マイホーム購入記


 

以下は、ブログに記載していた内容を、こちらのHPに移植したものです。

 

 

 

家の購入について  
(2005年9月1日)

今回、我が家もついに(半分勢いで)家を購入する事になったが、せっかくの機会でもあるので少しまとめてみた。

 ・数年前〜ここ数ヶ月前まで;
  「家」というと、つい数ヶ月位まではどちらかというと他人事のような感もあったが、それでも奥さんの後押しもあって、週末等には時々、マンションの展示場や住宅展示場・モデルルーム等を見に行ってたりしていました。
 当初は、もし万が一家を購入するということがあるとしても、せいぜいマンションが精一杯かな(別にマンションが悪いとかではなく、単に一軒家を持つ等とは、自分達には手の届かない世界だと漠然と思っていたので)、マンションのモデルルームをよく見に行っていましたが、そうやっていろいろと物件を見ているとそのうちだんだんと目が肥えてきて、はたまた色々な予備知識等もついてくるようになり、やはり資産価値という意味では、長い目で見た時には土地付一戸建てがいいだろうという風になり、最終的には、知らない間に買うなら一軒家だろうという気になってしまった。

続く。。


物件探索中  
(2005年9月11日)

それまではどちらかというと「流し」程度にモデルルーム等を見ていたが、
夏を過ぎたあたりから急遽、真剣に家を探そうという雰囲気になり、9月頃から本腰を入れて物件を検討するようになった。
この頃やっていた事をまとめてみる。

★不動産屋巡り;
  近所の不動産屋を中心に、集中して回りました。我が家の場合、購入したいエリア及び値段帯が具体的に絞れていたため、その条件を提示して具体的な物件を見せてもらいましたが、何件か回ると、ああここは以前別の不動産やさんで提示された物件だなあというのがだんだんと増えてきて、最後はほとんどしっている物件ばかりになってしまいました。今回は短期間にしてはかなりの不動産屋をまわりましたが、最終的にリストアップされた物件は10件程度でした。

★家関連の情報収集;
  近所の図書館で、家関連の本を借りて情報収集を実施。はじめは家及び購入に関しての基礎知識はほぼゼロなので、聞くこと知ること全て知らない事ばかりですが、何十冊も読んでいくと、主なキーワードやベーシックとなる知識・ノウハウがインプットされてくるので、非常に助かりました。その他、インターネットでの情報収集も役に立ちましたが、まずは書籍からベースとなる知識を収集するのが、手っ取り早いと思いました。

★住宅展示場巡り;
  当初、我が家は注文住宅を考えていた事もあって、坪単価の安い住宅会社をリストアップし、それら会社に関する情報をインターネット等でリサーチし(口コミ等含む)、その上で住宅展示場でモデルルームを見てそこの説明員の方から情報を聞いたりしました。それまで漠然と、新聞のチラシに入っている物件のモデルルーム見学と異なり、目的意識を持って情報を収集することができます。

★地元の工務店のモデルルーム巡り;
  これも前からやってはいたものの、いざ家を購入しようと考えて、さらに上記のような基礎知識をある程度収集してから、工務店のモデルルームを見たりすると、また別の見方ができるようになってきました。


そんなこんなでいろいろと調べていくと、注文住宅の場合、なかなかいい条件の土地がなく(図面を見てなかなかいいなと思って現地に行ってみると、斜面だったりがけだったり、登り坂の上だったり等)、結構厳しい事がだんだんとわかってきました。

もともと、今回探している物件は、駅から近いとかその他何点かの条件が加わり、本当に限定された条件であったこともあり、またその条件に見合った地域で土地が売り出された場合、私たちが欲しいと思っている小さな坪数の物件はまずなく、よって住宅会社・工務店等がかって土地を割って分譲で売り出すケースが多々で、家が古くなって、土地含めて家を売り出すようなケースがあっても(家自体の資産価値はほぼゼロ)、そのような物件はすぐ売れてしまうので、なかなか入手する事は難しいということがわかってきました。


  最終的にはそのような理由もあって、住む場所の条件(環境)及び金銭面を最優先として分譲を購入する事となったのですが、下記は、今回最終的に購入することとなった物件を見た時のものです。ここは、奥さんの実家からも近くで、以前から空き地があって場所も閑静なところで駅からも近く嫁さんが前々から注目していたところですが、ちょうどこの時は、区画開発整理がひと段落してこれから分譲を開始しようとしている頃のものです。(この時は、まさかここを購入する事になるとは思っていませんでしたが、、)



 

 

仮契約  
(2005年10月10日)

ついに家購入の仮契約をしてしまった。。

下記物件について、ここ何週間、担当の人とカタログや値段・条件などを含めていろいろと話してきたが、まあまあいいなとは思いつつもいざ購入!とまでには至っていなかったが、昨日現地に行ったところ既に1件仮契約が入っており、その日は引続きまたいろいろと不動産巡りをしていたが、そんな事をしながらいろいろと考えていくと、今回の物件は私たちの条件に非常に適した物件だという事が再確認できた。
そんな訳で、急遽今朝現地に直行し、そのまま仮契約に行ってしまった。。
案外、物事を決断する時というのは、こんなものなのかもしれない。


これから基礎工事  
(2005年11月3日)




基礎工事中  
(2005年11月27日)

 

住宅の耐震性について  
(2005年12月7日)

運悪くというか、
家の購入契約をした直後に例の住宅耐震性問題が発生し、一時は”本当に勘弁してくれ”という気持ちで一杯ではあったが、その一方でこの事件をきっかけに、自分の家は本当に大丈夫なのだろうか?と真剣に見直すきっかけにもなった。

それまでは、恥ずかしながらあまり家のつくりに関しては気にしていなかったが、しかし売り手側にしても、さすがにこのような状況では、いいかげんな工事はできなくなったであろうし、ある意味家が完成する前にこういった事件が発生してよかったのでは、と最近思うようになってきた。以下、今回調べてみた点について。


1.車庫の構造に関して;
   我が家の場合、1F部分がコンクリート外壁の車庫となっており、その上に2階建ての家が建つという構造になっている。上物に関しては2×4ということである程度の耐震性は保証されていると仮定したとしても、この土台部分については車庫部分が中空構造となっていることから、車庫の部分の強度算定(鉄筋の本数・太さ等)について気になり、購入した業者さん等含めて色々と聞いてみた。

 ・車庫の強度;
    車庫の鉄筋については、車庫正面から見て円周方向(外周及び内周)に16mmの鉄筋が入っており、これが奥行き方向に20cm間隔で入っている構造となっている。また、車庫手前から奥行き方向への鉄筋は13mmのものを使用しており、これも同様に高さ方向に20cm間隔で入っている。詳細については、後述する構造計算書でその妥当性が立証される形となっている。今回の姉歯の件でも、この業界の人であれば凡そ鉄筋が足りているのか足りていないのか、というのは経験からわかるとの話もあり(これは別に不動産に限った話ではないとは思いますが)、念のため建築関係の人何人かに聞いてみたところ、この規模の建築であればほぼ妥当なものではないか、との話を聞いて少しはほっとした。

 ・開発許可申請;
    今回のようにある程度まとまった規模の住宅郡を販売する際には、「開発許可申請」を該当役所(この場合市役所)に対して行う。この申請は、建物に対する許可申請ではなく、該当区画に対して、宅地開発を行ってよいかに関しての審査となるが、今回の1Fの車庫部分を含めての開発となることから、当然この車庫部分に関する計算書及び検査結果(*1)も含めて市役所に必要書類を提出し、それをもって市役所で審査し(*2)、合格となれば「開発行為に関する工事の検査済証」を発行する流れとなる。ちなみに、本許可証については都市計画法第29条の規定に準じているかを審査する事になる。今回の物件の場合、8月中旬に許可がおりている。

 ・建築許可申請;
   上記許可がおりると、今度は建築物が建築基準(=建築基準法第6条第1項)を満足しているかの審査を行うことになる。建築確認申請の場合、許可を得た民間会社が確認検査(*3)を行い、申請会社(この場合分譲住宅の販売会社)に対して確認済証を発行する事もでき、今回の分譲住宅に関してもこの手続きをとっている。今回の物件の場合、8月末に確認許可がおりている。


2.2×4について
  ・2×4工法の耐震性


3.構造計算
  ・構造計算は偽造出来るのか


4.関連情報;
  ・Yahooニュース:
     ・耐震強度の偽装問題
     ・Yahoo!災害情報
     ・住宅・マンション
  ・我が家の耐震性を判断する6つのポイント −内閣府大臣官房政府広報室
  ・姉歯建築設計事務所マンション耐震強度の偽装問題について
  ・構造計算とは?
  ・住まいの水先案内人


5.補足;
  (*1)今回は、「コンクリート配合報告書」「擁壁構造計算書」について販売会社から入手して説明頂いた。
  (*2)今回、市役所に伺い上記審査内容について聞いたところ、現在は個人情報保護の観点から情報の取扱に関して厳しくなっていることから、もし内容を知りたい場合は、市役所の文書審査課(?)に情報開示申請を行い、それをもとに開発審査課で内容を検討した上開示していい情報と判断されれば、情報を教える事ができるとのことで、手続きに1〜2週間かかるとの事だったため、そこまでの要求はしなかった。
  (*3)審査機関は信用できるのか

 


建物工事中  
(2005年12月11日)


つい一ヶ月程前までは建物も何も出来ておらず基礎工事もこれからという状態であったのが、もう家の外観ができてしまった(但し1F部分まで)。工程表は見ていたものの、2×4というのは出来が早い。

しかしこうやって外から見ると、掘っ立て小屋にも見えてしまうが、家の中に入ってみると、柱等を含めてふんだんに木が使われており、木の香りもそこはかとなく漂っており、改めて木の家の良さを感じた。


 

 

2F部分の工事中  
(2006年1月7日)

この日、部屋に入ったら石膏ボードが置いてあった。
石膏ボードは2×4においては内側面の耐力壁として使用される。



さらに、この日は2Fで作業中の方がおり梯子が置いてあったため、初めて2Fに登ってみた。


写真で見てもわかるように、柱等もできており、思っていたより出来上がっているという感じがした。



内装実施中  
(2006年02月18日)











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(2006年02月11日)

この日家に行ってみると、内装が出来ていた。









↓これは2Fの部屋。
↓2Fのベランダから外を見た写真。見晴らが非常に良くて驚いた。





2Fの部屋の一室は、屋根に窓がついていて明るい。





新居  
(2006年5月21日)

正面からの写真。
・・・スキャナでネガフィルムを読み込んだが、スキャナの性能が今ひとつのため、発色が今ひとつ。


車庫のガレージを開けたところ。ガレージの中は以外と広く、荷物の収納用としても重宝している。
入り口の写真。階段の左横に、小さいながらも花壇がある(柵より右側が我が家の花壇)

入り口の拡大写真(この写真は少し前のもののため、まだ植木がない状態)



階段の正面の写真。

門扉を通り過ぎたところからの写真。



また、新築の方除の祈願として城南宮での「清めの御砂」を薦められ、5月上旬にこの御砂を購入し家の四隅に撒いた。
(下記は城南宮の写真)





 

 

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