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ツクヨミ 「あ、おっはよ〜、ヤマネコ様!あたいの夢、見てくれた?ウフフ。
さぁ、今日も一日楽しくやろうね!」



「おう、おはようさん、ヤマネコ、ツクヨミ!」
ツクヨミ 「おはよ〜、おじさん!今日も井戸掘り、がんばってね!」

「ガッハッハッハ!まかせとけ!」
ツクヨミ 「んじゃあね」



「あ、ヤマネコさん、おはようございます。良い天気になりましたね。さぁ、新生マブーレのために、今日もモリモリ働きますよ!」
ツクヨミ 「へぇ。感心、感心。ま、その調子でがんばりな」

「へへへへ!」



「あっ!ヤマネコにいちゃん!ねぇねぇ、あそぼ!あそぼ!」
ツクヨミ 「ダメダメ、ヤマネコ様は忙しいんだよ。そんなひまな〜いの!」

「ツクヨミねぇちゃんに聞いてんじゃないも〜ん。べぇ〜だ」
ツクヨミ 「こんのぉ・・・・・・・・・・・。べぇ〜だ」

「あっはっはっは」



「ヤマネコくん、ツクヨミちゃん!」
ツクヨミ 「おはよう、雑貨屋のおばちゃん!」

「ハイ、おはよう!ねぇねぇ、お店の品ぞろえも良くなってきたから、今度何か買物でもしてちょうだい!サービスするわよ!」
ツクヨミ 「うん、また今度ね、おばちゃん!」


ツクヨミ 「ふぅ・・・・・・・・・・」
イレーネス 「フフフ。人気者ですね、ヤマネコさん」
ツクヨミ 「人魚のねーさん、おはよ!あ、そうだ。この間の人探しの件、まかせておいてね」
イレーネス 「まぁ、では引き受けて下さるのですね。よろしくお願いします」
ツクヨミ 「それぐらい、ヤマネコ様なら朝飯前だよ」
イレーネス 「フフフ。頼もしいのですね。では、失礼します」
ツクヨミ 「じゃあね」


ツクヨミ 「さぁて、今日は何をする?
ん?
あ、おはよー、賢者のじいさん!」
賢者 「おう、おはよう、ヤマネコ、ツクヨミ。
この地に来てから早数カ月、すっかりここの生活にも馴染んだようじゃな。復興工事も順調に進んでおるし、みんなお前さん方のおかげじゃ」
ツクヨミ 「そりゃあ、そうよ。なんたってヤマネコ様なんだから!ねっ?」
賢者 「フハハハハ。
それはそうと、折り入って相談があるのだが」
ツクヨミ 「なあに、相談って?」
賢者 「うむ・・・・・・・・・。
このマブーレは、お前さんを中心に、良くまとまってきておる。それに皆、物事を前向きに考えるようになった。今なら我らの・・・・・・・・・古い価値観を変えられるかも知れぬ。これからは、人間たちとも対等に付合っていかねばならぬだろう。それには、わしのような年寄りではなく、若いリーダーが必要なのじゃ」
ツクヨミ 「あら、それってひょっとして?」
賢者 「ああ、そうじゃ。・・・・・・・・・・お前さんがこのマブーレの長になったとき、我ら亜人の世界は新しく生まれ変わる・・・・・・・・・・・・。かつて繁栄していたころとは、また違った輝きを放つ・・・・・・・・・・・・・。わしは、そんな気がしてならんのだ」
ツクヨミ 「へぇ、じいさんも見る目があるね。ヤマネコ様、なっちゃいなよ、マブーレの長に。あたいも力になるよ!」
賢者 「まぁ、そんなに急いで答えを出す必要もないさ。お前さんに何があったのかは知らんが、しばらくのんびり暮らすのも良かろう。しかし、皆がお前さんを必要としているということも忘れないでおくれ。
では、失礼するよ」


ツクヨミ 「・・・・・・・・・・・・ねぇ、ヤマネコ様、その内、元に戻る方法も見つかるよ。でも、それまでは、ここで亜人たちのために出来ることをしようよ。ね?今やみんなに必要とされているんだよ、あんたは。外見がどうだろうと、あんたは、あんたなんだ。そして、みんなが必要としているのは、あんたの外見じゃなくて、あんた自身、あんたの心なんだよ。その期待に応えてあげなきゃ。あんただったら出来るよ!心配いらないって・・・・・・・・・・・・・・」



大丈夫、あたいが付いてるからさ
セルジュ・・・・・・・・・・・・・・








セルジュ 「ふん。誰が来たかと思えば、老いぼれの御一行か。一応、用件は聞いてやろう・・・・・・・・・」
ラディウス 「ならば言おうぞ!貴公の行ってきた悪行の数々、もはや見過ごすことは出来ぬ!これ以上、貴公の好きにはさせん!観念せい!」
ザッパ 「聞けば、おまえがアカシア龍騎士団を壊滅させたそうだな。ならば、息子の仇!この場で討ち取ってくれる!」
ファルガ 「俺も悪党だが、道理はわきまえてるつもりだぜ!同じ悪党として、おまえは許せねぇ!」
セルジュ 「ふん。お前らなどに構っていられるほどヒマではないのだが・・・・・・・・・・・」
キッド 「セルジュの邪魔はさせねー!このオレが相手だ!」
セルジュ 「・・・・・・・・・・・・という訳だ。しかし、この体に慣れる必要はある・・・・・・・・・・・・・。今日は特別に相手をしてやろう」
ラディウス 「行くぞ、悪党!」
キッド 「ハン!どっからでもかかってきな!」



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