追加で質問です
しっかり頬付けして右目で狙うと、リアのピープが右目より少し左にあり、普段頬付けを浅くして撃っています。銃を傾け過ぎるのか、首を寝かせ過ぎるのか…
頬付けをしっかりして撃とうと思った場合は、ハイサイトブロックを更に高くしてチークも高く調整するのと、横にスライドするハイサイトブロックを買って、リアサイトを右にズラすのとではどちらが良いのでしょうか?

    2006年12月19日(火) 23:23
いずれも考えられる矯正方法ですのでどれが一番よいかはやってみないと結論は出ないと思います。(ほほの肉が上に上がってしまうのはやりすぎですが、しっかりつけるのは良いと思います)

まずはバットプレートの数ミリの平行移動(この場合はバップレを後ろから見て左側に)させたり、チークを自分の体側に数ミリ移動させて見たらどうでしょうか。

*重複していたので一文削除しました。

 腰の開きとリアの位置 射手  2006年12月19日(火) 15:58
ARで立射をしている者です。4年間やってきて国体で決勝に残れるまでになりました。知人に腰が開いていると言われたんですが確かにその通りだと思います。左肘は真横より少しお腹側にありますし、撃っていると自然狙点が右にずれてきます。今はそのズレを右足のロックで抑えてる状態です。直した方が良いのかな?とも思うのですがやっと全国レベルまでなれたのであまりフォームを変えたくないな…とも思います。ぐ先生はどう思われますか?このフォームではこれ以上の成果は望めないのでしょうか?

    2006年12月19日(火) 23:16
》直した方が良いのかな?とも思うのですがやっと全国レベルまでなれたのであまりフォームを変えたくないな…とも思います。

国体でファイナルに残るなら上級者かその入り口にあるレベルでしょうが、590のアベレージを狙うならご自身でお気づきのように直すべきと考えます。このままで590は可能かもしれませんが、平均的に590を記録する(いわゆる一流)ことを目指すには今表現されている射撃では難しいだろうと想像します。580点撃つ方は30人いますが590は3人しかいません…どちらを選択するかの時期に来たということではないでしょうか。

 冬のすごし方 もう少しましに  2006年12月19日(火) 9:46
試合の無い冬の間はどのように過ごすのが一般的に勧められるでしょうか、とりあえず国体レベルにはあります。

    2006年12月19日(火) 23:10
競技指向の強弱や、単一種目のみ行っているのか10m/50mの両方を行っているのかによって違いますが、競技的な考えからすると冬は技術改良の時期というのが一般的な回答でしょう。しかし現在では10mのもっとも重要な試合(といってもおかれた環境によります)が冬季に行われるので、12月の現在はそれに向けてのトレーニング期にあるともいえます。

ご質問から推察しますと、冬=シーズンオフ、との前提と考えられていると思いますが、それでは国体レベルの上を行くのは困難かと思います。雪が降って射撃ができない場合は、からうちのシーズンでしょうし、10mができるならもっとも集中して練習する時期といえるかもしれません。もしオフをとるらば国体直後か12月中の数週間が妥当と思われます。

10m/50m両方を実施する場合は練習の中心メニューは、夏=50m、冬=10mとなるのが一般的な考えです。

  べろんちょ  2006年12月18日(月) 0:08
ご指導をお願いします。
最終の照準に入り集中したブリキに もとい 集中したトタンにリラックス状態が悪化します。Sは(10m 50mとも)爪先よりに重心が移動、Pは背中がこわばり、Kは横揺れが大きくなります。試合にしか現われない症状で悪質です。
矯正の方法があればご教示くださいませ。

    2006年12月19日(火) 22:56
射撃を見ていませんので一般論しかこたえられませんが、

一般に正照準を求めているとき銃を静止させたりスムーズな撃発を得るために照準段階が最終に進むほど全身のリラックス度が増しますが、(これは正しい方向です)そのとき姿勢のバランスが良くないと体が重力の法則どおりに流れていきます。Sの症状は50%以上の確率でこれによるものと思われます。

PKはこれとは逆に正照準を維持するため動きたがっている銃口を10点にとどめるために徐々にリラックス度が低下(力が入る)しているものと思われます。

いずれの症状にしても、技術的な練度の可能性が50%、姿勢そのものの合理性の問題が50%といえるかもしれません。まずは力を完全に抜いても体が流れたり銃口が移動するようなことの無い姿勢の洗練が第一の課題になるのではないでしょうか。(力を完全に抜いて撃つことが100%正しいという意味ではなく、完全に抜いても銃が移動しない骨格構造やバランスが姿勢の要素として必要であるということです)

立射の上半身の反り方や銃のセットのプロセスの変化による良いバランスの獲得やPKの完全な自然狙点の確立が課題となると思います。立射でポジションが良いと思われる場合、一度裸足で射撃してみてください。そのとき重心の移動が観察できないなら靴の状態にも問題を含むものかもしれません。

 50m SB Plone の際のサイトのリング径 SB novice  2006年12月16日(土) 20:24
50m (SB) の伏射を始めたいと思っています。フロント・サイトのリング径は、いくつ位から始めれば宜しいでしょうか? また、リア・サイトのピープ系の調整は、10mの場合と同様に、以前、書かれていた 「塾長の個人的例では通常ピープの大きさは0.9mm、雨が降って暗くなると1.6程度まで開き、標的に直射日光が照射するような日はピープ径はそのままで偏光フィルターを使用している」
で宜しいでしょうか?
アドバイスをお願いします。

 RE: 50m SB Plone の際のサイトのリング径    2006年12月17日(日) 15:07
》フロント・サイトのリング径は、いくつ位から始めれば宜しいでしょうか?

伏射は基本的に10点圏に置いた銃口に変化を与えないように撃発に至る技術ですから、導入時はやたらと大きいリングで黒点を中に置いたままスムーズに引金を引くことを主眼にするのが得策と思われます。小さいとどうしてもよりよい照準や完璧なタイミングに心を奪われがちですので、しばらくしてからならともかく、当初は小さいリングはたとえグルーピングが”まし”だとしても避けたほうが技術的に安全と考えます。銃身長にもよりますが3.8当たりからはじめられたらどうでしょうか。(私は一番いいときは2.9でしたが、銃口は静止し、視力も1.5でした)

》通常ピープの大きさは0.9mm、雨が降って暗くなると1.6程度まで開き、標的に直射日光が照射するような日はピープ径はそのままで偏光フィルターを使用している

人によって目の性能が違いますのであくまで参考にしか過ぎません。またアイリリーフの長さによっても違ってきます。

  重箱  2006年12月15日(金) 17:33
標的は紙でできているので雨の日と乾燥した日では10点の大きさに差が出てくると思うのですが、なにか基準はあるんですか。

    2006年12月16日(土) 20:04
》なにか基準はあるんですか。

サイズが競技ルールで決められた範囲内に無ければいけません。それが基準です。

気になったので実験をして見ました。
1 50m標的の10点圏を計測
2 標的を30分間水没させた後の10点圏を計測
3 更にそれを暖房エアコンの下で4時間温風に当てた後の10点圏を計測

結果は以下の通りです(合格値は10.4mm±0.1mm)
A エーデルマンG標的   10.45-10.65-10.40(縮んだ)
B エーでルマンセンター  10.45-10.65-10.50
C クルガーセンター    10.50-10.65-10.55

いずれも100%の湿度の下で長時間放置したものは規則に適合しません。(といっても仕方ないですが)

余談ですが、東京オリンピック(1964)で使用された共同印刷製の標的紙はこの問題を解決するために表裏の中間にビニールの繊維が織り込まれています。(今のはそんな高級なものではない)

  ポンプ健在  2006年12月15日(金) 15:41
古いポンプ式のARのオーバーホールの基準とか耐用年数の基準的ものはあるでしょうか?

    2006年12月16日(土) 19:53
》耐用年数の基準的ものはあるでしょうか?

部品を交換補充していくならば、使用できるという意味では何10年も耐用年があるといえますが、オリンピッククラスで2-3年、国体クラスで5年程度がかつての常識だったです。
オーバーホールは2-3年に1回は推奨されますが、ピストンやレバーの軸が磨耗していたりする場合それらの部品の交換も視野に入れる必要があるかもしれません。
パッキングの劣化の判断は、ポンピングして5-10分程度経過した後の初速の低下でおおむねの見当は付きますが、(数m/sしか低下しない)一般的な判断としては、
ポンピングして1時間後に空気を放出しても普段と変わらない勢いがある、(着弾は10点圏内にある)
ポンピングして12時間後に空気を放出してもほんの少しの勢いの低下だけである、
を検査してみるとよいでしょう。

 アジア大会 やじ  2006年12月11日(月) 23:33
ドーハの大会では日本は射撃で銀メダルを2個獲得しましたが、これは過去に比べてどのように評価できるのでしょうか。

    2006年12月12日(火) 22:09
選手もコーチたちも懸命にやった結果ですから、私はとてもコメントはできませんが、中国がスポーツ大国として登場以後の過去の獲得状況と比較すると以下のようになります。(ライフル・ピストルのみ、画像はクレーを含む全種目)

               G   S   B   total
1982 ニューデリー    2   4   5   11
1986 ソウル       5   6   6   17
1990 北京        3   3   6   12
1994 広島        3   5   5   13 
1998 バンコク      1   3   4    8
2002 釜山        0   2   1    3
2006 ドーハ       0   2   0    2

     2006年12月12日(火) 23:39
中華パワー全開ですな。これは仕方ないが、北鮮に負けちょる・・・
これは問題ですぞ

 利き目 ポヨン  2006年12月11日(月) 10:57
ある本で射撃は効き目で照準する…
と書いてあったんですが、効き目とは反対の目で照準すると何か不具合があるんでしょうか?

    2006年12月11日(月) 22:55
》効き目とは反対の目で照準すると何か不具合があるんでしょうか?

統計学的には利き目、利き腕が同一の側の人のほうが有利とされています。これは同一の方が目と手のコーディネーションが良いという前提の下に考えられていることで、これから射撃を始める人にとっての参考資料に過ぎないとも言えるでしょう。理論的には利き目を優先してポジションを選択した方がよいようです。

私も利き目が左で右利きですが、何も不都合はありません。不都合が起こるとするとクレー射撃のように両眼でクレーを発見した方が有利な場合に生じるかもしれませんが、ライフルでは目隠し板を使用するのであまり問題にはならないでしょう。目と手の協調性の問題も、訓練により上達する要素が大きく生態的なものはごくわずかと考えます。ピストルの精密射撃では右手で構えて左目で照準したオリンピックチャンピオンも存在します。(写真)

この問題は、例えば野球のバッティングの場合ではボールを追いかける視野の関係で反対の方が良いとされていますが、実際には同一の人のほうが多いといったように理屈は理屈で存在するけれど、絶対的な根拠はそれほど強くないと考えるのが健全なようです。特にライフルではそのように感じますです。

 試合、練習での集中 B級射手  2006年12月8日(金) 9:43
普段、練習をしている時にあまり集中して撃つことが出来ません。試合では初め緊張して良い感じに集中出来ているんですが馴れてくるとまた別の事を考えてしまいます。特に思い悩んでいるワケでもなく、考える事は昨日のTV番組などしょーもない事ばかりです。。何か射撃中に取れる対策はないでしょうか?また、日頃から行える事で集中力を鍛えるトレーニングがあれば教えて下さい。

    2006年12月9日(土) 11:07
》日頃から行える事で集中力を鍛えるトレーニングがあれば教えて下さい。

集中力の定義にもよりますが、集中力は射撃では技術の一貫として考えた方が簡単かもしれませんよ。次の1発をどうやるかを毎回プランニングするとか、10点で発射される照準イメージを必ず思い浮かべるとかいったことです。この程度のことが困難な場合それ以上の集中力トレーニングは負担になるだけかもしれませんので、まず簡単な照準イメージの想起から始めて1発の流れを完全にリハーサルすることをトレーニングするのがいいかもしれません。

また、もしかして試合中のすべての時間帯でずーっと射撃に集中しようとしてないですか?それはそういった才能の持ち主にしか向いてませんので(得点がいいとは限らない)、1発の中で低レベルから高レベルに集中を高め、フォロースルー時に集中のピークが来るような集中の高まりをリズムとして作るほうが実用的と考えます。昨日のTVのことを考えても特に害にも益にもなるとは思えませんが、それを特段よくないことと決め付けて対処しようとするより、次の集中を高めるリズムを作ったほうがいいかもしれませんです。

 国体 高校生  2006年12月6日(水) 19:57
もうすぐ高校を卒業する者です。来年の国体に出場する場合は成人としてARのSとPをするのでしょうか?
ジュニアとして60発と20発のSだけでしょうか?

    2006年12月6日(水) 23:33
高校を卒業すると成年男子扱いとなり10mではSとPを撃つことになります。

 有難う御座います!! 高校生  2006年12月7日(木) 0:14
20歳までは高校生扱いになる…というルールは何年の国体から採用されるのでしょうか??

    2006年12月7日(木) 0:35
ISSFジュニア(その年の大晦日で21歳未満の人)に変更する方向性は理事会で決議されていますが、種目の変更の必要性もありますから実施のめどはわかりません。詳しくなりますが、フルエントリーの県の人員の増加は認められず、また全種目にわたって21歳未満がジュニアになりますから50m種目の扱いや、はたまたピストルのジュニアを入れろとか県単位を増やせとかいろいろ意見があり、加えて日本体育協会との調整が難関ですから少なくともあと数年はこのままといった予測です。

 6時の大きな失点 安弾  2006年12月5日(火) 13:15
SBP60で570〜580でウロウロしている者です(下の方とは別人です)
20発に1回程度の割合で必ず6時方向7点付近が出てしまいます。
常に注意しているのですが練習でも試合でも同程度起こります。
例えば練習で20発ぐらい撃って弾痕が9点圏内からはみでないグルーピングをしている時、全く撃ち方、照準の仕方を変えない(つもり)のに突然グルーピングの真下6時7点等がでるので困っています。
激発の瞬間になにか変なクセがあるのか?と悩んでいます。たとえばフリンチングなどはこんな症状ですか?
もしくは弾が原因か・・と最近は疑いはじめているのですが・・ラ○アのスー○ークラブという弾を最近練習・試合に使用していているのですが、先日練習している時なんとなくいつもと違う音(少しかん高いような)がした時に着弾予測すると6時7点付近に着弾している事が多いと感じられました。やっぱり安い弾ではそういう事は起こる可能性がありますか(充分良く当たると噂の弾なんですが・・)

    2006年12月6日(水) 0:03
》たとえばフリンチングなどはこんな症状ですか?

フリンチングの一般的な結果は9時か6時の方向ですので、こんな症状といえばこんな症状です。

》やっぱり安い弾ではそういう事は起こる可能性がありますか(充分良く当たると噂の弾なんですが・・)

ラプアの缶弾、スーパークラブは減価償却の終わった機械で品質検査も最低限で製造されていますのでその通りで、だから安いんです。確認はしてませんが缶弾とスーパークラブの製造工程は同様のものと思われます。缶弾の去年までの輸入分は非常によい評判でしたが、今年のやつは集弾はそこそこだけど飛ぶやつは結構ひどいようです。弾の可能性は大と想像します。

それと…(怒らないでね)…580も出そうな人が缶弾やスーパークラブで試合に出ることは問題外かもしれませんです。

 確かに問題外でした! 安弾  2006年12月6日(水) 7:48
ぐ様ありがとうございました。

練習弾を試合に使う事・・真に問題外だと反省します。
(最近はその弾を使っていて570前後しかでませんでした)
先週他の熟練者にも試合で使うなと言われました。
早々に違う弾を試してみます。

 お願いします がけっぷち  2006年12月3日(日) 23:34
腕が長いのが原因なのでしょうか、立射の構えをしたときに銃が完全に上を向いてしまいます。何か解決策はないでしょうか?
 ちなみに身長は177cmぐらいです。

    2006年12月4日(月) 18:31
右肩を上げたり、左肩を下げたりしないでくださいね。スタンスや左手、バットプレートの位置を調整しても高すぎるなら、左手の持ち方を帰るのがもっとも合理的と考えます。
http://www11.plala.or.jp/guutara/bbs_pictures/china_ar_lefthand.jpg
http://www11.plala.or.jp/guutara/images/changwon_lefthands.jpg


  福ちゃん  2006年12月3日(日) 22:24
すいませんが、ちょっと教えてください。

SBのP60で、試合の成績が570から580程度のものです。
弾や、その他気候条件にもよるでしょうが、
例えば、完全無風時10.9だった弾が、突風吹いた時は
どのあたりまで飛んでいくのでしょうか?
例えばの話、風速50メートルの台風並みの中では、7点くらいまで
いく可能性も十分考えられるのでしょうか?
なんせ、自分のキョ銃能力があまりに、低い為あさっての方向に
飛んでいった弾が、完全に自分のへまのせいか、突如神風なみの
突風によるものかが、情けない事に判断できません^^;

何卒御指導よろしくお願い申し上げます。

    2006年12月4日(月) 18:12
》風速50メートルの台風並みの中では、7点くらいまでいく可能性も十分考えられるのでしょうか?

その場合は標的には入りません。

亜音速の22LRの弾の一般的なWIND DRIFTは風速5m/hで30mm程度ですから、銃口から標的まで均一に真横から風速5mの場合で7点に着弾します。グラフをクリックしてもらうと風速10マイル/hの場合のドリフト量が出ていますが、風速10マイル/hは、我々の単位で4.5m/sに相当します。

”そんなには流れないでしょう”と思われるでしょうが、完全なオープンな射場ではこういうことになります。アメリカの国内規則の伏射競技の100ヤードではスコープで10cm右下を狙って撃つなんてことは普通ですよ。ところが日本のようなISSF規格の射場では射屋やバッフルの影響で、例えば射屋外の観測で5mの風があったとしてもその威力は射場では一般に半分以下になっています。標的側の風旗が元気よくたなびいていても射線側は大概風の力は弱いものです。また50mの距離全体に及ぼす風はめったにお目にかからず、空気の流れの幅は数m〜20m程度の場合がほとんどです。

したがって計算式やグラフは知識としては真実ですが、日本での射撃への応用はできません。風旗と草のなびき方を見て練習するのが一番合理的といえるでしょう。

》突如神風なみの突風によるものかが、情けない事に判断できません^^

神風並なら7点に飛んでいきますが、普通そんなときに撃たないのではない?…。9点に飛んでいくパワーの風でサイトを修正しているときに逆風で撃ってしまうと7点に行きますよ。
http://www11.plala.or.jp/guutara/html/kyousitu/homeroom/kaze.htm


 ありがとうございます。 福ちゃん  2006年12月5日(火) 0:49
風速5メートルで7点までいくという事象に、はとが豆鉄砲くらった
ような衝撃をうけましたです。。

なんかあの手この手で悩みそうな今日このごろです。。

  資源節約  2006年12月4日(月) 21:20
世田谷にある電子標的用のロール紙を購入しました。
一見すると単なる黒紙のようですが、何か材質は特殊な物なの
でしょうか?
また、撃ったあとの弾痕をずらしてセットするなどの、使い回しは
やはり精度的に問題ありでしょうか。

    2006年12月5日(火) 0:34
SIUS社製ですよね?

》何か材質は特殊な物なのでしょうか?

普通の厚紙です。

》使い回しはやはり精度的に問題ありでしょうか。

弾が紙を切ったときの衝撃音の位置を測定しますので、前の弾痕に着弾がかぶると誤動作します。(それも結構激しく誤動作します)うまく左右方向にずらせると再利用できると思いますが、練習と割り切って使うしかないと思いますよ。

実験してませんが、黒丸の紙のシールでふさいだらどうかしら???(自信なし)