内部寄生虫症
 線虫類
回虫の仲間?  直接生活環(糞便虫の卵を食べただけで伝染る)を持った、線虫類の寄生が、野生猛禽、飼育猛禽ともに散見される。
 イベルメクチンによって駆虫できる。
 この種類の駆虫には、他にパモ酸ピランテル、フェンベンダゾールなどを使う。

 Capillaria.spp
 主に、ミミズを食べることによって寄生する線虫類の一種。
 野生の猛禽類には、よく寄生している(もっとも一般的と言われている)。
 糞便検査のみならず、そのう液の検査によっても診断できた。
 イベルメクチンに耐性を示すことがあり、フェンベンダゾールが有効といわれる。
 国内で、フェンベンダゾールは販売されていないので、フェンベンダゾールのプロドラッグであるフェバンテルを含有した駆虫薬(ドロンタールプラス錠)を使用することがある。

 コクシジウム症
 全体に稀。
 ひな鳥については死亡の原因になるので、注意が必要。
 サルファ剤を使用する。

 トリコモナス症
 ハトを生き餌として与えることによって、あるいは屋外の野生のハトを食べることによって感染する。
 患者は、口角病変の形成などによって嚥下困難、食欲不振に陥り、最悪は斃死する。
 幸いにも、この寄生虫症の予後は良い。
 メトロニダゾールの内服によって軽快する。


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