ミルクチャンのような日々、
        そして妊娠!?
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新潮文庫
よしもとばなな 著
.com1と同じく豪快というのかばななさんの生き方を現しています。
忙しい方です。
明るくいろいろな方と合い、話をし、飲む。卓球やフラダンスと、習い事も楽しんでいるし、家族やスタッフとの関係も大切にしています。
このような私生活を楽しんでいるようですが、一方では、寂しさや孤独から逃れるために動き回っているようにも感じます。バナナさんの作品は、まだ1冊しか読んでいないのですが、作品に表れるばななさんのイメージと日記には大きな差があるように感じます。なんとなくばななさんの陰と陽というのか。。。。
もちろん両方が本当のばななさんなのでしょうが、日記(Q&Aを含め)の中にところどころ現れるばななさんの家庭環境など、さまざまなことを背負いながら生きてきたという感じを受けます。このことから私生活に明るさを求めて動き回っていると同時に、さまざまなことを背負いながら生きてきたからこそそれを克服してきた中のこころからの明るさも出ているのかもしれません。
日記は、前書きにもありますが、たしかに「メモ帳代わり」であり、登場人物とのことを呼んでもわけがわからないところがあり、僕としてはあまりおもしろくないのですが、やはりばななさんの作品を理解するうえでは読むべきものだと思いました。
ばななさんの日記は、ヒロチンコさんと結婚をしてからはじまったのでしょうか?妊娠をされ、今はお子さんも誕生されたようですが、この点では、銀色夏生さんの日記「つれづれノート」と同じです。この意味では、もっとばななさんの平凡な部分というのか、夫やお子さんとの日常が書かれていくことを期待しながら読んで行きたいと思います。
もう少しばななさんの作品を読みながら日記を読みたいと思います。

              2004年1月26日 記

                          夕螺