千倉発 |
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酷酔夢譚 |
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1996.6.29- |
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で、七尾というところのフィッシャーマンズワーフ「能登食祭市場」というところに、進める人があったので立ち寄ったのですが期待はずれでした。もう少し市場の雰囲気を期待していたのですが水産加工土産屋の集まりという感じです。それに、飲食店(ほんの数店舗ですが)も11時にならなければ開店しないということでした。一頃のまち・むらおこしの結果なのでしょうが結局は中途半端という印象はいなめません。
これに対して輪島の朝市は、閉店間際に行ったのですが、リアリティがあります。人がいきいきしていてとても楽しいものでした。まちおこしは拠点主義ではなく、生活空間全体に結果が見えるのがよいということでしょうか。
やや話がずれますが、ドイツのロマンティックストラッセもむらおこしの一形態と私が理解しているアグリツーリズムの中から生まれたもので、その歴史(街なみの歴史そのものは古いのですが観光資源としての活用が最近のものということです)は決して古くはないようです。それでも人気があるのは、街道全体がテーマとしてとらえられているからではないでしょうか。