トレーラブルボートを購入した当時にはトレーラ側にけん引する車を登録するしかなかったのですが、現在はけん引する車両側にけん引可能なトレーラを登録できるようになったようで、車の買い替えをしたために車両側かトレーラ側かのどちらかに登録しなければならないのですが、車両側に登録するほうが利便性があるので、ヴァンガードに登録をしてみようとネットで調べながら自分でやってみました。

登録のためには、連結検討書という計算書を作成して陸運支局へ持っていく必要があるようです。

この連結検討書はヤフオクで2,400円ほどで作成依頼ができるようですが、この連結検討書をデータを入力するだけで作成できるHPがあったので、自分で作成してみることにしました。

上記のHPとはリトルハウスさんというトラベルトレーラ等の販売をされている会社のHPです。
(リンクならびに計算書の使用許可に関しては承諾を頂いております。)

先ずはデータを揃えなければならないのですが、車検証に記載のデータだけでは計算できないようで、そのデータは「自動車諸元表」という本を持っていれば入力できるようですが、一般の方はもちろん車の販売店でも持っていることはない本のようで、私の場合にはトヨタのお客様相談センター(HPに電話番号はあります)に問い合わせしました。

電話で対応していただいた女性の方に、「購入した車の連結検討書というものを作成したいので、諸元表に書かれているらしいデータを調べていただきたい。」と、下記の項目についてお聞きしました。
(調べていただくデータは下記の種類ですが、車検証の型式等を聞かれますので、車検証を用意してから問い合わせしてください。)

最高出力・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・○○○kw(カタログ等をお持ちの場合はその数値でOK)
主ブレーキの制御停止距離・・・・・・・・・・○○m
主ブレーキ計測時の制御初速度・・・・・・○○○km/h
駐車ブレーキの制御力・・・・・・・・・・・・・・○○○○N(ニュートン)
駐車ブレーキの操作力・・・・・・・・・・・・・・○○○N(ニュートン)

電話対応していただいた女性の方はとても感じがよく、「調べるのに半日から1日頂ければ連絡をします。」と、携帯に連絡をいただけるとのことでしたが、こちらの必要な数値を教えていただきました。(感謝)

私の車は4WDで必要なかったですけど、FF・FR車の場合には次のデータも必要です。
総重量に対する乗車/積載時の駆動軸重・・・・・○○○○kg

※今回のケースはトヨタの場合であり、メーカーや車種によっても同様の回答を得られるかはわかりませんのであしからず。


ここまでくれば連結検討のための計算書はできたも同然。

リトルハウスさんのHPの「牽引可能なキャンピング トレーラ等の重量」から登録に必要な計算書の作成はこちらからで、計算書の作成のページには入れますが、利用なさる方は注意事項等が書かれていますので、しっかり読んでからお願いします。



入力後の印刷で計算書が簡単にできました。

あとは車検証とこの計算書と印鑑を持って岩手陸運支局へ。



受付に聞きながら最初に向かったのが、整備検査関係の相談窓口。

「初めて車両側にけん引可能なトレーラを登録をしたいと思って来ましたが、登録の方法を教えてください。」と話すと、別の建物の○番の窓口(代書屋)で、第1号様式と第10号様式の用紙を買ってまた来てくださいと凄く丁寧に対応をしていただきました。(お昼時間に行ってしまいスミマセン。)



80円で2枚の用紙と納付書を頂き、また整備関係相談窓口で書き方を教えていただきながら書類を提出すると、「計算書に間違いがないか再計算しますのでお待ちください。」と言われて、10分ほどで再計算も終わり書類を揃えて頂いて、言われたとおりに登録関係窓口に車検証とその書類を提出。
15分ほどで新たに車検証を発行していただきました。
週の半ばの平日だからか、あっけなくスムーズにできて感激!

リトルハウスさんと対応していただいた皆々様に大変お世話になりました。ペコリ。。




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けん引車両へのトレーラ登録