戻る 道楽 マツモトーイA-2000 M.O.D 先日購入したM.O.Dを分解してみました。 使用した時間は数時間でしたので、分解掃除が必要ということではなく、どういう構造になっているのか、知りたいという目的での分解です。 分解にはマイナスドライバーとハンドルを押さえているネジを外すレンチがあれば、ほとんどバラすことができますが、ブレーキ調整キャップにあるブロンズブッシュをサイドプレートから外すには、スナップリングプライヤーという工具が必要なぐらいですね。 分解はハンドル側のほうから始めましたが、サイドカップを外すとオールドアブよりシンプルなことにびっくり、しかもアブのようにクラッチ側のプレートから外せない部品はない。 各部品の役割を分析してみると、またまたびっくりです。 オールドアブより一見シンプルですが、かなり考えられた設計になっているな〜と思います。 たとえば、クラッチの解除はハンドルを回せば当然できますが、ABUなら最大180度のところ、道楽リールは最大120度のようですから、着水同時バイトなんて時にすばやくフッキング動作に移れそうですね。 それ以外では、ブレーキブロックがスプールから自重では落ちないとか、スプールがブレーキ(キャップ)を緩めてもがたつかないとか・・・。 まだまだ、いいところがあるけれど、分解しやすいのが私には嬉しいですね。 少しだけ残念なのは、ドラグが逆転した時に、ABUならジージーと音が鳴りますが、そのような機構がないことでしょうか。 私はドラグは強めに締めていますので、それほど気にしませんが・・・。 そうそう、道楽の売りのひとつである、ブロンズブッシュについてですが、気づいている人も多いと思いますが、ABUに使用しているベアリングに代えれるんですよね。 わざと交換できるようにサイズをあわせていると思いますが、こんな簡単に改造できるのもいいですね。 いや〜、ABU5500Cの出番が少なくなりそうだ。 戻る |