【山行メモ】
午後から高原散策案内の予定が入っている。
「今日はダブルヘッダーで行こう。」と意気込んでみる。
とは言え、そう自慢するほどのダブルヘッダーではない。
午後の案内は、小一時間の高原散策。
そして、午前中の山行きに
中丸山コース、熊野岳・馬の背・御田の神の周回コースを歩こうという
まぁ、自己満足的"へなちょこ<_ブルヘッダーである。
今日は、久しぶりの晴天となった。
全国的に、梅雨明けが待ち遠しい時期のなか
意外に空は晴れ渡たり、気分のよい山行きができた。
ライザからの登りルート・中丸山コース、
そして、
馬の背からの下りルート・弁天平コースのそれぞれが、
2週間前に上山市山岳会のメンバーによって
登山道整備が行われている。
雪解け後、
中丸山コースに横たわっていた3本の倒木、
山頂手前の木道の傾き、
そして、笹に覆われた登山道は
すべて修復・整備されていた。
山岳会会員の活動に感謝をしながら歩かせていただく。
ただ、傾きが修復された木道のうち、下から4個目に
多少のぐらつきが残っていたので、念のため注意が必要である。
そう、そう、昨年は7月17日にこのコースを歩いている。
その時は、開花している高山植物の種類が非常に多かった。
しかし、今年はといえば、
コマクサ・ハクサンチドリ・トキソウ・サワラン・キンコウカ
といった種類のみ。
開花時期が一時期に重なった昨年ほど
楽しめなかったのが残念である。
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おなじみ、中丸山コース登山口。
山行き車SJ-30は、運転する機会が
少ないと、機嫌を悪くし白煙を吐く。 |
ブッシュクリーナーで整備された
中丸山コース登山道。 |
傾きが修復された木道。
登りはじめから4個目に多少の
ぐらつきがあり、注意。 |
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いつも静かな中丸山山頂。 |
鞍部から伸びる木道。
濡れている木道は非常に滑る。
オオシラビソの若葉が淡い。 |
ギンリョウソウ。
朝日を浴び、透き通って見える。 |
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最近、登山者が少ないためか
ケルンに積まれる石が少ない。 |
月見が原に続く登山道。
奥には熊野岳が見える。 |
ハクサンチドリとネバリノギラン
昨年同時期に比べ開花している
花の種類が少ないようだ。 |
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熊野岳山頂手前の石畳入り口。
このルートをくだりで利用する際、
進路は、この道標から右にカーブする。 |
熊野岳山頂のコマクサ。
終わりかけの花もあったが
まだまだ見頃だ。 |
コマクサの群生。
ここのコマクサは、ほかの山のもの比べ
全体的に淡い感じがする。 |
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熊野岳山頂。
久しぶりの青空で、気分よく歩く。 |
言わずと知れた蔵王のシンボル
『お釜』 |
今回は、刈田峰神社まで足を延ばし
この夏の山行安全を祈願する。 |
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刈田岳からのお釜の眺め。
今年は、山新・縦走隊がこの蔵王連峰を
縦走しながら夏山レポートをする。
明日、宮城県七ヶ宿町を出発し
29日に連峰北端の面白山まで辿る。 |
お釜見物の人々によって積まれた
刈田レストラン近くのケルン。 |
以前、県境裁判の舞台となった
北斗観光リフト駅舎。
荒廃が進み、近々、撤去されるとか? |
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現在、営業されている山交リフトは
この北斗観光リフト残骸の南側にある。 |
サワラン、アサヒランともいう。
キンコウカの黄色い花の間に
ひときわ鮮やかな
ピンク色の花を際立たせる。 |
ライザ・ぶな平ゲレンデの「一本ぶな」。
スキー少年団に入っていた頃
リフトが運休する吹雪の中
このぶなの脇を歩いて登り
スキー練習をしたことを思い出す。 |
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お清水の森まで下ってきた。
蔵王権現石仏の前にある
ぶなの原生林。 |
お清水の森の湧水で汗を流す。
このザックとも十数年の付き合いとなる。
カナダMECのオリジナルザック。 |
登山口に到着。
終始、天候に恵まれ気持ちのよい
山行きができた。 |
Camera: Nikon F3
Lens: Nikkor50mmf1.4
Film: Fuji Superia Venus 400
FilmScaner: CoolscanV
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