-> English


リデル 「きをつけー!
みなさん、おはようございます」

おはよーございまーーす!
リデル 「それでは、えんちょうせんせいのあさのおことばです。
さあ、お父様」
園長先生 「う、うむ・・・・・・・・・・・。
あー、きょうもいちにちげんきで、がんばりましょう」

はーーーい!



「ほんとにこれでよかったんすか?」
ダリオ 「はははは、見ろ!子供たちのいきいきとした顔を!殺ばつとした世の中がウソみたいじゃないか。これから、時代をつくっていくのは確実にこの子たちだよ。大佐もそのことはよく分かってらっしゃる。
そうですよね、大佐殿」
蛇骨大佐 「うん?いや・・・・・・・・・・・・あはははははは」

「少年龍騎士団でもつくりますか」
ダリオ 「あはははははは。リデルにはないしょだぞ」

「あはははははは」
ダリオ 「あはははははは」

「あはははははは」

「ここの運営資金はどうするんですか?」
ダリオ 「心配するな、すでにそれも手は打ってある」

「ああ、例のアレですか・・・・・・・・・・・」
ダリオ 「でも、リデルにはないしょだぞ」

「あはははははは」
ダリオ 「あはははははは」
リデル 「え?なに?どうしたのですか?」
ダリオ 「そのうち、リデルにも出てもらうかな」

「あっ、いいっすねー。オレ、毎日行きますよ」
ダリオ 「あはははははは」

「あはははははは」










セルジュ 「フッ、この街も死に絶えようとしているな・・・・・・・・・・・。この間までの活気がうそのようだ・・・・・・・・・・・・・・・・。もっとも、すべての元凶はオレにあるんだがな。ククク・・・・・・・・・・・・。
さてと、手始めにどこからやろうか・・・・・・・・・・・・?」
ツクヨミ 「セルジュ・・・・・・・・・!」
セルジュ 「どうした、ツクヨミ・・・・・・・・・・?」
ツクヨミ 「あたい、歩きっぱななしで疲れちゃった。どこかで休もうよ」
キッド 「オレも同じく、だ」
セルジュ 「フッ・・・・・・・・・、よかろう。あわてることなど、何一つないのだからな。だが、この街で休めそうなところなどあるのか・・・・・・・・・・・?」
ツクヨミ 「あそこのお店は開いてるみたいだよ」
セルジュ 「ほう・・・・・・・・、確かに。よくもこんな時世にやっていられるものだ。まぁ、こちらとしては助かるがな。では、情報収集も兼ねて入ってみるか・・・・・・・・・・・」


セルジュ 「ほう・・・・・・・・、なかなかいい店じゃないか。なぁ、お前たち?
ママ・・・・・・・・・、3人だけど案内してくれるか?」
ルチアナ 「ようこそ、バー蛇骨へ!さ、カーシュ、マルチェラ、お客様たちのお相手してあげて」
カーシュ 「さぁ、きれいなお嬢様方、こちらへ・・・・・・・・・・・・・」
マルチェラ 「シブいお兄さんはあたしがお相手してあげるわ・・・・・・・・・・・・・・」
カーシュ 「ご注文をどうぞ・・・・・・・・・・・」
セルジュ 「とりあえず、ビール。生でな」
ツクヨミ 「セルジュ、オヤジだなぁ!
・・・・・・・・・・・・・・・・!
そっか、中身はヤマネコ様だもんね、しょうがないっか」
キッド 「オレ、苦いからビールはいやだな・・・・・・・・・・。なんか気のきいた飲み物とかないのかよ?」
カーシュ 「当店自慢の”ギャラクシーナイト”はいかがでしょうか?ベースは青リンドウでして、まろやかなのどごしと上品な甘みが絶妙でございます・・・・・・・・・・・・」
キッド 「うん、オレ、それでいいや」
ツクヨミ 「う〜んと、あたいは”いいここち”をカンしてちょうだい・・・・・・・・・・。あ、ウメボシ入れるの、忘れないでね」
セルジュ 「ツクヨミ・・・・・・・・・、おまえの方がよっぽどオヤジだぞ・・・・・・・・・・・」
ツクヨミ 「え〜、だってあれ、ウメボシつぶして飲むとおいしいんだよ!」
マルチェラ 「ねぇ、あたしも”ギャラクシーナイト”欲しいなぁ・・・・・・・・・・!注文してくださらない?」
セルジュ 「よし、それもう一つ追加な。とりあえず以上で」
カーシュ 「かしこまりました
オーダー入ります!”ギャラナイ”、ツー、”いいこ”ホットにウメ、ワン。以上よろしくお願いします!」
ソルトン 「了解であります!!」


ルチアナ 「いらっしゃい!
ホラ、新規さんよ、シュガール、頼んだわよ」
シュガール 「り、了解なんだな!
こ、こちらへどうぞなんだな!
ご、ご注文をどうぞなんだな!」

「トリアエズ、コノ箱ノ中ニアル液体ヲ全部持ッテコイ」
シュガール 「は、箱・・・・・・・・・・・?え、液体・・・・・・・・・・?み、店にある飲み物を全部持ってくればいいんだな?了解したんだな!」


セルジュ 「変わった客だな・・・・・・・・・・・・」
ツクヨミ 「他のお客さんなんてどうでもいいんじゃない?ささ、飲み物も来たとこでカンパイと行こうよ!」
セルジュ 「そうだな・・・・・・・・・・・・。
では・・・・・・・・・・・、わが栄光を祝って・・・・・・・・・・。カンパイ!」


セルジュ 「・・・・・・・・・これだけ飲んだのは久しぶりだな。お嬢さんも満足かい?」
マルチェラ 「もう一杯いただけるかしら・・・・・・・・・・」
セルジュ 「まだ前のが飲みかけじゃないのか・・・・・・・・・・?」
マルチェラ 「もう・・・・・・・・・・、楽しいおしゃべりしてたらぬるくなっちゃったの!冷たいのが飲みたいじゃない!?」
セルジュ 「しょうがない・・・・・・・・。おい、もう一つもって来てくれ」



「ドウダ・・・・・・・・・・?何カワカッタカ?」

「ヤハリコノ星ノ生物ハ、ランクKアタリノヨウダナ・・・・・・・・・・・。コレラノ液体カラハ、特殊ナ物質ハ検出サレナイ・・・・・・・・・・・・・。早速本船ニ連絡シテ総攻撃ト・・・・・・・・・・・・・・」

「マテマテ、ソウアワテルナ。トリアエズ先行サセタワガ同胞カラノ連絡ヲ待トウ。コノ星ノサンプルニ同行シテイルハズダ・・・・・・・・・・・・。ソノ結果ヲ見テカラデモ遅クハアルマイ」

「ヨカロウ・・・・・・・・・。時ハアリアマルホドアル・・・・・・・・・」

「ポポポポ・・・・・・・・・!!」

「ポポポポ・・・・・・・・・!!」


キッド 「さぁ〜て、そろそろ出ねぇか?」
ツクヨミ 「あたいもさんせ〜い!セルジュ、ごちそうさん!」
セルジュ 「フッ・・・・・・・・・・・、分かった、分かった。ただし、これからも働いてくれよな?」
ツクヨミ 「分かってるって!」
セルジュ 「じゃ、お前らは先に外で待っててくれ。
兄さん、おあいそな」
カーシュ 「2番さん、お帰りです!」
ルチアナ 「お兄さん、会計はこちらで」


カーシュ 「わたくし、カーシュと申すものです・・・・・・・・・・。これからも是非ご指名を・・・・・・・・・・・・!こちら、お名刺です」


セルジュ 「いくらだ?」
ルチアナ 「これだけになります・・・・・・・・・・・・」
セルジュ 「どれどれ・・・・・・・・?これはまたずいぶんと飲んだようだな・・・・・・・・・・・・。おや、しかもひとけた間違ってるようだが・・・・・・・・・・・・」
ルチアナ 「いえいえ・・・・・・・、それでよろしいのでございます」
セルジュ 「おいおい、冗談じゃないぞ!こんな大金、持ち合わせてないぞ!」
ルチアナ 「払えないのであれば、こちらの相談室へどうぞ・・・・・・・・・・」
セルジュ 「こういうことはキチンと白黒つけないとな・・・・・・・・・・・!
お前、あの値段は法外だろう!訴えてもいいんだぞ!
!?」
ゾア 「・・・・・・・・・・・・。さて、白黒つけようか」
セルジュ 「!!
・・・・・・・ぼ、暴力バー!オ、オレとしたことが・・・・・・・・・・・・不覚!!」


カーシュ 「フフフ・・・・・・・・・・。今回のもちょろかったな」
マルチェラ 「今月分のノルマは達成できそうね・・・・・・・・・・・・・」
カーシュ 「あぁ、なんとかな・・・・・・・・・・・・。しかし、いつんなったらまた大暴れできるんだ・・・・・・・・・?いい加減あきてきたぜ!」
マルチェラ 「とか言ってるけど、ホストもまんざらじゃないんでしょ・・・・・・・・・?」
カーシュ 「そ、そんなことはねぇぞ!」



BACK