Fedora Core 6リリース版にインストールして快調に使えています。
基本的にFC3-FC5までの要領と同様なのですが、インストールスクリプトにパッチあてが必要でした。
Linux版ATOKの前のバージョン(Atok X for Linux)のインストールについては、こちらのページへ
以下のように書いたばかりなのですが、Justsystem本家の「Fedora Core 6でのインストール方法」で、完璧なインストール方法が説明されていました。なんと、GTK-2.10用のモジュールも配布されていたという…
自分でFedora Core 6用にインストールした後にこのページが出来たのは知っていたのですが…とほほ。
というわけで、以下の内容は全てObsolateです。
Fedoraの追っかけをやめてFC6ベースのCentOS-5.2に安定移行したのですが、ATOK for Linux を使用していると firefox-3.0が起動直後にクラッシュするという現象に遭遇。調査の結果、インストールスクリプトが認識するGTK+のバージョンがGKT+-2.2またはGTK+-2.4のみであるため、GTK+アプリ用のモジュールがインストールされないことが原因でした。
対策として、iiimf-gtk24パッケージを強制的にインストールするように、インストールスクリプトを改訂しました。
ln -sf /usr/lib/gtk-2.0/2.4.0/immodules/im-iiim.so /usr/lib/gtk-2.0/immodules/ gtk-query-immodules-2.0-32 > /etc/gtk-2.0/i686-redhat-linux-gnu/gtk.immodules
ATOK for LinuxのCD-ROMをドライブに挿入すると、自動的に /media/ATOK_17_0_2_0 にマウントされる。手動でマウントした場合は、マウントポイントは適宜読みかえる。
yes | yum install libstdc++.so.5 wget http://www11.plala.or.jp/stoyama/z1linux/setup_for_fedora6_20080819 yes | sh setup_for_fedora6_20080819 /media/ATOK_17_0_2_0 wget http://www3.justsystem.co.jp/download/atok/up/lin/atokforlinux_update_17_0_2_1.tar.gz tar xzvf atokforlinux_update_17_0_2_1.tar.gz cd atokforlinux_update_17_0_2_1/bin/ wget http://www11.plala.or.jp/stoyama/z1linux/setup_atokupdate_for_fedora6 sh setup_atokupdate_for_fedora6
特定のユーザーだけでATOK for Linuxを使うには、"im-chooser"コマンドで「レガシーな入力メソッドを使う」を選択する。
全てのユーザーでATOK for Linuxを使うには、以下のコマンドを実行
ln -sf /etc/X11/xinit/xinput.d/xim.conf /etc/alternatives/xinputrc
上記設定を元に戻すには、以下のコマンドを実行
ln -sf /etc/X11/xinit/xinput.d/scim.conf /etc/alternatives/xinputrc
[Shift]+[スペース]キーでATOKのオン/オフを切り替えるようにするには、以下を実行しておく.
mv /etc/rc.d/init.d/IIim{,.bak} sed 's/^#export/export/' < /etc/rc.d/init.d/IIim.bak > /etc/rc.d/init.d/IIim chmod +x /etc/rc.d/init.d/IIim
service atokx2 start service IIim start
以上で、ログインし直せばATOK for Linuxが使える。
アプリケーションウィンドウにぶら下がって目障りなステータスウィンドウを消すには、まず、FC4の設定ツールを借りてきてインストールする。
rpm -ivh http://ftp.kddilabs.jp/Linux/packages/fedora/core/updates/4/i386/iiimf-gnome-im-switcher-12.2-4.fc4.2.i386.rpm
後は、各ユーザーで、"gnome-im-properties"コマンドで、「言語ステータスバーを有効にする」のチェックを外せば良い。
wget http://www11.plala.or.jp/stoyama/z1linux/uninstall_for_fedora6.sh yes | sh uninstall_for_fedora6.sh