とても甘え上手で、大人のヒトを上手く誑かす事に長けているんだろーなーと。


パリス君……はい、初めっから似せる気ありません。オーリーはムズイです。と言いますか、私は今までに彼(花)を描いた事無いんですよ。指輪であれだけRPS描いているのに、今回初書きになっています。あ、緑葉の王子にいたっては似せる努力もしていません。

 さて、トロイの第2王子パリスですが、彼って神話の方を少し考慮しながら生い立ちを考えると、凄くいいキャラクターだと思えます。
少し歳の離れた兄は、パリスが生まれた時には既に聡明で賢く、武や、乗馬に秀でて、文官や武官、世話係にすら将来、トロイの国王になって当然と思えるほどの気品と、力量を備えつつあったはずで、第二王子は、いいからは悪いですが、生まれてこなくてもよかったと思われていたぐらいだったんじゃないでしょうか。
王子が1人増えるだけで、王位が揺らぐ事もありますからね。
〜ここからは簑田の妄想〜
だからとは云いませんが、第二王子のお付のやお世話役は第一王子と異なり、女性が着いていたんじゃないかって思います。しかもその女性は、神官や武官の妻、名だたる名家の女性などで、見目美しい第二王子は、恰好の女性達の玩具だったんじゃないでしょうか。
そうやって育ったパリスは大人の女性がどうやったら喜ぶか、きっと女性を誑す話術も巧みだったはずです。そして、父王様は容姿端麗な第二王子を宴や、外交等に連れ出して、権力者の妻達に、その愛くるしい容姿で接待させたんじゃないだろうかと考えます。やがて精通を迎えた第二王子は、尚更世の女性達にも手始め、どこかの人妻や商人の娘、街の娘と『一夜の恋』を楽しむようになるんです。実際第二王子は親の庇護もなければ、期待もなく、その愛くるしさだけを重宝がられて、親子という絆をしっかりと築けなかったんじゃないかって思えます。
肉親からの愛情が乏しく育った第二王子は、剣と馬術と弓矢の指導を、兄から受けていたらと、ここで考察すると、兄を尊敬慕うようになると思えます。
まぁ、この後の妄想は、後程何かで表現して行きたいです。



お帰りの際は、窓を閉じて下さいな。

04.6/11