第42話

この世とあの世 その一


人は死んだらどうなるのでしょうか・・・

私は小学校の卒業新聞に、将来の夢と題して他の子が「野球選手」「パイロット」「社長」などと 掲載している中、自分は「死後の世界にいって戻ってきたい!」と書くようなちょっと? 変わった子で、親を嘆かせていたことを思い出します。
その後も、死後の世界のことでは、自分でもいくつかの体験をして、学んでいくうちに、 だんだんと自分のイメージができあがり、伝えられるようになりました。
ただ、霊界のことは人それぞれ感じ方が違うように、これだと決めつけることはナンセンスですので、 「そんな風な考え方があるのか・・・」と思って話を聞いていただければ幸いです。

まず、この世は「特別なところ」で、あの世が「ふるさと」だということです。
つまり、あの世からこの世に、自分を磨くために冒険に来ているのです。
ただ、この冒険はひとりひとり条件もスタート地点も違います。
それは、前世(前に生きていたこと)の冒険で残した心の財産と借金によって宿命(境遇)が 決まるからなのです。

ところが、冒険は、魂だけではできず、そこで地球服という冒険専用の服が必要になります。
この服こそ、「肉体」なのです。
「肉体」があることで「魂」は、断然学びやすくなるのです。
肉体があるから、お腹が空く、眠い、寒い、暑いなど五感が味わえるおかげで、想いの執着から 離れられやすくなっているのです。

たとえば、霊界では食べなくても平気なので、一度憎しみを抱くとずっとその憎しみが続くのです。
でもこの世では、腹が立っていても食べればおさまってきますよね。

それともっとありがたいのは、この世に生を受けたとたん前世や霊界での記憶を忘れてしまうことです。
前世を知ってしまうことで、ガックリして待ちに待ったこの世の冒険に支障をきたさないためにも、 この世でのスタート地点で記憶はリセットされるのです。

ただし、この世での自分の「肉体」は、前世からの条件がデーターに入っていて自分にとって 今回の冒険に最適な服がオーダーメイドされることになっています。
もちろんレンタルなので冒険を終えるとお返ししなければなりませんが・・・(笑)

また、肉体レンタルにはそれぞれ寿命とその魂の目的があって、二十歳までのものもあれば、 百歳を超えるもの、あえて障害があったりするものもあります。
ある意味で障害のある肉体は、向上心の高い魂をもっているといえるのです。
そしてこの肉体は、本人の健康管理や志、想念のあり方によって寿命は長くなり延長が 可能にもなります。
あの世にいる魂は、どんなに短く、辛い宿命であっても、この世に行って冒険することを 望んでいるようです。
なぜなら、この世は、あの世での物足りなさを解消し、あの世の階層を一気に上げる最大の チャンスだからです。

おかげで、この地球服レンタル店では、連日、長蛇の列が続いています・・・

そんな中、今こうしてこの世に生き、冒険させていただいている私たちは、実はとっても ラッキーなのです。

なのに・・・この世にはこんなにありがたくお借りしているレンタル地球服を、 返却日を待たず自ら脱ぎ捨ててしまう人がいるのです。

つづく・・・・


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