ライフル射撃競技関係Q&A 30 戻る このページは過去のQ&Aでございますです。
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Q | A |
アンシュッツのSBを使っていますが、近頃不発が出ます。弾丸のせいのような気もしますが、何か応急に対処できることはありますでしょうか?修理している時間がない事情がありまして・・・ アンシュッツ - Sunday, May 01, 2005 at 14:52:39 (JST) |
もっと早く修理に出さないと… 応急にということですから、本当に応急処置なんですが、 @ストックからバレルドアクションをはずし、トリガーブロックのアクションへの取り付けねじ2本を緩めてブロックをがたがたの状態にして(前後2mm程度の動きがある)ください。トリガーブロックをアクションの後ろ側(銃口側とは逆)に押し付けてねじを締めなおしてください。これで撃針のストロークが長くなって50%以上の不発は一時的に解消します。 @ボルトを掃除して、後ろのキャップ(締め込むとカラカラとラチェット音がする)を強めに締めて下さい。可能ならば友人のボルトのメインスプリングを拝借して交換してください。撃針の先端の形状(とんがり具合)は不発の発生にほとんど関係ありませんので、やすりで尖がらせたり等のことは絶対にしないでください。 あくまでも応急なので、終わったら銃砲店に持っていってくださいね。 ぐ - Monday, May 02, 2005 at 10:54:44 (JST) |
標的の番号を書き間違えると正式にはルールでどのように定められているのでしょうか? しまった - Sunday, May 01, 2005 at 21:29:05 (JST) |
規則では標的は主催者が用意しますので、射手が標的に番号を書き入れることは想定されていません。日本の場合みんなで協力してやりましょうということで、試合前に射手が番号を入れることが多いですが、規則にないことを善意の下で実行するわけですから、番号を間違えたような場合常識的に線で消して書き換えて終わりでしょう。 学連のように確認印を貰うのも合理的ですが、番号間違えたらペナだとか失格だとか言う話は、頭と心の中が????ごめん! ついでですが、標的交換を射手やチーム員が実施することも規則では想定されていませんので、標的交換作業上のミスなどもその悪意性の有無を勘案して処理されるべきだと考えます。 ぐ - Monday, May 02, 2005 at 11:08:09 (JST) |
ARのスタンスについて、 ワールドカップの男子と女子の写真を拝見していると、相対的に女子のスタンスが広いように感じますが気のせいでしょうか? フォームのバリエーションは、男子の方がいろいろと個性的にも見えますが、これは、骨格とか体型とかそういうものから来ているのでしょうか?(男子ファイナル8位の選手の後ろ足がどうなってるのか気になりますが、、) さて本題ですが、私、意識して体重を前に持っていかないと、いつの間にか重心が後ろ足にかかってきてしまいます。 リラックスすると段々と銃口が下がり気味になり、それを補正するためにいつの間にか重心が後ろに移動してしまうように感じます。 胴長なんでしょうかね〜(笑) 老境の初級者 - Tuesday, May 03, 2005 at 07:39:04 (JST) 脚がつるで…まねしないほうが無難 |
》ワールドカップの男子と女子の写真を拝見していると、相対的に女子のスタンスが広いように感じますが気のせいでしょうか? 昔からそういった傾向は明らかです。全般的には男女の身長差から来る高さ140cmの標的に対する撃ち上げ、撃ち下げから来るものと思います。盲目的に両脚の幅は広いほうがいいというコーチも一時いましたが、これは若干浅はかな結論かも… 》男子ファイナル8位の選手の後ろ足がどうなってるのか気になりますが、 ズボンのファスナーをはずしてるだけで、脚の使い方は普通と思います。 》、私、意識して体重を前に持っていかないと、いつの間にか重心が後ろ足にかかってきてしまいます。 初期には意識して標的側に荷重してください。左側に内的姿勢上の軸ができると体が後方に逃げることはなくなると思いますが…。リラックスするとどうしても前が下がる場合姿勢の変更も視野に入ります。 ぐ - Wednesday, May 04, 2005 at 17:27:16 (JST) |
能勢の全日本ARでは、標的を落としたら全て自分で拾えと断られました。これは通常の事なのでしょうか? 銃を下ろしてコートのボタンを外してズボンのベルトを外して前合わせを開いて後ろのファスナーを下ろして... - Tuesday, May 03, 2005 at 22:47:46 (JST) |
10mでは原則的に標的交換は射手がやるよう決められていますので、規則の文面を正直に運用すれば『自分で拾え』といわれるのは通常のことです。ジュリーは規則上、射手の手助けを禁じられているのでジュリーに期待してもだめです。もし拾ってくれるのが当然という認識ならばそれは違います。(全日に出る前に競技規則を読む必要あると思いますよ) もっとも、わしが射場役員ならだまって拾ってやるけど… ぐ - Wednesday, May 04, 2005 at 17:34:33 (JST) |
「伝聞の伝聞」で多少の錯綜がございますが、宜しく御指南の程… 「現行の銃刀法施行下に於けるAP所持とは、その立法事情からして『特例』であるため『APのみを所持する』状況は好ましくない。それゆえAP所持要件の『初段取得』を成した他の競技銃(AR・SB・BR等)を併せて所持し続けるのが望ましい」 銃友がどこぞの射場でこんな会話を耳にしたそうです。上記の話は本当でしょうか? 推薦が下りたらHRを譲る、と口約束してしまったので少々心配です。 559 - Thursday, May 05, 2005 at 00:17:59 (JST) |
初耳です…。そんなことはなかろうと思いますが。 ぐ - Thursday, May 05, 2005 at 08:45:18 (JST) |
←私の周辺には何人ものAPのみ所持者がおられますが、 特に問題を聞いたことがありません。 おぃおぃ - Thursday, May 05, 2005 at 23:15:28 (JST) |
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「現行の銃刀法施行下に於けるAP所持とは…(中略)…上記の話は本当でしょうか?」の質問をした者です。 本欄にて各位より「そんなホラ話すんな!」「ガセネタぶっこくんじゃねぇ!」等のご指摘を受け、急遽上記の話をした銃友に再度の事情聴取をしたところ、以下のように説明いたしました。 ・GW直前の4月第4週ないしは5週の週末に、その話題は耳にした。 ・関東地区某K県のY市にある射場で耳にした。 ・スプリング銃のHRを撃っていた地元ライ協の方と、該当射場の「場長 さんらしき人物」との会話の中でその話は出た。 ・銃友はそのお二方とは面識はないが、かなり大きな声で喋っていたの で「聞くとは無しに」その話を聞いた。 ・お二方の会話はその前後で推薦にまつわる話題が出ていたので、多分 『新たにAP推薦を受けるスプリング銃氏へ、場長さんらしき人物から のアドバイス』という文脈でされたと思われる。 ・「場長さんらしき人物」は地元ライ協の理事長さんだ、とのこと。 銃の許認可に係わる事柄には、多くのローカルルールや裁量行政が介在することは身を以て理解しております。あるいはこの自治体特有の事情なのかも知れませんが、やはり気になりますので再度御指南のほど宜しく… おぃおぃ、といわれてもなぁ… - Friday, May 06, 2005 at 03:14:51 (JST) |
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みなさまへ。 質問は、ぐうたら塾長の専門の「射撃技術」に絞りませんか? ほんとに貴重なサイトなんだから、もっと大事にしましょうよ。 いいかげんにしなさい! - Friday, May 06, 2005 at 17:44:04 (JST) |
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いいかげんにしなさい!氏のおっしゃるとおりですネ さて、4月からのルール改正に伴い、目隠し板・スタンドの高さについて試合でも注目されています。 そこで質問です。 1.右目照準における目隠し板の右側へのはみ出し量の可能範囲ですが、アイピースより出てはならないのでしょうか、それともサイト本体から出てはいけないのでしょうか。 メディアを意識したルール改正であればサイト本体から出ていなければ目隠しとしても意味が無いので問題ないような気がするのですが。 2.スタンドの高さについてですが、据銃姿勢の際の低い肩が基準との意見と、スタンドを使用する際の肩の高さが基準との意見があるようです。こちらはジュリー判断のような気がするのですが、解釈をご教授ください。 ルール未熟者 - Friday, May 06, 2005 at 19:23:27 (JST) ありがとうございます。 スタンドについては私の考えが世界標準?ということが分かり安心しました。 が、今年度私のかかわった競技会ではジュリー判断により構えた時の低いほうの方でとの判断がありました。 ジュリーの判断一つで結構な差になるのを痛感しました。 ルール未熟者 - Saturday, May 07, 2005 at 21:56:31 (JST) |
》1.右目照準における目隠し板の右側へのはみ出し量の可能範囲ですが、アイピースより出てはならないのでしょうか、それともサイト本体から出てはいけないのでしょうか。 規則の解釈条件である『図表内に示される数値等は連番の規則に等しい効力を持つものとする。』を念頭においてルールブックを見てください。(サイト内資料室に原文7.4.2.3.4.1があります)図示されたとおり取り付けに必要な範囲を超えて大きくはできないと考えて当然と解釈できます。Q&A過去ログ27を開いてもらうと見本商品の写真があります。 アイピースからちょっと出る程度までじゃないでしょうか…ラバーアイシェードの取り扱いはどうなるのかは不明です。(使っている人は見たことないですが…) 》2.スタンドの高さについてですが、据銃姿勢の際の低い肩が基準との意見と、スタンドを使用する際の肩の高さが基準との意見があるようです。こちらはジュリー判断のような気がするのですが、解釈をご教授ください。 曖昧な文面で困ったもんですが、射手が直立したときの高さのことです。2005チャンオンワールドカップのときの写真がQ&A29にありますので、みてみ。 ちなみに原文ではshooter's shoulders ですから正確に解釈すれば射手の両肩の高さより低くなければならないということで、その他の条件が付いてないところから普通に立ったときの両肩の高さといえます。 ぐ - Friday, May 06, 2005 at 23:30:48 (JST) |
2004年WCシドニー大会の10mS60ファイナルで8位のKNOEGLER選手はトリガーのストロークのほとんど全部を いっぺんに そして かなりゆっくりと引いています。 中級レベルが真似をしてよいテクニックですか? http://issf.team-multimedia.de/videothek/ index.php?categories_id=1 上記サイト内WCシドニー大会の10mS60ファイナルビデオの3分20秒頃に登場します。 お久の質問 日本 - Tuesday, May 10, 2005 at 15:56:22 (JST) |
まねをしないことを強くお奨めします。 怖いものを見たい人は下のURLを… http://www11.plala.or.jp/guutara/ images/mpeg/knoegler_GER_2004.wmv (すみません映画の音が大きいです) ぐ - Tuesday, May 10, 2005 at 21:51:58 (JST) |
10mSで94平均です。現在、最終照準への集中のやり方で2種類の方法を試しています。詳しい説明は避けますが、どちらの撃ち方も結局ほぼ94平均です。 しかしシリーズ間の格差がかたや8点の大波 かたや2点程度、と傾向は顕著です以後の点の伸びを考える場合どちらの撃ち方を評価するべきでしょうか。 うまく説明できない人 - Saturday, May 14, 2005 at 00:48:59 (JST) |
正解は答えようが無いのですが、私なら10点の数の多いほうを採用したいと思います。それは二つの方法とも同じポジションをとっていることが前提ですが、トレーニングを重ねていけばコントロールが向上するであろうという想定が前提となっています。また撃発時の予測と実際の弾痕位置がより近い方を採用するという判断も有効かと思いますよ. ぐ - Sunday, May 15, 2005 at 19:39:06 (JST) |
2005年のAPSカップはいつあるの??? ウルトラマン! 宇宙のどこか - Saturday, May 14, 2005 at 14:16:22 (JST) |
すいません、わかりません。 200806 まいった! |
新人にARを教える場合、理論的な姿勢を強制するべきか、それとも撃ち易い姿勢で初めて徐々に直していくほうが良いかどちらが良いでしょう? へぼ先輩 - Saturday, May 14, 2005 at 18:10:55 (JST) |
強制というのは語気が強すぎるかもしれませんが理論的に骨格サポートとバランスの優れた姿勢の導入を真っ先に目標とすべきと考えます。導入期の場合”撃ち易い”姿勢は”当たる”姿勢とは反することが多く見られますので、慣れるまで自由に練習するという方法は良いとは思えません。もっともこれは将来当たるようになることが目的ですので、時々楽しむ事が目的の場合はそのやり方に妥協を入れることには反対はしませんが。 ぐ - Sunday, May 15, 2005 at 19:45:06 (JST) |
最近、練習含めプロ−ンで引き金を引くとき、明らかに右手を動かしてしまい、大きな失点を出してしまう時がままあります。 何か変な癖がついてしまったのでしょうか。いい方法があったら教えて下さい。 トホホ 日本 - Monday, May 16, 2005 at 07:50:45 (JST) |
右手を動かすというのをその通りに解釈しますと、エラーとしてはかなり大きいほうです。普通はそういうことはあまり起こりませんです・・・。グリップの大きさや、肩からの距離、引き金の棒(トリガーシュー)の位置が適正かどうか確かめてください。 @トリガーの棒が遠くて引き金を引こうとするとき親指と人差し指が伸びきった状態になってないでしょうか。 @グリップが手に対して非常に大きい形状に加工されていないでしょうか。 @姿勢をとったとき右手の手首が大きく折れて手首の関節に張りを感じていないでしょうか。 @しっかり保持しようとしてグリップを握り締めていないでしょうか。 @バットプレートの長さについて、グリップを右腕を伸ばして握りに行ったり、短くて右腕を折りたたむ感じでグリップして無いでしょうか。 この当たりを探ってみてください。 ぐ - Tuesday, May 17, 2005 at 21:10:10 (JST) |
プローンの際のバットフックですが、脇の下より肩の上に乗るようにセットした方がしっかり構えられそうな気がしませんか? Sだったら左手を支点に銃口が下がるのでフックを脇の下に引っかけ、上から頬付けで挟んで固定できますが、Pだと下に落ちそうになるバップレをスリングの張りで肩に押し当てて固定しているものの、上からの頬付けで下に落ち気味になっている人が多いのでは? 肩に乗せるバップレにすれば、頬付けで非常にしっかりホールドできる気がするのですが? Q&A続けてくださり、ありがとうございます。 偽名 ネジ穴 - Wednesday, May 18, 2005 at 00:14:49 (JST) |
ごめんなさい。しません。とはいえそれで当たりがいいなら100%否定することではありませんが、先入観と経験から駄目と思いますよ。 もっとも競技よりはるかに低い要求の下、多くの使用者が技術的に練度が低いこと、バースト(連射)が要求されることから64式小銃では金属製のバットプレートの上部が折りたたみ式になっていて、肩の上のほうにサポートが出るようになったバットプレートがつけられています。(脚を出して押さえ込んでバババババ!とやるためです=左写真)反動の小さい89式では装着されていません。 》肩に乗せるバップレにすれば、頬付けで非常にしっかりホールドできる気がするのですが? 反動がくちゃくちゃで当たらないと想像します。(目標とする標的がこのような固定方法で命中を得るには小さすぎる) 》Q&A続けてくださり、ありがとうございます。 木に登ってるだけです。が、昔射撃で生活させていただいたのでちょっとだけお礼のつもりです。(うん?いらないって?) ぐ - Wednesday, May 18, 2005 at 23:01:10 (JST) |
何時も多くの質問ありがとうございます。参考にさせてもらっております。 そこで質問です。以前伏射の練習で友人に実弾と空撃ち用弾をシャッフルして、入れてもらうと言う練習をしたところ、空撃ち用弾の際、ピクと反応してしまうことが分かりました。 普段、空撃ちのみの練習では絶対そういうことはないのですが。。。 友人に空撃ち弾、実弾どちらが入っても、同じようにトリガーを引けなければ駄目とアドバイスを受けました。 これっていわゆるフリンチングと言うものなのでしょうか? どうも実弾が入ってしまうと変に力みがちになってしまいます。 塾長独自の対策みたいなものがあれば、教えていただけないでしょうか。 ピクピク 地球 - Friday, May 20, 2005 at 08:06:49 (JST) |
》これっていわゆるフリンチングと言うものなのでしょうか? そうです。 》普段、空撃ちのみの練習では絶対そういうことはないのですが。 初心者を除けば空うちでは発生しませんが、それは空うちとして認識しているからで、通常です。 》対策みたいなものがあれば、教えていただけないでしょうか。 この場合、撃発のとき動かないように集中するより、緊張度を維持しようとしたほうがいいです。緊張度といっても力を入れるという意味ではありません。反動が終わってから射撃をやめようと決心することかもしれません。 また、照準映像より引き金のスムースさに努力したほうが発生しにくいと思います。銃身の中を移動する弾丸の動きが感じられるよう努めれば(情緒的ですが)フリンチは発生しにくいですが…。 ぐ - Friday, May 20, 2005 at 23:35:22 (JST) |
SB立射の相談です。 腰骨で左肘を支えるのは、どう努力しても無理なのです。 申し訳ありませんが、「届かない」「でも諦めない」という前提で相談に乗ってください。 腰骨の上方に肘を置こうとすると、脇腹に押し当てることになり、しっかりしません。そこで、肘の先をやや内側に当てると、肋骨の段になった部分にピッタリあたり、しっかり感が出ます。この状態では、当然銃は腰に対して並行ではなく、通常より右側(内側?)を向きます。 腰は絶対ひねらないように注意して、足と腰を直線に保ったまま、標的に対して体をやや左に向け、銃は標的方向に(=体に対してやや右に)向く姿勢(オープンスタンス?)は、不利なのでしょうか? 腰はひねっていないので、その点はいいかとも思うのですが・・・。 それとも左肘の位置を変えて、腰と足と銃が標的方向に並行になるようにすべきなのでしょうか? 今はどっちも止まりませんが、先の回答のように、どうせなら「苦しくても当たる方向」で努力したいのです。 よろしくお願いいたします。 ダックス奮闘 - Saturday, May 21, 2005 at 20:41:53 (JST) 先日、SB立射の姿勢で相談した者です。 「でも諦めない」は、「(上達を)諦めない」という意味です。 「フリーならなんとか届くはずです」と言われるのが怖くて、思わず追伸してしまいました。 重ねてよろしくお願いいたします。 ダックス奮闘 - Sunday, May 22, 2005 at 20:56:13 (JST) |
》腰骨の上方に肘を置こうとすると、脇腹に押し当てることになり、しっかりしません。そこで、肘の先をやや内側に当てると、肋骨の段になった部分にピッタリあたり、しっかり感が出ます。この状態では、当然銃は腰に対して並行ではなく、通常より右側(内側?)を向きます。 腰は絶対ひねらないように注意して、足と腰を直線に保ったまま、標的に対して体をやや左に向け、銃は標的方向に(=体に対してやや右に)向く姿勢(オープンスタンス?)は、不利なのでしょうか? フリーなら届くはずだといっちゃいけないとなると、答えは複雑になります。 結論としてオープンスタンスになるのはやむ得ないかもしれません。 左腕の二つの大きな仕事は重量の保持と銃口の高さの確保ですが、それに加えオープンに構えた場合の前後バランスが同時進行の要素として考えられます。 オープンに構える必要性は手足の寸法による必然性と、それによる腰への負担の軽減が目的となります。例えばバイアスロンのようにレーシングスーツで立射を行う場合、骨格構造的に左肘が骨盤に届かない場合はオープンスタンスの優位性が出てきます。その優位性とは重量の保持をどの道筋肉に頼らざるを得ないなら、コントロールのしやすい重量をなるべく全身に分散させるポジションのほうが有利であろうという判断からです。弾道に並行にスタンスを取ると右腕は骨盤最上部の上(届かないから上方という意味です)にきますが、重量が上腕の筋肉を中心とした筋肉群で支持され、銃そのものの重量を利用してコントロールするというバイオメカにクスが成立しません。オープンにするのはそれなら一部の筋肉ではなく全身でコントロールしようとするものです。 現在の姿勢のまま銃が骨盤の上方にあって脚の力を抜いても前後に倒れていかないならよい選択かもしれません。9点の中に全弾ねじ込むくらいは可能と考えます。(勿論良しは10点です) 》それとも左肘の位置を変えて、腰と足と銃が標的方向に並行になるようにすべきなのでしょうか? 私はこちらのほうが好きですが、こちらのほうが良いかどうかの判断は付きません。射撃ズボンの出っ張りに肘を乗せてサポートできませんか? ぐ - Sunday, May 22, 2005 at 22:08:50 (JST) |
ちょっとお尋ねしたいのですが、某銃砲店のHPに日本ライフル射撃協会の銃器認定シールが発売ですと書いてありました。 以前の丸いピンクのシールじゃもうだめなのでしょうか? 新しいシールは、2100円もするらしいのですが、さぞかし材質が良いものと期待しております。 また、もう一度認定してもらうということは、日ラの事務所まで銃器を持っていって確認してもらわなければいけないのでしょうか? つまらないことと思いますが、ご存知でしたら教えていただけますでしょうか? NIGO - Saturday, May 21, 2005 at 23:59:42 (JST) |
》以前の丸いピンクのシールじゃもうだめなのでしょうか? 2006年3月までは良いはずです。 》もう一度認定してもらうということは、日ラの事務所まで銃器を持っていって確認してもらわなければいけないのでしょうか? 型式認定になりますのでそんなことはありません。個人で日本で始めて輸入する場合だけそういうこともありうるのではないでしょうか。(カタログによる確認だけでしょうが) ぐ - Sunday, May 22, 2005 at 22:12:41 (JST) |
SBの立射についてなのですが、ARではバップレとコートの摩擦でバップレを固定していましたが、SBのフックバットプレートではフックを腕で挟み込んで銃を固定していいのでしょうか? 伏射がひどい - Sunday, May 22, 2005 at 01:34:38 (JST) フックの使用はこんな感じ(姿勢は良くない) |
》SBの立射についてなのですが、ARではバップレとコートの摩擦でバップレを固定していましたが、SBのフックバットプレートではフックを腕で挟み込んで銃を固定していいのでしょうか? 基本的にSBは銃の重量をフックで受けますのでわきの下のフックの当たりで銃を支えます。通常自分が意識的にフックをわきの下に挟み込むようなことはしません。 左手を支点として銃の前部のバランスをフックを作用点として支持しますので、フックの形状により銃の体に対する銃身方向での前後位置が決定されます。(脇に挟んで決めるわけではありません) 例えばフックがストレートの場合は肩付けはゆるいものになり、フックの先が上に曲げられている場合、フックの斜面で重量を受けその結果バットプレートの底面が肩に押し付けられる形になります。(フックの上下の曲げを変えると銃口の高さが変わります) また、フックを銃の上から見てまっすぐにすると多くの場合フックはわきの下ではなく右腕の付け根に当たり腕の上下が銃口の高さに関係してきます。この状態でフックを挟もうとすると銃のチーク側(上側)が体から離れてゆき銃が止まりません。 立射のポジションでは一般に肩は後方に傾いた斜面を形成しますが、腕を上げ気味の場合はこの斜面の角度が垂直に近く、右腕をリラックスさせた場合この斜面は一層傾きます。リラックスさせる(腕をだらんと下げる)場合はバットプレートの上部を少し出して肩に当ててやったほうが固定感が出る場合もあります。 このようにバップレとフックは自分のポジション(体)に銃の重量を利用して銃本体を支持するためのもので、自らのアクションとして脇に挟みに行くような使い方は良くないといえます。結果論としてわきの下に密着するような調整を目指してください。 ぐ - Sunday, May 22, 2005 at 22:26:01 (JST) |
ぐさま、また射撃場に行くのが楽しみになりました。 >初期には意識して標的側に荷重してください。左側に内的姿勢上の軸ができると体が後方に逃げることはなくなると思いますが…。 早速、銃床を、7ミリぐらい後方に伸ばし、左腕の保持をトリガーガード近くに引き寄せ、スタンスもやや広めにしてみました。 体のそりで、銃口の高さを稼がないように注意してます。(こんなもんでいいんでしょうかね〜??) ところで、恥を忍んでお伺いします。 開封後ほったらかしてあったAR弾が、微妙にすすけているように感じます。 もとは、ぴっかぴっかのH&Nが、つや消しのグレー色に見えるくらい、、錆びてるんですよね、、、、これ、、使って平気ですか? 同様に、圧縮空気式の新銃を買ってから、1年以上、内部の掃除屋、グリスアップしてません、、こんなんで大丈夫でしょうか。(汗) 一応、2年に1回オーバーホールはします。 老境の初級者 - Monday, May 23, 2005 at 20:07:36 (JST) |
》体のそりで、銃口の高さを稼がないように注意してます。 多くの場合それが正解に繋がりますが、短足胴長の方、肥満体の方の一部などの例外もあります。 》開封後ほったらかしてあったAR弾が、微妙にすすけているように感じます。これ、、使って平気ですか? 使っても銃器に対する悪影響はありません。白っぽくなってしまっているAR弾は精度が落ちますが、ライフルでは練習用としては大丈夫でしょう。APの場合は9点まで外れる場合もあります。試合には新しいやつを使ってください。 》圧縮空気式の新銃を買ってから、1年以上、内部の掃除屋、グリスアップしてません、、こんなんで大丈夫でしょうか。一応、2年に1回オーバーホールはします。 機械ですので100%保証はできませんが、そんなんで大丈夫と判断します。 ぐ - Monday, May 23, 2005 at 23:42:58 (JST) |
ライフルスポーツ誌の「トップシュ−タ−に聞く」で練習量で週5.5日のうち、ARが0.5と言っていました。超上級射手になると、ARはそんな少しの練習でも問題ないのでしょうか? それとも50mが当たるようになれば、練習量が少なくても必然的に当たると言うことでしょうか。 R10 - Tuesday, May 24, 2005 at 08:11:00 (JST) |
》ライフルスポーツ誌の「トップシュ−タ−に聞く」で練習量で週5.5日のうち、ARが0.5と言っていました。超上級射手になると、ARはそんな少しの練習でも問題ないのでしょうか? 汎論では問題なくは無いと思いますよ。ライフル選手は4種目、(伏射・立射・膝射・AR)やるわけですが、原則的には25%の時間割で得意不得意、調整の完成度でじかんを振り分けていきます。その結果でのことだと思いますよ。 》それとも50mが当たるようになれば、練習量が少なくても必然的に当たると言うことでしょうか。 590なら必然的に当たりますが、ARは満点を目指しますのでその意味では結果は必然的には表れてくるとは思えません。トレーニングしなければ駄目でしょう。 ぐ - Wednesday, May 25, 2005 at 16:52:55 (JST) |
訓練用に使用するならNECのデジタルライフルを使用するのとノプテルを使用するのではどちらが効率的でしょうか?いくつかの部でノプテルを使っているらしいですが、デジタルライフルも良いかもしれないと思っています。 フラッシュライト - Tuesday, May 24, 2005 at 16:35:59 (JST) (広告料はもろてません、念のため) |
》訓練用に使用するならNECのデジタルライフルを使用するのとノプテルを使用するのではどちらが効率的でしょうか? ARやSBの訓練を前提に考えるなら比較してもしょうがないと思いますよ。もともとノプテルは練習・分析用、デジタルは光線射撃そのものですから使用目的が違います。 ノプテルは銃に装着するので銃種を問わず、標的に電源が要らず、50mで使用でき、解析ソフトも優秀で、設定も不要なので訓練には明らかに効率的です。また標的もソフト上で自作できますのでビッグ10標的なども使用できます。 デジタルはIPを設定し、標的も電源を必要としますので宣伝文句はともかく、専門的には訓練だけの目的の機材としては比較対象にはなりません。但し非常によくできていますのでARの練習の代用には優れていますし、体験射撃などには最適で、精度が高いのでデジタル競技そのものが成立するものです。私もピストルセットを所持していますが不満は無いですよ。 ぐ - Wednesday, May 25, 2005 at 17:06:07 (JST) |
現在エアーライフルで560点前後で数年間停滞しています。 どれだけがんばっても565が最高でした。 コーチなどはいないので自分で試行錯誤してがんばっているのですが点数が伸びません。 すごく漠然とした質問なんですが、どのような練習をしたらレベルアップすることができますか?いい練習法があればぜひ教えてください、お願いします。 レッドスター - Saturday, May 28, 2005 at 04:29:30 (JST) |
漠然としておりますのでテクニカル的には答えられませんが、 据銃状態(姿勢)の確認-白紙(リリースタイミング)-黒点(照準・撃発コーディネーション)-採点射(トータル技術)をトレーニングの一連の流れとして、各段階で目標とする状態を意識して練習なさることではないでしょうか。 1発の動作の事前の予習(映像化)もそのなかに含まれますが、何をするのか、何をしているのかを意識することが重要だと思います。 関連記事= http://www11.plala.or.jp/guutara/ html/kyousitu/homeroom/chuukyuusha.htm ぐ - Sunday, May 29, 2005 at 19:55:25 (JST) |
射撃をはじめてから4年になります。ARの立射は560台が出るようになったものの、ここにきてSBのスリング種目が急に当たらなくなり困っております。特にプローンが酷く、昨年やっとの思いで2段を取得。それ以降、2段はおろか550台を割り込んでしまう失態に陥っております。トリガー類、ストックの長さ調整など、色々と試みたものの解決に至っておりません。 空撃ちは完璧と思うものの、実射時には時折5とか6を撃ってしまい、トラウマになりそうです。どうか良いアドバイスいただけないでしょうか。どうかよろしくお願いいたします。 めげそう - Sunday, May 29, 2005 at 22:32:50 (JST) プロ−ンの質問アドバイスありがとうございます。特に長い照準時に起こりやすく、明らかにトリガリングの際に やってしまった!と言う自覚症状がありますです。恐らく回答2.3の要因が考えられますので、重点的に練習したいと 思います。今後は空撃ちと同様のトリガリングを目指したいです。 助かりました! - Tuesday, May 31, 2005 at 11:17:32 (JST) |
良しで真ん中に当たりますか? 銃に欠陥が無いことを前提としますとめげそうになりますが、5とか6は撃つ前からなんとなくわかりませんでしょうか?もし空うちと同じように撃発できていて5とか6が出るなら根本的に変な格好で撃たれているのかも知れません。スリングでサポートされていればそういうことはあまり無く。技術的に欠陥のある場合9点をうろうろするような弾痕になるのが一般的です。 伏射での一般的な失点要因は 1:姿勢そのものが骨格とスリングサポートできてない(致命的です) 2:照準そのものが長いか、撃発タイミングが遅すぎる(目的意識を持ったから打ちが必要です) 3:撃発の瞬間に内的なバランスが崩れる(集中した練習が必要です) があげられますが、発射した瞬間銃が標的の近くに戻るまで見続けることを徹底してみてください。それができないと原因の特定も不確かなものですし、それができれば案外いろいろなことが解決してることもありますよ。 ぐ - Monday, May 30, 2005 at 23:38:09 (JST) 》特に長い照準時に起こりやすく、明らかにトリガリングの際にやってしまった!と言う自覚症状がありますです。今後は空撃ちと同様のトリガリングを目指したいです。 追加ですが、リラックスすることは重要ですが、撃発と同時に急激に(余計に)リラックスしてしまって銃を動かす場合も想定できます。フォロースルーを確実に取り、反動が終了するまで体の状態を維持することが重要です。 ぐ - Tuesday, May 31, 2005 at 22:23:39 (JST) |
射撃ジャケットとズボンを新しく購入しようと思うのですが、どこのメーカーがオススメですか? レッドスター - Monday, May 30, 2005 at 04:17:32 (JST) |
AR立射だけなら韓国製が良いと思います。 ジャケット・ズボンはメーカーも考慮すべきですが、実際の出来上がりと体(ポジション)のサポート状況で評価しますので、ここの会社のものが最高…というのは言いがたいです。 ぐ - Monday, May 30, 2005 at 23:40:35 (JST) |
ニーリング時の左足についてお聞きしたいのですが、左足はほぼ直立が良いとの事ですが私の場合膝小僧から下の部分を体寄り(つまり左足膝小僧が少し突き出る形)に構えたほうが安定しているように感じ、また左右のパルス幅も小さくなるのですが、そのような左足はルール違反?でしょうか?(そもそもそのようなルールがあるのかどうかもわかりません)またこんな構え方では根本的にダメダメ(ですよねきっと) 杉野 旅順港入口 - Monday, May 30, 2005 at 13:04:02 (JST) |
まずルールは膝頭と左肘との位置関係だけに定められていますので規則違反ではありません。 技術的にはそのような構え方は体重が標的方向にかかってしまったり、上体が前傾してしまってバイオメカニクス的には有利ではありません。まず一般的に横揺れが止まりません。(初級のレベルで左右白いところまで揺れていて前傾することによって左右8点圏ほどまで小さくなることはあります) しかし、ロールの後ろのほうにお尻を落とす感じで座り、体重の多くがロールに残っていることを前提条件にするならば個人の骨格構造(手足の長さ)によってはおっしゃるようになることも考えられますので、根本的にダメダメとは決め付けられません。体重(重心)がロールと左足の中間位置から標的側に行ってしまっていないかに焦点を当てて検証してみてください。身長の低い人はやむ得ない場合もあります。(別窓にオリンピック2連勝した身長155CMの人の写真があります) ぐ中佐 飛騨高山 - Monday, May 30, 2005 at 23:52:01 (JST) |