第51話

日本の霊性を蘇らせる鍵は神社だ!


最近、急に皇室の話題が多くなりましたが、このことは、日本国民が日本の伝統と精神性を 見直す時期が来ていることを暗示しているように感じます。
天皇家の霊性と日本の霊性はリンクしており、天皇家の今後のことは、日本の運命にも影響が 出てくるのではないかと思います。

世界の中で千年以上続いている王室は日本の皇室だけです。
何度も断絶の危機がありながらこれほど続いてきたのは、日本人の智恵と精神性に支えられたことと、 見えざる大きな力に守られてきたからなのです。

ところが、明治以降に神社本来のあり方が変わってしまったことにより、日本の神々の霊力に 精彩がなくなってしまったといわれています。
その原因のひとつして、神社神道と国家神道の違いが考えられます。

江戸時代まで民衆とともにあった神社神道は、神楽や祭りをすることで風土神に対し感謝して敬い、 鎮守の森を大切にしてきた伝統あるものでしたが、明治時代に入って国家神道として位置づけられ、 太陽神である天照大神も日本や皇室だけの祖神にしてお祭りするという形態を強く押し出すように なったのです。

また、古来の大自然の神々を祭る神社より人霊を祭る神社の社格を上にしました。
「大自然すなわち神」としていた神道から、人間を神格化した神を上にしてしまうことで、 日本の神々の霊性はますます衰えてしまったのかも知れません。

そして、国民の意識を富国強兵にして統一させるための政策として、神社を統廃合して数を減らし、 寺院を閉鎖し、神社の鎮守の森もどんどん伐採していきます。
その上で「神国日本は不滅だ!負けるわけがない!」と戦争に突入していくのです。

もし、自分が神社にいる神々だったとしたら、この状況では力を出せませんよね・・・

そのため、神社が霊性よりも祭式中心になった分、霊性を重視した教派神道や神道系の新宗教が 目立つようになったのではないかと思います。
しかし戦後、国家神道の流れは変わり、地域の伝統に支えられてきた神社が再び、鎮守の森として 見直され、少しずつ神社の力が蘇ってきています。

この今こそ、ご先祖が残してきた遺産である日本のすばらしい精神文化にふれ、 そのありがたさを肌で感じるのに絶好の時期ではないでしょうか・・・
そのためには、まず人間から神・仏・先祖にあたたかい祈りを捧げてみることです。
神仏の栄養?は、人間の喜ぶ姿をみることと感謝の祈りなのですから・・・

また、天皇家の霊性を弱める要因のひとつに、明治以降、東京遷都になったことが影響している という説があります。<時霊からの警鐘 山田雅晴著>
なぜなら、それまで皇居は、京都にあり、霊性も結界で守られていたからです。

京都は、天津神の代表神社「伊勢神宮」と国津神の総元締め「出雲大社」そして三種の神器の 草薙の剣を祭った「熱田神宮」を結んだ三角形の中にあり、その他にも皇室を守る霊的ネットワークで 何重にも結界がはられているのです。

今現在、何においても東京中心になっていますが、そこに無理があります。
もちろん東京(関東)は政治・経済の中心であっていいと思いますが、 日本の伝統や精神文化の中心はやはり京都(関西)であり、天皇の霊性も京都にあった方が バランスがとれて、守られて安定するのではないかと思います。

そういう点で、できれば結界の中にある京都に皇居が移ることを願っています。
といっても、このことはなかなか難しそうですよね。
なので、今の私にできることは、全国の神社のご開運に少しでも貢献することと神社の すばらしさを伝えていくことで、地域の方が地元の神社を好きになり、より多くの人が 感謝のお参りをし、協力して楽しいお祭りをしてもらうことです。

ところで、神社のお祭りには、おみこしが出ますが、その上には鳳凰(不死鳥)があります。
「なるほど!日本のピンチを救うのは、このおみこしの不死鳥であり、神社なのだ!」と 結びつけたくなる私です・・・


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