【自宅近くからの上山葉山(三吉山の奥)】

山行記録 - 平倉山荘 -

2006年12月10日(Sun)

【上山葉山/仙石地区〜上山葉山ルート/往復】

【メンバー】 単独

【歩行距離】 約3km (カシミール3Dより)

【所要時間】 約3時間10分

【山】 上山葉山(687.4m)

【地図:1/2.5万】 上山

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【山行メモ】

上山市仙石地区。
畑の中の林道をSJ30で進入。
標高300mあたりから歩き出す。
鬱蒼とした杉林を登ってゆく。
地形図には点線が表示されているが、
積雪もあり全行程において
道跡ははっきりしない。
標高400m付近で杉林を抜け
尾根に出る。積雪約5cm。
470m付近には、ルートを遮るように
黒いテープが横に張られていた。
黒テープを過ぎると、尾根上に
大岩@が現れる。大岩には登らず
南側を巻くように登ってゆく。
大岩@を過ぎ尾根上にルートを戻す。
尾根北側(行く手左手)は崖状に
切り落ちている。崖状の斜面は
岩観音へと延びる北尾根まで続いている。
潅木のある細い尾根を登ってゆくと
大岩Aの基部に着く。ここは、
尾根の左右がルンゼ状に
切れ落ちていて、尾根幅が
一部、非常に狭くなっている。
大岩Aの画像。
大岩@は基部を巻いて通過したが、
ここは大岩を登ってゆく。
大岩といっても、高さは約3〜4mのもの。
大岩Aの上部は岩観音へと伸びる
北尾根との分岐となっている。
北尾根への入り口には、画像のように
松の木が倒れ横たわっていた。
引き続き点線に沿って尾根上を登ってゆく。
今度は大岩Bが現れる。
この岩は攀じるには、ちょっと危険を感じる。
岩の西側(行く手右手)を巻いて進む。
すると、古い赤布が現れる。
葉山から三吉山に伸びる
登山道のある尾根との間にある
もうひとつ尾根がある。その尾根との
分岐の目印のようである。
大岩Bから先の尾根は、
広く斜度も緩やかになる。
わずかに下る鞍部には、
雪を被った丸い岩があった。
「丸岩」と呼ぶことにする。
丸岩を過なだらかな尾根を
登ってゆくと、登山道らしき
道跡に突き当たった。
地形図の660mのピーク地点である。
下山時のために細木を折り曲げ目印にする。
合流した登山道を左手(南東方向)に進む。
ピンクテープや黄色いビニールテープが
木々に結び付けられている。
葉山山頂もまもなくのようだ。
針金に結ばれたピンクテープ。
11時15分、葉山山頂に到着。
山頂からは、生居地区へと下る登山道が
南西方向に伸びていた。
デジカメを持って記念撮影。
ドコモ(ムーバ)で自宅に電話をし
下山ルートを当初の予定から変更し
登ってきたルートを引き返すことを
留守電に伝言する。
大岩Bの頭にあった表皮の
剥がれた太い木の画像。
これを目印に東方向に進路を変えて
下ってゆくと、先ほどの赤布が現れる。
大岩を下る時は足元に十分注意して下る。
ピンの抜けた落ちたスパイク長靴は
よくスリップする。下るにつれ気温があがり
雪も解けだし、登り時の足跡が判りづらい。
上の画像は、杉林上部尾根の南端から
上山市内を眺めた様子。
カミンからR13号線へと伸びる市道が、
正面に見えた。
杉林を下ってゆく。
日が差し込む杉林は、荘厳な感じがする。
12時35分無事にSJ30に到着する。
今回は、今年2月5日に途中撤退したルートを
無事山頂まで登ることができ、
距離・時間ともに短いものであるが、
満足のゆく山行きとなった。

 

今回のルート図

 


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