MOVIEtonbori堂

全員出動!任務を完遂せよ

スワット

監督/クラーク”メルドリック・ルイス”・ジョンソン

CAST
ホンドー隊長:サミュエル・L・ジャクソン/ストリート:コリン・ファレル
サンチェス:ミシェルロドリゲス/ディーク:LL・クール・J
ボクサー:ブライアン・ヴァン・ホルト/TJ:ジョッシュ・チャールズ
ギャンブル:ジェレミー・レナー/モンテル:オリヴィエ・マルティネス

中学生はタダ(笑)という素晴らしいキャンペーンで映画館への集客を計ったというアクション映画。私は元ネタ『特別狙撃隊SWAT』を良く見てました。あのテーマがかかるとわくわくしながら観てたもんです。しかし銃撃戦のシーンとかがかなり話題になってしまいおまけによく解らないうちに終わってしまった記憶があります。パンフによるとやはり低視聴率による打ち切りだったそうですがストリートをTVで演じたロバート・ウールリッチ(ユーリック?)は後年探偵モノ『ベガス』に主演し人気を博しました。惜しくも先年他界されたときもまだ若いのになぁーと思ったものです。でこの映画・・・・・・正直に言いましょう。これは私のようにGunマニアとかサバゲーマニアとか愛読書は月刊Gunとかコンバットマガジン、Aerm’sマガジンを読んでいる人むけです。もっとも肩の凝らないアクションに仕上がっていますがどうもこじんまりとまとまっているのに特効(特殊効果)が派手というチグハグ感があるんです。ただしオープニングシーンの緊迫感のあるエントリー(突入)シーンはただただカッコよかったんですけど。あとはお決まりのメンバー探しと訓練シーンそして任務で困難にあたり無事解決という王道パターンを踏んでいるんで上記のような事になったんではなかろうかと(^^;それでも訓練シーンや銃の捌き方なんかはしっかりしており流石は警察モノに強いメルドリック・ルイスじゃなかったクラーク・ジョンソン(笑)彼はパンフにも載っていますが「ホミサイド殺人捜査課」のルイス刑事としてよく知られており私もホミサイドは時々観ていたんでちょっと意外でしたね。アクがあるけど目立たない刑事さんでしたから(^^;でも手堅く纏めていたんで下手な人ではないんでしょうけど緊張感がうまく張れないのは少し困りもの。こういう映画ではそこが肝になってきますから。あと悪党軍団が派手な割にはアホすぎもっと連携しているなんて言う展開なら(ここらへんはネタバレです)もうちょっと捻った展開になったかも?つーか一億ドル出すっていってもそんなのは悪党の口約束なんだからそうそううまくはいかんだろうって思わんのかなと言う突っ込みはしてはいけません(笑)それよりはコリンとジャクソンの構えているガバメントがキンバー社というアメリカのガンメーカーのカスタム(コルトM1911A1はパテントが切れたのでアメリカの中小カスタムガンメーカーが自らビルドしたガバメントがある。パラオーディナンスとかが有名)を構えているぞとか、M4カービンとかを観てそのカッコを真似てエアガンをかまえちゃうのが正しい楽しみ方なんです(笑)
でも日曜洋画劇場で観るぶんにはいいかも(笑)
千日前国際劇場にて鑑賞

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