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ソルトン 「どうかしたでありますか、ピエール殿?これからが本番であります!死にたくなかったなら気をぬくんじゃないんであります」
シュガール 「さ、さあ、行くんだな!ピエール!ソルトン!
ま、待つんだな、ヤマネコ!蛇骨大佐の恨み、忘れるんじゃないんだな!な、泣いてあやまるなら、今のうちなんだな。許してやらないけどなんだな!」
ソルトン 「さあ、ピエール殿、行くであります!」
ピエール 「実はわたくし・・・・・・・・。昨夜、ムッシュー・ザッパが開いてくれたパーティで少々食べ過ぎたせいかお腹を壊してしまったようです。走るとちょっとつらいのです・・・・・・・・・」
ソルトン 「・・・・・・・・本当に勇者なのでありますか?」
シュガール 「情けないんだな!!」
ピエール 「ま、待って!走らないでください!!」






シュガール 「お、おいっ、い、今のはなんだな!?いきなり空の上なんだな!
た、高いんだな!!こ、これ、もしかして空中に浮いてるんだな!?」
ソルトン 「今、すきとおっていたようであります、我々の体・・・・・・」
シュガール 「ま、まったくとんでもない砦なんだな。なぁ、ピエール?
!?
ピエール、大丈夫かなんだな?さっきからヤバイんだな!この先もトイレがあるのか分からないんだな!ガマンして行くんだな!」
ピエール 「心配要りません・・・・・・・・・。な、なんとかがんばります」
シュガール 「た、高い金払ってやったんだから頼むんだな!!」


シュガール 「お、おい!だ、誰か扉を開けるんだな!」
ソルトン 「ここはシュガール様が行くであります!」
シュガール 「か、勝手に決めるな、なんだな!」
ピエール 「ここはエレガントにじゃんけんで決めませんか・・・・・・・・・?それがわたくし達にふさわしい・・・・・・・・・・」
シュガール 「グ、グッドアイデア!さすが勇者なんだな!
それでは・・・・・・・・。
じゃんけん・・・・・・・・・・
ぽい!」

「・・・・・・・・・・・・」
ソルトン 「ピエール殿であります!」
ピエール 「はあ・・・・・・・・やはりお腹が・・・・・・・・・・!」
シュガール 「・・・・・・・・・しょうがないんだな、もう一回じゃんけんするんだな」
ピエール 「望むところです!」

「・・・・・・・・・・・・・・」









その後、この3人の行方を見たものはいないという・・・・・・・・・・



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