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レナ 「あ、帰ってきた!
おかえり、セルジュ!どうだった?」

「ああ、惜しかったよ。3メートル級のライオンザメがヒットしたんだがよ、もうちょっとのところで逃がしちまった」
レナ 「そうか〜、残念だったね。でも、すごいじゃない、セルジュ。本当に今まで家事手伝いだったの?」

「そうだよな。俺もこの商売は長いが、こんなに飲み込みの早いやつぁ、初めてだぜ。ホント、いい弟子とったぜ、うん。満点だ、満点」
レナ 「うんうん、満点、満点」

「将来、大物になること間違いねぇな、こいつぁ」
レナ 「うんうん、大物、大物」

「んでもって、レナを嫁さんにもらって、スッウィ〜トな家庭を築くってぇ寸法だ!へっ、まいったね!こりゃ!」
レナ 「うんうん、スッウィ〜ト、スッウィ〜ト。
・・・・・・・・・・って、おじさん!」

あばよ、セルジュ。

「ガッハッハッハ!照れるな、照れるな。」
キキ 「レナおねえちゃん、お顔、真っ赤だよ。」
レナ 「もう!知らない!」

「ん?どうしたい、セルジュ?
ああん?何か聞こえなかったか、だって?いや、別に何も聞こえなかったぜ。疲れてんだろ、きっと。今日は大捕り物だったからな」
レナ 「そうね。よし!帰ってお昼にしましょう、セルジュ。体が資本なんだから、モリモリ食べて、力付けなくちゃ」

「ハッ!ヘッ!もうまいったね、こりゃこりゃ!」
レナ 「あ〜も〜!茶化さないでよっ!」

「ガッハッハッハ!照れるな、照れるな」
キキ 「レナおねえちゃん、またお顔、真っ赤だよ」






キッド 「見つけたぜ!ヤマネコ!そこにあるのは、凍てついた炎だな!」
ヤマネコ 「きさま、ラジカル・ドリーマーか!」
キッド 「ルッカねえちゃんの仇だ!」
ヤマネコ 「フン!かえり討ちにしてくれるわ」


ヤマネコ 「グワワワワーー!!」


キッド 「ククク・・・・・・!あーはははは!
ついに、手にいれたぜ!!」






カーシュ 「きをつけー!
我がエルニドの新たな領主になられた、キッド大佐である!
大佐・・・・・・・・・・・」
キッド大佐 「む・・・・・・・・。
オレが今日からこのエルニドの偉大な領主様だ!
あーはははははは・・・・・・・・・」

「報告ーー!報告であります!
パレポリ軍がこちらへ向かって進行中であります!!」
ゾア 「うおー!!」

「えーー!!」

「なにーー!」
キッド大佐 「落ち着け!!野郎ども!!
こっちには、凍てついた炎がある!それに、このキッド様にまかせておけば大丈夫だ!!」
カーシュ 「整列!」
キッド大佐 「ガルディア王国なき後、のしあがりやがったパレポリの野郎どもに一泡ふかせてやるぜ!」
ゾア 「うおー!!」

「うおー!!キッド様ー」

「うおー!!キッド様ー」
ゾア 「うおー!ものどもつづけー!!」










その後・・・・・
キッド大佐率いるアカシア龍騎兵軍は・・・・・・
破ちくの勢いで近隣の国々を支配下に治め・・・・・・・・
一つの統治国家へと平定していった・・・・・・・・
アカシア大帝国のたん生である・・・・・・・・
初代帝王に即位されたキッド大佐の側には・・・・・・・・
常に凍てついた炎があったという・・・・・・・・



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