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仏説摩訶般若波羅蜜多心経 般若心経…真実の理法、すべての人がいかなる所でもいかなる時でも守るべききまり三世十方に通じる理法、のり、真、法則、ことわり、ことわりの力(倶舎論) 観自在菩薩 観…真理を観ずる。心静かな境地で世界のありのままを正しく眺めること。観念する観察する心静かな感想。瞑想、数息観の第四段階において知恵をもって観察すること。知恵をもって物事の道理を感知すること。 自…自ら、自己、自体。 在…含まれてあること。 行深般若波羅蜜多時…深般若波羅蜜多時を行じたまいし時。 深…教えの深遠なこと。 般若心…中道の理を照らす無分別智。 般…悟りを知る真実の知恵、真実を見る知恵の眼。 波羅蜜…「度」と解釈する。度とは渡った。到彼岸とは、彼岸に到ったの意。悟りの修行。悟りの道。悟りに到るための菩薩の修行。波羅蜜にしては施、戒、忍、進、定、慧、の六波羅蜜、またはこれに方便、願、力、智を加えての十波羅蜜をたてる。 多…経典はこの字を含む、「如来」の意味を持って解釈する。多いこと。充実していること。特優れていること。または過度に多いこと。 不垢不浄…不垢にして不浄 垢…けがれ、煩悩の異名。煩悩はその性質が不浄で心を染めけがれるゆえにいう。(倶舎論)根本煩悩がでて、その想いが特にけがれているものをいう。悩、害、六苦という。 般若心経の不垢不浄とはどのような意味かというと、今我々が住んでいるこの世には、きれいなものも、濁っているものも、すべては有りはしないと説かれている。それはずうっと先に戻っていくと苦という強い問題にぶつかってくる。この世にはきれいなものも濁っているものも無いというのが不垢不浄ということである。要するに、この世を眺めてみれば… 黄光龍説法 心に訴える般若心経(日常生活の生き方)より▲先頭に戻る |
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