船外機の原因は

今月初めに起きた船外機の不調の解明のため、男鹿に行ってきました。
まぁ、男鹿でなくてもいいんだけど、チャンスがあれば釣りもしたいし・・・。
Asaやんに行くなら船に乗せて欲しいと連絡がきたけど、直るまでは誰も乗せれないし、今回は釣りではなくあくまで船外機の原因究明ということで、一人で男鹿に向かいました。

釣りがメインではないので(と言っても釣り道具はしっかり積んで)、日の出を待って海に浮かびましたが、湾の外は凄い高波なんだけど、湾内は殆ど波はない。
補助のエレキ用のバッテリーは3個分あるから、万が一船外機が動かなくなって、更に風の向きが悪くても大丈夫だろう・・・ということで、港を出てからいざ全開!!

しばらくすると、やっぱり・・・・。
エンジンの回転数が一度落ちて、少し経つと問題なく回る。
やっぱり、現象がでた。
2週間前に一応整備したんだけどね。。。。

実は2週間前にメーカーに問い合わせをしてて、現象的にはオーバーレブリミッター(船外機の回りすぎを防ぐ機能)を制御するCDIユニットが壊れているか、スクリューのゴムブッシュが緩くなってしまったとか考えられるということで、なるほどなるほど・・・・。
確かに、全開航行の際に現象が出るし、スクリューも一度海底に擦ったことがあるし、どちらも原因として考えられるけど、一番怪しいのはCDIユニットか・・・。
結構高そうな部品なので、もしオーバーレブリミッターが原因として、回転をどこまで落としたら問題がないんだろうと、いろいろ試しているうちに急旋回で必ず現象がでることに、「?」

2時間近く湾内を走った頃、後でCDIユニットを交換して試すしかないな・・・と、朝飯であるカップヌードル(笑)でも食べようかと、港に入った瞬間にエンジンが止まった。
まぁ、走り回ったのでガソリンが無いんだろうとタンクを調べると、その通りメーターはEを指していたので、補助タンクよりガソリンを補給しようと船外機のタンクキャップを緩めると、「シュー」と空気音。

「えっ!」
もちろん、ガソリンタンクの空気口であるスクリューは緩んでる。
もしや・・・と確かめようとガソリン補給をして、船外機をかけようとセルを回せど掛からない・・・。
これも前回の現象。
エンジンカバーを開けてプラグを見るけど、カブってもいないので問題なし。
おかしいな〜と思いながら、カバーを開けたままセルを回すと、キャブからガソリンが出てきてオーバーフロー。。
ガソリンタンクのホースを外してセルを回し続けたらエンジンは掛かった。。

なるほど。。。

これらの現象を確かめるべく、湾内をまた全開で航行しても現象は出ない。
「・・・・こんなことだったか。」



タンクの空気口であるスクリューネジは完全に開けないと駄目だと言うこと。。。

なぜオーバーフローしたかというのは、タンク側の手動ポンプ、あるいは船外機側の燃料ホース・燃料ポンプ側の気圧の関係で、ガソリンを吸い続けたんだろう。(キャブ側については前回分解掃除済み)

今までも、これと同一の燃料タンクは使っていたけど・・・う〜ん、勉強になった。

気分を良くして、全開にての急旋回とか試して船体性能もチェック!して、原因がわかって気分晴れ晴れ。。

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