| 買い物自転車後輪のタイヤ交換 2006/7/17製作 |
| < 下準備編 > | |
| <<目次>> 【準備編】 ・タイヤ・チューブのサイズについて ・使用工具 【分解編】 ・自転車をひっくり返す ・後輪車軸付近の分解 ・変速ワイヤーの取り外し ・車軸ナットの取り外し ・ブレーキワイヤーの取り外し ・左側車軸の部品組み付け順序 ・右側車軸の部品組み付け順序 ・チェーン引きの取り外し ・タイヤの着脱とリムテープ装着 |
【組み立て編】 ・チェーン引きの取り付け ・車軸まわりの仮組 ・チェーンの張り調整 ・ブレーキワイヤーの取り付け ・変速機の調整 <参考にさせて頂いたページ> ・シマノNEXUS インター3ハブ インターMブレーキ取扱説明書 ・自転車修理専門店 パンクレスキュー 自転車チェーンの張り調整 ・ちゃりんこはうす 内装3段変速機の調整 |
タイヤやチューブにはサイズがありますので、お間違えにならないよう、ご注意ください。買い物自転車の場合は、"24x1-3/8"、"26x1-3/8"、"27x1-3/8"の3種類が一般的です。始めの2桁の数字はタイヤの直径をインチで表しています。続く"1-3/8"とは、タイヤの太さが1インチ+3/8インチ、つまり、2.54+0.95≒3.5cmを意味しています。 |
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今回は米式バルブのチューブを使用しています。米式バルブは自動車やオートバイにも使用されています。バルブの種類につきましては、当サイト内の「タイヤに空気を入れる 各種バルブと空気入れの使い方」をご覧ください。 なお、一般的な買い物自転車には「英式」バルブが用いられています。どちらをお使いになっても問題はありませんが、前輪と後輪でバルブが異なると不便ですので、お間違えにならぬようご注意ください。 |
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また、リムフラップ(リムテープ)も事前に用意しておくと安心です。価格は200円前後です。タイヤが丸坊主になるくらい消耗していると、リムテープが切れかかっている可能性も考えられます。タイヤ・チューブと一緒に用意しておけば、作業途中に再びホームセンターまで買出しに行く必要がなくなります。 |
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今回使用する主な道具です。ポイントとなるのは15mmのコンビ(コンビネーションレンチ・片目片口スパナ)です。15mmは一般にほとんど使われることのないサイズです。そのため、セット工具に含まれていることは珍しく、別途用意する必要があります。 工具につきましては、当サイト内の「自転車整備用工具」にてご紹介しています。 |
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お菓子の空缶を使用すると、部品の紛失などのリスクを減らすことができます。 |
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チェーン引きを緩めたのち、後輪全体を前に押し出します。すると、チェーンが弛(たる)みます。 |
前の歯車(スプロケット)からチェーンを脱線させると、後輪を外しやすくなります。 |
後輪が外れました。 |
タイヤレバーは何でも結構ですが、百円ショップで販売されているものが入手し易いでしょう。ごく普通に使いやすい印象です。 |
タイヤやチューブの着脱方法につきましては、当サイト内の買い物自転車後輪のパンク修理をご覧ください。 |
タイヤを外した際には、リムバンド(リムフラップ)の状態をご確認ください。これはスポークの出っ張り凸からチューブを保護するものです。ゴム製の輪っかもあれば、左の画像のような厚手の粘着テープ状のものもあります。 最近はホームセンターの自転車用品売場に置いてあるのはリムテープのみというお店が多いようです。リムバンドは24インチ用、26インチ用、27インチ用と各サイズを用意しなければなりませんが、テープならば指定サイズはありません。 また、テープの方がパンク修理の際にもズレにくく、やり易いようです。 |
新品のチューブはぺちゃんこな状態になっています。これではホイールに装着しにくいので、ごく僅か空気を入れてあげるとタイヤに入れやすくなります。 |
| < 組立・調整編 > |
![]() それでは組立に入りましょう。チェーン引きの向きに注意しましょう。また、シャフトの2面が平行にカットされており、チェーン引きの位置は決まっています。 |
10mmボックスドライバがあると便利なのですが、選ぶ際にポイントがあります。それは「穴の深さが十分確保されているかどうか」です。チェーン引きのナットを回すとネジが飛び出してきます。穴が浅いタイプのボックスドライバの場合、ネジが穴の底に接触してしまい、ナットを回せなくなることがあります。 ベツセル(株式会社ベツセル)やアネックス(株式会社兼古製作所)の製品ならばこの点を考慮されていますが、格安品の中には対応していないものもありますのでご注意ください。 |
ブレーキワイヤー周りの組みつけです。初めて分解なさる場合は、ワイヤーの余分に飛び出ている長さを計測しておくと、組みつけをスムーズに進められるのではと思います。 ワイヤー固定位置を分解前と同一にすれば、アジャスターで「握りしろ」を調整せずに済むからです。 なお、スプリングを入れ忘れやすいのでご注意ください。 |
アジャスターは「調整ボルト」と「ロックナット」から構成されています。調整するときはロックナットを緩め、調整ボルトを回します。調整が終わったらロックナットを締めて固定します。調整ボルトを緩めていくと、ワイヤーが引っ張られます。逆に、調整ボルトを締めていくと、ワイヤーが戻っていきます。 |
その原理は「(インナー)ワイヤー」と「アウターワイヤー(筒)」の関係にあります。インナーワイヤーの長さは一定です。しかし、調整ネジを回してアウターワイヤーの長さが増せば、インナーワイヤーの飛び出し量は減ることになります。こうしてブレーキの初期位置を調整できることになります。 |
変速機の調整方法につきましては、中古自転車専門店ちゃりんこはうすの内装3段変速の調整を参考にさせて頂きました。マウンテンバイクのように6〜8枚の歯車(スプロケット)が円錐状に束ねられて、チェーンがその上を移動して変速するものは「外装式」と呼ばれます。 反対に、買い物自転車のように歯車(スプロケット)が1枚のみでありながら、本体内部の歯車(ギア)によって変速するものを「内装式」と呼びます。 内装式変速機は車軸から飛び出しているシャフト(プッシュロッド)の押し具合で変速しています。内部の構造に関しては、当サイト内の買い物自転車のリアハブOH 分解編をご覧ください。 左の画像の矢印の部分には、基準線が刻まれています。変速機を2段(平)にし、【シャフトの基準線】と【車軸ボルトの頭】を一致させた位置が適正なのだそうです。 |
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調整はアジャスターを回して行います。アジャスターを締めこむとワイヤーは緩みます。反対に、アジャスターを緩めるとワイヤーは引かれます。 |
空気を入れて完了です。今回の作業で一般的な英式バルブから、自動車やオートバイに使用される米式バルブに変更したので、エアゲージで空気圧を計測しながら調整できるようになりました。 |
初めての挑戦の場合は苦戦してしまうかもしれません。しかし、使用する工具もそれほど多くなく、ひとつひとつの作業を確実に押さえれば必ずしも不可能な作業ではないでしょう。今回題材にした自転車は1988年式なので、内装3段変速機は旧型になります。つまり、乗車した状態で左足側に装着されています。 しかし、新型の内装3段変速機は乗車時の右足側に装着されます。このように、現行機種とは多少の違いがありますので、分解前には必ず部品の装着状態の記録をお願いします。 |
| <Takaよろず研究所内の関連リンク> ◆買い物自転車のリアハブOH分解編 ◆買い物自転車のリアハブOH 組立編 ■空気入れ関連 タイヤに空気を入れる 手動空気入れ編 タイヤに空気を入れる〜エアコンプレッサ編 ■パンク修理 買い物自転車のパンク修理 実践編 買い物自転車後輪のパンク修理 自転車用新型バルブ |
<参考にさせて頂いたページ> ■自転車修理専門店 パンクレスキュー 自転車チェーンの張り調整 ■ちゃりんこはうす 内装3段変速機の調整 |
Takaよろず研究所http://www.geocities.jp/taka_laboratory/ 2006/7/17製作 2008/4/4修正 |