私がTRPGをまったく知らない人に紹介するときは、「話して進めるボードゲーム」と説明しています。 その説明は、本当はちょっとニュアンスが違います。 しかし、まったく知らない人に説明するときはかなり正確に伝わります。 一般のTRPGでは、ルールブックとキャラクターシート、筆記用具とダイスを使用します。 ルールブックは、書店かホビーショップで売られています。 また、キャラクターシートはルールブックに付いてきます。 さて、TRPGを始めるに当たって、人を集めなくてはなりません。 集める人は、ある程度ルールを把握している者がいいでしょう。 ゲームマスター(GM)1人と、プレイヤー4〜6人。が好ましい人数でしょう。 ゲームマスターはそのゲームを進行していく者です。 子供に昔話(童話)を聞かせるお母さんみたいな者です。 プレイヤーは、現実世界の人。 またプレイヤーはキャラクターを操り、そのゲームの世界の人物になります。 昔話(童話)を聞いた子供が主人公やその仲間になって冒険をする夢を見ているようなもの。 プレイヤーとキャラクターにあえて分ける理由は、プレイヤーの知識をキャラクターは必ずしも持ってはいないからです。 ゲームマスターはゲームを始める前にシナリオを作成しておかなくてはなりません。 シナリオとは演劇とかのそれです。どの辺で何と戦闘させるか、どんなイベントをどの辺に出すか。 また、NPC(ノンプレイヤーキャラクター)の作成や、キャラクター達が出会う人々のデータの作成。 ただ、私としましては余り細部にまではデータは必要ないと思います。 ゲームマスターは臨機応変にキャラクターに合わせてシナリオを変化していった方がスムーズにゲームが進むと思います。 注:NPCとはマスターの扱うキャラクターのことです。 主にプレイヤーキャラクターの人数不足や、プレイヤーキャラクターへの情報提供者として使います。 プレイヤーはゲームを始める前にキャラクターシートにルールを見て必要事項を記入していかなくてはなりません。 プレイヤーは自分のイメージに合っていて、パーティーとしてバランスが取れているかを頭に置いてそれらを作成して下さい。 以上でゲームが始められるわけです。 はじめにマスターが導入部分を説明します。 プレイヤーがどこで何をしている者達で、現在の状況や他のプレイヤーと面識があるかなどです。 次に、なにがしかの事があり、プレイヤーが行動していくのです。 なにがしかの事とは、人の捜索を依頼されたり、戦い(事件)に巻き込まれたりです。 さて、ここまででTRPGについて説明してきましたが、どこまで正確に説明できたか正直言って分かりません。 ここまで、私の乱文に付き合ってくれて読んでくれた人に感謝します。以上、夜行燈。