カメラの苦しみ方9
D200 + 18-200VR '06/08/24

D200に18-200mmVRを付けると重量感がある。
カタログから重量の数字を拾ってみると
D200 830g + AF-S DX VR ED18-200mmG 560g = 1,390g
となる。
F100に28-105mmを付けたものは
F100 785g + AF 28-105mmD(IF) 455g = 1,240g
である。
その差は150gであるが、重さを感じる。
バッテリーとストラップを付けると1,600gである。
18-200mmVRはシャッター速度4段分の効果を発揮する手ぶれ補正機構を持つので
GITZO G226 1985g + Manfrotto #352RC 400g = 2,385g
を同時に持っていると思えば、ま、我慢することができるか。


D200セミナー   '06/08/17

フィルム一眼レフカメラを持っている人のためのニコンD200セミナーを受けた。

画質モードは、FINEもNORMALも変わらないからNORMALに設定してよい。
ホワイトバランスは、オートでも良いが色温度設定を5000kに設定するとリバーサルフィルムのような仕上がりになる。
夕焼けは、晴天モードでも良いが曇り日モードにするとより赤色が強調される。
ISO感度は200に設定する。
露出補正を活用する。
デジタルカメラの写真は大画面で鑑賞されるので、ピントが合っていることを厳しく求められる。
よって、これからのカメラ、レンズは手ぶれ補正付きに向かう。
どこにピントを合わせたら良いか迷ったら、迷った分だけ写す。
構図も同じ。
デジタルカメラの技術は、ほとんど完成した。
これから出てくるカメラは、多少の改善があるかもしれないが大きな変化はない。
D200は、今までのデジカメと違い新製品が発表されても悔しい思いはしないカメラである。

デジタルカメラは、プロビア、ベルビア、モノクロなど何種類ものフィルムを持っているカメラでフィルム交換の手間が要らない。


FM3用 ファインダースクリーン '06/05/30

見易い、ピントが合わせ易いとの評価のFM3a用のファインダースクリーンをFAと
New FM2に付けていた。
光の透過量が違うのか露出計に狂いが出るとの注意書きがあった。
付けた時は雑誌に記載されているほどの違いは感じなかった。

最近、視力が低下してピント合わせが難しくなってきたので接眼補助レンズを交換した。
するとどうだろう、気持ち良いくらいにはっきり見えるのだ。
ファインダースクリーンを交換した時も、既に視力が低下していたので、その差に気が付かなかったのであろう。

それ以来、マニュアルレンズでの撮影が楽しくなった。


IXY DIGITAL55   '06/02/19

IXY55を選んだ理由は、レンズの真上に光学ファインダーが付いていることであるが、もうひとつ理由がある。
それは、レンズ周りの造形である。
IXY60のレンズリングとその周囲のサークルには極光処理というのが施されている。
55は、細かな凹凸のエッチング処理である。
私は、デザインとしては55の方が好きである。
エッチング処理されたサークルがアクセントとなっていて強い個性を感じさせ、これ以上の変更は必要ないと感じている。

数十枚撮影してみた。
Optio WPは広角側が35mm換算で38mmなのに歪曲が目立つのであった。
小さいレンズは補正や加工が難しいのだろうと思っていたが、IXY55は歪曲が良く補正されている。
広角側が35mm換算で35mmであるにもかかわらずである。
PENTAX Optio WP やKodak DC4800 に比べて色調が大人しい。
色効果を"くっきりカラー"に設定して撮影してみることにする。


コニカミノルタも…  '06/01/25

19日にはコニカミノルタがフィルムとカメラ部門から撤退する発表がありました。
間、髪を入れず富士フィルムからフィルム事業の継続と同社製品の値上げの発表がありました。

その内になどと思っていたら、買おうと決めた時には製品が無いってことが、これからもあるんでしょうね。
ってことで、一大決心をしてIXY DIGITAL55を注文しました。
ところが、昨年8月に発表された55は既に製造完了になっており、メーカーには在庫は無いということでした。
それで本州の販売店に売れ残っている展示品を取り寄せることになりました。

なぜIXYなのか。
それは、光学ファインダーが付いているからです。
それもレンズのほぼ真上に。

最も新しいのは60なのになぜ55なのか。
大きな違いは、液晶モニターです。
カメラ本体の大きさは変わらないのですが、55の液晶モニターは2.0型で60は2.5型と大きくなり、その分、操作ボタンやダイヤル、ファインダーレンズが小さくなっていて扱いづらいと感じるからです。
私には液晶モニターは2.0型で十分です。
それに、IXYには他社のカメラには付いている手ぶれ補正装置が付いていないのです。
次期モデルには、手ぶれ補正装置が付いて光学ファインダーが無くなるかもしれません。

なぜ光学ファインダーが必要なのか。
天気の良い日や逆光の場合には液晶モニターは見えないことが多く、えいやっ!と勘でシャッターを押さざるを得ないのです。
その結果、写したいものが写っていなかったり、一部分が切れていたりするのです。
それに、両手に持って液晶モニターを見ながらシャッターを押すより、カメラを額に押し付けてシャッターを押した方がぶれないと思うのです。

だったらデジタル一眼レフを買えばー。
一眼レフはフィルムで気合を入れて写したいのです。

だったら、フィルムのコンパクトカメラもあるでしょう。
私も持っているけど、フィルムを使うのでどうしてもパトローネの大きさとフィルムの幅以下には小さくならないのです。
コンパクトデジタルのフィルムに相当する部分は親指の爪くらいの大きさだと聞きました。
だからカメラも胸ポケットに入るくらいに小さくできて、スナップには使いやすいと思うんです。

フィルムが発売されなくなったら一眼レフもデジタルにしなければならない。
私、フィルムを買いますから、富士フィルムさん、フィルムを無くさないように頑張ってください。


ニコン フィルカメラ生産縮小  '06/01/18

2006.01.11 ニコンはフィルムカメラの生産縮小を発表した。

意外だった。

AF化の中でのMF3aの発売、デジタル化の中でのF6の発売。
ニコンはニコンの道を行きます、という姿勢だと私は受け止めていた。

その一方でカメラのデジタル化が進んでいることは知っているつもりだった。
デジタルの一眼レフカメラは高価である。
とてもアマチュアが買える物ではない。
っと思っているうちに10万円程度のカメラが発売になった。

ベースは入門用のフィルムカメラであって、私にはコンパクトカメラが物足りなくなった人のための物と映っていた。
それでも私にとっては高価であった。
2〜3年もすれば値段もこなれ、しっかりしたカメラが発売されるだろうと見ていた。

D70、D50が発売され、'05年末に発売されたのがD200である。
ベースはF100ということで、それはそれで良いのだがやはり大きくて重い。

フィルムを使わないのにどうしてフィルムカメラより大きくて重いのか。
デジタルカメラを買うのはもう少し先のことだ。

それよりも、AFカメラが普及浸透してきて感じることがあった。
電気製品なので頭脳部分が壊れたら修理できないということである。

デジタル関連の技術の進む速さは驚異的で、3年も経過すると以前の技術は完全に陳腐化している。
長く使えるのは電気製品ではなく機械製品であると考え、そのうちFM3aを買おうと思っていたのだ。

ニコンはD200を出してフィルムカメラと決別した。
私はニコンのこの決定に不満である。
しかし、大きな声で不満であると叫ぶ声は聞こえてこない。
あらかたの人は予測していて、いよいよそうなったか。という雰囲気である。

道具としてのカメラの使い方は人それぞれだから、受け止め方もそれぞれで構わないのだが…。


デジタルカメラ  '05/12/25

アマチュアカメラマンが買えるような値段のデジタルの一眼レフカメラが発売されるようになった。
先輩たちもデジタル一眼レフカメラを買った。
引き続きフィルムカメラを持っている人や、デジタル一眼レフカメラも買って更に新しく発売されたフィルムカメラを買った人もいる。

私は、コンパクトのデジタルカメラは使っているが、何故か一眼レフタイプはまだ買う決心がつかない。

今まで撮影したフィルムの画像をパソコンで管理しようと、フィルムスキャナを使ってサムネイルを作り出したところである。
モノクロとネガカラーとリバーサルの3種類である。

この作業を始めて、漠然とではあるが写真を観賞する目的によって、また、どの様に見せるかによって使うフィルムを選ばなければならないということがあるのだと思うようになった。

そのへんのところがきちんと整理できた時に、デジタル一眼レフカメラに対する答えも出るのだと思う。


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