こんな太さです。

山行記録

2004年6月9日(水)

【蔵王連峰/中丸山コース(中丸山往復)】

【メンバー】 単独

【歩行距離】 約km(カシミール3Dより)

【所要時間】 約時間分

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【山行メモ】

早朝、サクランボの仕事が意外に早く終わったので、中丸山コース・中丸山往復に行ってきました。

登山口となるライザスキー場・ペアTリフト降り場付近まで、山行き車SJ30を進めます。敷石工事をするのでしょうか、1台の重機と長四角形の石が多数置いてあります。スパイク地下足袋を履き、タオルを被り9時50分に出発。天気も上々です。登山口には、登山届けのポストが新設されていました。最近、何かと遭難騒ぎの多い蔵王ですから・・・。下りの登山道脇にはツルシキミの赤い実が目に付きます。

登山口のポスト

9時57分、仙人橋を通過。対岸を登り始めると、ミヤマニガイチゴの地味な白い花が咲いています。

仙人橋 ミヤマニガイチゴの白い花

今日は登山道を歩いていても、チシマザサの笹薮の中が気になります。今週末は、会の『登山道整備&たけのこ汁の日』のはずです。この時期、サクランボで忙しい私は毎年参加できません。一足先に『たけのこ汁』にありつこうとしましょう。会の皆さんm(_ _)m

10時14分、滝見場通過。左の画像は、滝見場からの『ツバメ滝』です。登山道脇のブナ林には日差しが斜めに差し込んでいます。とてもすがすがしい気分です。これだから山はやめられません。

ツバメ滝

いろは坂看板の手前から登山道をショートカットするように、笹薮に入って行きます。仕事柄、『山の幸』はよく目にするのですが、それを探すとなるとまだまだ初心者です。笹筍の時期としては、グットタイミングのようです。このあたりの笹はあまり太くありません。当然、顔を出してくる筍もそれなりのようです。太いもので人差し指くらい、ほとんどは小指から薬指くらいの太さです。笹薮の中にツクバネソウの花が咲いています。

こんな太さです。 ツクバネソウ

いろは坂、10時42分通過。昼過ぎには家に帰りたいので、ここからは登山道に戻り中丸山山頂を目指します。

標高1450m付近から、樹高が低くなり見晴らしが良くなります。まもなく、木道が現れます。木道は、雪に押されて仙人沢側に傾いています。ぐらぐらしますので、木道の脇を歩きます。ハクサンチドリが一輪咲いています。

 

傾いた木道。ぐらつきます。

山頂までの道沿いには、ツマトリソウやイワカガミ、そしてマイヅルソウが花を咲かせています。ムラサキヤシオツツジやムシカリ、そしてウラジロヨウラクの木々も花を咲かせています。

ハクサンチドリ ツマトリソウ イワカガミ
ムラサキヤシオツツジ ムシカリ ウラジロヨウラク

11時05分、中丸山山頂到着。ここは、いつでも静かな山頂です。熊野岳山頂方面は、沢沿いから雲が沸き上がっています。梅雨の合間の晴れ間ですから、大気が不安定なのでしょう。気温が高いうえ、笹藪を漕いできたので結構汗をかきました。水分を補給して、11時08分に下り始めます。

中丸山山頂 雲が湧き上がる。

11時21分、いろは坂通過。28分、滝見場通過。38分、仙人橋通過。

11時47分に、登山口に到着。車の脇には、タニウツギのピンクの花が咲いていました。

オシズの森から流れ出る小沢で汗を流した後、車に乗り込むと、スクール校長のS/S先輩が車でやって来ました。石畳の作業現場を見に来たとのことです。最近始まった工事らしいのですが、ここ数日、作業は進んでいないとの事です。

タニウツギ

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