沖縄観光案内 〜沖縄本島編〜 |
翌日。 早起きをして、沖縄本島一周ドライブに出かける。 国道58号線を名護に向けて北上する。片側3車線の立派な道だが、日曜の朝7時過ぎだというのにやたらと車が多い。 さらに運転マナーの悪さも特筆モノである。 道沿いには軍放出品やアメリカの食い物屋が建ち並んでいる。 沖縄南部の人口密度は高い。那覇市でも人口は30万ほどだが面積が狭いからであって、建て込んだ街並みは途切れることなく隣の市町村へと続いている。 |
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レンタカー | 海岸線 |
本部の町 | 瀬底島 |
オキナワンスーパー | 琉球バス |
今帰仁市街@ | 今帰仁市街A |
国道58号線を名護の町から左に折れ、本部半島に分け入る。 車が減り、しばらくの間快適なドライブを楽しむ。 瀬底島大橋を意味なく行き来してみたりしながら北上する。 沖縄記念公園がある。前を通っただけで満足し、立ち寄りはしない。 少し行くと世界遺産の今帰仁城跡がある。前まで行くが観光客が多く、結局ここも寄らない。 いつか、また来ることもあるだろう。 |
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やがーち | ガソリンスタンド跡 |
やんばるの道 | やんばるの山 |
ヤンバルクイナ | 辺戸岬 |
屋我地島に少し立ち寄った後、再び国道58号線に戻り、辺戸岬を目指してやんばるの奥へ向かう。 東シナ海の水面に漂う光と風がたまらなく心地よい。 さらに車は減るが、何も無い北端へと道は続いていく。 大きなアップダウンを超え、国道を左折すると辺戸岬がある。 現在、時刻は11時半。何か食べたい気もするが観光客とバイク野郎どもでいっぱいで、ここも早々に立ち去る。 |
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奥の風景 | 国道起点 |
海を越えて | 東海岸の村々へ |
岬から東海岸を南下していく。 しばらく行くと奥の集落がある。ここが、鹿児島を基点とする国道58号の沖縄本島上陸点である。 が、ここを発着点とするフェリーがあるわけでもなく、静かな海沿いの集落のひとつに過ぎない。 碑の前に佇めば、ずっと昔に鹿児島市内の58号線から琉球の島々に思いを馳せた日の、かすかな記憶が蘇ってくる。 |
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安田 | 神の愛でし村 |
神の水 | 静寂 |
音のない世界 | シヌク |
さらに南に下り、県道2号線との交差点を左に折れると安田の集落に出る。 ここはまさに、「神の愛でし村」と呼ぶに相応しい。 このような場所に身を置き、ゆるやかに流れる時間を眺めていれば、さすがにどんなイヤなことでもつかの間忘れてしまう気がする。 |
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宜野座 | 金武 |
基地 | 東海岸の道 |
何もない海辺を延々と下って行く。 東村を越えて宜野座を通り、金武に向かう。 この辺はベースだらけ地帯で、アメリカンな雰囲気が漂っている。 カリフォルニアと気仙沼を足して2で割ったような町・石川を抜けて、海中道路へ向かう。 |
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石川市 | 海中道路 |
海辺 | 琉球民家 |
沖縄市 | オキナワ・カラテ |
沖縄市に入ったところで渋滞に嵌ってしまう。 沖縄南部の渋滞は有名だが、聞きしに勝るひどさで、サイテーである。 よほど大きな道でもない限り右折レーンがなく、街中の違法駐車も多い。 超優良模範的ドライバーの自分でさえ、運転が荒くなっていることに気づく。 沖縄にはカローラなどの小型セダンや軽が多く、高級車はあまり走っていない。車で行ける範囲が島の中だけだからかもしれない。 時間がないので、高速道路を使って那覇に戻ることにする。 |
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高速道路 | 薬局 |
コインランドリー | Maxvalu 24hopen |
というわけで、那覇まで戻ってくる。 もう午後4時を過ぎてしまったが、これから南へ出かけることにする。 与那原のMaxvaluでゴーヤーと地元食のレトルトパックを買う。 さすがに少し日も翳ってきた。先を急ぐことにする。 ひとつひとつ挙げていたらキリがないほど、沖縄本島南部には悲惨な物語を伝える数々の戦跡がある。 手を合わせて行くのが人としてまっとうな道だとは分かっているが、今回は疲れた心を癒すために沖縄に来たので、どこにも寄らない。 |
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ひめゆりの塔 | 夜の首里 |
帰りもまた渋滞で、夜になってしまう。 沖縄はガソリンが安い。レギュラーがリッター80円で、この日の全行程で2000円ちょうどである。 ちなみに缶コーヒーも110円で、10円安い。 これで、沖縄の旅は終わりである。 沖縄本島を一回りしてみましたが、お気に入りの場所は見つかりましたか? 有名観光地ばかりでなく、何気ない小さな入り江とかに自分の場所を見つけてみるのも楽しいと思います。 この観光案内が皆様のお役に立てば幸甚の至りです。 |
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