新居 昭乃
本名 新居昭乃(あらいあきの) 誕生日 8月21日 O型 東京都出身 
1986年7月シングル「約束」でデビュー。同年10月1stアルバム「懐かしい未来」をリリース。
その後、自らの音楽活動を見直すためフリーになる。アーティストへの楽曲提供や多数のCM、アニメ、ゲーム等の音楽製作に携わり、その独特の歌声と世界観により一部から熱い支持を受けるまでになる。1997年ベストアルバム「空の森」発表。同年10月2ndアルバム「そらの庭」発表。この2枚から「新居昭乃」としての音楽活動を再開。
「目に見えない景色を歌にできる」稀有なミュージシャンのひとり。
“日常”の私よりもっと深いレベルの“自分”の中へ中へ降りていくと、いくつかの風景が見えてきて、
それが私を歌わせます。その風景を共有できる人は、からだとたましいと広い意味での宇宙とのつながりを知っている人。
言葉を尽くしても、その風景は説明することができなくて聴いてくださいとしか言い様がないのです。

「そらの庭」のチラシにあった昭乃さんのコメントです。曲を聴くと説明できない風景が見えることがある私にとって、同じようにそれを感じ、歌にしているひとが居るというのは本当に驚きでした。
ただ透明なだけでなく、儚いようで不思議な強さを秘めている磨り硝子のような不安定なヴォーカル。何よりも彼女の中から生まれる心象風景をテーマとしたものがすきです。
生まれる前の記憶、デジャヴュ(既視感)、輪廻転生、神秘的で一種宗教的なモチーフは特殊なようで実は誰もが心に持つ何かとつながっている・・・そんな懐かしい記憶を見つけることができたとき、彼女の歌う景色が目の前に広がるのです。純粋に自分が本当に歌いたいものを、ゆっくりと紡ぎだして音楽活動をする彼女は本当に貴重な存在だと思います。
ZABADAKの「Psi-trairing」という曲が大好きで。これを作詞している新居昭乃って誰だろうとずっと気になっていて。たまたま私の友人が昭乃ファンで、テープをもらって曲を聴いた数日後の深夜、眠れなくてつけたラジオから聴いたようなメロディに続き「・・・新居昭乃で、“VOICES”でした」という曲紹介。それこそ昭乃さんがDJをされてるラジオ番組「ビリジアンハウス」でした。
その年の8月にベストアルバム「空の森」が発売になり、12月にライヴ「空から吹く風」で“生昭乃体験”をし、深く感動。現在にいたります。

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