戻る エレキバッテリーの話 この話のはじまりは、1個のバッテリーを購入したことからはじまった。 シーキングバッテリーというのをシーズンオフに購入したのだが、きっかけはボート用品を購入しようとあるHPを眺めていたら、このバッテリーのキャッチフレーズが目に飛び込んだ 「従来のエレキ用バッテリーと比べ重量が30%も軽く、繰り返し充電の耐久性が3倍。」 なに? ほんとかな? と思った瞬間、カートに入れちゃいました。 商品が届いて見ると確かに軽い! 「また、いい買い物しちゃったな〜。」 と思っておりました。(まだ使っていないのに・・・) 3ヶ月ほどしてから、はじめて使ってみたのだが、「ボイジャーより少し航続時間が短くなったけど、アンペア数はシーキングの方が小さいからこんな物かな・・・。」と気にもとめておりませんでした。 2度目に使用した時に問題が起こりました。 フロートボートで浮かんで、そろそろ帰ろうかと思っていたら、エレキのパワーがみるみるうちにダウン、最後は力尽きてしまいました。 この時の航続距離は、ボイジャーの3分の1ほどで、「え嘘だろ、まさか!」 この日以来、このシーキングバッテリーは怖くて使わなくなってしまいました。 しかし、ある日何気なくまたボート用品のHPを眺めていると(購入先ではない)、シャウアーバッテリーチャージャーのキャッチフレーズが目に飛び込んだ、「バッテリーの容量100%に近い充電が可能です。」 その内容を読んでいると、従来のチャージャーではシーキングなどのバッテリーに充電しても、70%ぐらいの充電しかしていないような内容が書かれているではないか。 ほんとかな?と思うと欲しいものです。 これもまたHPを見てから、10分もしないうちにカートに入っていました。(いいお客さんだ。) 商品が届き、元々ある充電器でフル充電したシーキングに充電をしてみました。 電源を入れチャージを開始すると、いきなり充電完了ランプが点灯! 「え!嘘だろ?? また、やっちまった!」 説明書を見ても、充電終了ランプが点灯したら、充電完了とある。 これじゃあ、今までの充電器と性能が変わらないじゃないか。(^_^;) 購入先に文句のメールでも送ろうかとHPを見てみると、「充電電流が1A/hを切ったところでストップする機構を採用。」と書いていた。 充電器にメーターが付いているので覗いてみると、針は2Aを指している、と言うことはこのまま充電できるということなのか?? そのまま12時間ぐらい充電をしてみたら、確かに1A近くに針が下がってきた。 と言うことは、10A〜20Aは充電完了ランプが付いてから充電できたことになる。 さて、肝心の航続時間はどうなのか? 気になるでしょう。 うかつなこと書いちゃうと、騙された!となりますので、何度も試してから後で結果報告しま〜す。(もちろんボイジャーのバッテリーもね) 報告です。 シーキングを使用しながら思うのは、長距離の連続使用では減りが早いと思います。特に推進力の高いエレキほど・・・。 結論を申し上げますと、宣伝文句に書かれている、「ボイジャーの120Aとシーキングの90Aは同性能」はやはり違うと言うこと。 所詮、90Aは90Aですので、そう考えると納得できます。 使用時間についても3割減で、重さも3割減と思えばその通りの性能・機能です。 あとは、充電の繰り返しによる劣化についてですが、私のボイジャーのバッテリーは2個を交互に使用しながら、4シーズン使用しています。 シーズン中の使用頻度は結構高いので、それなりの耐久性とも思いますが、逆にシーキングの評価はこれから4シーズン以上使用しないと評価はできないですね。 もし同じ値段なら、私はボイジャーを選びます。 価格が3割安ければ、シーキングも選択できますが・・・。 戻る |