12月31日(土)
イヌcast1。大家に連絡も入れた(来年は引っ越すはずだ!)。 厚生労働省へのパブリックコメントも出した(ケタミン・・・なぜか獣医師会としては静観決め込むらしい)。 蕎麦も買った! テレビもラジオも無いけれど、ネットがある! 来年は復活の年でありますように。 ・・・ヨレヨレ(ーー; 12月30日(金)
吼くん抜歯。カルテでみたら13歳と4ヵ月だった。 呼吸停止と徐脈。 調節呼吸下での麻酔。 前回と同じく、麻酔が恐いですが、何とか歯石除去まで済ませました。 ビックリする程臼歯がすり減り、思わず「予約!」と叫んでしまうような歯が2本。 う歯(虫歯)です。 あまり他の子では見ませんが、我が家のわんこに限ってこんなモンです(歯磨きまでしてたりするーー;)。 もうやりたくなかったのですが、尖端が腐って鼻腔とつながり、スパゲッティのような膿鼻汁が出るようになってしまったので抜きました。 まあ、何よりも自分の飼ってる生き物達にとっての獣医さんであればよいと思ってこの道に入ってますから、十分に役に立ってたりしますが(^^; 次は半年後かな? できたら、全然関係ない理由でポックリ逝かんかと思ってしまうあたり・・・(−−; ジュニア2.7キロ。 ドライタイプの療法食が意外に気に入ったようで、すっかり餌付いた。 不自由な歯でも、歯ごたえが楽しみたいらしく・・・ まだまだ生きるつもりらしい。 12月29日(木) 晴れ。 天気が良いとシンドイ。 大学へ回ってもらった謎の神経疾患のネコさんは、脊髄(脊椎なら骨、脊髄はその中を通る神経の束)に腫瘤があることが判り、崖っぷち。 オペの可能性もあるんですが、症状の方がエライ早さで進行してしまい、微妙。 診断(CT撮影)を依頼した学校の先生からメールを戴いているので、状況は大体把握できました。 「謎の」子は最近多くてコレで2頭目、せっかく診断がついたので是非とも治療してみたい所ではあります。 飼い主さんから連絡が有れば・・・ 気の早いことに(来年11月だってば!)、病院が消滅したと思って他院に行っていた飼い主さんがやってきた。 「まだ」やってるんです。 はい(^^; 行った先の先生と合わんかったらしい・・・(−−; 確かに、教えてもらった薬の値段は、うちの3倍は超えていたようだが。 居なくなる身ではありますが、戻ってきてくれる飼い主さんがいると、やっぱりうれしい。
コガモが!やる気のわかないホオジロガモ(非狩猟鳥)しかおらんな〜と思い、雪原と化した川原をほっつき歩いていたら、突然やる気モードのわんわんが! ・・・逃げられました。 上手に、嘘みたいに近く、気付かれないように隠れてました。 足を引っ張って散々邪魔をしたのはワタクシです。 もったいね〜(−−; (わんわんは、ホオジロガモやハクチョウは全く無視します) 空気触媒だっけ? ある程度臭いを取ってくれるらしいが、却下。 30分で胸が痛くなり、目蓋がだるくなった。 「臭いが取れた」って言い張ってたヤツは誰じゃ! 他院の話です。 減ることは減ったんだろうか? 12月28日(水) くもり。 最高気温で−5度(−−; 患者さんをとられてしまった・・・と、いってもコチラもまずかったんですが。 慢性腎不全疑いのイヌさん。 基本的な所見はそれで良いんですが、心雑音と腹水の貯留があり、この辺が変だな〜で穿刺するも特別な液体は吸引出来ずで、そのまま・・・先週からずっと補液に通ってくれていた子です。 この数日は一応元気になり、このまま様子を観るつもりだったのですが、ワタクシが昼食に出てる間に異常勃発。 午後は女の子が居ませんで、留守電。 夕方、メッセージを確認して連絡入れると、他院へ行った後でした(ーー; コレが都会の良いとこで悪いとこ。 何かあると(大概は出かけてる、電話に出れないだけ)、あっさり患者さんは余所へ行って(特に差し障りがなければ・・・というか先方が普通に仕事している限り)帰ってきません。 どうせなら最後までみたかったんですが・・・ 先方の穿刺では血様の液体が吸引され、腹腔内腫瘍のある疑いが濃厚になってきました。 (よくあるんですが)腹腔穿刺は、内臓脂肪等の臓器によって注射針の尖端が塞がってみたり、粘性の高い液体が貯留しているケースでは細い針を使うと液体が吸引出来なかったり、「液体が吸引されない(=大した量の腹水はない。正常?)」という検査結果を得てしまうことがあります。 可能性としては自壊した血管肉腫、同じく自壊した病巣を含む腎腫瘍、検査数値はそれ以外全く普通でしたから、これくらい。 脾臓摘出で終わるのであれば、救命率は無茶苦茶高くなります(一時的)。 結構おいしい仕事だったんです! 良い子だったのに・・・ 次いで、モルくんの急患留守電も遅ればせで連絡入れると、同じく不発(亡くなってしまっていたーー;) すみません。 バイトに名乗りを上げた学生は、実習3日目、つまり今日で挫折(逃げた!)。 があ〜ん。 があ〜ん。 があ〜ん。 仕事そのものは忙しかった(ーー; 12月26日(月) 雪のち地吹雪。 スゴイ風。
喜んでたヤツと・・・
困ってたヤツ。
さすがに今日は何も出来ませんでした。季節の商品。 凧糸を売っていたので、忍縄(おきなわ)を巻く軸に使ってみました。 忍縄というのは英語ではクリアランスいいます、生き餌を付けて飛ばしてみたり、タカに付けて飛ばしてみたりする時に使うヒモのことです。 本当は絹糸(コレを作る職人がいたらしい)を使いますが、これ(写真)はアチラで使っている本当のクリアランス(ナイロン製か?)をソレらしく和式に巻いたものです。 本物はプラスチック製ではなくて、水戸黄門さまの使っている杖と同じ竹製、昔なら漆塗りでしょうか?、素材に関するうんちくの深い伝統工芸品の類です。 (テレビでやってる水戸黄門、その黄門さまの使ってる杖・・・アレには結構な職人のこだわりがあるそうです) 某ホームセンターで、ハムスター水槽をバンバンやってたガキの腕つかんで止めさせた話なんかありますが・・・ 「『怒られるから』やめなさい」と注意する親って本当に多いんだわ・・・と思ってしまう情けない話なんで却下(警察呼ばなきゃ騒ぎがおさまらんことになった事とかもありますが^^;)。 昨冬、大学にもらってもらったカメが産卵を再開したとの連絡もらう。 何故、トラブル起こして当たり前の冬場に産むかな〜と嘆き、ホルモン処理の約束をした。 飼育者と飼育環境が変わっても産んでくれるあたり・・・図太い(−−; 12月25日(日) くもり。 わざわざ北見から、トリさんの診察のためにみえられた飼い主さんがいた。 外傷縫合1(イヌ)。 スキー場に連れて行ったわんこくんが、スノボーのエッジで切ってしまったそうです。 世代の差を感じました。 ・・・・どの辺に世代の差を感じますか? 僕は「スノボー」というあたり(^^; (ワタクシの学生の頃は、学生課から無料で借りた怪しげなスキー板だった)
ワクチンアレルギー1(パグ)。この子は毎年同じワクチンを打っていて何ともなかったのですが、どうしたわけか今年は顔が腫れてしまいました。 爪を切るのを激しく嫌がっていた(結局中止してワクチンだけ打った)あたりに原因があるのかもしれません(ストレスがかかった)。 今年は例年になく病院に来るのを嫌がっていた・・・というなら、そういうストレスなんかもアリかもしれません。 接種後5〜6時間経ってからの異常です。 アナフィラキシーショック(モノスゴイ勢いで一気に悪くなって死亡する)ではなかったのでホッとしています。 こういう事があるから、毎年ワクチン打っていて大丈夫な子でも、接種日当日は良い子で過ごしてもらい、念のため数日くらいは様子を観ていて下さいね・・・と説明するようにしています。 ステロイドを注射することで、この顔の腫れは面白いように引きます。
わんわん連れてウサギを探しに・・・大雪原の中をスノシュー履いて2時間ばかり。 日中気温が最高になる頃を選んで出るんですが、脚が濡れないので結構イイ感じです。 残念ながら、生活痕(エサを食べたり、トイレをした形跡)は見つけるんですが、この時季生きてるエゾユキウサギを見たことがありません。 一体どこにいるのか謎の生き物です。 乗馬をやってる方に聞いた話。 ちょっと田舎(ウマが居る)の夜道を行くと、飛び出してくるんだそうです。 ・・・ヤツラは夜行性(−−; 12月24日(土)
晴れ。ネコcast1。 世間はクリスマスイブ。 それでもクリスマスのプレゼントを戴いたりしましたが、今年も1人でクリスマス(^^; 最近はイヌ用ケーキというのがあるそうですが、上に付いていた飾り(食べられる)を食べてヒイヒイいっていたパピヨン君が来ました。 ワタクシが、大分以前にシナチクを喉に引っかけてもがき苦しんでいたのと同じ様な案配です(−−; 既に胃内に落ちてくれたようでしたが、レントゲンを撮るとバッチリ誤嚥性肺炎の所見が写っていました。 食道内異物・・・このトラブルは小型犬でよくみられ、細い食道内に相対的に大きな(多くはイヌ用ガムなどの食べ物)異物が通過しようとした際に蹴つまずき、吐こうにも筋肉が少なく(押し出せず)、胃にも落ちず、涎も飲み込めない有様でもがき苦しみます。 大概、この時の涎は一部気道側に誤嚥され、後日、誤嚥性肺炎によって咳や発熱、食欲不振の原因になります。 全身麻酔下で内視鏡検査を行いながら引きずり出したり(UFOキャッチャー)、逆に胃内に押し込んだり(消化出来ないモノならその後で胃切開)します。 日数が経過すると胸部食道に不可逆的な変性を来し、満足に食餌が喉を通らない後遺症が残ったり、異物によって傷つけられた食道から食べ物が肺側に落ちて胸膜炎を発症したりすることもあるから、経過観察は慎重に行っていくことがあります。 寒さに当てられておかしくなる病気。 膀胱炎のネコさんなんか多そうですが、今年はトリさんでそのう炎の子がよく来ます。 少しくらい寒さに当ててると抵抗力が下がり、そのう内に雑菌が繁殖しまくり敗血症を起こします。 グッタリしていたり呼吸困難始めてみたりと、症状は「今にもヤバ気」になっての来院がとってもたくさんやってきます。 まだ体力が残っている子達なら、加温と抗生物質療法で軽快しますが、何度も再発してみたり、ケチの付き続ける「ひ弱な」子達によく出る異常でもあります。 慢性腎不全のイヌさん・ネコさんも多いようです。 ・・・というか、我が家のジュニアは、昨日は吼くんのドックフードを食べた後、口が曲がるほど塩辛い塩ジャケを嬉しそうに食べてました(−−; こちらの子達は、療法食(幸せがちょっぴりになる)を食べてもらいながらの補液療法が主になります。 完治する病ではないので内容は全く地味ですが、春くらいまでしのぐと翌年の冬までは持つ事も多いようです。 春待ち遠しいですね〜。 12月23日(金)
晴れ。やっぱり・・・天気が良いと、獲れない本流以外にカモは居ない。 イヌspayアンド歯石除去・抜歯。 この患者さんは人手を渡り歩いた経緯があり、避妊手術の有無が判らなくなっていました。 お腹には明らかに(大きな)手術の跡があるのですが・・・ 乳頭が発達しています。 陰部も少し大きいようです。 女性ホルモンは、ちゃんと分泌されている風ですが・・・?
「念のため」開けさせてもらった所、ごく普通の避妊手術を行うことになりました。正直言って、子宮や卵巣が出てこない可能性もありましたから、ドキドキしました。 ブリーダーが手放した子だそうですから、おそらくは帝王切開、さもなければ胃内異物等で開腹手術をしなければならなかったんだと思います。 中には、「避妊手術がしてある」という飼い主さんの稟告があっても(変な所から)子宮や卵巣が出てくる子がいたりすることさえありますから、こういうケース(女性ホルモンが働いているようなそぶりの見える)は、同意が得られれば探査的開腹術の適応になります。 (イキナリ切らずに事前にホルモンの検査を受けることも出来ます。高価!) 12月22日(木)
くもり。先月の卵詰まりセキセイ君の飼い主さんから、シフォンケーキをいただいた。 どうにか回復してくれたようです。 あとは寒い間、卵を産みそうな期間だけ、薬物的な避妊を続けます。 本当は、トリさんとの接し方を改善すると良いんですが・・・学習による悪癖、飼い主さんがソコにいる限り治りません(−−;
腋下腫瘍。このサイズ(頭部と同じ大きさ)になると成長しすぎ。 手術適応にも、なりにくくなります。 せっかく頑張っても、(大きい時ほど)手術後蘇生しにくく、無駄な努力に終わってしまうことが多いのです。
夕方になると、吼くんを押しのけてドックフードを腹一杯喰うジュニア(−−;ネコさんにドックフードは・・・ 吼くんは隣でシフォンケーキ(小指の先ほどの小片)を喰ってました。 「もう死んでもいい!」・・・って叫んでました(T〜T) 昼は風も少なく、最高気温ー1度にもかかわらず暖かく感じました。 そして空は曇天で薄暗く、雪のせいで河川の水量が確保されています。 こんな天気の日ははカモが・・・! ビックリするほどいたんですが、わんわん体重増えすぎて(660g、おととい680gちかく)、まるでやる気無し。 駆虫をしたせいか、お腹がちゃんと膨れるみたいです。 でも、脚が治ってきています。 もうチョット! 今日は十勝川の本流でハヤブサ(シロハヤブサか?)を見ました。 ホオジロガモの群れに用があったみたいです。 12月21日(水)
くもり。35歳の誕生日です。 やっぱり、嫁もらった方が良いのかな・・・とか思う今日この頃。 相手がおらんですが。 (そもそも、もらった後の方が大変そうだし( ̄∇ ̄ゞ) 知り合いの先生(同級生)の奥さんは、今日が出産予定日。 本人、落ち着かない感じでした(^^;
イヌspay1。プロポフォールによる導入とイソフルレンによる維持の組み合わせ。 色々状況はあると思うのですが、やっぱりケタミンの方が好き。 プロポフォールは単体で使うよりも、なにがしかのペインキラー(痛み止め)を同時に使わんと肝心の手術中の麻酔が上手くコントロール出来ません。 (麻酔が安定する前に覚める) 今日の子は、調節呼吸下で(自発呼吸停止)、心拍も結構不安定な上に、痛覚が消失するのに結構ダラダラしないといけませんでした。 汚染の問題もあるので、使い回し出来そうなカテーテルとかでも、この麻酔薬が付いたモノは(細菌が繁殖するので)全部廃棄します。 実はこっちの方がコストがかさみ、とにかく料金に弾き返ってきます(ーー;
洋風かんじき(スノーシューズ)を使ってみた!ホームセンターで売ってる和風のかんじきよりも、体が沈まず良い感じ。 ちゃんとした所で探すと和風のかんじきでも良いのがあるみたいなので、一概にどちらが良いというわけではないようです。 僕が見つけられたのはスノーシューズだけでした。 あとは、耐久性と値段のバランスかな? (スノシューは、驚く程高い) 「インタードック」の説明会。 学生時代は免疫学関係の研究講座だったので、言ってることは全然オッケー(というか、つまらん)。 ただ、実際の所は出たばかりの薬だし、患者さんに諸々使ってみなければ一体に何に効くのかすらハッキリしないことが見て取れて、なんというか不消化な感じでした。 アトピー性皮膚炎に一定の効果があることは確かなようですが、問題は費用(2ヵ月間、都合16回も使う頃には改善が起きる?)。 他の病気(ジステンパーやパルボウイルス感染症)なんかにも有効なはずですが、どれくらいの回数、期間使ったらいいのかで考えを改めるかもしれません。 12月20日(火)
晴れ。いい天気(^^)Y イヌcast1(腹腔内停留精巣)。 昨日に続いて、ケタミンの件で保健所に電話。 雰囲気で判ってきたことだけど・・・どうやらケタミンが本当の麻薬指定(つまり法改正後、その法律が施行される)には1年程度の期間があるそうで、世間の大騒ぎとは対照的に、お役所の方からはクールでドライな対応が帰ってきた。 ・・・ふむ。 似たようなモノを思い出し、1人納得。 「平成米騒動」 世間の皆様にはあまり関係ありませんが、獣医さんにとってはそんな感じ。 当時のタイ米じゃあありませんが、似ているようでなんか違う代替品はあるんですが、モノが麻酔の話なんで世間の獣医さんは嫌がってしまうわけです。 一応、パブリックコメントというのを厚生労働省には出してみようかな・・・と(^^; 一部の買い占めや売り控えに歯止めをかけて、流通だけはどうにかしていただきませんと。 ちなみに、今日の手術の子はケタミンを使ってます。 先週はプロポフォールの子が多かったんですが、写真くらいでは判りにくいかもしれませんね。 たぶん、コレが代替品になるんですが・・・
2,腐る(嘘のようなホントの話、冷蔵庫で保管してオ早メニ使イ切ッテ下サイ・・・牛乳みたいなモンです) 3,必ず一度は呼吸が止まる(呼吸抑制・・・といいますが、おかげで気管挿管は必須) 4,覚めすぎる(それが良い所・・・ですが、かえって危ないこともあります) 5,静注する薬液量が無茶苦茶多く、呼吸が止まるくらい一気に入れないと覚めてしまう(反面、弱った患者では心停止の危険を伴う) お二人とも元気そうですが・・・異常勃発。 目が、胸が! なんと・・飼い主さんも喘息持ちだそうで、二人してゲホガホ。 窓全開! 体に付いている臭気(たぶんスス?)が、密閉性の高い当院診察室に入った途端に充満してしまったようです。 ・・・死ぬかと思った(^^; 呼吸器系の患者さんの診察は、その原因物質(ホコリやカビ、タバコの臭いがしたりするんですが・・・)まで一緒に持ち込まれることがありますから、どうにも困りものです。 もちろん、臭いの元は患者さんだけでなく、飼い主さんの髪や衣類、ケージやタオルにも染み付いていたりします。 12月19日(月)
くもり時々晴れ。吼くん洗濯。 咳やくしゃみが止むことに期待。 ・・・コレで止まねば、犯人はホコリではなく歯。 破折歯によって生じた膿瘍が、鼻腔内を満たしているようです。 根尖膿瘍というのですが、麻酔に対して体が弱くなっている吼くんには、ちょっとシビアな内容です。 全身麻酔下での、上顎犬歯の抜歯が必要になります。 春に抜いたのは上顎第4前臼歯。 (イヌ用のガム;8年程前、ウシの蹄をかじって割れた) 今回問題になっているのは、12年くらい前、他のイヌ(今は亡き嫁さん)とじゃれていて、間違って物干し竿の柱に顔をぶつけ、尖端ごくわずかだけ折れた歯です。 ・・・今頃になって悪さをしてくれます。 歯は大事に、特に小さな頃から手入れを欠かさないようにしましょう。 さて・・・無茶苦茶迷惑な話です。 あちこちで流れてましたが、これはYahoo!に出てた記事です。 『「ケタミン」を麻薬指定 六本木で外国人が服用死 厚生労働省は13日、全身麻酔薬として使用されている医薬品「ケタミン」を麻薬に指定することを決めた。昨年春、東京・六本木で相次いで死亡した外国人が服用していた可能性が高いため。医薬品を麻薬に指定するのは異例。 厚労省などによると、ケタミンは医療用には液体が一般的。しかし、粉末で不正に密輸入され、「スペシャルK」や「カット」の通称で流通。麻薬のMDMAにも混入し、乱用されていた。さらに麻酔作用のほかに一時的な記憶喪失や幻覚を呼び起こすことが判明したため、法律で所持や使用を規制できる麻薬指定を決めた。 六本木の事件は昨年3−6月、薬物中毒で外国人ら4人が死亡、7人が意識不明になった。体内からヘロインやコカインのほかケタミンも検出されたという。 (共同通信) - 12月13日16時20分更新』 動物病院にもケタミンがあるのですが、日常診療の中でかなりメジャーな麻酔薬です。 この記事の後、いち早く(動物用医薬品としての)供給元のいくつかがが製造中止を打ち出し、全国の動物病院がエライ事になっています。 動物病院なんかが麻薬を取り扱うには許可が必要で(実は簡単にとれる)、この種の薬は法律が難しいくせに意外に安く、卸業者にとっては法律を守って色々やりますとコストがかさみまくり、赤字になるシロモノが多いようです・・・つまり、事実上の消滅の可能性があります。 便利な薬なので、逆に、診療に相当の影響があることを考えないといけません。 しばらくは、最低気温が−10度以上の日々が続くようです。 日中はかなり穏やかで、暖かく感じます。 わんわんの脚が早く治ると良いのですが・・・ 12月18日(日)
晴れ。妹の結婚式にも出たし(人生有数の乱痴気騒ぎ。オレは絶対にあんなモンやらんぞお〜!)。 お会いしたかった先生にも会えたし(病院の空気がキレイでね〜・・・^^;)。 胸の痛いのも無くなったし(2日もいると、嘘みたいに安心して深呼吸が出来るようになる)。 さあ!後は意気揚々とカ・エ・リ・ま・・・あれれ!? ・・・というわけで、昨夜のうちに帰ってくる予定が、空港が雪で埋まって却下。 寒空の中(愛知のあたりは何十年ぶりかの寒波)、宿泊先を探してあっちをフラフラこっちをフラフラ。 結局実家まで戻るハメになり、昨夜は11時頃たどり着き、今朝は4時半起床。 午後1時過ぎになって、ようやく帯広にたどり着きました。 千歳空港から、帰りのJRの中で目蓋をこすりだし。 帯広駅から、帰りのタクシーの中では胸がヒリッとし始め。 病院に帰れば目と胸がヒリヒリ。 もとの半病人のワタライセンセイに戻ってしまいました(ーー; 帰ってから、床に転がってる(脱走した)ちびちびをケージに戻し、わんわんを外に出して新鮮な空気を吸わせ、部屋中の窓を全開にして空気を入れ換えそこいら中のわんこ・にゃんこのチェック。 ・・・とりあえず、ジュニアはコタツの中から発見(^^; 吼くんはスピスピ付いて歩いていたので論外。 あとも・・・普通。 女の子はキチンと面倒みてくれたようです。 外に出て、ぴょん吉、わんわんの繋留場所を発掘(除雪)。 酸素ボンベと病院玄関の前の雪を寄せ、車の雪をええ加減に寄せて終了。 どうしようかと思いましたが、午後の診療は普通に行いました。 去年もでしたが、どうやらこの時期、異常気象と一緒に南下して、帰って来れなくなるみたいです。 祖霊にでも足を引き留められてるんでしょうか(−−; 何とも、後ろむきなやる気の移転計画ですが、胸が痛くてヒイヒイやってる以外は、やっぱり自分の病院が落ち着きます。 つかれたな〜 12月16日(金)
晴れ。無事に飛行機は飛んだ。 さて・・・ワタクシは一体何をしていたのでしょう? 答え。 乗り込む予定のフェリーが病院送りになっていたため、島民の皆様のバス代わり、小さな高速艇を使って島々を巡りながら目的地にたどり着きました。 楽しかったかと聞かれれば・・・海が荒れ、小舟ではとてもとても、素晴らしく非人間的な乗り心地でした(−−; どうでも良いことですが、十勝でよく見る野生動物の轢死体といえばキタキツネ。 向こうではタヌキでした。 一瞬ネコみたいに見えたりするんですが、アライグマとの誤認でなければ合っているはずです。 12月15日(木)
晴れ。今日も胸が痛いぞ〜! ネコcast1。 直腸脱整復(イヌ)
夕方には窓全開。お出かけ前の行事(もっぱら生き物たちの世話)を滞りなく終え、本日、診察終了後にお出かけ。 妹の結婚式ですが・・・泣いたりはせんでしょう(たぶん)。 移転の関係で向こうの業者とかにも会ってきたり、バタバタしてると思います。 留守の事を女の子に頼んだり、そっちの方が大変で、ワタクシには使いこなせない文明の利器「ケータイ電話」を電源入れてポケットに突っ込まれたりしそうな案配でした。 面倒だから持ち歩かないんです( ̄∇ ̄ゞ いえ、わんわん以外は全然大丈夫だと思いますが・・・ いってきまあ〜す。 12月14日(水) くもりのち晴れ。 ネコspay1。 「怒」 オペ後は更に・・・(ーー; 大人にしてからの手術は、確率的にこういう子に会う頻度が増えます。 来るモノ嫌がり、去るモノ追わず(^^; いつの間にか他院にズラかった腫瘍わんこがいた事が判ったんですが、「決められない」飼い主さまには付き合っちゃおれん!・・・というお話でした。 1ヵ月くらい、腫瘍の治療するかしないか・・・で、結論の出なかった子でしたが、あっさり治療の方向に走ったらしいです。 ぐぬぬ・・・! 今朝はくもり。 放射冷却現象がそうでもなかったので気温が5度程高く(それでもー8度)、早朝出かけてみましたが、ボウズ。 昼間、本流のカモをガンガン追いかけていましたが、そのせいで何回か着水。 日が陰ってくると脚の冷たさが気になりました。 先日の負傷箇所、なんか変だな〜と思っておりましたら、他の指にも出来ました。 凍傷というよりはアカギレのようです。 水に浸かってスグに凍り付きそうだったりするのを急いで暖め乾かし、そのまま乾いた冷たい(氷点下!)空気に曝しておいたせいでしょうか? わんわんには靴下を履かせてあげたいところですが、そういうわけにもいきません。 そういえば、今年は乾燥がきついのか、僕の手も水気が無くてパリパリ、ヒリヒリしています。 ・・・結論。 わんわん可愛かったら、もう今季はカモ獲らせちゃダメ、水に浸かるのもダメ。 12月13日(火)
晴れ。ちょっと雪。 悪くない天候ですが・・・今日は胸が焼けるように辛いです(ーー; イヌcast1。 プロポフォールを使った麻酔ですと、無茶苦茶普通に、こんな感じで帰ります。 女の子には不評ですが・・・ (結構な量使わないとイキナリ覚めて人間がケガをしたり、呼吸が止まったり術中覚醒したり・・・ドキドキするから)
傷病鳥でハトぽっぽが保護されました。1〜2日経ってしまったようですが、酸敗そのうと呼ばれる状態です。 たぶん(想像)、この寒空で雪も積もりエサが無くなった所、厩舎(冬はばんえい競馬だ!)にはエン麦がどっちゃり。 死にものぐるいで飛びついて喰いまくった所、(多すぎて)喉に詰まり、そのう内はパンパン。 ヒイヒイ頑張っても吐き出せず、中身が腐り出すのには一晩程度でしょうか? 敗血症が始まってグッタリしてしまいます。 口の中からあふれてくるエン麦を取り出すと、強い酸臭がする上に、一部は芽を出していました。 搬入時には首をうなだれていましたから、状態はかなり悪化していたのでしょう。 ・・・処置中に亡くなってしまいました(−−; 回復する時は簡単で、そのうの中身を掻き出したら後は水分を摂らせ、(ちゃんとそのうが空になるか)様子を観ながら少しずつ食べさせていくだけの仕事でしたから、ちょっと残念です。 トリさんを押さえてもらいながら少しずつ中身を押し出す(オカメのヒナとかでよくやる)のではなく、思いっ切りよく、そのう切開(麻酔して、あるいは無麻酔で、一気に切って全部外に出す)をすべきでした。 ・・・やっぱりカモの足跡が! 体感温度は、風速が1メートル増す毎に1度下がるそうです。 夕方の外気温は氷点下5度。 川風は強く、吹き流しが垂直になって、わんわんが飛ばしにくいくらいの8〜10メートル。 たぶん、感覚的にはマイナス13度以下。 コレくらいになると、一日中風のある所には出せません。 12月12日(月)
晴れ。ダイレクトメール用に切手を買う。 何故イヌの記念切手ばかり出ているんだろうと思ったら、来年の干支は戌だった(^^; 100枚しかなかったので、買い占め。 チワワ君の退院。 (イスだっけ?机だっけ?)パイプにゴ〜カイに頭をぶつけたそうで、その後吐きまくり、飼い主さん怖くなっての夜間急患。 全然何ともないまま、飼い主さんの都合で3日もお泊まりしていきました。 毎日のお仕事は「遊び相手」。 何とも平和な日々でした(^^; 夕方、初診のS.ハスキーで胃捻転疑い。 おっきい子はダメ・・・で、他院へ。 診療終わってから、先方の病院より訃報をいただく。 間に合わんかったそうです。 かなり迅速にアチラの病院に入ってくれたようですが、手術の準備中にはアウトになったそうです。 どうやら、朝一くらいでおかしくなった時間の経過した子のようでした。 この病気は、処置が早くて速いほど良く、助かる事自体が「いかに発見が早いか?」という運によって左右されてしまいます。 融資の話をしに国民金融公庫へ。 現状では、時期的に早すぎる(そしてやはり、現地に飛ぶ必要がある)らしい。 移転のせいぜい4〜5ヵ月前、半年でも長すぎるような・・・? ・・・カモの足跡が無数に! しかし、昼間には1羽もおらん。 やはり早朝・・・たぶん、わんわんなら15分くらいも外には出せん冷気の中に、カモ達がうごめいているらしい。 12月11日(日)
晴れ。「げ・・・!?」 今日初めて気付く。 冬季追加料金(12月〜3月まで、診察料金+105円)、もらうの忘れまくり・・・(−−; 会計件数にして80件分、つまり8,400円分。 げ!?・・・です。 冬季になってやたらとかかる除雪費用に灯油代、その足しにするためのお金なので、もらっておかないと結構しんどくなります。 やってしまいました。 移転だ何だと、他事ばかり考えていたツケです。 え〜んがちょ。 寒さいよいよ厳しく、凍死したハムスターの来院が1件。 たとえ室内といえど、気温が20度以下にもなればソレだけで具合が悪くなる事のある生き物です。 15度を切ったらデッドオアアライブ、冬眠するという話がありますが、そのためには冬眠用の温度管理の出来る部屋が必要です。 温度差の激しい普通の室内なら、ただの「運まかせ」の話しです。 わんわんの覚え書き。 630g(寒さで食べても体重が増えにくい)。 屋外;繋留場所。 朝9時少し前(日の光がない)時で氷点下10度以下、湿度50%くらい。 この時の室内。 床温度8〜10度。 腰より上だと20度(ストーブの設定温度と同じ)、湿度20〜35%、床はもっと高いはず。 床に置いたタカ箱の中で過ごす。 朝10時少し後(日が当たり出す)と、氷点下7〜8度。 外に繋ぐ。 日中の最高気温0度。 風の無さそうな場所を、連れて歩く。 ・・・さむ。 12月10日(土) 晴れ。 とうとう根雪に・・・極寒の地じゃ!
イヌspay1。術中覚醒は、どちらかというと麻酔管理が上手く出来ていなくて恥ずかしい話なのですが、時として患者さんの体質や病勢によってやむを得ず起きてしまう事もあります。 通常の麻酔濃度で手術中跳ね起きる事数回、わずかに麻酔濃度を上げただけで呼吸停止に徐脈もしょっちゅう・・・(−−; 手術を中止して蘇生させてしまおうかと何度も思いましたが、何とか無事手術を終え、しかも、本人いたって平気でした。 ウルトラハイ!・・・パピヨンにしては珍しいくらい良い子でした。 きっと代謝が普通の子達よりも全然早かったんでしょう。 まあ、当然と言えば当然ですが、ワタクシが先月一杯で病院タタンだ噂が流れておりますが、嘘です。 予定は来年11月30日(が最後)、融資が下りんかったらその話しさえ嘘になります(−−; ど根性で資金調達するつもりですが・・・
わんわん絶不調。・・・さむい。 朝と夕、気温が下がると脚を羽毛の中にしまって拳の上でいじけてしまいます。 今日の最高気温は、氷点下2度くらいだったでしょうか? 最近チョットそんな感じはあったんですが、飛ばしても、クチバシや脚に当たる風が冷たくて(たぶん痛い)、何メートルも飛ばないで(「わたわた」と格好悪い感じで)帰ってきます。 野のタカが(今日見たのはハイタカ)、その横をすい〜っと飛んでいくのとはエラク対照的です。 そもそもスピードに全くやる気がない! ・・・という訳で、下手な時間には出かけるだけ無駄、昼間の太陽のある時間、それも風の無い時しか出られないし飛ばせません。 (たぶん、去年の感じだと、昼間は風が強くて獲物もおらず、いても警戒心が強くなってマズ獲れん) 今期の猟期は終わりです。 あとは偶然に期待して、吼くんとセットで人里離れた暖かい所を選んでお散歩です。 (何やかやで、町の近くはストレス多かったし・・・ーー;) こうして、「箱入り息子」が帰ってきました・・・ 12月9日(金) 雪。 今日は手術の予定があったのですが、雪のためキャンセル。 交差点で止まろうとしたら、ABSが作動して突っ込みそうになる事3回(^^; すっかり道路が危なくなりました。 夕方なんて、歩いて来れる所からしかヒトが来ず、閑古鳥。
「今日はこれが良い・・・」とリクエストを寄越すヤツ。わんこの皮膚病用療法食のサンプル。 ネコさんはタウリン(魚介類に豊富に含まれる)を含んだ食べ物を食べないといけませんから、ドックフードは基本的にX(ペケ)です。 成分表示を見たら、カペリン(シシャモの偽物)が使ってありました・・・実は食べて良かったようです。 僕は診たことありませんが、ネコ拡張型心筋症はタウリンの不足によって生じる有名な栄養性疾患です。 市販されている全てのキャットフードには、この栄養素が添加されています。 というか、既に病気なので肝・腎用の療法食、胃も悪く歯も悪いのでウェットタイプしか与えられません。 ・・・なのに普通のドライを喰いたがる(−−;
生き餌用のハトぽっぽ達が・・・すっかり現在の生活に慣れ、気にくわないヤツを滅多やたらといじめ抜いてしまいました。特に雄同士で激しい事がありますが、順位性といいます。 ニワトリは有名ですが、身近なセキセイインコとかでも相手を殺すまでやってしまう事があります。 ケージに、ある程度以上の広さがあれば防げますが、普通に用意できるサイズではあまり意味をなしませんので、別居が基本になります。 縫合不可能、頭蓋骨の一部が突かれて削れています。 可哀想なので・・・明日使います。 わんわんが喜ぶだけですが、その使命を全うさせます(−−; ・・・本人は、脚の出血が止み、表面が少し乾きました。 傷を全く気にしていない様子で、時間になるとやる気(?)満々、濡らさないようにだけして普通に飛ばしました。 「獲物!」というよりは、「めし!」なんでしょうが・・・(−−;
それにしても、今年はたくさん獲れました。建築関係の見積もり届く。 大体はオッケー? 用意しなければならない資金も大体判った。 間取りの話は済んだ。 後は中身と外見。 最近新築した、知り合いの先生の病院に寄る。 ゴージャス! うちと同じコンクリのタタキの床なのに、どうやら暖房器具のせいらしいのですが、ずいぶん暖かく、待合室に受け付け、診察室に調剤室、処置室兼手術室、レントゲン室と入院室・・・一通りの体裁が良い具合にとれていました。 玄関は自動ドアです。 一つ付けると30万円だっけ?50万円だっけ? そして、駐車場はロードヒーティング。 おおお〜〜!です(^^; 換気の具合さえ良ければ、僕も自信を持って帯広市内に移転したんですが・・・ 別に新築のくせにオカシイという意味ではありません。 今は全然良いんですが、5年後の様子に(僕が)自信が持てないというだけです。 でも、ちょっと未練ですね・・・ ええなあ〜 12月8日(木)
晴れ。イヌspay1。 ちびネコ語る・・・「僕はもう大人なな!ミルク入りネコ缶なんか食べんな!うななあ〜〜!」 な〜んだか食欲がなかった理由でした(^^; 大人の味は鰹節だったようです。 レントゲンを撮ったり注射をしたり、大騒ぎしてしまいました。 さいなら〜 わんわん負傷。 ガラス片か何かに引っかけたようです。 足の皮(指の腹の皮膚を持ってかれた状態)が、剥けてしまいました。 3〜7日は休養? カモもカラスも獲らん(やる気無い)しな〜 本人いたって平気。 外に出さないと野明が襲われたりするので・・・(−−; 12月7日(水)
晴れ。青空くっきり十勝晴れ。 イヌspay1。 仔猫の退院を決める。 明日です。 点滴パワーが残ってるおかげの、今日一日だけの「空元気」でなければ。
乾燥がひどいせいか、咳のネコさんが一件。乾性ラ音(空気が通る時のヒューヒューという音)がします。 気管支が荒れてる時の症状です。 加湿や換気に気を使うんですが、なかなか難しいので、今日は気管支拡張薬の注射と噴霧療法を受けていってもらいます。 超音波で小さくした霧状の薬品を吸入させ、気管支内をスプレーしたようにペイントするイメージで奥の奥まで保護します。 その日ぐらいは楽になるようで、この機械は喘息の患者さんの家ではよく購入して持っていたりします。
今日は暖かく、十勝川本流には結構カモが・・・狩猟鳥になってる連中を随分見ましたが、全て逃げられました(−−; わんわんの脚の色が変わる。 血色が良くなったんだ!・・・と、自分で驚きました(駆虫の効果+レバーを与えたせい?)。 12月6日(火) 晴れ。
パルボ仔猫の点滴を止める。この病気の下痢はスグには止まない事が多いので、元気と食欲があり、便がある程度粘っこくなれば、大体は「治った」事にしている。 帰した後で、ごはん与えすぎてお腹壊して亡くなった子もいたが・・・(−−; 早朝、帰らぬ人となってしまった疑肝リピドーシスネコさん。 パルボとは又ひと味違う激しい下血や容態の急変の様子から、飼い主さんの同意が得られたので遺体を剖検しサンプルを病理検査に出す事に。 一応・・・
2,肝臓の病変はある(しかし、直接の死因とは言いにくい)。
3,胃内はオッケー、それより下部(小腸・大腸)は異臭を伴う血様の液体に満たされており、この辺り、特に空回腸と結腸の結合部位に問題があったように見える)。期待としては、細菌やウイルス増殖の証拠が出てくれば感染症、特殊な細胞(好酸球など)が出てくれば免疫系のトラブル・・・コレくらいしか思いつきませんでしたが、全く予想してなかった診断が出る可能性もあります。 時々、忘れた頃に何年かに一度、こういう驚くような下血(広義な「ショック」によると考えられる)をして亡くなる患者さんというのが居るので、何か今後の参考になる情報が得られる事に期待してみます。
わんわん回虫混じりの便をする。赤く見えるのは、連中が血を吸っていたからだと思います。 鉄分(血液や肝臓)を与えます。 ・・・スズメやカラスの群れに大分アタックをかけてみたが成果実らず、カモおらず(−−; そういえば、チョウゲンボウ(とにかくハヤブサの仲間のちっちゃいヤツ)が狩りをしていた。 連中は相手を選ばんで良いから、気楽だな〜 知り合いの先生の奥さんが、「じぶ煮」を作ってくれた。 金沢名物のマガモ料理です。 主婦の作った料理って上手いな・・・ 12月5日(月)
くもり一時雪のち・・晴れ。今日は朝からまぶたが重く、女の子は部屋中換気しまくり(^^; 市内を移動していても、胸が苦しい1日でした。 パルボ仔猫が鰹節をなめる。 血便が止み、普通の下痢便に。 後は体力勝負。 力尽きる前に、栄養吸収の出来る消化管の再生が起きて欲しいです。 とりあえず、「甦った」って感じ。 昨日黄疸で入院したネコさんに、パルボ類似の症状が出る(ど派手な血便)。 ワクチン接種歴アリの子で、ストレスによる肝リピドーシスの疑いだったんですが、類焼鑑別をキチンとやる必要が出・・とりあえずパルボ抗原(は)陰性。 何らかの理由でワクチンが効かないケースとかあったりするのでヤヤコシイですが、似たような病気もいくつか候補があり、思考は錯綜・・・。 例えばネコ白血病ウイルス。 初期の感染では抗原検出キットでは発見できず、生き残って1ヵ月以上した頃に再検査すると原因(あのときのアレは!)が判ったりします。 (通常多いのは)体がだるくなる程度から、(滅多にないが見た事はある)具体的な症状・・つまり激しい血便や貧血、黄疸に嘔吐、呼吸困難などを呈して急死する子まで色々います。 まあ、現状では、一番ヤバ気な結果に至る可能性のある自家中毒的なストレスに起因する肝リピドーシス、並びにそっちの合併症による貧血やら呼吸困難や多臓器不全(やっぱり血便が・・・)の治療を行います。 夕方には呼吸困難が始まって、少々しんどそうです。 改善がなければ明日は血液検査、場合によっては輸血になります。 予後は・・・チョット微妙な感じです。 わんわんが回虫を吐く。 ドロンタール内服。 野に住む生き物を、ミミズやバッタから始まって色々喰わせたせいかな? マガモのレバーとハツを使って、どて煮(洋風)を作ってみる。 ショウガやネギ、味噌や醤油に混じって、コショウにガラムマサラ、パイナップルやトマトジュース(無塩)を使ったんですが、一番美味しかったのは甘さと酸味を加えるために使ったパイナップルでした。 ステーキにかけるソースに使ったら良かったかもしれません。 12月4日(日)
晴れ。ネコspay1。 尿閉解除1(ネコ)。 怒濤の来院14件。 あたしゃ疲れた・・・(^^; わんわん13羽目。 670g。 マガモ雄。 早朝、診察開始前、氷点下10度の所をほっつき歩いた成果。 昨日のコガモ効果かな? 朝からよくカモを追っていました。 早朝ゴルフで突然死って多いそうですが、好きな事やって不整脈出たって笑われるだけ(^^; 一応、厚着をするんですが(すっごいアヤシイ人!)、ウェーダーの上からでも十分に寒く、水に浸かったらチョットしんどくなりました。 夕方・・・朝から怒濤の来院・入院で息つく暇もない程だったのが、診療が途切れて少しホッとした瞬間に、ドッカ〜ンと、でかいのが来たりしてましたから、やはり、しばらくは注意した方がよい時季のようです。 本の紹介。 『知らないと危ない麻酔の話』フランク・スウィーニー著(講談社+α新書) この本は、米国の麻酔科の専門医が一般の人向けに書いた「麻酔のしおり」です。 一般向けの麻酔の入門書なんですが、内容はどうして、訳者後書きにも出ていますが、その翻訳作業と同様簡単ではありません。 ヒトの麻酔科の専門医はコレくらい当然知っとるんかなあ?と思ってみたりしますが、訳者の先生は半分訳して挫折、医局の先生方17人で分担して訳したそうで、ワタクシなんか日本語になっているのに1/4読んだ当たりで既にヒイヒイ言ってます(^^; 現在(2005年4月)、日本には麻酔科認定医424人、麻酔科専門医3484人、麻酔科指導医2066人いる・・・とか、なんだかタメになってしまう注釈が結構付いています。 獣医師の方はと言うと、北海道には1つの獣医学部と2つの獣医学科のある大学がありますが、このうち麻酔科に当たる講座のある大学は1つだけですから、この業界の底の浅さを露呈してしまっています。 一度だけ、米国の獣医師(もちろん大学の先生)の実習に参加しましたが、いわゆる麻酔科の専門医は通常の獣医師とは麻酔の使い方が相当違っていて、受け身に先方の話を聞く分には言ってる事は理解できるのですが、決して自分でそのような麻酔薬のコンビネーション(平たく言えば趣味に走った)は考えつかんだろう・・・というような仕事をしていました。 でも、向こうの大学では専門医が麻酔を看ない事は考えられないそうですからソレで当然、一般の町医者との間で麻酔の精度が著しく違ってしまう現状を肌で感じたりしました。 この本の中では、麻酔はスゴイで〜、専門医はスゴイで〜というような事ばかりが書かれているのではなく、よく使用される麻酔薬の使用法や使用目的、麻酔のリスクや副作用、一般の患者さんからの質問にほぼ全て応じるようなカタチで、少し専門的な部分にまで踏み込んで、詳しく平易に解説してあります(しかし、内容量が多すぎて読み尽くすのがシンドイ)。 クドクドあちこち紹介するのもシンドイので、ええな〜と感心した事を一つ。 術前検査の要・不要について。 世間の(米国の)医師の受けさせる術前検査(日本の医師だって、最近では獣医師もやる)の80%近くは不要である・・・そうです。 具体的な話は端折るとして、基本的に通常の診察で異常がない患者には、血液検査や心電図検査、レントゲン検査は「意味がない」事について詳しく解説してくれています。 余計な検査の好かんワタクシとしては、思わず、「う〜ん!」(にっこり^^)と思ってしまいますが、「専門医」と名の付く方の言っている事ですから、含蓄があります。 斜め読みしただけですが、結構良い事があちこちに書いてあって、それでも(僕が)頑張って読もうと思います(^^; 12月3日(土) 晴れ。 冬らしい1日でした。 パルボ君が爪研ぎをしていた・・・ 「おおお!」と期待してしまいますが、食欲は無し(ーー; とりあえず、使おうか迷っていたネコ用インターフェロンを投与。 免疫力がアップして、治療期間が短縮できるはずなので。 仔猫の事とて、早いとこ回復させないと力尽きてしまいます。 何というか・・・わざわざ紹介されてきた患者さんというのがいるんですが、トリさんとかならまずは丸投げ状態、さもなきゃ嫌ないじり方して放り出し、イヌ・ネコならば一癖ふた癖、怪しげな知識(主に被害妄想的な)にガチガチになった飼い主の方、既に治療して手垢の付いた癖のある状態での来院が多いんです・・・ 真っさらな初診のヒト・・・最近居ないぞ〜!
今日もカモは獲れず。いよいよ寒くなり水位も下がり、支流には早朝の一時を除いてカモが居ません。 十勝川の本流に行くとコガモやホオジロガモ(非狩猟鳥)がゾロゾロ・・・ ホオジロガモの群れの中にはなにやら獲っても良さそうなカモがかなり混じっていますが、全然ダメ。 見晴らしが良いので遠くからでも感づいてサッサと逃げられるか、近づいてもものすごいスピードで逃げられて終わり、さもなきゃ去年と同じで、水面にウジャウジャ居るカモの群れを上空から様子見て帰ってくるだけです。 川原のカラスすら・・・! そんなこんなで、フラフラしていたらオオタカの食痕を見つけました。 ちょうど食事中だったようで、慌てて飛び立っていく所でしたから間違いありません。 写真だと判りにくいですが、コガモです。 このカモは、獲ってもよいカモの中では一番味が良いらしいのですが、動きがすさまじく速くって一度もわんわんに獲らせる事が出来ませんでした。 オオタカの基本性能の違いでしょうか? 時々見かけるんですが、わんわん真っ青、すごいスピードで飛びます。 コガモの頭だけ残っていたので、わんわん大喜びでした(^^; 12月2日(金) 晴れ。 外傷縫合1(イヌ)。 ネコspay1。 良い子なんですが、しょせんは半野良。 ゴーカイに逃げて保定ケージでした(^^; 卵塞セキセイ君の退院。 見違える程元気にはなりましたが・・・ 1,卵殻が残っている(7〜14日の猶予を戴いて、再度摘出?) 2,エサを全く食べない(フィーディングチューブで強制給餌すれば元気ですが、自宅だと?) ・・・というわけで、本当だったら入院継続ですが、一度お返ししました(費用が・・・)。 ストレスの多い病院と違って、自宅に帰ったらエサを食べ、元気もソノママ、1週間も待った頃には自然に卵殻が・・・と、都合の良い事を考えてみましたが、ちょっと心許ない感じがします。 パルボ君は小康状態。 野明の血を輸血しようか思案中。 アホが伝染る・・・なんて、笑ってられるくらい元気になって欲しいので。 わんわん、足革を新調。 アイルメリ方式なので、あちらでいう所のジェスとアンクレットの部分。 本人の名前や病院名、電話番号にメールアドレスが書き込んであります(迷子札^^;)。 あまり気にしていなかったんですが、新しい足革は握りやすく飛ばしやすい感じです。 ・・・しかし、カモが獲れそうなのは早朝、氷点下の時間のみ。 羽根が凍るし、体固いしで、あまり上手い事カモを追ってくれません。 もうじき、そういう時間であっても姿も見なくなります。 そうそう・・・やたらと、空中を飛ぶ獲物(カモとかカラスとかスズメとか)をヤル気無さ気に見過ごすので、羽ぼし(今日使ったのはアイガモの手羽)を空中に放ってみたら、ビックリする程ナイスキャッチ! 確実に獲れそうな、陸にいて水中に潜れなさそうなカモばかりでなく、飛び立った瞬間の連中(特にカラスを!)をビシバシ獲って欲しい所です。 12月1日(木)
晴れ。昨日にもまして強風。 猫汎白血球減少症(猫パルボウイルス感染症)の患者さんが入院。 この病気は猫テンなんて言ったりしますが、通称「猫のテンパー(ジステンパー)」、イヌのジステンパーのように感染しやすくコロコロと死んでしまう事から、こんなあだ名がつきました。 冬季因子(寒さと乾燥)の話があるので、この時季に流行ります。 仔猫は本当によく死んでしまうのですが、今日の子も微妙。 1月から女の子がいよいよ手伝いに来れなくなるらしく・・・内心アテにしていた学生バイトが難しいらしい事になり、チョット困る。 う〜ん。 昨日の朝日新聞ですが・・・帯広でも今月21日に説明会があるようです。 考え方だとは思うのですが、製品としては安いと思います。 治療としては高額医療の部類に入ると思います。 飼い主さんのなかには、試してみたい方(通常の治療に反応しなくなって困っている患者さん)も大勢おられるのではないかと思います。 僕の理解では、50%〜75%程度の患者さんに有効なようです。 記事には「抗体」とありますが、「サイトカイン」の間違いのように思います。 「犬のアトピー性皮膚炎治療薬、東レが開発 2005年11月30日09時10分 東レは29日、遺伝子組み換え技術を使った犬のアトピー性皮膚炎治療薬「インタードッグ」を開発したと発表した。12月2日から獣医師向けに発売。犬から採取した抗体と遺伝子組み換えしたウイルスをカイコに注入・培養してできた抗体を原料に生産する。同社によると、アトピー性皮膚炎の犬は全国に約100万匹いるといい、最初の1年間で約10億円の売り上げを見込んでいる。」 |
|
この記事は、北海道帯広市に在住していた当時に書かれました。 2006年1月を読む。 ©Sensei WATARAI 2005 |