【こまくさ@蔵王熊野岳】

山行記録 - 平倉山荘 -

2007年07月22日(Sun)

【蔵王連峰/中丸山コース(ライザ〜中丸山〜熊野岳/往復・エコプロ】

【メンバー】 単独

【歩行距離】 約00km (カシミール3Dより)

【所要時間】 約04時間10分

【山】 中丸山(1562m)・熊野岳(1840・5m)

【地図:1/2.5万】 蔵王山

HOME / 2007記録 / What's New / 登山情報 /


【山行メモ】

先週の連休から引き続き、今週も中丸山コースを歩く。

先週15日は台風4号接近中の山歩きとなり、連休二日目の16日は中丸山から下り始めたそのとき、
地震の強い揺れを感じる。新潟中越沖地震である。

両日とも天候が悪く、ライザから中丸山を往復しただけとなる。
さくらんぼシーズン後の1ヶ月ぶりの山歩きの体には、ちょうどよい距離であった。
(正直、雨合羽をきての中丸往復だったので、結構きつかったが。)

さて、今日は熊野岳が雲の中に入っていたが、天気予報も曇りだし
なんとなく先週の雨合羽山行に嫌気を指していたので、雨合羽をザックにしまい
「濡れてもいいや山行」で歩き始める。

小鳥たちのさえずりが気分良い。
中丸山頂まで、約1時間10分。いいペースで登っていく。
この夏に新調したスパイク長靴「岩礁NS55」が履くたびに具合良くなっている。


先週歩いたとき、台風の強風で落とされたブナの枝に、実がたわわに付いていた。
きっと今年は、ブナの実の豊作の年なのだろう。
今日、頭上のブナの実を注意して見てみたが、これといって目立つほどの実は無かった。
なぜだろう。

7月8日に上山山岳会のメンバーによって整備された道は快適だ。
中丸山頂を過ぎたあたりから、雨粒が落ちてきた。

トド松の林までくだり一本つける。
尾根に出るころには、雨は上がっていた。

月見が原は花畑。
ハクサンチドリ、ウラジロヨウラク、ネガリノギラン、
イワカガミ、アオノツガザクラ、アカモノ、シラタマノキ
花の時期の山歩きは楽しい。

ワシ岩を左手に見ながら、石畳に入る。
そのうち、道迷い防止のため目印をつけよう。

以前、7月20日が「海の日」の休日だった。
「海の日」は「コマクサの日」。
数年前の山行記録にこう記したことがある。

石畳沿いには、霧雨に濡れたコマクサが
数多く咲き誇っていた。
苦労して登り、山頂間近で迎えてくれるコマクサの花々。
山登りの醍醐味である。

6月に登ったとき、蔵王山神社の祠の扉が壊れていた。
その旨を蔵王GZK局長さんに伝えていた。
今回、扉は修復されており、また祠の脇にある、非難小屋の中では
床と椅子が新しく作りかえられていた。

雨の熊野山頂をさっさと後にして、来た道を戻る。
中丸山からの下りこみの途中、先週もお会いしたエコプロのガイドさんと出会う。
先方も私のことをおぼえてくれていた。
今日は、天気も上がりそうである。良いガイド山行ができる事であろう。

6時45分、歩き始める。登山口の看板。 登山口に咲いていた、ヨツバヒヨドリ。 仙人沢にかかる「仙人橋」
滝見場から眺める「ツバメ滝」 オオカメノキの実 まもなく中丸山山頂。
雨粒が落ちてきた。 月見が原で、マルバシモツケ。 ネガリノギラン
ウラジロヨウラク イワカガミ ハクサンチドリ
コマクサが咲き誇る。 霧雨に濡れた「コマクサ」 熊野岳山頂
山頂にある蔵王山神社。 扉枠が修復された。 非難小屋内の新調された床と椅子。
真新しい椅子。 アオノツガザクラ 帰り道の仙人橋で、セルフタイマー撮影。

 


Copyright(C)2004 Hayato Sato. All Rights Reserved.