東人の出戻り浜生活諸国点描島根県


島根県


出雲市   一畑電鉄 【新着】(2006/04/23)
  出雲大社駅 【新着】(2006/05/05)
  古代出雲大社模型展示館「雲太」 【新着】(2006/05/23)
  出雲大社 【更新】(2006/08/02)
     
大田市 石見銀山   リンク  あかがね探訪へ 
→諸国点描に戻る
  

一畑電鉄

   
 島根県で午後からの仕事があったが、日帰りは無理な地域であった。
 金曜に出かけ、出雲市で一泊して土曜に帰ったが、その間に出雲大社に行ってみた。
 
 一畑電鉄の電鉄出雲市駅から松江しんじ湖温泉まで行く北松江線に乗り、川跡駅で大社線に乗り換えてた。
 川跡駅では、大社線と連絡するため上下の電車が同時に到着した。
 
 大社線の車窓から、出雲ドームも見えたが、反対側の山の木々には立ち枯れしているものが目立った。松食い虫か酸性雨の影響だろうか?

→戻る
  

出雲大社駅

   
 一畑電鉄の出雲大社駅は古風な洋風建築の駅であった。
 この駅がいつ頃造られたものかは判らない。






 
 しかし、その後に島根を再訪した時に、車の窓から旧国鉄の大社駅を見かけた。

 出雲大社からは、一畑電鉄の駅より少し遠い位置にあるが、神社様式を取り入れた格調ある木造建築であった。

 国鉄の大社線は、明治45(1912)年に開業した路線で、現在の出雲市駅から大社駅までの7.5kmを直接結んでいた。
 その後、第3次特定地方交通線に指定され、JR西日本時代の平成2年(1990)3月31日に廃止されたものという。
 
 旧国鉄の大社駅は大正13年(1924)に改築されたもので、大社線の廃止後も駅舎は保存されている。
 次の機会に訪れてみたい所である。

→戻る
  

古代出雲大社模型展示館「雲太」

 
 電鉄出雲大社駅から出雲大社に行く途中に、古代出雲大社模型展示館「雲太」という所があった。
 
 古代の出雲大社の神殿は、今よりも高い位置にあり、長い階段を上がってお参りしていたとのことで、その模型が展示されていた。
 
 神殿の高さは、古代には32丈(約96メートル)、中古には16丈(約48メートル)あったという。
 
 源為憲著「口遊(くちずさみ)」(天禄元年(970))にて、当時の建物の大きさのベスト3について、「雲太・和二・京三」と記されているという。
 
 雲太:出大社が一番(16丈)
 和二:次が大の東大寺大仏殿(15丈)
 京三:三番目が平安の大極殿
 
 展示館には、古代と鎌倉期の御本殿復元模型、現在の瑞垣内模型と御本殿模型が展示されている。

古代御本殿復元模型
 島根県立松江工業高等学校建築科の生徒が製作
(1/10の大きさで再現)
→戻る
  

出雲大社

   
 出雲大社駅から続く町並みの突き当たりに出雲大社の鳥居が見えてきた。

 ここの鳥居は木製であり、鳥居の辺りに広場があり、勢溜といわれている。
 勢溜とは、寛文7年(1667年)に開かれた広場で、芝居小屋などもあり賑わった所で、人の勢いの溜まるところということから、この広場を勢溜と呼ぶようになったとのこと。
 
 勢溜の鳥居から参道が続き、参道の周りには彫刻や像などが設置されていた。


因幡の白うさぎの物語像

ムスビの御神像
→戻る