第12話

聖地・霊山について


山開きの季節がやってきました。
私も山は大好きです。

そこで、霊山について少し述べてみたいと思います。
霊山と言ってすぐに思い浮かぶのは富士山ですよね。

富士山はピラミッド型の山のことでもあり、日本には富士山という名のつく山がいくつもあり、 それらの多くは霊山となっています。
鳥取県の大山は伯耆富士、岩木山は津軽富士と呼ばれるようにピラミッド型の山には、 神秘エネルギーがあり、霊山になっているのです。

聖地・霊山には水もつきものです。
水源地になっている山は霊山の場合が圧倒的に多いです。
今、市販されている飲料水の名前も霊山の名前が目につきますよね。
神霊は水を必要とします。
神社が川の近くに建てられているのもそのためなのです。

また聖山・霊山には火山も多いのです。
地質学的に調べてみると、聖山・霊山は花崗岩、安山岩からなる山が多いです。
火山に霊山が多いのは、地中のマグマを内臓した火山には強いエネルギーがあり、山の神さまの力も強いからでしょう。

聖地・霊山を訪れるときには、登拝(山の神さまを拝むために登る)の気持ちが大切です。
現実に悲劇の起こった八甲田山の話はあまりにも有名です。
映画「八甲田山」の中で、村長がこれから登ろうとする軍隊の人に、
「今日は山の神さまのお祭りの日だから、絶対に登ってはいけない」と訴えます。
しかし、陸軍はそれを無視して登った結果、雪中行事で多くの悲惨な犠牲者を出してしまいます。
つまり、人間の傲慢さが悲劇を招いてしまったのです。

謙虚な気持ちと感謝をして山の神さまを登拝するときには遭難はほとんど起きないものです。
反対に冬山を征服しようとか、レジャーで気軽に、という感じで登ったときにこそ、事故は起きやすくなるのです。

同じ山に登っても何も考えずにゴミを捨てるような人と、聖地に来させていただき、本当にありがたいと感謝する人とでは神さまからいただけるヒーリングパワーも雲泥の差が出てしまいます。
(神は鏡のごとしでその人の想念に合わせて神力を与えるものなのです)

皆さんも聖地・霊山には山の神さまを拝むという気持ちで訪れましょう・・・・

           【参考文献】  神々の聖地 山田雅晴著


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