ロードリフター取り付け
バス釣りで、イプサムのリアにバッテリーを3個と船外機を積んだりしてたけど、当たり前ですが結構リアが下がるんですよね。
なんかリアショックも辛そうだし・・・と思ってはいたものの、そんなに支障は無かったけど、ヒッチメンバーを付けてトレーラーを引っ張ると、段差のたびに後ろに引っ張られる感じはあるし、時々連結部分のチェーンが地面に擦っていました。
トレーラーを引っ張っての二度目の釣行の際、決定的な出来事が・・・。
それは陸奥湾の、とあるスロープでの出来事で、バックでスロープへ侵入しようとしたとき、ゴリゴリ!
重みで下がった車高のため、ヒッチメンバーが地面に擦れて、ヒッチメンバーも曲がらんかという位の接触。強引に降ろして、空のトレーラーでそこを越えるときには問題がないから、重みで下がった分の出来事でした。
ここはもうこの車では来れないと諦めたけど、ここに限らず色んな場所があるからと思いネットで調べても、車高ダウンさせた車を通常の高さに戻す「車高調ショック」なるものはあるけど、価格は高いし重みで下がった車高が上がるかわからないし・・・と探していたら、「ロードリフター1000」という商品を発見しました。
イプサムに取り付けられるのか調べて見ると付きそうな感じで、販売元のフリーロードさんへ問い合わせをして、イプサムのサスペンションに合うサイズのものを注文しました。
佐川急便で届いたキットは下の写真の通りで、赤いチューブの本体とホース・バルブ類と説明書で、31,500円(税別)という価格はもう少し安くてもいいかな〜。
実はこのキットには室内から車高を調整できる電動ポンプがオプションであるけど、更に4万円は辛いんで、本体のみの注文でした。
早速、説明書にしたがって装着をしてみました。
左リアタイヤを外しての取り付け前の写真ですが、奥がサスペンションで手前がショックですが、この製品はショックとサスペンションが一体型の車には装着できません。
ジャッキアップにてタイヤを外した状態。 | 赤いタンク(シリンダー)の空気を 抜いて挿入します。 |
内径については結構ぴったりサイズでした。 | 上部に保護用の大きなゴムのスペンサーを入れて、エアホースを装着。 |
片側も装着して、ホースをタイラップで固定し、左右を連結。 左右独立してバルブの装着もできますが、私は連結しました。 |
ヒッチメンバーへバルブを装着。 |
という感じで、作業時間は1時間30分ぐらいで、問題なく装着できました。
トレーラー連結前 | トレーラー連結後。 |
上記写真が未使用時ですが、船首にバッテリーとエレキを積んでいないので2cm程度の沈み込みですが、フル装備では3cmぐらいは下がるはず。
それではちゃんと繋がっているか?
バルブにエアーを入れるとみるみるリアがリフトアップいたします。
「おお!」←写真で表現できない。笑。
連結前の状態にするには、空気圧を0.6kgぐらい入れればOKでした。
高さについては通常の高さよりプラス3cmぐらいはいけると思います。
早速走行してみましたが、前までは段差のたびにトレーラーにグイグイ引っ張られる感じでしたが、全く安定して走れますし、ショックの底づき感は全くなしです。
最低高が問題ない方でも、長距離走行する方にはお勧めです。
尚、エアーに関しては手動ポンプを購入して調整の予定です。
久しぶりの満足できる買い物でした!!
エアー挿入時のシリンダー |
--インプレ--
装着してから結構走りましたが、凄く安定して走ることができます。
イプサムの後部に約150kgの荷物を積み、トレーラーを引いてもその重さを感じないくらいです。
普段のエアーの注入はコンプレッサーからしますが、980円の手動の空気入れでも問題なく注入できます。
尻下がりは、トレーラーと船の重量配分調整も必要ではと詳しい方に教えていただきましたが、船首にエレキとバッテリーを装着しているため、外した状態と装着状態で重心の変化があるため、改善できそうにありませんでしたので、この点は今後の検討事項です。