スタパでのライヴももう3度目となり場所もお馴染み。5時半頃スタパ入り口へ。
FC優先チケット振込みしたのはそれほど遅くなかったはずなのに番号は80番台…。
ギリギリで出した前回が3ケタだったことを考えればこれでもいい方?
ふと「…今回人数多いよなぁ。全員入れるには立ち見じゃないとムリだよこれじゃ」という声がどこからともなく聞こえ、まさかなぁと思いつついざ会場内へ入ると椅子が椅子がないっ…!
やだなぁ、まだ準備できてないのか(←そんなワケない)…え〜立ち見ですか〜やっぱり(汗)
一瞬(椅子席がある)2階へとも考えたものの、ここまできて遠いのはイヤだと思い直し前から3列目の付近をゲット。そうこうしている間にステージ前のむき出しの床は瞬く間に人で埋まり満員電車内に例えれば乗車率100%(何とか真っ直ぐ立てるもののもうこれ以上動けません状態)
振り返れば2階席も壁ぎわまで人がびっしり。
しかしその後開演が約30分もオーバー。これはちょっと辛かった…。

7時5分前。ようやく奥からバイオリンの杉野さんと渡辺さん、そして片倉さんが登場。
インスト『無垢なる士』を演奏。
続いて『少女殉血』曲のイントロに乗って金髪のウイッグに(ちょっと和風な)真っ赤なコートを羽織ったアリカさんが登場。この曲はCDで聴くとけっこう機械的な感じですが、このときはアリカさんのヴォーカルが前面に出ていて「…私ヲ 忘レテクダサイ…」という箇所とかすっげぇ色っぽい☆
演奏中、刀を片手にポーズを決めるアリカさんと一瞬目が合いそのまなざしに圧倒された私。
この曲が終わると一瞬奥へ引っ込みコートを脱いで「未來のイヴ」をイメージしたという赤のボンテージ風衣装へ早変わり。
『MALICE』
オフィシャルのアリカさんの写真は(ステージに向かって)左側から撮っているのでわかりにくいけど、右側からみると殆ど片肌脱いだような状態で(笑)スカートは超ミニだし、露になった左肩から腿にかけて蝶々のタトゥー(シールらしい)が幾つも散っているという大変セクシーなもの。
アリカさん:こんばんは。ようこそ、ALIPROJECT AVENGER LIVEへ。先ほどオープニングで歌ったのは『少女殉血』といいましてアニメの中でも既に何回か流れているので聴かれた方もいるかもしれません。タイトルは作ったんですが、殉ずるに血で「殉血」更にちょっと可愛くしようと思って「少女」とつけました(笑)監督から好きに作ってくださいといわれ、一ヶ月くらいかけて製作したお気に入りの歌です。歌詞を書いていたらいつのまにか女剣士の歌になってしまって(苦笑)サントラに収録したボーカル曲は全てここで披露したいと思います。
…今回初めてアリプロのライヴへいらした方も多いかと思いますが、こんなえげつない格好ですみません(苦笑)(※客席から「キレイです!」などという声が上がる)
いつもは椅子を置くスタパも今回はオールスタンディングとなってしまいました。それにふさわしいラインナップでお届けします。美しいきれいきれいなバラードは一切やりません(笑)いつものゴスロリな宝野を期待した方はごめんなさいね。それは12月の「月光ソワレ」でやりますので。現在ステキなドレスを製作中。それでは真下監督に捧げる『赤と黒』

続いて『Sacrifice』
アリカさん:私が廃墟となった未来都市の歌を作る時に思い浮かべる映画が3つあるんです。
ひとつは古〜い映画で「メガロポリス」もうひとつは「アメリ」の前に作られたジュネ&キャロ監督の「ロストチルドレン」(※もう一つ失念しました(汗)覚えている方は情報求む)
この曲が未来の東京を予知していたらコワイですね。陰鬱な歌が続きます。『熱帯性植物園』

続いて『サロメティック・ルナティック』
これは懐かしい!2ndアルバム『DALI』収録曲です。
そして『schism』
アリカさん:…これは歌うといつもぐったりするんですよね(苦笑)私のキライな女のコの歌。
それではそろそろグラギニョを…まだまだ飛ばしますよ(笑)

※アリカさんMCより『グランギニョル』とは。
Grand-Guignol(仏)意味はグロい、残酷な。19世紀末パリ、モンマルトルに実在した猟奇劇専門の劇場グランギニョル座より。ちなみに東京グランギニョル座というのも過去に存在し、K嬢が中学生時代に観に行き豚の内臓を投げつけられ泣いて帰ってきたらしい…(怖)
と、演奏に入る前 「待って。言いたいことがあるの」とアリカさん。
私を、殺せ…殺してみろ…(中略)ようこそ、人生の黄昏へ…!」
※↑アニメの声真似らしい(笑)途中可愛く「○○さま!」っていうのもあったんですが
名前が聞き取れなかったので割愛。すみません…。
『月蝕グランギニョル』
というわけでグラギニョはアリカさんのセリフつきでのお披露目でした☆
この後に続く『繭』も「私は生きる…私は死ぬ…ホントの私は繭のなか」というセリフから。
これはどうやら『繭』冒頭の仏語歌詞の日本語訳らしいです。
うーむ豪華なライヴヴァージョン☆