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クラウドすとーかーシリーズ3・ゴールドソーサーで合宿・その1
a Comedy dedicated to Cloud(^^;




「班長、やっぱりあきらめて、あちらのグループに合流しません?」
「おまえまで何を言う!あんなことやそんなことがあったあととはいえ、クラウド様が我々を敵とみなされるはずがない!それがなんだ!『てきよせ』マテリアを持ってふらふらしていればクラウド様が引き寄せられてくるに違いない、などと言ったヤツは!!」
「・・・・・・・・・・・・・班長です」
「(うっ・・・・・・・)と、ともかく、勝つのは我々『てきよけ』マテリア組だ!!場所はコスタ・デル・ソル!クラウド様の第二のふるさとなのだぞ!別荘の冷蔵庫にはクラウド様がお好きな甘いものもたんまり用意した!別荘隣のバーも、オーナーをだまして蜜蜂の館っぽく改造した!ここまでやって、クラウド様がおいでにならないはずがない!」
「そうですね・・・・・・・(ほんとうは私も『てきよせ』マテリア組に入りたかったのに、なんの因果で班長のおもり・・・・・・・・・)」
「さあ、今日も一日が暮れようとしている!きっともうすぐ、あの西の空にハイウインドの雄姿が・・・・・・・・・・」
「雄姿が・・・・・・・・ああっ、見えます!!」
「何?見えてきたか??」
「いえ、ハイウインドがではありません!!あれは・・・・・・・きゃ〜〜〜〜〜、ウソ〜〜〜〜〜〜〜!!」
「な、何が見えたというのだ!!−−−−何?あれ?ただの釣り人ではないか?・・・・・いや、あの後ろ姿は・・・・・・・」
「コスタ・デル・ソルには似合わない黒マント・・・・長い銀色の髪・・・・・あれって絶対・・・・・・・・・ですよね?」
「セ、セフィロス、様??」
「きゃい〜〜〜〜〜〜ん!!くじびきに負けていやいや班長についてきてよかった〜〜〜〜〜☆これならたとえクラウド様にお目にかかれなくても(バキッ!!( −_−)=○()゜O゜)アウッ!)」
「おまえはそれでもクラウド様のファンか!セフィロス様はクラウド様の敵なのだぞ!!しかし・・・・・・・・そうだな・・・・・・・・・・せっかくだから話しかけてみようか」
「あ〜〜〜〜〜、なんだかんだ言って、班長もセフィロス様にお会いできてうれしいんでしょう???」
「ば、バカ言え!これは偵察だ!!敵情視察をしてその情報をクラウド様に流せば、きっと喜んでくださる・・・・・・・・・・」
「もう、素直じゃないんだからあ」

×

「あの〜〜〜〜〜まいど(^^;。釣れますかあ?」
セフィロス「誰だ!」
「あう〜〜〜〜〜(やっぱりコワイ〜〜〜〜)。いえ、私たちは単なる通りすがりの・・・・・・・・・」
セフィロス「クラウド・コピーたち、だな」
「はうっ!!な、なぜご存じなので(^^;」
セフィロス「当然だ。私はいつでもクラウドのそばにいる」
「そ、そうでした、ね(とゆーことは、我々がしたあんなことやそんなこともセフィロス様につつぬけ??こりはまずい・・・・・・・・・(--;)」
セフィロス「ところで、おまえたちはリユニオンには参加しないのか?」
「はい?リユニオン??」
セフィロス「他のコピーたちはゴールドソーサーにいる。クラウドも・・・・・・・・・・」
「ええっ??ホントですかあ???」
セフィロス「・・・・・・・・・なるほど、おまえたちには参加資格はなさそうだ」
「いや〜〜〜〜〜!!そんなこと、ないです〜〜〜〜〜!!私たちは失敗作なんかじゃない〜〜〜〜〜〜(T^T)」
セフィロス「自覚したのか・・・・・・・・・。ならば、クラウドを追うがいい」
    しゅぴーん・・・・・・・・・・・・ころころころ。
「はっ!!セフィロス様が消えた!!」
「い、今のは、夢だったのでしょうか・・・・・・・・・」
「いや、夢なんかでは・・・・・・・・・こんなところに見たことのない色のマテリアが」
「セフィロス様のおくりもの、ですね。・・・・・・・・・はああ、ボンビーな私たちのマテリアと違って・・・・・・・きれい」
「しかし、クラウド様、どうしてゴールドソーサーなどに・・・・・・・」
PHS『(プルルルルルル・・・・・・・ぴっ)あっ、はんちょ〜〜〜〜〜、私たちの勝ちですわ☆クラウド様、おいでになりましてよ〜〜〜〜〜〜☆』
「クラウド様、ほ、ほんとーにゴールドソーサーにおられるのか??」
『あれ〜〜〜〜、私たちがゴールドソーサーにいるって、よくわかりましたね』
「セフィロス様が・・・・・・・・いや、なんでもない。わかった、我々もそちらに向かう!(ぴっ)」
「・・・・・・やっぱりクラウド様の敵なんでしょうか、私たち・・・・・・・・・・・・」
「そんなことはどうだっていい!クラウド様にお会いすることのみが重要なのだ!!」
「はいはい・・・・・・・・(そーゆーことにしておかないと、やってられませんよね(--;)」



∴∵へ(^^へ)(ノ^^)ノ∴∵∴∵へ(^^へ)(ノ^^)ノ∴∵



「で、なんでおまえたちはゴールドソーサーなんかにいるんだ??五番街の教会かニブルヘイムあたりが出現率が高いだろう、って言ってなかったか??」
「ええ。でも、どうせクラウド様にお会いするのならいっしょに遊びたいなあ、なんて思いまして。それで急遽予定を変更したんです☆」
「で、チョコボレース場にいる理由は(--;」
「うふふ。だって、ねえ」
「ねえ☆」
「シューティングコースターに乗るには、GPがいるじゃないですか!だから、壱番てっとりばやくGPが稼げるにちがいないここで・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「シューティングコースター??」
「もう、班長、かんじんなとこでどんかんなんだからあ。クラウド様のことだから、シューティングコースターでも、ねえ」
「ねえ☆」
「・・・・・・・もしかして、クラウド様を酔わせて遊ぼう、などと考えてるんじゃないだろうな!!」
「ぴんぽ〜〜〜〜ん☆」
「おまえたち、それでもクラウド様のファンか!!そんなことを・・・・・・・・・・・(--#)」
「きゃ〜〜〜〜〜、いや〜〜〜〜〜!!!ぶたないで〜〜〜〜〜〜〜え!!」
「やろう!」
「え?」
「ええっ??」
「なにはさておき、GP、だな」
「・・・・・・・・・(発想の転換の早い人・・・・・・)」
「チョコボレースに我々のなけなしのギルを賭けることはないぞ。ディオを脅せばGPの千や二千・・・・・・・・・。ヤミGP屋の出現率を上げることもできるが、まあ、それはやめておこう。けっこーギルをぼったくられるし、なんと言っても我々には、ヤミGP屋が出るとクラウド様が酔わない、というジンクスがあるからな」
「まあ、班長、ディオちゃんを脅すネタまであるんですか??」
「フッ・・・・・・・・。ヤツの王様道楽、ヨメさんにバレた後も続いている証拠を私は握っている・・・・・・・・」
「(それで班長ったら、ヘンなマテリアばっかり持ってるんですね・・・・・・・・)」
「そーゆーことだから、こんなとこでのんびりしている理由はない!さあ、スピードスクエアに行くぞ!!」
「班長班長!!そんなにあわてないで!第3レースだけは賭けましょうよ!クラウド様が愛鳥・ボコに乗って出走されるんですよ!!」
「なに??それを早く言え!!では、第3レース、500ギル賭けることを許す!」
「(それじゃSランクチョコボ券一枚しか買えない・・・・・・・・・ま、いいか)」
「で、ボコとどれに賭けるんだ?」
「トウホウくんも出るんですよ。だからここは、手堅くボコ・トウホウフハイの1−3で行きましょ☆トウホウくんがいるんでは1位は難しいけど、2位ならだいじょぶでしょう」
「あっっ!ねえねえ、みなさま、あちらにオヤジ二人組がいましてよ☆」
「シドおやじさまとバレット殿ですね☆をや!あの方たちもチョコボ券を買うようですわ」
「手には競チョコボ新聞、耳には赤えんぴつ・・・・・・・・・。似合いすぎる(--;」
「あの方たち、どれに賭けるんでしょうか?ちょっと様子を見てきましょ」

×

バレット「おい、シド、もう決まったか?考えることはねえだろうが。1−3で買いだろう」
シド「あ〜〜ん?そんな本命中の本命を買ったっておもしろくねえじゃねえか。やっぱりここのところはだな・・・・・・・・」
バレット「穴狙いか?穴ってのは当たってこそ華なんだぜ。こんな手堅いレースでムチャしなくてもよお」
シド「手堅いだあ?クラウドとジョーがいっしょに出るレースのどこが手堅いって?このレースはだな・・・・・・・・(かきかきかき・・・・・・・う〜〜〜ん・・・・・・・・・かきかきかき・・・・・・・・・・・)おし!決めたぜ!2−4に1万ギルだ!」
バレット「おい、シド、マジかよ!!当たれば『まほうカウンター』の超大穴だぜ!!」
シド「うるせえ!ぐだぐだ言ってねえでさっさと買ってこい!おめえ、自分がリーダーってタマじゃねえことは自分で言ってただろうが!ここんとこはオレ様のリーダーシップを信用しろ!」
バレット「(ギャンブルとリーダーシップって関係あったかあ?)そんな大金、はずれたらどうする」
シド「はずれたら、一生マリンちゃんの下僕になってやらあ」
バレット「お〜〜〜〜し!その言葉忘れるなよ!」

×

「ああ〜〜〜〜〜、シドおやじさまったらなんてことを!」
「クラウド様に賭けないなんて・・・・・・・・。それでもいっしょに戦う仲間なの!」
「(そう言う私たちは、なぜここにいるんでしょうね・・・・・・・・・・・・)」
「あっ!みなさまみなさま、出走の時間になりましてよ!!チョコボ券はちゃんとお買いになりましたわね?さ、急いでモニターの方へ!!」

×

『各鳥いっせいにスタートしました!第1コーナーを抜けたところで先頭はツインダンサー、そのあとをデビルメモリーがぴったりとついています・・・・・・・・・・第2コーナーでトウホウフハイがトップに出た!トウホウフハイ、強い!あっと言う間に5鳥身リード!続いてボコが集団から抜けた!トウホウフハイを追う!熾烈なトップ争いだ!第3コーナー・・・・・・・・・ああっ、ボコ、トウホウフハイに激突!トウホウフハイ、コーナー外周にはじきとばされたあっ!トウホウフハイ、すぐさま体勢を立て直し・・・・・ああっ、負けじとボコに体当たり!熾烈な体当たり合戦が始まった!!そのすきに再びツインダンサーがトップにたった!!続いてサウスゲージ!そのまま第4コーナー通過・・・・・・・・・・・・・・』

×

「・・・・・・・・・・・・・・負けた」
「・・・・・・・・・・・トウホウくんには勝ったけど・・・・・・・5位」
「・・・・・・・・・・・・・・・・信じられない・・・・・・・・・・」
「あっ、クラウド様がお戻りになりました!・・・・・・やっぱりお元気がありません・・・・・・・・」

×

シド「おう、クラウド、お疲れさん」
クラウド「・・・・・・・・・すまない。ぼろ負けしてしまった」
シド「あ〜〜ん、いいってことよ。おかげでずいぶん稼がせてもらったぜ」
クラウド「はあ?」
シド「おめえさんのことだから、ムキになってジョーひとりを目の敵にすると思ってたが・・・・・・・あんのじょう、な。これから配当もらってくるが、マテリアとGP、どっちがいいんだ?」
クラウド「・・・・・・・・・・・・・・・・・(((((((((((( ;--)スゴスゴ」

×

「そうだったのか・・・・・。さすがはシドおやじさま。クラウド様の性格をよくご存じで・・・・・・・・・・・・」
「私たちって、まだまだ甘いんでしょうか・・・・・・・・・・・」
「あれっ???で、失意のクラウド様はどちらに??」
「ワンダースクエア方面に向かわれました!追いましょう!!」

×

「クラウド様、どのゲームをされるおつもりだろうか??」
「潜水艦・・・・・・は通過しましたね、と〜ぜん。すのぼ・・・・・でも、ない。あっっ、やっぱりG−BIKEよね☆」
「クラウド様のバイクテクニックは逸品ですもの☆」
「こっちでは敵に体当たりしても誰にも怒られないし☆」
「ねえ、みなさま、神羅ビル脱出の時のクラウド様のステキなお姿、思い出しません?」
「そうね。・・・・・・・・クラウド様、ホントーにカッコよかった・・・・・・・・・・。私、あれでクラウド様のファンになったんですのよ」
「私も・・・・・・・・・☆」
「最近、ちょっと忘れてたけど・・・・・・・・・・(^^;A」
「バイク・・・・・・いいわあ。クラウド様とふたり、風を感じたい・・・・・・・・・・」
「ハーディデイトナにタンデムシートはないですけど・・・・・・・・・・・」
「タンデムシート??なに、それ?おいしい?」
「(やーね、物知らずで)それもそーだけど、クラウド様と二人乗り・・・・・意地でも・・・・・・・・・・・」
「クラウド様の背中にぴったり・・・・・・・・・あ、リミットブレイクしそう」
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「だめ〜〜〜〜〜〜!!クラウド様の背中にしがみつくのは私よ〜〜〜!!!」
「なによ〜〜〜〜!ちょっとバイクの免許持ってると思って!!それならひとりで乗ればいいのよ〜〜〜!!」
「私なんて、タンデムシート乗りLV14リミットブレイクよ!あんたたち、ケガしないうちに引っ込みなさいよ!!」
「なんだかよくわかんないけど、クラウド様にしがみつきます〜〜〜〜う!!」
「ごちゃごちゃヌカすな〜〜〜〜〜!!班長の私が壱番のりに決まってるじゃないか〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」

−−−−−−−インターミッション−−−−−−
ただいま電波障害が起こっております。回復まで少々お待ちくださいm(_ _)m。

「(ゼエゼエ・・・・・・・)とりあえず、やめないか?」
「(ハアハア・・・・・・・・)そ、そうですわね。こんなとこで混乱・同士討ちで全滅は恥ずいですわ」
「(フウフウ・・・・・・・・)どうせ全滅するならクラウド様のリミット技でしたいですもんね・・・・・・・・・」
「やはり、ここのところは、クラウド様のプレイをじっくりたんのー、とゆーことで」
「でも、声援くらいはいいですわよね☆」
「そうだな。では、全員声をそろえて、エアリス姫のものまねで」
「きゃ〜〜〜〜〜〜、クラウド、がんばって〜〜〜〜〜〜!!」
クラウド「(ぞわっ・・・・・・・・・・な、なんだ、急に寒けが・・・・・・・あっ、しまった、赤バイクに抜かれた!)」
「ああっ、どうしたのでしょう、中盤までカンペキだったのに!」
「あっ、またトラックが攻撃されてます!あああっ、点数がどんどん減っていく・・・・・・・・」
「いや〜〜〜〜〜〜、クラウド様〜〜〜〜〜〜〜!!!」
「2250点・・・・・・そんな・・・・・私でも8000点くらいはとれるのに・・・・・・・・・・」
「クラウド様・・・・・・また落ち込まれてしまった・・・・・・・・・・・」
「ああ・・・・・おなぐさめしたい」
「ゴンドラでゆっくりと・・・・・・・・・」
「ゴンドラ・・・・・あれも、二人乗り・・・・・・・・・・・・」
「こら〜〜〜〜〜!!また同士討ちするつもりか〜〜〜〜〜!!」
「そうよそうよ!第一、ゴンドラはエアリス姫専用施設ですからね!!(そのくらいは言っておかないと、また姫のジャマが入りそう(--;)」
「そうね・・・・・・・・しばらくそっとしておいてさしあげましょ。−−−−で、その間につぎなる作戦に」
「そうだった!だいたい我々は、どうしてチョコボレース場に行ったんだったけか?」
「そうですよ!では、マジメに(?)。−−−−どうやってクラウド様をシューティングコースターにお連れします?」
「クラウド様、シューティングコースターも嫌ってますからねえ。潜水艦以上に」
「シューティングそのものはお上手なんですけどお」
「やっぱり、バトルのお仲間のひとりにスパイになっていただこうか」
「スパイ?ケットですかあ??またリーブFCにタコ殴りにされるの、私はイヤですからねっっ!!」
「いや、今度は生身の人間に。うまくやればスパイしてくれそうなのが、ひとりいるではないか!(( ̄ー ̄)ニヤリ)」




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