スペイシー100のメットインスペースについて 2004/12/25製作
ホンダ スペイシー100が当研究所に納車されました。これまでは97年式ホンダ ライブDIO(2ストローク50cc)に乗っていました。

スペイシー100は文字通り排気量100ccのスクーターです。125ccまでのバイクは原付2種(原動機付自転車2種)に分類され、税金・保険共に維持費が安く済みます。
◆参考リンク
ホンダ技研工業株式会社スペイシー100
株式会社アライヘルメットツアークロス

メットインを開けた状態です。後部には給油口があります。

メットインの大きさは97年式ライブDIOより若干小さいようです。底部にも凸があります。
別の角度から見た様子です。
アライヘルメットのアストロeです。サイズは"59-60"(L)、ごく普通の形をしたフルフェイスヘルメットです。
メットインの底に凸があるため、左の画像のような向きで入れることになります。
別の角度から見た様子です。
A4版のパイプ式ファイルは若干厳しいようです。メットインスペースの前方がゆるいカーブを描いているので、四角いものは角が引っかかってしまいます。

中身の書類なしの状態でギリギリ押し込めるような具合です。
メットインの内側の様子です。
アライヘルメット製 "ツアークロス"を入れてみる
ではツアークロスを入れてみましょう。サイズは"59・60"(Lサイズ)、バイザーは外した状態です。

ヘルメット底部を上に向けた状態ですが、底の凸が頭頂部に当たると同時に、チンガードがメットインの淵に引っ掛かってしまい収まりませんでした。
それでは頭頂部を上にして入れてみましょう。すると底部にチンガードがピッタリ収まります。

頭頂部もギリギリとはいえシートと当たって無理な力が加わる事はなく、きちんと閉まります。
横から見た状態です。バイザー無しでギリギリの状態ですので、バイザーを付けてしまうと入りません。

なお、バイザーを外した状態にするには、別途"TXホルダー"(1200〜1500円)を購入する必要があります。
ブレーキは日信工業株式会社製2ポットスライドキャリパーが装備されています。

スクーターに2ポットキャリパーが装着されるとは隔世の感があります。
"CHENG SHIN TIRE"というブランドのタイヤが装着されています。

Cheng Shin Rubber Ind.,Ltd


これからスペーシー100の購入を考えている方にとって、「4スト100ccでどれほどのパワー感があるのか?」という点が気になるところだと思います。

慣らし運転状態ながら実際に乗ってみると、2スト小排気量車(新旧Dio、DT50)に慣れ親しんできた私にとって、非常に不思議な加速感でした。2サイクルは「ビンッビンッ」と回転数を上げてピーキーに加速しますが、スペーシーは回転数がそれ程上がらずにトルクで「ブイィィィ〜ン」と車速が伸びてくというものです。

エンジン音は非常に静かです。2スト50ccスクーターが「バイ〜ン、バイ〜ン」という高周波な音なのに比べ、「ブロロロ…」と消音されており、50〜60km/hで流れている時はエンジン音よりもヘルメットの風切り音の方が気になるくらいです。

また、走行風がボディカウルの「風防」部分でかき分けられるので、膝から腰にかけての冷え方がずいぶん違います。

これが学生時代にあったなら随分通学が楽になったことでしょう。世の中の技術が着実に進歩している事を実感させられました。
2006/3/28補足
スペイシー100には大きめの荷台が装備されており、荷物を積んだり、ボックスを搭載する際に重宝すると思います。

しかし、このアルミ製キャリアは四角断面ではなく、"コ"の字断面をしています。下から見てみると、このキャリアがアルミ鋳物でできており、"コ"の字断面をしていることがご覧頂けると思います。

多くのバイクを詰め込む駅前駐輪場などでは、オーバイのキャリア部分を掴み、「よいしょっと」と持ち上げて引っ張り出したりする場合があります。そのとき、キャリアが"コ"の字断面をしていると、手に食い込んで痛かったりします。

何かを詰めるなり、巻くなり、何か対策できればと考えています。
2006/10/18補足 ツアークロス(TOUR CROSS)について
株式会社アライヘルメット製ヘルメット "TOUR CROSS"(ツアークロス)アルミナシルバーです。2001年2月に購入し、別売の「TXホルダー」(1,500円)を装着してバイザー無しで使用しています。

これまで使用してきたヘルメットは、アライ製フルフェイスヘルメット"ASTRO E"(アストロ イータ)1996年型、アライ製モトクロス用ヘルメット"MX-2"(1991年型)で、感想はこれらの機種との比較となります。
バイザーを開けた状態です。

開けたバイザーの下端は確かに視野には入ってきますが、同社のフルフェイスヘルメットと同等の印象です。

重さはアストロEよりも一回り軽くなっているように感じます。

ツアークロスの特徴のひとつとして、下方向の視野がフルフェイスヘルメットより広い点があります。

ジェットヘルメットの視野の広さには及びませんが、ある程度の視野を確保しつつ、チンガードで顎(あご)守られています。「ジェットでは不安に感じるけれどもフルフェイスでは視野が狭く感じる」という方にはちょうど良いかもしれません。
フルフェイスでは頭を少し動かしてメーターを確認するような場面でも、ツアークロスは目線を落とすだけで確認できる場合もあります。


ヘルメットの上部です。吸気ダクトが4箇所装備されており、それぞれワンタッチで開閉できます。

極端にスースーするようには感じませんが、ごく自然に快適でいられるような印象です。
要所要所に配置されたパッドで頭を包むような構造になっています。

アストロE(1996年型)では「面」で頭全体を包むような構造になっていましたが、ツアークロスは「島(パッド)」で支え、空気の通り道を確保しているようです。

オフロードバイクに乗るときは、街乗りでもモトクロス用ヘルメットにゴムバンド式ゴーグルを掛けるというスタイルをしていた時期があります。しかし、これでは鼻の頭周辺が剥き出しになるので、雨が降っている中を高速で走ると雨粒がチクチク痛く感じます。また、視野の狭さも気になっていました。

個人的にはツアークロスでこうした問題を解決することができました。

TAKAよろず研究所
http://www.geocities.jp/taka_laboratory/
2004/12/25製作 2006/3/28補足 2006/10/18補足追加2007/04/15更新
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