CO2ガス式空気銃の出力

下のグラフはスタイヤーCO2ガス式シリンダーの気温と銃腔ガス圧のグラフです。(数値はスタイヤー社発表)
CO2contentは充填重量を示しますが実際は45g程度しか入りません。空気銃(ライフル)の適正初速を得るための平均銃腔圧力は70-75bar程度ですが、グラフで示されるようにその付近の圧力が得られる条件は非常に狭い範囲です。実際にシリンダーに充填できる重量は45g程度なのでこのグラフの右半分のデータが我々が使用できた範囲です。10℃未満ではほとんど気化しないことがわかります。また30℃を越えると圧力グラフは右肩下がりです。これでは常に圧力が下がり続け精度維持が困難です。また20度の室温でも圧力は60barしか得られず、エアー・ライフルでは初速が遅すぎました。CO2は主にはエアーピストルに使用されていましたが、圧縮空気式の登場でほとんど瞬間的に姿を消してしまいました。圧縮空気式では100bar以上の充填量で(ファインベルクバウP70の場合)出力は気温などの影響なく非常に安定しています。さすがのぐうたらもCO2式なら買い替えを勧めます…

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