MOVIEtonbori堂

いやー「ミスティック」も「半落ち」もスルーしそうな
今日この頃ですが「王の帰還」は3時間半耐えて
観るつもりの支配人です(爆)
謙さんも帰国そうそう身辺が騒がしくそっちでも
注目の的とは・・・・・・セレブっぽい?
で今日はアクション映画について前回振りながらも
全然違う方向に行ったのでちょっと語ってみましょう

アクション映画と言っても沢山ありますけど心に残るってのは実は少ないものです(普通の人には)そもそもスカッとさせるだけに力をいれていますからテーマとか言っていることは割と常識的な事を語っているからなんですが(ただそれを散々ドンパチして壊しまくる主人公が言っても説得力が無いこともしばしばですが)それでもアクション映画はいつでも人気が高いものです。誰しもわざわざお金を出して説教を聴かされるのはたまらんですからね。だからこそ『ファインディング・ニモ」なんかのアニメはうまいことしているけどそれはまた別の機会に。ここで支配人オススメを挙げてみましょうか。まずは「ダーティ・ハリー」またかよ!って言われるけれど現代の西部劇としてもこれはオススメです。そして「男達の挽歌」シリーズ特に第1作と最終章「狼」が特にオススメ。仁義なき戦いなどの東映やくざ路線をそのままもっていったともいえるそのストーリーとペキンパーからの引用であるスローモーションをうまく使い暑苦しいまでの男達の滅びの美学を究め香港ノワールとまで言われた第1作と全然関係ないけど主演がチョウ・ユンファと監督が同じジョン・ウーというだけで男たちの挽歌とつけられたこの「狼」はこれまた日活アクションのような筋立てで今のジョン・ウーを形作っているものが全部出ている優れもの。チョウ・ユンファが孤独な殺し屋を熱演していてまたしびれます(笑)それとペキンパー先生もので「ゲッタウェイ」は外せませんよね。マックイーンのその所作がプロっぽい!ショットガンの暴力的なまでの破壊力をああまで美しく魅せる人は他にいるんだろうか?変わったところでは「狙撃」加山『若大将』雄三氏がイメチェンを図るべく制作された映画なんですけど筋より出てくる銃とその薀蓄、ライバル役の殺し屋(このネタ結構拡大再生産されているはずでこの映画もそうだと思う)が初老で寡黙なプロフェッショナルで妙に印象に残っています。岸田森氏が革マルくずれの武器屋ってのも良かった。そしてクンフーアクションなら「燃えよドラゴン」ってことになるんでしょうがここはあえてキワモノを(笑い)「ドラゴン特攻隊」ジャッキー・チェンと御大ジミー・ウォングが出ている怪作。筋もむちゃくちゃだけどなんか異様にジミー・ウォングがカッコいい。氏の「片腕ドラゴン」とかもすごいキワモノだけどなんか観てしまうパワーがあります。それを時を越えてアメリカ人のタラ坊がリスペクトするってのもよく考えれば無茶苦茶だな(爆笑)他にもいろいろありますが次のお楽しみにとっておくとしましょうか。

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