ライフル射撃競技関係Q&A 07    戻る このページは過去のQ&Aでございますです。

185-219

Q A
エアライフルのフロントサイトで内径が18と22がありますが
両方を比較した場合メリット、デメリットなどはありますか?
宜しくお願いいたします。

ガタピシ
fwjf0816@mb.infoweb.ne.jp
豊島区, 東京都 日本 - Tuesday, February, 25, 2003 at 12:43:43 (JST)
理論的にはありません。見た目と好みの問題で、大きいほうがピープの内径との中心のシンクロが取りやすそうに錯覚します(肯定的な意味で)のでよさそうに思えますが、買い換えるほどの差はありません。大きいほうが通過する光の量が多いので…などという理屈は屁理屈と思われます。
ノプテルのリプレーでの数値はどうやってみればよいですか?特に据銃状況を示す数値が知りたいです。

バーチャル・チャンプ
, 日本 - Tuesday, February, 25, 2003 at 14:44:37 (JST)
リプレーのΣを押すとX方向、Y方向のDEVIATIONが数値化されています。これが小さいほうが止まっているということです。デフォルトではこの数値は最終照準統計を3秒間においてますので、来たら早く撃つ人は設定で、統計時間を2秒なりに設定しないと正確な情報は得られません。

200806 ちなみに現在の代表レベルですと最後の3秒間のΣは0.30をきっています。(撃ち方と測定設定が正当であること前提ですよ)

エア・ライフルでどうしても体が前に倒れていきます。写真を撮ってもらうとバランスがよさそうなのですが、10発20発と進んでいくとその傾向が強いのですが、なにか考えられますか?rei
, 日本 - Tuesday, February, 25, 2003 at 18:58:13 (JST)
ポジションに問題がないとすると(ほんとはあるからこういう現象がおきるのですが)射撃を進めていくうちに上体に力が入っていってるのではないか?と疑念を持ちます。後ろへの体のそりが大きくなっているのを補償するために体を使って前バランスに無意識に持っていっているのかもしれません。20発後に更にリラックスに心がけ、そのときバランスが崩れているようだと、スタンスや骨格構造のアジャストをしてみてください。自然狙点がずれてきている場合もあります。

, 日本 - Tuesday, February, 25, 2003 at 21:59:18 (JST)
日ラホームページ2003年2月より本格運用開始。
日ラのカレンダーは旧暦表記なのでしょうか?

ネットシューター
, 日本 - Wednesday, February, 26, 2003 at 12:46:32 (JST)
お知らせを書いたところで予算がなくなったのではないでしょうか

, 日本 - Wednesday, February, 26, 2003 at 22:34:05 (JST)
ただ単に「ラプアの弾を下さい」と店員に言うと
必ずMの方を出すのですがなぜですか?
Lを使っている人をあまりみかけません。
M・L
, 日本 - Thursday, February, 27, 2003 at 01:11:07 (JST)
一応カタログではMが標準型、Lは内径の大きな銃身用となってますので普通はMということで販売されているんでしょう。サイズはMの直径が5.67mm、Lが0.02mmそれより大きくなっていますが、サイズの違いと集弾の違いの相関性についてはは個人的には???の気がします。銃腔内の掃除の仕方や鉛の付着具合によっても違うのではないでしょうか???ちなみに銃身の内径の公差もそれくらいで交差内に収まっていればMということと聞いています。(LAPUAのおじさん談)


, 日本 - Thursday, February, 27, 2003 at 09:00:46 (JST)
アルミストックのバットプレート部の取り付け用の二本の金属棒を切断して、ストック長さを短くしたいのですが、どのようなやり方でやれば綺麗にできるのでしょうか?
skoa
, 日本 - Saturday, March, 01, 2003 at 22:01:18 (JST)
金属用のこぎりで切ってやすりで角を丸めるだけですが…のこぎりの刃もやすりもアルミ用のものがあります。通常の鉄用のものでも気長に目詰まりを金属ブラシで落としながらやればできます。パーツを外して万力にはさんで作業すればきれいに出来ます。かまぼこ板かなんかで挟めば傷も付きません。
P70や603のバットプレートの取り付け部の二本の棒の内、下の棒の長さのみを伸ばして脇への当たりを強くすることには、どのような意味があるのでしょうか?脇ばかりにバットプレートを当たると、そこを軸にぐるぐる回るような気がするのですが・・射撃好き
, 日本 - Sunday, March, 02, 2003 at 20:54:12 (JST)
下の部分を延ばすのは単なる滑り止めです。やりすぎるとおっしゃるとおりになりますので限度があります。ちなみにバット部レートの深さ(20mm)はバットプレートそのもので計測しますので取り付け角度は関係ありません。
リアサイトっていろいろありますけど違いますか?
20クリックと10クリックがありますが、
Pのように精度が求められる種目は20クリックの方がいいですか?


さいと〜いっぱ〜つ!
, 日本 - Monday, March, 03, 2003 at 22:32:18 (JST)
サイトの良し悪しは第一義としてその精度のあります。10クリック動かしたら1クリックの10倍移動し、10クリック戻すと必ず元の位置に戻ることが要求されます。20クリックと10クリックは気に入ったほうで良いでしょうが、20クリックは多くの場合射手の技量精度を超えていますので、個人的には10クリックを好みます。3時から弱風をうけて右に3、下に1動かすところを20クリックだとその倍動かすことになり、正確なように思えても数が多くなり難しくなる恐れがあります。またクリック調整は断定的に決断を持って実行する作業ですのではっきり着弾が動くほどのクリック移動量のほうが実際は使い良いと思われます。ちなみにARは弾痕1個分が10クリックタイプで8-10クリックなので20クリックタイプは×かな…?


, 日本 - Tuesday, March, 04, 2003 at 09:02:34 (JST)
Pで質問なのですが、
成績が上達してきたら、スリングの張りは強くすべきなのでしょうか?また、スリングの張りを強くするために、通常の位置より5ミリくらいハンドストップを前に移動させることは邪道でしょうか?
klera
, 日本 - Tuesday, March, 04, 2003 at 12:08:34 (JST)
スリングを強くするのはそうすることによって銃がより止まるかどうかで判断してください。スリングを強くしたり弱くしたりすることにより、腕の脱力が崩れるようではXです。張りを強くするためにハンドストップの前後を変えることはあまり考えられませんが…そうすることで(実は姿勢が変わる)肩つけは強くなりますがスリングが強くなることはないはずです。そう感じると知れば体全体の脱力技術が不足していることが伺えます。勿論ハンドストップを前にやることで銃の静止が良くなるのであればそれが良いのですが。
Pの反動ですが、「(左横方向に少し動いてから)上に跳ね右側に戻ってくる」良くない反動の状態です。
右肘を着くと右側に重さが移動する感覚が有るため、もう少し左に重さが残る姿勢を採りたいのです。
周囲の人に聞くと「ストックを伸ばすことで身体が左にローリングするし、肩にしっかり当てることで良くなる」と言われます。しかし、実際やってみると右側への移動が大きくなる感覚がして落ち着きません。(それは慣れの問題だと言われ・・・。)
個人的には、「ストックが長いために右肘の位置が自然な位置よりも後ろに着くことになり、そちらに引っ張られてしまうのではないか」と考えたのですが、これって間違いでしょうか?
左手首へのスリングの巻き方・テンション・左肘の位置・自然狙点の位置が主の問題で、ストックの長さは関係ないのでしょうか?
Pを長めに練習すると、左手首小指側の骨の出っ張りの肘側1cm位の位置がスリングで擦れて赤くなり、少し膨らんだ感じになります。スリングの巻く位置、巻き方が問題でしょうか?
茶々
, 日本 - Tuesday, March, 04, 2003 at 17:11:51 (JST)
》Pの反動ですが、「(左横方向に少し動いてから)上に跳ね右側に戻ってくる」良くない反動の状態です。

この場合の一般論は、姿勢が良好の場合右ひじの位置を体にやや近づけることで対処します。姿勢にもよりますがストックが長いと右に振られます。ストックを長くしても肩が開いていくだけで、右肘への荷重は更に困難になりますが…。スリングへの手首へのまき方やチークへの頭部の重さの掛かり方は大きく反動に影響してきますが、ストックが長すぎると全て難しいです。右手の位置にグリップがあるストックの長さかどうかも右ひじの前後位置に関係しますので検証が必要です。

》個人的には、「ストックが長いために右肘の位置が自然な位置よりも後ろに着くことになり、そちらに引っ張られてしまうのではないか」と考えたのですが、これって間違いでしょうか?

そのとおりだと思います。

》Pを長めに練習すると、左手首小指側の骨の出っ張りの肘側1cm位の位置がスリングで擦れて赤くなり、少し膨らんだ感じになります。スリングの巻く位置、巻き方が問題でしょうか?

普通ですよ…。その位置に脂肪りゅうみたいなこぶが出来たりします。痛いようだとスリングの手首に当たる位置を変えてみてください。下着の材質や袖の縫い目の位置も関係あります。

》膝射の前足を前後させて銃の高さを調整するように教わったのですが…みなさんそうして姿勢をつくっているのでしょうか?
そんなことしません。最終的にそうせざるを得ない場合も想定できますが、基本的に前足を前後させて高さを調整することはありません。前足は体のバランスが最もよく保たれる位置で決定してください。銃の高さはセッティングで決めてください。
サイトと目の距離についてなんですが、近かかったり遠かったりしても、アイピースで解決できますか?
眼鏡をかけているのでサイトを前にだしてアイピースで対応しているのですが問題ないですか?
さいとぉ
, 日本 - Tuesday, March, 04, 2003 at 21:27:58 (JST)
》サイトと目の距離についてなんですが、近かかったり遠かったりしても、アイピースで解決できますか?

アイピースはそのためのものと考えて差し支えありません。

》眼鏡をかけているのでサイトを前にだしてアイピースで対応しているのですが問題ないですか?

まったく普通の対応法です。横や上からの光線が気になるようでしたら、帽子や遮眼帯を使ってください。

, 日本 - Tuesday, March, 04, 2003 at 23:38:16 (JST)
フックの使い方でお聞きしたいのですが
・Sではフックが脇に当たると感じるまで、バットプレートを調節すべき〈フックの位置を上に位置させるべき〉でしょうか?
・Pではフックが脇に当たっていると感じるべきでしょうか?
shila
, 日本 - Wednesday, March, 05, 2003 at 09:39:16 (JST)
》フックの使い方でお聞きしたいのですが

あくまで一般論ですので、実際ポジションを見ると違うことを言う可能性もあります。ご了承ください。

@Sではフックが脇に当たると感じるまで、バットプレートを調節すべき〈フックの位置を上に位置させるべき〉でしょうか?

=SB立射では左手の支点で銃の重量を支えその重量は骨格(筋肉ではない)を介して骨盤へ抜けていきます。フックは前バランスから来る銃本体の銃口を下げる回転方向での全てのモメントを支えます。したがってフックはわきの下にしっかりと密着します。ジャケットの固さによってはその感覚がはっきり認識できるかどうかは疑問ですが、フックのわきの下でのあたりが銃口の高さを決定しますので、フックの調整はきわめて重要です。フックが脇に当たっていない場合99%その姿勢は問題を含んでいるといえますので調整してください。フックの全体がわきの下で支えられるようにしてください。フックの先端を曲げた状態でフックの先端で重量を支えてないかどうか確認してください。角度の変わるフックでは、角度を深くつけると銃は据銃したとき肩に近づいてきます。この角度調整で肩つけの強さも決定されます。肩つけは特に強くする必要はありませんが、毎回同じようにつくことが重要です。これらの事項が充足されていると、グリップやほほ付けで銃を支える必要性が激減するはずです。グリップでは銃を支えたり、その握りの強弱などによって銃の方向性を決めたりしないことが理解できるはずです。またチークは銃の動きを止める仕事はするものの、強くつけることによって銃を支えたりしないことも達成できるはずです。

》Pではフックが脇に当たっていると感じるべきでしょうか?

脇に軽く触れることはOKですが、ジャケットを介して圧力を感じることはその姿勢が良くないことを意味します。それで撃つと銃口は横にはねてしまいます。伏射の場合フックは毎回同じ据銃をするための位置決め用具と考えてください。

, 日本 - Wednesday, March, 05, 2003 at 17:53:08 (JST)
ノプテルで据銃状態を見るには、X方向・Y方向の偏差値が小さい方が良いと以前のQ&Aに有り、据銃状態と獲得得点予測のページが紹介されていました。
ただ「このデータはPには当てはまらない」と聞いたのですが・・。(もっと数値が小さいのが普通だからと)
Pの場合はどのくらいの数値が良い状態と言われるのでしょうか?
Xが0.25位、Yが0.23位のデータが普通レベルの状態なんですか。
上級者は0.1前半なのかな〜。0.2切らないと580台難しいですか?
茶々
, 日本 - Wednesday, March, 05, 2003 at 14:53:36 (JST)
そのとおりです。データは動いている銃口を前提としたデータでSとAPに向けた統計値です。Pの場合銃口が静止していることが前提であるので、据銃ファクターは600点からマイナス方向に出発します。銃口の揺れも他の姿勢と異なりシンメトリ(上下左右対称)が良好とされます。銃口の静止が良好の場合、据銃ファクターは600点とされ、照準エラーでの減点、撃発エラーでの減点が加算され合計で570なり590のデータ値が生成されます。残念ながらXYデータ(銃口静止状況)からの得点形成に対する絶対的なデータはありません。
経験値では、据銃ファクターに焦点をあわせた場合、X-Yがシンメトリ(XとYの数値が近い=誤差30%程度以内でしょうか)な動きをするとして590台が0.25以下、585が0.3以下、580が0.3前後といったところです。X-Yがアシンメトリック(縦長、横長)の場合、その据銃自体に問題点があることが想像されます。その場合XまたはYの数値が片方の50%増し以上の数値を示し、方向性を持って撃発エラーが生じる可能性が高いです。(図はシンメトリな動きをする上級者の撃発前4秒間の銃口の動き)
XYが0.25以下で、照準COGが10.4以内、が590台の、XYが0.3以下で照準COGが10.3以内程度が585前後と経験的に表現できるでしょう。撃発のクリーンネスは初級以下を除き、伏射の場合ほとんど無視してよいです。
ノプテル得点と実射得点は一致しませんが、その不一致の量は撃発後の技術の良否を表します。ノプテルから5点程度引きの結果が出ていればフォロー系良好と判断してください。

, 日本 - Wednesday, March, 05, 2003 at 19:35:24 (JST)
アンシュッツの新型のサイトは傾きを変えられるのでちょっと魅力的なんですが、高いので迷っています。
他のサイトと比べてどうでしょうか?
う〜む
, 日本 - Wednesday, March, 05, 2003 at 21:55:08 (JST)
銃を傾けた分回転させてクリックを動かしても上下左右が正十字に動くように出来ますが…そんなもん無駄遣いです…(個人的意見)…今のサイトの精度を検査して駄目だったら購入を検討されればいかがでしょうか。

》他のサイトと比べてどうでしょうか?

平均性能(精度)は優秀です

, 日本 - Wednesday, March, 05, 2003 at 23:50:19 (JST)
サイトは長年使っていたりすると
精度が落ちたりするんでしょうか?

むー
, 日本 - Thursday, March, 06, 2003 at 14:48:34 (JST)
個体差がありますので決定的にはいえませんが、ガタが来ます。ねじの当たりが良好なものは長持ちしますし、そうでないものは磨耗が早くてバックラッシュ(戻しても戻らない)が出てきます。新品のうちに精度がいまいちの固体は、ねじが方あたりしていたり、ガタがあるので消耗は早いです。アルミベースに雌ねじが切ってあるモデルは比較的早死にですね。
Pで構えを写真に撮る時、どこを注意して撮ったらいいですか?
初心者なのでどこをチェックしたらいいかわからないです。
まだ初心・・・
, 日本 - Thursday, March, 06, 2003 at 14:51:25 (JST)
角度が正確にわかるように真横(左右)から、真上から(難しい)、真後ろから(足の裏から)、銃口位置(前面)から記録してください。前からとるときはボルトを上げて安全を何回も確認し、誰もいないときを見計らい、かつ周囲にも気を配ってひんしゅくをかわないように…。
数学関係の知識を教えていただきたいのですが・・
25m射場でのグルーピングが10ミリ(誤差約4.5ミリ)としたら、50mでは純粋に誤差を×2としたグルーピングとして理論推定値を出して宜しいのでしょうか?

グル〜
, 日本 - Thursday, March, 06, 2003 at 17:53:26 (JST)
大体の良し悪しは分別できますが、絶対数値は当てになりません。SBの弾丸は25mではまだ昇弧上にあり弾丸の姿勢は上向です。50mでは降弧線上にあり25mの地点で弾丸のジャイロ効果がどれくらい完成しているかによって50m地点での安定度が左右されます。25mで弾丸の回転が安定状態にあれば50mでは25mの2倍拡散しますが、経験的にはそうではありません。50ヤードで外形12mmになる弾丸(ISSFでは優秀な部類)でも、100ヤードではロットによりグループサイズが違ってきます。経験では50ヤードで12mmの優秀ロットで、100ヤード試験では20-50mmの差があります。小さくなる場合もあるのですが、ほとんど距離が倍になれば3-4倍角度誤差が増大するようです。また気流の変化への強弱もありますので25mでの検査はロット間のスクリーニングの域を出ないと思われます。(あくまでも良し悪しは区別できますが、50mのグルーピングはわからんぞという意味です)


, 日本 - Thursday, March, 06, 2003 at 22:30:53 (JST)
Kのとき、フックは脇に当たっていると感じるべきなのでしょうか?
shoo
, 日本 - Friday, March, 07, 2003 at 10:48:30 (JST)
これまた一般論ですが、脇に強く当たっていると銃口が横にはねて極めて良くありませんです。触れる程度にしてください。
”脇”がわきの下という意味ならしっかり当てても大丈夫です。腕側に触れていると腕の上下エラーを銃口が拾いますので、初期においては避けたほうが無難に思えます。
>ほとんど距離が倍になれば3-4倍角度誤差が増大するようです。

わかりました。ちなみにもう一つお聞きしたいのですが、距離が5倍(10m→50m)になる場合は、小さくなる場合を除いて、大体ぐ先生は何倍くらいに誤差はなると予想するのでしょうか?
グル〜
, 日本 - Friday, March, 07, 2003 at 11:20:55 (JST)
1.正直な答え=予想すらできません(知りません)
2.知ったかぶりの答え=ARでは10mでよいグループを示したとしても50mでは10cm以上広がります。これは弾丸の形状が10mしか考えていないからです。長距離を想定した場合は流線型に作りますよね。SBにおいては、10mでは弾丸は頭を振っていますので標的紙にまっすぐ入っていません。弾痕も弾頭が着弾した方向に引きずられてあきますので、弾道のセンターに一致しているとは考えにくいです。よって10mでの弾痕の中心誤差は銃口軸線からの弾道誤差との相関が弱く10mの結果から50mでのグループサイズは予測できないといえるでしょう。近距離に標的をおいて射撃すると50mでの弾痕と様子が違いますので(穴が大きい)弾丸自体が飛翔線から相当ぶれて回転していることが想定できます。


, 日本 - Friday, March, 07, 2003 at 20:11:50 (JST)
薬室付近だけじゃなく銃口付近もごしごし往復させて掃除した方がいいですか?
銃口付近は一方通行で軽く掃除している程度なので面倒くさがらずにごしごしするべきですか?


ごしごし
, 日本 - Friday, March, 07, 2003 at 23:42:24 (JST)
こりゃマカロニ(VFGフェルト)のことでしょうか?やわらかいので気が済むまでごしごししてください。摩擦が少なく、どのみち鉛はごく表面を除き除去できません。ブラシの場合はSBでは一方通行でやることをお勧めします。一方通行ですのでごしごしはなしです。
銃口のクラウンの部分はすすをふき取ってください。錆びます…

, 日本 - Saturday, March, 08, 2003 at 01:07:32 (JST)
ストックのネジを前から締めるように言われたのですがなぜでしょうか?
なぜぇ
, 日本 - Saturday, March, 08, 2003 at 21:40:42 (JST)
精度に影響すると思われる薬室の部分を先に確実にストックのベディング面に当てるためです。アクションの後ろが密着して前が浮くと当たりが悪くなるという推測の下にこういわれます。

上の書き込みのクラウンってなんですか?

はてな
, 日本 - Saturday, March, 08, 2003 at 22:31:29 (JST)
銃身の銃口のある面(切り口)のへこみ(すり鉢状、へこみ状、リーマによる銃口部の削りこみなど)のことですだ。一般に銃口のある面のことといっても言いですだ。

200806追加


, 日本 - Sunday, March, 09, 2003 at 00:15:50 (JST)
SBの弾なのですが、装填するときはホイとチャンバーのレールに置いてボルトを締めるのではなく、これ以上行けないくらいに弾をチャンバーに手で押しこんでからボルトを締めた方が精度が良くなると聞いたのですが、本当ですか?
gray
, 日本 - Sunday, March, 09, 2003 at 00:36:16 (JST)
本当です。どちらかといえば基本中の基本です。
@ 弾丸がチャンバーに装填できるためには、チャンバーは弾丸より相当大きくなければなりませんよね。しかも弾頭は5.6mmよりかなり太いです。つまり弾丸と薬室のクリアランスはがばがばなのです。
A 精度良く弾丸を飛ばすには装填したとき、弾頭が銃腔軸とアライメントが取れてないといけませんよね。斜めに入るとライフリングで回転する状態でまっすぐ回転しません。
B SBは装填したときには弾頭はすでにライフルに食い込んでいます。
C この食い込みをなるべく銃腔軸にあわせるため、装填は手でゆっくりやることが基本になるわけです。
D ボルトで押し込むと弾丸が踊りながら薬室に入りますので安定した装填は期待できませんね。
E しかも薬室の入り口で弾頭をこすったりして削る場合もあります。射撃が終わった後、薬室の周りに鉛のかすがついている場合も見受けますが、問題外です。

SBの弾丸は弾頭が鉛で作られているなど、精度を出すためにはいい加減なつくりですので、この部分だけ神経質になるのはよくありませんが、少なくとも装填は手で丁寧に押し込んでやるのが基本ですだに。 


, 日本 - Sunday, March, 09, 2003 at 11:30:02 (JST)
Pで弾をこめる時、薬室が見えないので弾を感でレールに置いているだけなんですけどどうしたらいいですか?
バップレをわざわざはずしてやるのも嫌ですし・・・。
む〜
, 日本 - Sunday, March, 09, 2003 at 21:27:48 (JST)
指先で押し込むことをお勧めします。これが出来なければバップレを外さざるを得ないでしょうね。そうです、大多数の人が無理をしているといえるかもしれません。ピンセットでつまんで押し込む…とてもまともなやり方ですね。わしゃ不器用で出来んけど。(写真のように銃の方向性や銃に対する体やスリングからの圧力の方向を変えることなく装填できなければ肩付けしたままの射撃はできません

, 日本 - Monday, March, 10, 2003 at 08:43:04 (JST)
APの推薦を出せるようになったのですが、先輩がワルサーのCO2ならくれると行ってくれています。圧縮空気の新品を買う予定だったのですが、よければご意見をお聞かせください。かたて
, 日本 - Monday, March, 10, 2003 at 19:41:19 (JST)
わたしなら予定通りにしますが…。日本の競技環境ではCO2はお勧めできません。

http://www11.plala.or.jp/guutara/html
/kyousitu/kousaku/CO2.htm
(200806追加)



, 日本 - Monday, March, 10, 2003 at 22:24:13 (JST)
チークの高さについて質問があります。
今まであまり頬に力を入れなくて軽くチークに頬を載せていたのですが、ちょっと力を入れるとチークに深く載って、照準映像のフロントサイトが中心より下に見えるようになります。
そのような場合、これ以上照準映像の中のフロントサイトの位置が上下して変わらないように、一定に同じ位置に見えるよう、頬を強くチークに載せる位置【高さ】に調整したほうがいいのでしょうか?

チークの高さ
, 日本 - Tuesday, March, 11, 2003 at 00:04:21 (JST)
ピープ孔の中心に一定にフロントサイトが来ることは射撃の必須条件の一つですので調整してください。

基本的にピープが首を下ろした位置にあるかどうかが問題です。この位置にピープがあると、練習をつめば照準中に同心円をキープする努力は皆無になります。これには銃の高さが関係してきます。銃(照準ライン)の位置が低くて一生懸命覗きに行く必要があるとすると、チークもなにもありませんね。背の低い人はこの点に関しては肩の位置と眼球の位置が近く容易です。体格の大きい人やなで肩のひとはなかなか苦労する点かもしれません。チークピースを外して据銃し、自然な状態で首を下げたとき目の前にピープがある状態を作る必要があります。このとき銃口は標的を向いている必要はありません。銃口は骨格構造体の変化で方向付けしますので、この状態で持ち上げたりしないようにしてください。チークの高さや出っ張りは、この状態の顔にどのような圧力でチークピースをつけるかという問題です。覗き方を安定させるために強弱を考えるのは話が逆です。(実際はこのように調整する場合は多々ありますが、原則はこうです)まず現在の据銃でサイトラインが自分の思う位置にあるかどうか検証してみてください。これが大幅に狂っているとチークの調整に時間ばかり掛かって最終的に良い位置を見つけるのは困難です。

一般論として、体格的に覗き込みに妥協を要する場合は、やや強めに突けるほうが容易かもしれません。強めにつけるといってもその方向は上から下方へと力が掛かるはずです。

ご質問の例だと、銃が腰の上に載る要素が不十分な場合や、銃の位置が銃が体に載っているとしてもやや高めにセットできているのではないかと思われます。(レベルが初級以下の場合、この発言は無視してください)

, 日本 - Tuesday, March, 11, 2003 at 16:50:02 (JST)
射撃のトレーニングを重ねると姿勢をとったときおかしければすぐ気がつくようになると教わりましたが、本当ですか?それとも上級者が安定して射撃をしているのはたくさんのチェックを重ねて安定した射撃を完成させているのでしょうか?
がっしゅくだ
, 日本 - Tuesday, March, 11, 2003 at 18:04:58 (JST)
本当です。
たとえば車の運転に習熟してくると運転の技術そのものにはあまりチェックすることはありません。しかし状況的に信号が黄色に変わるかもしれないという場合、人はブレーキの用意をします。人によってはぶーんとふかすかもしれません。これは恒常的な刺激以外のものが運動技術のある一部分に意識を持ってこさせているともいえます。これをレティキュラー・アクティベイト・システム(英語で習ったのでよく覚えてない)と呼びますが、射撃の上級者は恒常的な技術が10点に結びつく技術として定着できており、やばい状況や感覚が生じるとそれが刺激となって脳に伝達され、自動的に射撃中止命令や、修正命令がでる自動化ができます。技能が高いとはこの恒常化された技術が上手であることで、集中力が高いとはこの恒常性を常時意図的に再現させる能力が高いと換言できるでしょう。初心者は一生懸命集中してますが、上級者の集中とは異質のものです。上級者はチェックポイントはほんのわずかであり、その状態にするのに何万発も正の技術を恒常化させるトレーニングに成功した人です。日常生活でたとえば腕時計をつけた当初は腕に違和感を覚えますが1分もするとその感覚は感じなくなります。この状態が10点を撃つ恒常状態で、腕時計のベルトが外れて落としたとき(9点を撃ちそうなとき)それに気づく…この気づく現象がレティキュラー・アクティベイト・システムによるものです。落としたままほっておくと9点を撃ちそうな状態が恒常状態として定着します。

習熟を重ねるとチェックポイントはどんどん減ってきます。この習熟は正の技術、負の技術同様に学習されますので、練習における学習内容のコントロールが重要になります。
運動技術の学習は、とりわけ射撃の場合元来はじめてのスポーツ活動であり、初期の学習内容が将来を決定する要因となるので、出来るだけ正しく習う努力が必要です。

, 日本 - Tuesday, March, 11, 2003 at 22:04:39 (JST)
パームレストやレイサーの高さに制限はありますか?
ぬ〜
, 日本 - Wednesday, March, 12, 2003 at 00:07:07 (JST)
銃身軸線から下方20cmまでです。
チャンバーって何ですか?

, 日本 - Wednesday, March, 12, 2003 at 01:57:21 (JST)
薬室(弾丸を装填する場所)のことですだに。

, 日本 - Wednesday, March, 12, 2003 at 09:23:32 (JST)
銃身軸線から20cmというのは左手をのせるところまでの高さですか?
それとも金具のでっぱりのところまではかるのでしょうか?
ぬぬぬ
, 日本 - Wednesday, March, 12, 2003 at 10:26:54 (JST)
金具の一番下です


, 日本 - Wednesday, March, 12, 2003 at 18:06:32 (JST)
ARの立射でのトリガーの引き方ですが、遊びをなくして一気に引いてもよいという話を聞きました。引いた拍子にとんでもなく飛びそうですが・・・?
happy trigger
, 日本 - Thursday, March, 13, 2003 at 21:43:31 (JST)
一気に引くといってもそれはスムーズに数秒かけて絞り込むのではなく、100gで落ちるトリガーを準備段階で80g程度まで引いてキープし、残りの必要な20gを追加するということなのでそのこと自体で銃は動きません。まずこの引き方は銃がとまっていなければ無理なので、一般に上級者用技術といえるでしょう。銃が動いてしまいそうな気がする人にとっては良い引き方ではありませんので、やめたほうが良いと思います。銃口が1秒以上も10点圏にとどめられる人にとっては薦められるかも知れません。
姿勢の(立射も)初心者です。
大口径で立射をしたら、イヤープロテクターが邪魔で、まともに頬付けできず、やぶにらみの照準になってしまいした。
チークピースを削るべきでしょうか?
姿勢やセッティングの修正のほうがよいでしょうか?
katsumik
, 日本 - Friday, March, 14, 2003 at 20:52:56 (JST)
イヤープロテクターの片側がほほつけ用に、チークピースに当たる部分がへこんだタイプがありますのでそれを使用すると良いかもしれません。良いポジションがとれているなら、姿勢やチーク削りなどせず、道具で対処するほうが良いかと…。耳栓をしてイヤープロテクターをすると多少右側が浮き気味でも大丈夫と思われますが…わたしはそうです。イヤーマフの部分が小さいタイプなんかも試してみてはいかがでしょうか?
SBに関して、アジャスタブルはうまくなると必須なのでしょうか?Pで590以上撃てる人でも着けない人はいるのでしょうか?
flou
, 日本 - Saturday, March, 15, 2003 at 10:21:43 (JST)
屋外では上手くならなくても正しい照準を求めるため使用を推奨します。そりゃつけてない人はいるでしょうが…。つけてなくてもサイトの位置を前後させることでも対応できますが、サイトのゼロポイントが変化しますので本射中はできませんね。
ARでなんですが、比較的銃が止まっているのに10点にあたったと思っても時々わけがわからないところに着弾してしまいます。
フォロースルーもちゃんととっているんですが考えられる要因として何があげられますか?
あと頬付けを一定化するためにはどうしたらいいですか?
あぁぁぁぁぁ
, 日本 - Saturday, March, 15, 2003 at 22:17:26 (JST)
》ARでなんですが、比較的銃が止まっているのに10点にあたったと思っても時々わけがわからないところに着弾してしまいます。フォロースルーもちゃんととっているんですが考えられる要因として何があげられますか?

たくさんありますが、代表的な例は
1.自分が思っているほど技術的にちゃんとできてない
2.銃がとまっていると認識したときはもう遅すぎるということが理解できていない
3.銃口が標的に来ていないのに一生懸命フロントサイトに焦点をあわせている、もしくは照準が長すぎて虚像にたいして照準している状況になっている
などがあげられます

》あと頬付けを一定化するためにはどうしたらいいですか?

骨格で据銃で着ていなくてはほほ付けの安定は不可能ですのでまずその点を検証してください。よければセッティングで照準ラインを首が安定して置ける位置に持ってくることです。ほほ付けだけを考えて改良しようとしても難しい場合があります。
スポーツライフルストックとフリーライフルのストックはどのようなサイズが違うのでしょうか?
グリップからバットプレート後端までの距離はフリーの方が長いのでしょうか?
klay
, 日本 - Sunday, March, 16, 2003 at 00:15:56 (JST)
決定的に違うのは銃の質量感です。これは小型のものが幅薄に出来ているからです。グリップからバットプレートの距離の違いもありますが、全体の上から見た銃床の幅の違いにより、同じポジションでもスポーツライフル(これもフリーじゃけど)のほうが体の上に載ってきます。アルミストックではこの点もっと顕著です。身長165cm程度以下の人はアルミがいいでしょうね。(166はどっちじゃなんていわんでね)エア・ライフルのアルミも同様の理由で体格の小さい人には木の銃床より薦められます。
, 日本 - Monday, March, 17, 2003 at 20:33:23 (JST)