私声妄語

今月の標語

もう元には戻れないぞ!
それでなにが変わる?
なにが残るんだ!


ジョン・グリシャム原作
「ニューオーリンズトライアル」より
フィッツ(ジーン・ハックマン)のセリフより引用

全てを己のものだと思った者は
足元が崩れ去るときにも
それが解らない


●10月30日
明日とか言いながらも結局
イラクの人質事件やらなんやらを
ウオッチしていたら3日間も
時間は過ぎるわ紳助が暴行事件で告訴されるはで
色々世間では事件があったとさ(^^;
ブログでこの件に言及していないのは
正直どう書いたらいいのか解らないからで
人質事件に対して言えるのは
双方が拙いなと考えている
双方というのは政府と人質になった青年のことで
まず政府の対応は無策すぎるし
結局前回の何も出来ずに向こうの
コネクションが動いた結果としか
言いようが無いということが今回は効かない
いやそもそも人質の青年を助け出す気があるのか
ポーズだけではないのか?ってことだ
それと人質の青年に関しては
その熱意というものがあったにせよ
わざわざ火中の栗を拾いにいくマネをした
その責任を最悪自分の命で贖わなければ
ならなくなったとしてもそれは
彼の責任だと思う。
その覚悟が無いのに栗を拾って
やけどしたからといって
誰を責めるというのかということ
正直家族のことを考えると鬱になるが
それしか言いようが無い。
良い事と危険なことは違うしそれをするには
覚悟がいる。責任ではない覚悟だ
ちなみに自己責任とか言う連中に限って
責任とはなんぞやという質問に
まともに答えられるものはいまい。
そして紳助の暴行事件
タレントはこういう時不利だと思う
いくら泣いてもタレントという色眼鏡で見られるから
しかも覚悟も無く女性を殴ったとしたら
そりゃあかんわな。お裁きを受けろとしか
コレも言いようが無い。
但し相手の女性も権利やらなんやら声高に
叫ぶのであればあんたにその覚悟はあるんだろうな?
ということは記しておく。
繰り返しになるが権利や責任をいうものに限って
権利と責任をちゃんと答えられない
というか権利というものは
ご赦免状か全てをフリーパスにするものだと
思っているからだ。
そんなこんなで明日は流れた種Dの3話が放送
一応前に振ったネタはこれを観てからにする
でも明日も何かが起こったとしたら
その時は魔物に魅入られたアニメという
称号を与えるしかないな(苦笑)

●10月27日
なんとまー2週間ぶり??の気もするが
実質11日ぶりの本店更新
その間にもブログは順調に更新しているが(^^;
以前からのニュースソースから拾うネタも
TB機能のおかげで確実性があがったし
更新しやすいというのも魅力ではある
もともとそれが目的でブログを始めたわけだし
しかしながらこちらも続けるのは
かなり突っ込んだことを書きたいために
残しているわけで
(といっても当り障りの無いようにしているのが見え見えではあるが)
正直一時の感情で書き散らしてもええんだけど
なかなか小心者はそこまでふん切れません
で、タネD。地震で中断で再放送は同じ時間で
他地域で放送されたところは1回お休み
なんだとか。思えば初回は台風
次はサッカーで時間変更
苦労というかネットでは呪われているとまで
言われる始末(^^;確かに2回までは偶然
しかし3回も重なったらそれは偶然とは言わない
と何かで読んだ気もするが・・・・・・・・
ある意味こんだけ外野が騒ぐ(アンチ、ファン含め)
このタネDがこういうスタートを迎えたのは
蓋然性のなせる業かもしれないなと
必然ではないが偶然でもない成るべくしてなった
そういうことではなんだろうかという気もする。
そのタネD1話観て2話スルー
そんで3話は丁度始まった頃に家に帰ってきたので
チャンネルをひねったた上記のいきさつで
半分だけということだったんだけど
まだ状況が1話からの続きかい!と正直ビックリ
これはもしかして今流行の24現象か!
リアルタイムで話を推移させて物語に喰いつかす
という作戦なのか????
まあどうでもいいことだけど
確かタネも最初の2回はリアルタイム進行だったような???
(奪取、戦闘、その後の流れ)もちろんプロローグと
その後の段取りはまた時間の省略入るんだろうけど
今思いつきで言うなら24手法で4話ぐらいつかって2時間
のリアルタイム進行ってのも流行で良いんじゃないか?(爆笑)
それと何故戦争が起こるのか?ってことが今回のメインテーマ
それについては一言あるのだがそれはまた明日
これはブログでも言っている戦争を考えてみるにリンクするので

●10月18日
1週間ぶりの本店更新
この一週間まーなにをしていたかというと
なんにもしていませんでした(^^;
とりあえずは日々の暮らしをしのいでいたけど
ブログを始めてから何故か映画のネタが多くなり
というよりもとから好きだったのもあるけれど
ここんところ今月頭に観たレンタルの流れで
1本〜3本ほど常時借りてます
そのつどブログに短評をアップしているけれど
今は人気のある映画でも割と早くリリースされたり
(本国での公開が既に済んでる場合は特に(苦笑))
そーゆう場合は見逃した場合でも
早くに観れてそれは嬉しいけれど
やっぱり映画は映画館という思いもあります
最近のシネコンは音響、シートもとってもいい!
昔と比べてもアメニティは充実していますが、
やはり大画面!となると少々キツイ。
特に大阪で言うと70mmを掛けれるコヤは
多分北野劇場(ナビオ阪急)ぐらいかも?
それさえも結構あやしいけれど
南街劇場が取り壊して新しいシネコンに
なることで大阪では1館となるわけです
あと千日前国際劇場もそこそこ
大きなスクリーンなのですが
大規模スクリーンでド迫力なのはもう過去の産物
なのかもしれません
でも先週見たインファナル・アフェア2は
劇場で観てよかったと思ってます
あの雰囲気で観るから余計に面白い
そういうことでまた映画に行こうと思うし
レンタルで関連作品を借りたりするし。
暫くは映画の季節かなと考えています

●10月12日
今日は映画館へ
で観たのは「インファナル・アフェアU無間序曲」
で思ったのは結局組織というものは
人数が多ければ多いほど
頭は誰が勤めても同じだしそれのもの自体が
崩れ去ることは無いということだ。
全然関係ないけれどサンデーGXという
月刊漫画誌で連載されているガンアクション漫画家
伊藤明弘の「ワイルダネス」でもLAを仕切る
巨大組織が出てくるが
(余談だがボスの名前はゴールドスミスである)
完成された一個のシステム(機構)という
セリフがある。この前していたエネミー・オブ・アメリカでも
結局NSAが崩壊したり終わるということは無い
イスラムのテロ組織も以下同文である
ようはその組織が多分1000人以上の
大掛かりになった頃だとは思うのだが
組織は組織として一個の生き物になるんじゃないか?
と思う次第である。まぁ異論はあるだろうし
人数だって正確じゃない
それにコレも構成員ではなく
シンパも含めてということだからだ。
だからこそそのシステムに抗う個人の戦いが
小説や映画のテーマに即していると思った。
あとこれはネタバレになるのだが敵対していた
ボスを殺しその家族も皆殺しというシュチュエーションがある
これも結局同じ事の繰り返しという無間につながる
しかもボスのサムは因果応報を口にする
結局、「ヤったら、ヤられるし、やってあげたらやってもらえる」
イラクやアフガン、パレスチナにイスラエル
イングーシ。チェチェンでもアメリカでも
同じことが言えるがだからといって
右の頬を差し出すことはだれもしないし
慈悲深く持って手を差し伸べることも無い
教えの部分を都合よく解釈しているうちは
そして自分にだけはつばがかからないと思っている
(私も含め殆どに人がそう思っているだろう)
だけど結局はつばがかかる
あとはそれを自分のことと思えるか
そうでないかの差かもしれないなということを感じた

●10月11日
ということでガンダムと続編ネタについてもうちょっと
今まで続編というと否定的な目でさらされ
結果的に第1作を越える続編は数少ない
これは一重に第1作を観た人たちが
脳内続編やら世界、設定を作り上げ
それとは違うと思うと無条件に否定する
のではないかと思われる。
実際ガンダムでファーストの次に制作された
Zはファーストのファンには大変不評だった
しかしそのZにもファンがつきそのファンが
しばらくガンダムを支えていたが
結局Vガンダム以降宇宙世紀から
離れることになった。
その後Gガンダムという作品が出来たが
これは「キン肉マン」と香港映画ノリを
足した作品だと理解している。
が、これが何故か受け入れられた
多分見えを切る所作が新鮮だったためだと思われる
昔は「ロケットォォォ・パァァァァァンゥゥチィィィィ」とか
「トマフォォォォォクゥゥゥブウゥメラァァン」
当たり前だったなかそれを排したガンダムが
ファンを心を掴んだのに対しての逆転現象だといえる
そこから考えても結局はその時々に新鮮に見える
ネタを仕込んで拡大再生産するか
ネタを視点を変えて提供するしかない
(全ての話は既に一度は作られている
ならば世界観とキャラクターをどう練りこんで
演出をするかが作品の成否を決める)
つまりはホンとカントク、キャスト(アニメの場合は
キャラデザイン、メカデザイン声優までと
幅広くなるがそれらをひっくるめてもとどのつまりは
ホンとカントクがコントロールしていない作品は
やはり駄作になる)
このあたりが続編の難しさと言える。
ガンダムは続編としては難しい素材だが世界観を変えることで
命脈を保ってきたがそれはファーストが
作り上げたものだった。しかし今はその影が
一人歩きして巨大に膨れ上がった
その中での続編とはある意味チャレンジャーとは
思うが結局同じ話に堂堂巡りする危険性は
第1話の放送を見て感じた。
しかもファーストへのオマージュも
外すとかなりかっこ悪いことになるにもかかわらず
入れ込んでいる(Zさえも)そのへんの
気概は買ってもいいが最後は監督と脚本にかかっている
実はそこが今ガンダムに限らず全ての
映画、ドラマ、アニメの抱えている問題点なのだ

●10月9日
明日は〜全国のGファンが〜
固唾の飲んで見守る〜
G種D〜の初回放送日〜

ってことで続編やほかについても含め
ざっくりと書いてみよう。
まぁ全体的においてガンダムSEED(以下種)は
けっこうな人気を得たんではないだろうか?
プラモの売れ行きはしらんけど(^^;
私には全員同じキャラの髪型と肌の色分けでの
バリエーション展開かと思ったが
(サブはかなり明確に差別化が図られているように
一見、見えるが実はそうでもないことは
キャラシートを見ればよく解る。)
で、結局戦争巻き込まれ型の悩めるヒーローが
一回臨死体験をして殺さずの男になる
まーヴァッシュみたいなもの(トライガンの主人公
人間によって生み出された全てを産み出す
万能有機機械が偶然に生み出した
意識をもった自律個体、当然超絶な力を持つ)
かというとそうでもない。
単純に何故殺しあうのか?戦争をやめるには
力が必要だけど悪意を徹底的に否定してみせる
その決意としての殺さずみたいな感じだったが
これがファースト世代の癇に障ったのかもしれない
ブログのほうでも書いているテーマの一つに
戦争についてというのがあるが
最近はそれについてのエントリーはない
かなり難しい問題なのでじっくり纏めようとしているんだが
結局戦争というのは人の欲望と願いから出ている
その行為の中で最低なものの一つであることは
間違いないのだが結局欲と願いを
否定することは出来ない。そういった矛盾を
引篭もりな神経症気味の少年を
極限状態に放り込んで語らせるというのが
ファースト「ガンダム」だったわけで
主人公は結局出した答えというのは
最後のシーンで自ら語られている。
が「種」の主人公はラストの前で悟って
その後スーパーマンになっちゃうからファーストファンは
キャラがーとか話が−といっていろいろ
ぶち上げるわけである。
もっともどんな作品でも突っ込むところはあるし
それはファーストでも例外は無い。
というかどんなに凄い世界的名作、オスカー受賞作品でも
そーゆうものは絶対にある!だってフィクションだもの(笑)
つまりはそーゆう突っ込みどころを
あんまり気にさせないように作劇するのが
監督や演出、脚本家のお仕事なワケである
これからどんな話を紡ぐのかはしらないが
前の「種」は911を意識したとか
で今回は「戦争はいけない」と否定した前提を
もう一度問い掛けるとか
テーマは大事だけどあんまり振り回されないよう
結局はストーリーとキャラクターが立っていれば
自ずとテーマは語られるのだから

それともう一つ種にもMSV(モビルスーツバリエーション)が
あるという。物語には直接出ないが設定された
ゲーム用やプラモ用のモビルスーツのこと
例外もあって番組にフィードバックされることもある
でキャラも設定されているようだけど
それの出る出ないがネットで出ていた
けれど初期MSV(ファースト)ではこれは
お遊び企画から発展しキャラも創られたが
本編の後で生み出されたスピンオフ
今の種MSVってば同時進行。ならば
出すのが普通というかそうでもないのに
創るのは無意味だし結果実は世界観を
狭めている気がする。
スピンオフの意味を間違って捉えているようでは
あとが続かないと思うのだが・・・・・・

●10月3日
只今秋の番組改編中につき
自分の中で「スルーした映画を観る祭」を開催中
なので2週間で約3本
「ミシェル・ヴァイヨン」「半落ち」「ニューオーリンズトライアル」
あと「kT」をラインアップ中なのだが
実を言うと「アイデンティティー」と「ツインズエフェクト」
も候補に入れていた。しかし準新作と新作のため
また来月のお題ということで(^^;
短評はブログのほうに掲載中。つーか
観た映画の感想もはやくアップしたいけど
勢いで書くブログと違ってなかなか
エンジンがかからないのが情けない
ところで今日10月3日はゲームの日だとか・・・
なら今週ゲームショーしりゃいいじゃん!と
思ったのだがコレも大人の事情ってやつ??か
それにしてもだ、ライブドアと楽天の件も
なんとなく楽天で決着を見そうな今日この頃
どっちにしろ「大人の事情」ってやつが
幅を効かせてますなー。
昨日(10/2)終了した「鋼の錬金術師」
そんなことを知った風になるくらいなら
俺は子供のままでいいとか(うろ覚え)
いってた主人公でも原作まだ終わって無いじゃん
それが終わるってのは「おとなの事情」では??(爆)
まーっそれなりに決着つけたけどもね
次がガンダムってのはもっと大人の事情だよ(^^;
どっちにしろまたぞろガンダム奪取からとは
そんでなんで戦争が始まるのか?
ってのがテーマらしいけどということはさらに
酷薄な展開にするってことか?
実際にそーゆう話はすごく酷薄だよ
だから渋いおっさんが出てくると画面が締まるし
話も重厚になるんだけどまたお目々パッチリキャラ
はぁーとかいいながらまた第1話は観るんだろうな・・・・・


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