KEI-SAN(自作)

リールをピクシーにしてからは0.5gのオモリも使えるようになったんで、K-ZANの穂先のSSよりもっと柔らかいのが欲しくなり、2005年のシーズンに自作をしてみたら、これがなかなかいける。(写真手前から3番目)
最初に作った方法は、0.1mmのステンレスの板を布ヤスリで0.05mmぐらいまで削って、中間から両面テープで2枚(0.1mm)追加した3枚合わせ。
残念ながらこの方法では、根本が曲がりやすいので色々研究したけど、結局、K-ZANでやっているステンバネ合わせ方式が一番いいみたい。



0.1mmのステンレスを更に削った穂先と、0.3mmのステンレスとを中間で繋いだ方法で、穂先の長さ、ガイドの位置、先端の厚さを色々変えた試作品を多数作成進行中。

合計で9本の試作品を作りました。
自分自身で使ったり、他の方々に使ってもらったりしながら、評価をしてみると・・・。

私の穂先に求める性能とは、ワカサギの微細な反応でもしっかり出ること、これが優先です。
ならば、穂先はただ柔らかいほどいいとなりますが、柔らかくするとフッキングは難しくなります。
固い穂先は、竿の反動でフッキングもしますが、柔らかい穂先はフッキングを意識すればするほど、ワンテンポ遅れがちになりその時点で公魚はエサを放すので、穂先の感度に合わせたテンションを意識して早めに&ゆっくり&ストロークを長く・・・となります。ただし、うまくフッキングできたと思っても刺さりが弱いこともあり、ワカサギがフッキングできているか穂先を途中で止めることはバラしにつながるので、ワカサギを散らさないためにも、そのままリールを巻いてテンションをかけた状態を維持することが必要です。
このテンションがかかっている状態で、釣れているのか釣れていないのかがわかることと、巻き心地が柔らかさにプラスしなければならない要素になってきます。

今までに何人かの方にKEI−SANを使用してもらいましたが、多くはワカサギ釣りが初めてという方でしたので、かなりフッキングには苦労したようです。
K−ZANの穂先の材質はステンバネという素材ですが、私の自作はステンレスですので、強いフッキングでは曲がってしまいます。(ステンバネは曲がりを直せば元に戻りますが、ステンの場合は癖が取れにくい)
お貸しした穂先はグニャグニャになってましたが、実はこれは素材だけの問題ではなく、フッキング自体が強いから起きてしまいます。

曲がりの問題はどうすれば解決できるのか悩みましたが、この部分は金属で作る限り解決できそうにはないと考えますので、私の穂先を使う場合は逆に曲がるようだと穂先にあっていないフッキングと考えてもらう、フッキング練習穂先と割り切ってもらうことにしましょうか。笑。




上が1,000匹以上釣ったK−ZANのゴールドステンSS
下が186匹釣ったKEI−SAN SSの状態

はっきり言ってK−ZANの穂先は完成の域に達した穂先と思います。これは使いこなせたときに初めてわかる凄さです。
KEI−SANの穂先はこのK−ZANに近づけるだけが精一杯ですが、自分だけのスペシャルを作ることができるので、先に書いた要素以外の部分(たとえば誘い・お笑い)を更に研究する予定(?)です。

                          2006.1.29