《キャラクター&メカニック設定》
高々こんな思い付きの話にこんなに設定作るのってどーよ?!と自分でも思ってます。
でも、好きなんだよねー、こーゆーもっともらしい設定作るのって(苦笑)。
各キャラの設定を軽く流す程度で充分ですよ?(メカ設定ははっきり言って趣味の世界なので)
黒崎壱哉 |
この都市に企業グループを作ってから、よく男遊びをしていた。勿論、スカウトした三人は最終的に自分のものにするつもりでいる。 幸雄始め、啓一郎以外の『適性』保持者が見付かるまでは彼が戦闘に出ていた。 (一応)総司令なので、滅多に任務などは手を出さない。普段も基本的には後方支援のはずなのだが、性格に合わない為か、面白そうな戦闘になるとすぐ前線に出て行ってしまう。その場合は、大抵遊撃手として好き勝手に動き回るのが常である。 元々の運動神経の良さの為、どの機体でも最大限の性能を引き出す事が出来る。しかし当人は、動き回るのが好きな為か、基本的に軽量機を使う傾向にある。多少武装を犠牲にしても、攻撃力を上げた調整を好む。 メイン搭乗機:TEMJIN(テムジン)、CYPHER(サイファー)など。 |
吉岡啓一郎 |
壱哉が西條と袂を分けた時、父から勘当されてまでも壱哉に付く事を選んだ。 壱哉の秘書であり、参謀格でもある為、実戦に出る事はあまりなく、普段は基地で情報の把握と作戦指示に当たっている。また、クロサキグループの私設工作部隊を一手に束ねている(クロサキグループが小さくても勢力を保っていられるのは、壱哉の手腕に加え、私設工作部隊の充実にあると言われている)。 戦闘に出る時には後方支援に徹するが、基本的に壱哉の身の安全が第一である。その為、時として他のメンバーを無視する事もあったりする。 生来の几帳面な性格のせいかどうか、大口径レーザーでピンポイント射撃を成功させてしまう腕の持ち主でもある。 防御力の高い調整を好み、いざとなれば攻撃力を犠牲にしても機動性を高め、壱哉の盾になる覚悟である。 メイン搭乗機:RAIDEN(ライデン)、GRYS-VOK(グリス・ボック)、BELGDOR(ベルグドル)、景清(カゲキヨ)など。 |
樋口崇文 |
壱哉がこの都市で幼い頃を過ごした時知り合った同級生。父が細々と続けていた生花店と薔薇園は父の死で人手に渡り、その日暮らしをしていた。スカウトされてからは、敷地内で薔薇を育て始めている。 戦闘はあまり好きではないが、それが都市を守る事だと壱哉に言われて素直に従っている。 打たれ強く、機体が全壊近いダメージを受けても、続けて別の機で出撃が出来る程。ある意味、『適性』は一番高い。 基本的に近接戦が多く、好んで仲間の『盾』となっている。典型的な『肉を切らせて骨を断つ』タイプ。 特にメカニックの調整には文句を言わず、どんな機でも同じように戦う。 メイン搭乗機:APHARMD(アファームド)、DORKAS(ドルカス)など。 |
清水新 |
幼い頃、両親が事業に失敗し、莫大な借金を抱えて失踪した為、天涯孤独。犯罪に手を出す気にはなれず、バイトで食いつないでいた。 『適性』は高いのだが、まだ年若いせいか、姑息な小細工などは大嫌いである。その為、挑発に乗って敵の罠に飛び込んでしまったりする。 作戦の指示は崇文などより守るが、基本的には突っ走る方であり、近接戦闘を好む為、汎用標準機で最も能力を発揮する。 当人は機動性と攻撃性を重視した調整を好むが、あまりにも前線に出ている為、技師が見かねて防御力にエネルギーを裂く事も多い。 メイン搭乗機:TEMJIN(テムジン)など。 |
山口幸雄 |
西條系列の研究所でVirtuaroidの研究をしていた。その際、偶然研究所に遊びに来た息子、一也が不運にも高い『適性』を持っていた為に、機器類の暴走で開かれた『虚数次元』に飲み込まれてしまった。 その後悔から研究所を辞め、壱哉の地盤であるこの都市に来ていた。現在は、パイロット兼技師として壱哉の元で働いている。 戦闘の際には後方支援と、地味な調査や偵察任務を黙ってこなしている。時として壱哉の事が最優先になる啓一郎のフォローまでこなす、一番の苦労人かも知れない。 与えられればどんな機でも無難にこなすが、当人としては任務に合わせた極端な調整を好む。 メイン搭乗機:RAIDEN(ライデン)、GRYS-VOK(グリス・ボック)、CYPHER(サイファー)、景清(カゲキヨ)など。 |
西條晴彦 |
西條貴之の実子の一人。従って、壱哉とは腹違いの兄弟である。しかし西條グループへの忠誠心は皆無で、基本的に、自分に自由を与えてくれる場所であればどこでもいい。 才能があった為、幼い頃から徹底した教育を受け、自機以外に複数のVirtuaroidを同時に操る事が可能。 ずっと戦闘ばかり経験してきたせいか、道徳的な感性に欠け、人間を物と同列視する時がある。 戦闘時に新、幸雄を見て興味を惹かれ、壱哉の陣営に加わった。壱哉同様、男好きで、好みの相手は手に入れる主義。 安全な物陰から敵の弱点を徹底して攻めるタイプで、遊撃を主にしている為、機動性の高い機しか使わない。軽量機は通常偵察に使われるが、敵を発見すると偵察で済んだ試しはないので、偵察役は幸雄に回っている。 防御力を無視し、ひたすら機動性と攻撃力を上げた調整を好む。 メイン搭乗機:CYPHER(サイファー)、VIPERU(バイパーU)、BAL-BADOS(バル・バドス)、SPECINEFF(スペシネフ)など。 |
Virtuaroid(バーチャロイド)詳細設定 |
Virtuaroidは、エネルギーコンバータでVディスク(V−クリスタルの微粉末結晶をディスクに塗布したもの)のエネルギーを引き出す事によって駆動する。 V−クリスタルは搭乗者の精神と同調し、搭乗者は一時的に機体の全てを自分の肉体と同じように動かす事が出来る。しかしこれにより、機体がダメージを負うと、それが現実の肉体にフィードバックされ、場合によっては脳が、肉体が損傷したと認識し、そのまま死に至ってしまう。また、搭乗者は戦闘の間中精神に干渉を受けている為、発狂する者も多かった。 同調を維持しつつ、無意識下で精神への過干渉をシャットアウト出来る人間が『適性』の持ち主である。 V−クリスタルは『虚数次元』と呼ばれるパラレルワールドの物質であると言われている。物質が全てを構成するこの三次元と違い、『虚数次元』では純粋なエネルギーや形のない精神が世界を構成しているとも言われるが、定かではない。 未だ原因は不明であるが、何らかのきっかけでこちらの世界に実体化したV−クリスタルは、『虚数次元』からのエネルギーを中継するものであると考えられている。従って理論上、Virtuaroidは無限に動き続けられるが、『適性』を持った搭乗者であっても長時間の同調は危険であり、また、機体を構成する金属パーツに限界がある為、戦闘の後はメンテナンスが必要となる。 尚、Virtuaroidは搭乗者それぞれの肉体・精神の個別パターンに合わせて調整されている為、他人が搭乗してもその本来の性能を発揮する事は出来ない。 クロサキグループは規模の割りに多くの適性保持者を確保しており、Virtuaroidを防衛の主力としている数少ない都市である。 実戦投入されている機はその性能によって大きく第一世代、第二世代に分かれている。第二世代の方がより能力を特化させており、多くのバリエーションが存在する。当然、後発である第二世代の方が出力を始め、殆どの能力に於いて秀でているが、能力の偏りが少なく、燃費の良い第一世代の機もまだ多く使われている。 Virtuaroidは用途によって数種の系統に分かれているが、更に技術者の手によってかなりのバージョンが存在する。開発施設ごとにバージョンが存在すると言っても過言ではない。 また、Virtuaroidの製造や研究によって、そもそもV−クリスタルが存在していた『虚数次元』が逆に干渉を受け、人類が製造し得ない特殊なVirtuaroidが生まれているとの説もあるが、未確認である。 |
Virtuaroid(バーチャロイド)主要使用機体設定 |
TEMJIN(テムジン) 汎用標準機。バランスの取れた機体で、目立った特長がない代わりに、パイロットの腕によってその能力が大きく左右される。 中〜近距離で最も威力を発揮するビームライフルと強力なビームソードを装備しており、前線に投入される。 RAIDEN(ライデン) 光学兵器積載重量機。動きはやや鈍重であるが、頑丈な装甲を備え、大抵の攻撃では殆どダメージを受けない。 各種レーザー兵器と射程の長い大口径レーザーを装備し、TEMJIN(テムジン)など直接攻撃に当たる機体の後方支援に於いて最も威力を発揮する。 GRYS-VOK(グリス・ボック) 重火器積載重量機。大量のミサイルなどの重火器を装備し、移動する武器庫とも言える機体。 機動性を重視している為にRAIDEN(ライデン)程の装甲はなく、戦況に合わせた様々な支援に適している。 BELGDOR(ベルグドル) 第一世代Virtuaroidで、GRYS-VOK(グリス・ボック)の前身である重火器積載機。積載する火器の量はGRYS-VOKより劣るものの、第一世代の特長であるエネルギー効率の良さから外部への熱放出などが第二世代より少なく、隠密任務での後方支援に適している。 APHARMD(アファームド) 近接戦専用機。機動性を重視している為、装甲はそれ程厚くないが、強力な破壊力を持った近接武器(高エネルギーを圧縮したトンファー、ナイフ、アックスなど)を装備している。 格闘もこなせるよう関節部の可動範囲は人間並みに確保されており、敵の攻撃をかいくぐり、至近距離で敵を各個撃破する事に特化している。 その機動性の高さから、携帯用重火器を装備した支援タイプ、リーチが長い近接武器と中距離銃器を装備した指揮官タイプ(時折壱哉が使用)など、多くのバリエーションがある。 DORKAS(ドルカス) 第一世代Virtuaroidで、中距離戦用重量機。分厚い装甲とエネルギー消費の低い火炎系の攻撃がメインの為、前線でも支援でもこなす事の出来る汎用性を誇る。 防御力の高さに特化した第二世代よりも燃費のいい攻撃と機動性とで利用頻度は高い。 CYPHER(サイファー) 高機動可変機。高速戦闘機に変形する事ができる。空中での機動性の為に装甲を極限まで削った為、防御力は非常に低い。 地上でも機動性は高く、ビームランチャーや高出力ビームソードを装備するなど攻撃力も低くはないが、装甲が薄い為、基本的には偵察任務や空中からの支援などが主である。 VIPERU(バイパーU) 第一世代Virtuaroidで、CYPHER(サイファー)の前身である高機動偵察機。偵察機でありながら遊撃任務もこなす目的で作られた機体である為、CYPHERより若干装甲が厚く、攻撃力が高い。 地上での機動性が非常に高い為、パイロットの腕によっては前線での戦闘もこなす事が出来る。 BAL-BADOS(バル・バドス) 撹乱型支援機。最大四基のビット(リモート攻撃ユニット)を駆使し、フローティングマイン(機雷)や死角からのレーザー攻撃、エネルギーフィールドによる敵機の足止めなど、数多くの攻撃のバリエーションを持つ。 機動性能が安定せず、ビット操作時は本体の戦闘力、防御力が著しく低下するなど、非常に癖のある機体の為、慣れたパイロット以外は操縦が困難である。 SPECINEFF(スペシネフ) 隠密型遊撃機。地上での機動性が非常に高いが、その分装甲は薄く、防御力はCYPHER(サイファー)と同程度の低さである。 追尾性が非常に高いエネルギー兵器を持つので、機動性の高さで敵を撹乱、撃破するのに適している。操作性に癖がある為、パイロットを選ぶ。 景清(カゲキヨ) 武士型遊撃機。文字通り、武士に似たシルエットを持った機体で、近接武器の攻撃力はかなり高い。 機動性はやや低いが、中距離でもエネルギー弾による攻撃が可能で、防御力も高い方に属する為、前線でも支援でもある程度の能力を発揮する事が出来る。 |