ボウリング
私は若い頃から年に１、２度くらいは家族や友人たちとボーリングを楽しむ事はあったが、子どもたちが中学生になった頃から、心の中では「ボーリングをしたいなー。」と思いつつも全くその機会がなくなってしまった。そんな折、昨年（2013年）、バンバンクラブで知り合ったＭさんに誘われて、東京都視覚障害者ボーリング協会の定例会に参加して約17年振りにボーリングを楽しむ事ができた。
その定例会で、ボーリングを楽しんでいる視覚障害者やそのサポートをしてくださる晴眼者たちとも知り合う事ができ、また新しい世界が開けた気がした。
帰宅して数日後にマイシューズを購入し、その後はほぼ月に一度くらいの頻度でガイドヘルパーさんと一緒にボーリング場に通うようになった。
そのボーリング場では午前8時から10時までなら「早朝ボーリング」ト銘打たれて1げーむ150円でプレイできるので、何とか仕事を調整してその時間帯に練習している。
練習を始めたばかりは6ゲームもプレイすると、最後の頃は握力が明らかに低下して思うようにボールがコントロールできなくなっていたが、一ヵ月に一度の練習でも、続けている内に6ゲームを投げても握力が落ちなくなって来た。
ボーリングは屋内スポーツなので天候の心配がいらず、ピンが倒れる時の音が爽快でランニングとはまた違った楽しさがある。
6ゲームを続けて投げると体が暖まり、夏では汗びっしょりになってしまう程だ。
視覚障害者ボーリングでも全日本大会が開催されており、今のところ出場者があまり多くないので、私のような者でもその気になれば出場できる可能性がある。
全日本大会では2日間続けて試合が行なわれ、一日にそれぞれ6ゲームを投げなければならないようである。
、フォームが不安定でスコアもまだまだであるが、将来の全日本大会への出場を見越して今後もしばらく現在のような練習を継続して行きたい。