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                  ホッキョクグマ ピース

                                                    H17-5-19

      去る1月28日(H17年)のテレビを視聴し、久々に感動しました。その事が未だ覚めて
     いません。
      NHK総合テレビで番組名は "にんげんドキュメント" です。サブタイトルは
                              "日本初 ホッキョクグマ哺育物語" です。
      久々に感動した番組です。ビデオテープに収め、何十回も見ました。
        
      物語の内容を簡単に説明しますと、動物園で生まれた北極熊を人間が哺育する物語
     です。

      その動物園は四国の松山市にあります、愛媛県立 とべ動物園 です。
      約6年前の平成11年12月に、その動物園でバリーバと云う北極熊が双子の赤ちゃん
     を出産します。地上最大の肉食獣(体重は300Kg前後と思います)の赤ちゃんとしては、
     想像出来ない程小さいのです。 人間の手の平より少し大きめです、その位の大きさしか
     ないのです。勿論目は明いていませんし、毛は産毛です。
     
      母熊のバリーバは、双子の1頭を傷つけて死亡させ、そして残るもう1頭を放棄します。
      動物園での出産は不安が伴う為 この様な行動をとる事もあるのだそうです。
      残された赤ちゃん熊は人間による哺育しかありません。そこで北極熊の飼育を担当し
     ておりました、高市 敦広さんが母熊の代わりになって哺育をするのです。

      高市さんは、子供の頃から動物が好きだったそうです。

      私は、以前当HPに 感性について(←クリック 別ウィンドーで開きます)を記載しましたが、その内
     容に 一生とする仕事は感性を主体に考えた方が良い と云う事を載せましたが、 真
     にその通りの人です。                

      高市さんは、戦時中動物が殺された事がありましたが二度とその様な事が無い様にと、
     その小熊に ピース と云う名前を付けました。                               

      高市さんは、昼は園内でそして夜は家で24時間付きっ切りで哺育しました。感染症が
     心配の為 家族にも手を触れさせなかったそうです。
      一月間は文字通り自分一人でピースを哺育したのです。夜鳴きするピースを一晩中あ
     やした事もあったそうです、しかも暑さを嫌う為、冬でも窓を開け放していました。                                   
     
      いままで 夜は家に連れてきたピースを 動物園に置かなければならなくなった事、夏の
     暑さを乗り切らす為、嫌がるピースに水泳を教えた事、原因不明の痙攣でピースの下半
     身が麻痺した事、高市さんがピースとのスキンシップが出来なくなった事( 万一の事を考
     え高市さんはピースの住居区内に入る事が禁止された為 )等 数々の試練を高市さん
     の愛情と それに応えたピースとが 二人(?)三脚で乗り越えてきました。

      番組の中で高市さんが語っていました事は、「母親だったら 今何をするのか」 その
     事を考えながら飼育したそうです。

       ピースは 現在5歳です。5歳になっても目は小さい時と変わっていないそうです、 目を
     見れば感情や体調など全てが分かると高市さんは云っていました。
      ピースの体重は300Kgです、万一の事を考え高市さんはピースの住居区内に入る事
     は禁止されています(前述)。
       しかし高市さんは鉄格子越しにピースと、目と目で話をしていると思うのです。

      人も動物も、真剣に愛すれば、心は必ず通じ合えると云う事です。

      最後に、ピースの生まれたばかりの姿、ピースの水遊び等12場面の動画を見る事が
     出来るサイトをご紹介し、終わりと致します。
    
           とべ動物園の ピースちゃん映像ライブラリー ←クリックして下さい
                (メモリーの関係と思うのですが、hang up する事あります)


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