『少女貴族』
『EROTIC&HERETIC』
アリカさん:…『グラギニョ』を作る前はこれが一番早いと思っていたんですが…(苦笑)
『グラギニョ』を好きな方はきっとこの曲も好きになってくれると思います、『戦争と平和』

そして平和を願う歌のあとに続くにはなんですがと『地獄の季節』
『未來のイヴ』
ここで「どうもありがとうございました」との言葉を残してアリカさん他メンバー退場。
アンコールを求める手拍子が熱っぽく続き、程なく杉野さん&渡辺さん&片倉さん再登場。
『幸福の臓腑』
このメインメロ、どっかで聴いたことあるんですがなんだかわからず気になってます。
アリカさん再登場。衣装は黒薔薇柄のキャミワンピにヘッドドレス。
このヘッドドレスがとてもステキで。できるなら部屋に飾りたいと見とれてました(笑)
『MOTHER』
アリカさん:こんな歌を大切な人に捧げられたらステキだと思いませんか?…捧げたいような相手も居ないんですけどね(苦笑)
『コッペリアの柩』
ここから小道具として短剣登場。
アリカさん:これ(短剣)は軽くていいんですが「少女殉血」の時使ったのは旧日本海軍の長剣で見ためより重いんですよ。私は日本刀も持ってるんですが更に重い(苦笑)振り回すと鞘がすぐ抜けてしまうので飛ばないように針金でとめてあるんです。(歌ってて)抜くと思いました?(笑)
(※飛んだら危ないけど抜いたらカッコいいですよね〜☆)
さあ、残り一曲ですが何を歌いましょう?『未來のイヴ』というタイトルなので『未來のイヴ』を歌いましょうか?それとももう一度グラギニョでも。私はどちらでも構いませんよ。

客席から「もう一回グラギニョがいい!」という声があがり最後の曲は再び
『月蝕グランギニョル』
♪さぁびつーく短〜剣〜を むーねにかざーすたび♪というところで短剣をかざす振り。
ついてる赤い房、相撲の行司さんが使ってるヤツみたい(笑)
グラギニョのサビを歌うとき不敵な笑みを浮かべながら片ひざをつくアリカさんステキすぎ☆
曲が終わると盛大な拍手に送られアリカさん退場。
ふと、客席に向かってステージ中央の片倉さんが静かに…という仕草をし、場内が静かになると
キーボードの上にあったオルゴールの箱をパカッと開け、中にマイクを向けます。
すると中からは「星月夜」のサビメロが…。
小声でバイバーイと手を振ると片倉さん達も退場。
「…もう私が 帰る場所はあなたしかないのだから」に該当する箇所のメロディは繰り返し流れ、観客はシーンとしたままそれに聴き入り、やっと鳴り終えて場内が明るくなると同時に再びステージへ拍手を送ったのでした。なんだかステキなエンディング。

その後「グラギニョ」マキシを購入したかったのですが物販は長蛇の列。
普段は椅子席なので開演前に物販をのぞく余裕もあるのですが、今回はドリンクさえも蹴って少しでもいい場所取るのに必死だった人が多かったらしく(苦笑)
私は無駄にすると惜しいと思ってちゃんとドリンクもらいましたが。
ここでスタッフの方(もしやK嬢さんでしょうか)が「月光ソワレ」のチケットありまーすと呼び込み。
なんと一階最前列中央があるそうな!
「最前列ですよぉ♪ここならパンチラが見えるかも〜あ、プレゼントも渡せるかも〜」とのお言葉。
いや、あの、パンチラは目当てではなくてですね。近くでライヴが観れれば良いんですけど…(笑)
というわけでゲット。会員優先予約の際は平日だからと断念したものの急に休めそうな状況になったのですっごいソワレへ行きたかったのです。まさに渡りに船ってヤツでした♪

総評:今回はバラードなし、ノリノリの曲オンパレードというパワフルなライヴでした。
MCでは時々アリカさん声が辛そうかも…という感じはありましたが、歌の時は全くそれを感じさせず、かなり楽しそうだった印象があります。新曲を一足早く聴けたのももちろん、アニメ「AVENGER」の雰囲気に合わせた選曲も良かったです。しかしスタンディングライヴだということを事前に知らされてなかったため、辛い思いをした方は多かったようです。気分を悪くして途中退出された方もいらしたようですし…。
私は数年前に某アーティストのスタンディングライヴにて、盛り上がってくるに従い前後左右からどーん、どーんと押されてもみくちゃになり、開演前と開演後では全く立ち位置が変わってしまう(汗)という経験をしており、開演前はどこへ流されるんだろう…と一抹の不安を覚えたのですが、今回のライヴでは全くそういうことがなく、皆さん最初から最後まで微動だにせず演奏に聞き入っている方が殆どで。ノリがいい曲なのに周りが動かないのはやはり窮屈でしたね(苦笑)一部のノリノリの人は完全に浮いてましたし。楽しみ方は人それぞれと思いつつも、もうちょっと何とかならないの?と思ってしまったことは確かです。
大人しい方が多いのだとは思いますが、観客側がもっとはっきりした反応を返してくれた方が演奏しているアーティストもやりがいがあるはずです。せっかく同じ場所で同じ時間を共有しているのにもったいないですよね。…まあこれからに期待ということで。
今回客層に若い中学生くらいの子が目立ちました。やはりアニメの効果でしょうか。若いファンが増えるのは良いことです。まだの方、今度はぜひ生アリプロをお試しあれ☆