日立工機 変速ドリル D-10VH  2004/3/7製作
日立工機製変速ドリルD-10VHです。ホームセンターで取り寄せを依頼し、12,000円弱で購入しました。

D-10VHに関する情報は日立工機電動工具総合カタログ取扱説明書(pdf)にあります。特に取扱説明書には別売部品のサイドハンドル、ベルトフック等の部品番号が記載されています。ちなみにサイドハンドルは「コードNo.981205 サイドハンドル」です。価格についての記載はありませんが、私の場合は340円でした。
電動工具の売れ筋は充電インパクト/ドリルドライバーですので、影の薄いAC100Vドリルですが、必要となさる方もいらっしゃると思いますので、今回ご紹介することにしました。
サイドハンドルは左右のどちらでも装着が出来るようになっています。

サイドハンドルは別売りになっています。私が購入する時はハンドルの部品番号などが分からず、「これに適合するサイドハンドルもお願いします」と言って発注依頼しました。どんなハンドルが来るのか・価格はどれ位なのか気にかかりましたが、ツバ付のオーソドックスなもので、しかも価格は数百円と非常に安価だったので安心しました。
キーレスチャックは新潟が本拠地のユキワ精工製で、"YUKIWA SEIKO JAPAN"の刻印があります。

重切削は分かりませんが、3.2mmのキリで厚さ2mmの鉄板に百箇所開けるような作業でも問題ありませんでした。また、10mmホールソーを使用しても同様です。擬音で恐縮ですが、「キュッ」と締まって「パッ」と解除という感じです。
プラスチック製のケースが付属してきます。
ドリル本体には"Made in China"と書いてあります。
トリガーを握ったままグリップ左側面にあるボタンを押し込むと、トリガーがロックされます。トリガーを奥まで握りこむと解除されます。

また、握りこんだ際の回転数は、トリガー部のダイヤルを回すことで調整できます。

ドリル本体をしっかり保持しながらトリガーを微調整するのは意外と大変なので、この調整ダイヤルは重宝しています。
トリガーは人差し指と中指の2本で操作するようになっています。これも長時間の作業では疲労を軽減してくれます。

また、黒い部分は硬質のゴム状の素材になっていて、滑りにくくなっています。グリップ全体が樹脂なので、寒さの厳しい冬場の作業に助かります。(金属グリップだと冷たくて体温を吸い取られていくようです。)
本来ケーブルの一点だけに折り曲げを集中させないためのチューブですが、これのお陰で垂直方向へ穴を空ける際に電源ケーブルが切削地点に落ちず、後方へ逃げてくれます。

こういう細かい所まできちんと作られているのはさすがだなと思います。
2004/5/8追記
モーターのローター軸にボールベアリングが使用されているのかどうか気になっていた為、カバーを開けてみました。
ローター軸後部にボールベアリングを使用している事が確認できました。

後部カバーを外すだけでブラシに到達できます。消耗備品の交換を前提とした設計になっているようですね。
ボールベアリングはNSK(日本精工)製のゴムシールタイプでした。
日立工機製D-10C電気ドリルと、類似機種NU-DH4のローターです。
ローター軸の両端にボールベアリングが使用されています。
これは約20年に渡って業務に使用してきたものと聞いています。グリスアップさえすればまだまだ使用できたかもしれません。

(チャック周りの磨耗が酷かったために継続使用を断念しました)
これは某メーカーの小型ドリルです。軸受にはボールベアリングではなく、滑り軸受(メタル)が使用されています。

過酷な使用をなさる方にはボールベアリングを使用して耐久性を持たせたモデルが向いていると思います。

逆に、使用頻度が少ない上に、プラスチックや木材、アルミなど軟らかめの材質が中心の方はメタルを使用した小型軽量なモデルで十分かもしれません。適材適所の使い分けが良い結果を生みそうです。

TAKAよろず研究所
http://www.geocities.jp/taka_laboratory/

2004/3/7製作